2009.12.13
風俗的視点を持つこと 13 Dec 2009
敬愛する勝見洋一氏の書籍からの長い引用です。
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コック志望者は、自分のやりたい料理の特徴をまずおおづかみに把握すべきなのだと思う。(中略)
まず、「この国の料理の特徴は何か」ではなく「ほかの国の料理とどう違うか」という視点だろう。前者は学問であり後者は風俗探求の視点だ。
だから、風俗的な見方なら、料理が自然や街とどうかかわっているかということがわかる。しかし、そうでない学問派は、フランス料理を作っても、いかにもフランスらしい味がいつまで経っても出てこない。まして料理から、パリの街の賑わいの雰囲気が感じられるわけがない。同じくイタリア料理を作っても、イタリアの田舎の光景がみえないし自然がまったく感じられない。イタリア料理からあの自然を剥ぎ取ったら、それはイタリア料理ではない。
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コック志望者をどの職種に替えても本質は通じるのだと思います。
「自社(あるいは商品)の特徴は何か」ではなく「ほかの会社(あるいは商品)とどう違うか」という風俗的視点を持つことで顧客や町とどう関わっているかが際立ち、絆軸が見えてきます。
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2009.12.02
日本一の感動リフォーム会社になる節目 2 Dec 2009
本日12月2日が「日本一の感動リフォーム会社になる」とビジョンをかかげるリフォームプロさんの創業記念日です。リフォームプロさんは2005年12月2日に登記していますので、今日で丸4年、数え年では5歳ということになります。昨晩はたいへん名誉なことに私と湯沢がこの記念すべき日の祝宴にご招待いただきました。
どんな会だったかというと「日本一の感動リフォーム会社になる」ために、まずは自分たちがありったけ感謝・感動・感涙する時間でした。
段取りは私が阿倍社長をレストラン・カシータに誘うというところから始まりました。阿倍社長は「創業記念日だからいつも社員のみんなと食事に行くからなぁ」と思っていると、なぜか社員の皆さんはそくさくと早く帰ったりそっけない感じです。阿部社長と合流して、カシータのテーブルに通されるとそこにリフォームプロの皆さんが勢ぞろい、阿倍社長がびっくり!という幕開けです。
社員の皆さんからは「阿倍社長、リフォームプロを創ってくれてありがとう。本当にお客様のために仕事ができる環境で嬉しい、ありがたい」というようなメッセージ、さらに親友から披露された昔話、お客様からの励ましの言葉、そしてお母さんからの手紙、さらに、、、、、、。感動しました。
ちょうど福島正伸さんの「理想の会社」を読んだところでしたが、リフォームプロさんに「理想の会社」をみているようでした。
「理想の会社」133ページから引用します
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社員同士が強い絆でつながっている。
みんなが信頼し合っている。
そのような環境にいる時、人はどんな苦しみにも耐えることができるだけなく、勇気がわき起こってきます。
人は、一人ではとても弱い存在かもしれません。しかし、本当に心からお互いが受け入れ、許し合っている関係の中では、人は無限に強くなることができるのです。
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リフォームプロの皆さん、日本一の感動リフォーム会社になってください。微力ながら精一杯応援します。
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2009.10.25
【自由】沈まぬ太陽 25 Oct 2009
「なあ、行天。会社って一体何なんだ? 俺たちは会社のため、仲間のために闘ってきたんじゃないのか?」、この理不尽さへの怒りは、遺族の悲しみへの畏敬に変わり、最後にはアフリカの大地をもやす沈まぬ太陽への畏怖に昇華していきます。
「沈まぬ太陽」を観ました。普段、映画をブログに書くことはないですが今日はこの映画のことを書いておかないといけないような気がしています。1985年8月12日の日航機事故は行方不明になったとの報道もリアルタイムでテレビで見ていました。翌日、墜落現場の映像が映し出され、4人の生存者が奇跡的に救出されたことも覚えています。
その後私は社会人として会社あるいは組織というものを知り、自らがその立場でもある経験もしてきました。そして今、日本航空の記事が毎日新聞の一面を飾っていてその行く末がどうなるか個人的にも関心がありますし、出張が多い私はこの航空会社の乗客になることもまれではないことから関心が向きます。
過去、現在そして未来、すべてこの事故との関連で自分の人生を振り返るような経験をし、同時に亡くなった方々とご家族の心境に同化し胸がしめつけられました。
この映画をみて航空会社は安全に乗客を運ぶことという基本価値に全力を集中しなければならない、そこからはずれるから間違いが起こる、と誰でも思うように思ったのですが、自分のことはどうなんだ?との自問も浮かびます。
SHIPは顧客である住宅リフォーム会社様に信頼をいただき、共に「人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造する」ことを追求していかなければならない、そういうことだとあらためて思います。
それぞれに想いが広がり自分とつなる映画だと思います。
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2009.10.18
ザガズー―じんせいってびっくりつづき 18 Oct 2009
妻に促されて隣の家でやっていた「大人のための絵本の読み聞かせ」に行ってきました。なるほど絵本は子供のものでもないし、何かの代用でもないし、絵本というジャンルなのですね。初めて体感しました。
90分ほどで6~7冊の絵本の朗読を観たのですが、読み方によって言葉に表情につきます。そうすると自然と絵も立体的に感じます。子供のころはこんな風に絵本を読んでいたのかもしれないなと思いました。
ザガズーという絵本を紹介します。
ジョージとベラという幸せなカップルにある日かわいいザガズーという名の赤ちゃんが届きます。二人はザガズーを放り投げて抱きとめあったりして喜び合います。そんなかわいいザガズーでしたが、ある朝突然「キイキキごえでなく、はげたか」になって二人は驚き悲しみます。するとまたある朝「てがつけられない、やんちゃな子ぞう」に変身して、これならはげたかの方がよかったと思います。翌朝は「どろだらけの、いぼいのしし」になってそこらをかけまわり、またあある朝には「おこりっぽい、火を吐く竜」に変身して、そのたびびっくりしてこれなら前の方がまだましだったといいます。するとそのうち、コミュニケーションがとれない「けぶかい、いきもの」になってしまいます。
でも、成長すると、「おぎょうぎのいい、わかもの」になって一安心。わかものは彼女を連れて両親に挨拶に来ます。そのとき、、、、。
驚きの結末までは書きませんがまさしく人生そのものです。若いカップルへのプレゼントにしようと思いました。
訳者は谷川俊太郎さんですが、学生時代に谷川さん訳のマザーグースを読んで絵本の世界観が変わりました。興味が沸いたら手にとって絵と文字を味わってみてはいかがでしょうか。
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2009.10.11
【自由】企業の立ち位置「第5の競争軸」(ピーター・D・ピーダーゼン) 11 Oct 2009
冬になると我が家から富士山が見えるのですが、今年は台風一過の翌朝から見えるようになりました。空気が澄んできたのでしょうね。
テレビではオバマ大統領のノーベル平和賞受賞の話題が多いですが、ノーベル平和賞がノーベル(スウェーデン)の遺言により隣国ノルウェイの選考委員会(ノルウェイ・ノーベル委員会)に選考がゆだねられているというのは今回初めて知りました。この仕組みを前提に考えると、この決定の背後にある企画心・演出心は感嘆ものだと思います。
今朝の日経朝刊「エディオン、太陽光発電設備を本格販売 年5000件受注目指す」、つい先日、太陽光発電の訪問販売の被害が報道されたばかりでしたが、信用面で勝負すればエディオンのような上場企業で知名度のある企業が有利でしょうね。
仕組みは従来のまま、販売する商品だけが変わっているという現象がイメージされます。
SHIP的思考になりますが、中小企業がそんな企業戦略に勝つためにはどうするか?
例えば「第5の競争軸」(ピーター・D・ピーダーゼン)にそのヒントはあると思います。同書23ページから引用します。
==(以下引用)
これまで、企業が高い競争力を持ち得るか否かの決め手だった四つの競争軸-「自己変革力」「マーケットシェア」「価格」「品質」-に加え、二一世紀市場では生存・発展するために、新たなる「第5の競争軸」の理解と行動への落とし込みが必要不可欠となる。(中略)一言でいえば、それは「環境革新(グリーン・イノベーション)」と「持続可能性(サスティナビリティ)の追求」というものである。これらはもはや「慈善感覚」(メセナ活動)や「企業の社会的責任」(CSR)という観点から取り組みものに留まらず、企業の存続そのものを大きく左右する決定的に重要な新しい市場原理となりつつある。
==(ここまで)
選択される仕組みそのものが変わって行くことを意識して、自らを「環境革新(グリーン・イノベーション)」と「持続可能性(サスティナビリティ)の追求」の中心に置くというイメージを私は持っています。自社の立ち位置の決定が戦略そのものだと思います。
11月17日のHaLAフォーラム2009でもその具体策について業種を問わず取り組める材料を提供します。みんなで取り組めればいいなと思っております。
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2009.08.19
居酒屋甲子園で感動 19 Aug 2009
曜日のテーマとしては【住まいの試着】なのですが、今日は居酒屋甲子園で感動しまくってしまったので、そちらを書くことにします。
先日のHaLAフォーラムで熱い講演をしていただいたてっぺんの大島さんたちが立ち上げた「居酒屋から日本を元気にする」ことを目的とした居酒屋甲子園は今回が第4回目だそうです。角田先生にお誘いいただき初めて参加してきました。
飲食店は昨年は14万件開業し、17万件が廃業する業態だそうです。その中で居酒屋は一般論では不況に強い業態ではありません。景気の波が直撃し、通常であれば、今頃は萎んでいる店が多いのだと思いますが、居酒屋甲子園に集まる人たちの店はなるほど繁盛するだろうなと感じさせられます。居酒屋という業態を、外食産業ではなく、人を元気にする産業と定義しなおしているからかもしれません。
今回、一次予選参加者1,103店中、優勝した 創作和洋ダイニング OHANA 刈谷店さんのプレゼンですが、想いが熱いです。プレゼンされたすべてのお店に共通ですが、いつも想いを語っているのが伝わってきます。
今日、学べたことは
○店の従業員とお客の関係から人と人の関係に変わるとき
○お客様に「すいません」とあやまらせているのはおかしい??
○形から入るのはいいが、心を込めるところまでやらないと通じない
○アルバイトでも任せてみる、人は任せてみることで成長する
業態は違っても、すべてに通じるのは「仕事に熱心なだけではなく、お客様に熱心であれ」ということなんだなと角田先生の受け売りもありますが(笑)、あらためて思いました。
てっぺん女道場のプレゼンも涙がでました。そして大島社長「可能性のない人なんかいない、人が輝く店の手本になっていく」という熱い語り。
当日会場にいた5000人の参加者による投票で優勝が決まった瞬間です。本当に甲子園の優勝決定のようでした。
たくさんの学びとインスピレーションをいただいたイベントでした。ありがとうございました。
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2009.07.19
【自由】儲かる会社経営「2:8」の新ルール 角田識之著 19 Jul 2009
角田先生の「儲かる会社経営「2:8」の新ルール」を読みました。アマゾンキャンペーンということで以前も紹介しましたがそのときは中身は読んでいませんでした。読後の今は実に深い内容に感銘を受けています。本もいいですがプロジェクトXのような映像にも向いている内容だと思います。
「2:8」の法則は経営者・幹部クラスでしたら多くの人が知っていると思います。「結果の80%は原因の20%から生まれる」ということで、従業員も、顧客も、20%をより厚遇することで生産性を上げていくという結論に持っていく法則です。また、さらに分解すると「2:6:2」も法則化されていて、20%は極めて生産性が低い赤字ファクターなのでそこにはメスを入れる必要があるということも合わせて語られることが多いと思います。
しかし、角田先生のこの著作の「2:8」は同じ言葉を使っていても、会社改善の方向性がまったく違います。
そこには次の観点があります。(以下、青字が引用文です)
すべての産業がサービス業としての側面を持つ中、「サービス業とは掛け算評価」であるとよく言われている。
旅館業を例にあげると、予約、フロントでの受付、客室サービス、レストラン対応からお見送りまで各種の業務がある。チェックアウトまではとてもいい対応ができていたとしても、最後のフロント清算でミスをしてしまうと、それまでのサービスの努力が全くゼロ、もしくはマイナス評価になってしまう。だから、サービス業は足し算ではなくて掛け算で評価されるというわけだ。
会社が短期間黒字化すればいいということではなく、会社がお客様に感動していただきつづけるには、顧客接点の各プロセスが顧客感動を目指した連携が必須であり、そうなると会社は否応なしに黒字化する、という観点があるということです。
単なる生産性の高い20%ではなく、理念に共感した度合の強い20%から価値共感性を高めていって、それを全社に広めていって「掛け算」での顧客評価を勝ち取るというイメージが展開され、その実話としてアシザワファインテックさんが取り上げられています。
サービス業における掛け算とは、実は価値観の掛け算なのだ。
何を優先すべきか、あるいはこの場合にはどう対処することが正しいことかという価値観にばらつきがあると、そのばらつきのところから顧客満足のバトンが落ちていく。価値観のバリアフリー集団であることが重要だ。
「価値観のバリアフリー集団」とは素敵なイメージです。
結果として、社内では次のようなことが起こってきます。
百年委員会のメンバーに、この3年間の中での一番の変化は何かと聞いたところ、次のような答えが返ってきた。
「一番変わったのは従業員の態度だと思う。
以前は、定時がくると、横の部署は何やっているようだけど、とりあえず自分の部署は仕事が終わったのだから帰ろう、となっていた。今はたいへんそうだから何を手伝ってみようかと声をかけてくれる。これが一番のわかりやすい変化ではないでしょうか」と。
お客様の立場で「掛け算」であることが身体にしみこむと上記のようなことが起こるのだと思います。
角田先生はタイトルである「儲かる会社経営「2:8」の新ルール」を下記のようにまとめていらっしゃいます。
ルール1)革新波動は中心の一点から始まる
ルール2)火種を持った20%を使命感集団に変えよ
ルール3)20%が仕掛け人になって全員を革新の当事者に変えよ
ルール4)革新の成果がでるまで1)~3)のルールをやり続けよ
スタートは「中心の一点」、つまり
「一、我が社には、トップが心中してもいいと惚れ込めるだけの「本物の理念」があるだろうか?
二、我が社では、「理念と心中するトップの覚悟」が、万が一にでも薄れてきてはいないだろうか?」
から始まるということをあらためて知らされた本でした。皆様にぜひ精読をお薦めします。
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2009.07.12
【自由】秋田の初夏と梅の不作 12 Jul 2009
秋田に来ています。4月からは月に2回ほどは来ていますので、30年ぶりにこの地の季節の移り変わりを感じています。稲は青々として、8月の開花の時期に備えています。今日は、籠いっぱいに梅の収穫をしました。夜に姉や従兄の話を聞いていると秋田でも梅が不作だそうです。蜜蜂がいなくなる現象(ネオニコチノイドの影響)との関連が話題になっていましたがいよいよ信憑性がある話だと思います。船瀬俊介さんの「悪魔の新農薬 ネオニコチノイド」を読んでみてください。
さて、今日はテーマは自由なのですが、9日の夜に吉川社長にご案内いただいた名古屋の寅衛門http://www.draemon.net/、は面白かったですね。私たちは3人で客単価5千円だったのですが、それで「ここまでやるか!」を感じました。人のよっては2千円とかいうこともあるでしょうが、生活者のレベルでは確実に体験するサービスの質が上がっているのだと思います。気を引き締めて、私たちも自分らしさに立脚したサービスレベルをあげていかないといけないと思います。
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2009.07.09
【HaLA】アマゾンキャンペーン「社長!2割を変えましょうよ!儲かる会社経営2:8の新ルール」
HaLAプレジデントスクールの校長でもある角田識之さんの新刊「社長!2割を変えましょうよ!儲かる会社経営2:8の新ルール」が出ました。今日から11日までアマゾンキャンペーンです。HaLAなどで角田さんの感動、共感されたことのある人は一緒に、アマゾンで今すぐご注文ください。
内容を角田さんのメールから抜粋します。
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「生涯顧客が生まれる101のマジック」(明日香出版)、「普通の人が成功する絶対法則」(大和書房)に次ぐ第三弾の本書は、角田識之がこれまでのコンサルタント人生において得た全ての新創業支援のノウハウを、ここまで公開してもいいのか、と編集者に言わしめたほどの迫力で筆を進めた力作です。
「2:6:2」の全ての人材を活かして120%の成果を上げるのが「日本式経営の王道」と考え、「2:8の新ルール」の実践で、奇跡のV字回復を実現した中小製造業メーカーの事例を軸に、オーナー経営の無限の可能性を世に問う本となっています。
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コンサルタントの顧問先での実話とノウハウが詰まっている本なのだと想像できます。
アマゾンキャンペーンの内容は以下のとおりです。カシータのディナーペア券欲しいですね(笑)。
注意点は、10冊買われる人は、小分けに10回買ってください、ということのようです。
注文はこちらから ↓↓
「社長!2割を変えましょうよ!儲かる会社経営2:8の新ルール」
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●アマゾンキャンペーンへのご協力依頼
【7月9~11日ご発注者さま対象のプレゼント付き新刊キャンペーン】のお知らせです!
ご存知のように、ネット書籍販売の「アマゾン」では毎日トップセラー(注文冊数のベストテン)が表記されています。メルマガ読者の皆さまと、ゲームズマン感覚で一位獲得に挑戦してみたいと思っています。アマゾンでのご発注という形で共闘(共遊)いただければ、とってもうれしいです。結果は、出来るだけタイムリーにお知らせいたします。
■ご注意
なお、発注冊数は1冊でも100冊でも、一カウントの集計になりますのでご注意ください。お手数でも、一冊、一冊、小分けの形でご発注いただければ、助かります。
■ご発注サイト
→ http://janp.biz/2964
■ご応募方法
アマゾンでご注文頂きますと、アマゾンより「確認メール」が届きますので、「確認ナンバー」を臥龍までご転送ください。
転送先⇒ garyu@e-garyu.com
■対象期間
このプレゼントは、7月9~11日の間でアマゾンにてご発注いただいた方が対象となります。
■プレゼント
1.もれなく全員にプレゼント
繰り返し読むだけで元気になる「オリジナル・ポエム(超ビタミンG)」をプレゼント!このプレゼントは、「ワード」文書でご送付させていただく予定ですので、予めご了承ください。
2.抽選でプレゼント
・青山カシータディナーペア券 1名様
・臥龍の海外お楽しみ土産 3名様
・臥龍の直筆色紙 6名様
7月23日の出版記念講演会(東京)にて、キャンペーン参加者を対象とした公開抽選会を行い、当選者を決定させていただきます。
(注)一回のご発注に対して、一回のチャンスですので、もしかすると同じ方が抽選に当たる可能性もございます。予め、ご了承ください。
★良いものは売れて当たり前は当然のことですが、このネット時代、アマゾンでの“売れ行き情報”が、全国の購買状況を大きく左右することも事実です。
一人でも多くの読者さまと出会うために、どうか皆さまのお力をお貸しください!
よろしくお願い申し上げます! 臥龍こと角田識之 拝
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2009.06.28
【自由】大自然の夢 28 Jun 2009
仙台から秋田の実家に来ています。昨晩ふと書棚で目にした「大自然の夢」(芹沢光治良著)を10数年ぶりに再読しました。芹沢氏晩年の著作集には、天理教の教祖中山ミキ(存命の親さん)が青年に降りてきて教えを語る場面が何度もでてきますが、この本では、存命の親さんの言葉を「敢て、一部分書きうつ」しています。
「親神さんは、この世の陽気暮らしを、楽しみたいとおぼしめして、陽気暮らしという、大きな夢を持って、この世界をはじめかけられました。親神さんの、大きな夢の中に、我々の世界がある。まさに、親神さんの、懐の中に、生かされている。人間の一生も、また、大きな夢。国家も大きな夢。
(中略)
すべて、心という思いが、心という大きなものを、夢みている。自分はお金持ちになったと、大きな顔をしている者でも、心がにぶれば、いつかは、そのお金も、逃げてしまう。まさに、これも夢や。人間の地位や権力など、一時の夢。みな、大きな夢を、神さんに見せてもろうているのや。余りに、大仰に、高慢に、生きていれば、神さんがその夢を、奪い去ってしまう。起こされてしまう。起きて、自分の力量が、分かってくる。まさに、この世は、借りものや。(後略)」
また、別のページから転載します。
「何億年前か、何十億年前か、-無限の昔、この宇宙は死の世界のようだったとか。ただ、大自然の力-エネルギーだけが、存在していたとか。その大自然の力によって、宇宙全体が、自然に、刻々、拡張していたとか。
そうした状態が、何億年続いたか、大自然の力は、孤独のなかに、ふと、慰めを求められたとか。その時、可愛い地球が目に入ったとか。よく見ると、表面を水でおおわれた、巨大な丸い球だったとか。水の中に生きて動くものが見えたとか-
(中略)
地球で泳いでいたうおとみを、根にして、何億年もかかって、ようやく、一尺八寸の背丈の人間を、創造したとか。
一尺八寸の人間を、現在の人間にするまで、どれほどの年限、大自然の力は、苦労と努力を重ねられたか。地球上の、住まわせる場所に適する肌の色を選んで、白人にしたり、黒人にしたり、黄色人にしたり・・・住む場所に適した言葉を与えて、知恵を授けたり・・・
これでよしと、最後になっても、大自然の力は、さすがに親神で、人間各自に、わが魂を分けて、わけみたまとして、授け、本当に親子の証にしているが、その親の、愛の偉大なこと-」
創世記伝説は世界各地にあります。確実に共通しているのは、途方もなく昔の話であることと、世界を創ったのは人間ではなく、サムシンググレートと呼ぶしかない力ということですが、著者はそれを「大自然」、創った世界を「大自然の夢」と呼んでいます。
杉の木立に囲まれた家で、風や鳥の声を聞きながら、この本を読んでいると、ここ数日のハードワークに疲れた身体が、癒されていくのを実感しました。
明日からまた頑張って行きます。
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2009.06.21
【自由】グリーン革命 21 Jun 2009
「エコって嫌い」という人がいます。根がまじめな人に多いと思います。
ベストセラー「フラット化する世界」の著者トマス・フリードマン氏の「グリーン革命」第9章〔地球を救う二○五の簡単な方法〕には、様々な本や雑誌などに見られる〔地球を救う二○五の簡単な方法〕のようなタイトルが並べられています。「地球を助けられる二○の簡単な方法」「地球を救う365の方法」などなど。エコ嫌いな人はこんな軽薄なコピーが耐えられないのだと思います。
著者はこのように書いています。
「だれも傷つかない革命というのを見たことがありますか?(中略)これは革命とはいえない。パーティだ。」
「グリーン革命」の原題は”Hot,Flat,and Crowded”、「温暖化し、フラット化し、そして人口過密化する世界」、未来はそこに向かっています。何も起こっていないかのように〔地球を救う二○五の簡単な方法〕をたまに行いながら暮らすか、温暖化そのものを否定して暮らすか、「温暖化し、フラット化し、そして人口過密化する世界」に立ち向かうことを決心して暮らすか、三番目の選択肢がまさしく「グリーン革命」なのです。
第2章のタイトルにもなっていますが〔エネルギー気候紀元〕という言葉が最初はなかなか頭に入ってくれませんでしたが、すべて読みとおしたときには、私たちは〔エネルギー気候紀元〕に暮らしているのだということが理解できました。第10章〔エネルギー・インターネット〕では、従来型の化石燃料消費エネルギーと再生可能エネルギーをあたかもひとつの生態系のな中で自動的にやりくりされるビジョンが描かれています。これが正解かどうかは別として、私たちは〔エネルギー気候紀元〕において、このような想像力を求められているのだと思います。
SHIPのカーボンオフセットハウス・ネットワーク(COHN)研修会に参加した材木卸の人が「国産の杉を使う意義も意味もわかったけど、うちは今、北米材で商売が成り立っているから」とおっしゃっていました。私たちも同じような発想をしょっちゅうしていると思います。だから、未来からの発想をしていかないといけないと思います。
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2009.06.07
【自由】ネットワーク指数 なぜ、あの人のまわりには「素敵な人」が集まるのか 7 Jun 2009
曜日ごとにテーマを決めることにしました。日曜日は【自由】に。
面白い本を読みました。「NQ ネットワーク指数」(マイケル・ダルワース 著)です。
作者は冒頭、「成功の方程式」を公開しています。
IQ(知能指数)+EQ(心の知能指数)+NQ(ネットワーク指数)=成功
そして
「急激な変化をもたらす最大の可能性があるのはNQだ」と書き添えます。
本書の要点がまとめられている箇所があります。
●成功するネットワークづくりの10則●
1 ネットワークづくりは、毎日最優先でやるべきことと位置付けること
2 何よりもまず、ネットワークにいるほかの人の手助けをすること
3 自分のキャリアと人生を支援する「マイ役員会」をつくること
4 きちんと整理をすること-あなたにとって最も効果的なやり方でよい
5 現在のネットワークをマッピングしてみる。おそらく思ったよりいいはず!
6 自分が直接知っている範囲で、ネットワークに入ってもらえそうな人を考えること
7 人に関心を持ち、たくさんの質問をすること。ネットワークは個人的なつながりを通じて築かれるものであって、どこで誰とつながるかわからない
8 量よりも質を求めること
9 多様性、多様性、多様性!バラエティに富めば富むほどよい
10 自分自身のブランドを確立すること
私が初めて会った要素としては、「3 自分のキャリアと人生を支援する「マイ役員会」をつくること」というところが新鮮でした。
マイ役員会メンバーを選ぶ(205P)
あなたの役員会は、しっかりと耳を傾け、あなたと勇気のある会話ができる、信頼のおける人々からなっている。メンバーに共通するものは一つだけ-それはあなただ-かもしれないが、全員以下の基準を満たしている。
興味をもっている(「興味深い」のではなく) 中略
じっくりと耳を傾ける 中略
すばらしい質問をする 中略
勇気ある会話をする 中略
など、これに続くマイ役員会に関する面白い提言があります。
ネットワークづくりでしてはならないことをはじめ多くのネットワークづくりのノウハウや考え方が提供されていますが、その根幹は
「あなたはなたが与えたものを得る」と言うが、これはネットワークにおいては二重の意味で正しい。
ここに表されていると思います。
訳者は「不都合な真実」の翻訳などで有名な枝廣淳子さん、帯が彼女の写真付きで大きいです。彼女もまさしくNQで世界を広げてきた人だということが訳者あとがきなどでわかります。
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2009.06.04
新装ライフプランコンシェルジュサービス 4 May 2009
昨晩はある有名な方のご依頼で住宅に関する相談を受けていました。10年も温め改定されてきたプランはあります。その夢を語るお姿はまさに幸せそうでした。
「でもね、土地も高いのか安いのかわからないし、営業マンもやる気があるんだかないんだか、、、」
その方は土地探しと資金計画という実際の家づくりの初期の段階でつまづいていました。多くの人が同じ経験をしていると思います。
・土地の探し方、見極め方
・資金計画(ローンの選び方、審査の通し方)
・建築設計の相談相手
・施工会社の探し方、見極め方
などなど、初めてのことだらけで、憂鬱になって、少し強引な営業マンに押し切られて任せてしまいたい、そんな衝動にもかられます。
少し強引でも知識やノウハウがある人であればまだいいのですが、不動産のプロと思っていた人が、先月まで牛丼屋の店長だったりすることも実際にあります。こんな人の場合、押し切って契約したところで仕事は終わります。ちょっと背筋が寒くなる話です。
リフォーム会社・工務店でもすべてのわたって知識を備えている人は少ないと思います。
そんなとき、家づくりのパートナーがいてくれれば、生活者にとってはもちろんですが、リフォーム会社・工務店にとってもメリットが大きいです。
「ライフプランコンシェルジュサービス」のパートナーであるスタイルオブ東京社がサービスを拡充しました。
下記の絵をクリックして「movie」と「interview」をご覧ください。
こんな内容お一部を含めて、新生「ライフプランコンシェルジュサービス」研修会が6月22日10時から17時まで開催されます。
住宅営業における発想の大転換を経験できます。申込はまだできませんが、予定を入れておいてください。新会員は関東地区限定になります。
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2009.05.23
新型インフルエンザ完全予防ハンドブック
羽田空港の本屋さんの店頭に「新型インフルエンザ完全予防ハンドブック」が平積みにされていました。最近よくテレビにでている(らしい)国立感染症研究所研究員岡田晴恵さんの著作です。有名人らしくGoogleで検索すると様々な情報があります。
5月9日に日本人感染者が発見されましたが、それから2週間、感染者数は「新型インフルエンザの流行状況について(第22報(5月23日付け)) 」によると下記のとおりです。
==
2009年5月23日午後3時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局またはWHOが発表した国は以下のとおりです。メキシコ、米国、カナダ及びコスタリカを除き、各国とも死亡者はありません。
(1)WHOが同時点で公表している感染状況
感染が確認された国 41か国、感染者数 11,168人
メキシコ
感染者数 3,892人(うち 75人死亡)
米国
感染者数 5,764人(うち 9人死亡)
カナダ
感染者数 719人(うち 1人死亡)
コスタリカ
感染者数 20人(うち 1人死亡)
日本
感染者数 294人(我が国厚生労働省によれば合計314人の感染確認)
==
死亡者が発生しているのは、上記の日本の上に書いた国だけのようです。
社員が感染したら?
家族が感染したら?
どちらも自分も含めてですが、休んで医師に相談する。人との接触をできるだけ避ける。マスクをする。ということなのでしょう。
予防はどうする?
休養を増やす。粘膜からの感染だから手洗いをして手を経由しての感染をふせぐ、なのかなと思います。マスクは予防には効果が確認されていないというのは、最近報道されているとおりだと思います。(岡田さんの本の内容とは異なりますが、最終判断は自分でするしかない思います)
いずれにせよ、冒頭に紹介した本などで情報を集めて、自分なりの対策を講じることは必要だと思います。
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2009.05.12
達人の順番、初心者の順番 12 May 2009
相場に絶対性があるとすれば〔あしたの相場は誰もわからない〕ことである。
相場の相場たるゆえんは、意外性にある。
市場は常識の枠を破った動きにはじめて相場の魔人の存在を知る。
相場師とは〔進む〕を知り〔退く〕を知るのは当然であるが、〔天を知り〕、〔時を知り〕、〔待ちを知り〕、〔機を知る〕心がけも肝要であろう。
要するに、それらを一口でいえば〔足るを知る〕。〔難を知る〕である。
これは「相場の張り方」(鏑木繁 著)からの引用です。相場の本ですが、全編、哲学の本のようであります。
下記は出版社(パンローリング社)の紹介サイトからの引用です。
相場の世界に入ったばかりの人は「魚(儲かる銘柄)」を欲しがる。相場がわかってきた人たちは「釣り方(儲けるノウハウ)」を知りたがる。そして、相場の達人の領域にまでたどり着いた人たちは「釣りをするときの心構え(心のコントロール)」を手に入れたいと思うようになる、ようだ。達人の領域に近づけば近づくほど「心構え→ノウハウ→銘柄」の優先順位になる。初心者の優先順位が「銘柄→ノウハウ→心構え」であるのとは対照的だ。
“鏑木本”はこの「達人たちが痛感している心構えの重要性」についてを、エピソードを交えながら紹介している。しかも、机上の話ではなく実践している者の話として、耳に痛くなく、それでいてときには手厳しい示唆を込めて紹介している。ここに、ベテランに受ける理由があるのだろう。
達人の順番 「心構え→ノウハウ→銘柄」
初心者の順番「銘柄→ノウハウ→心構え」
まさしくすべてに通じる本質だと思います。
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2009.04.19
雪絵ちゃんの願い 19 Apr 2009
昨日は、午後から出社していたのですが、アクティブ感動引越センターの猪股社長、渡邊さんと私の自宅近くの国立で打ち合わせでした。
打ち合わせが終わって食事の席でいただいた冊子が、「雪絵ちゃんの願い」です。読むのが早い人なら10分ほどで読みきれる内容です。しかしそのうち5分間は涙が溢れていることでしょう。私がそうでした。
この冊子は「1/4の奇跡」という映画の監督でもある山元加津子さんが書いたものです。
「1/4の奇跡」の1/4とは、アフリカのある村でマラリアが村が絶滅するかもしれないほど大流行したときに、村人の採血調査をした科学者が発見したことに由来します。赤血球の中に鎌状赤血球を持っている人はマラリアに罹患しなかったことがわかり、鎌状赤血球を持っている兄弟を調べると、1/4は鎌状赤血球を持っていて障害を持っていて、2/4は鎌状赤血球を持っていても障害はなく、1/4は鎌状赤血球をもっておらず、マラリアに罹患して亡くなってしまったそうです。
この村を救ったのは、鎌状赤血球を持っていて障害のない2/4の人たちですが、この人たちが存在するためには1/4の障害を持っている人たちが存在しなければ、2/4の人たちは存在し得なかったのです。障害を持っている人はいらないんだと切り捨てていたら、2/4の人たちは生まれていなかったので、「しいていえば、この村を救ったのは、この1/4の障害を持った人である」、これが「1/4」の意味です。
山元さんが雪絵ちゃんにお願いごとを託されたシーンを引用します。
「かっこちゃん、前にね、障害とか病気とかとっても大切なんだよ。科学的にも証明されているって言ったよねって。「言ったよ」って私が言うと、「人は障害があるとかないとか、そんなことじゃなくって、誰もがみんな大切だっていうことも科学的に証明されているって言ったよね」
「言ったよ」
「じゃあ、それがね、世界中の人が知っている世界にかっこちゃんがして」って雪絵ちゃんがそう言いました。
「なんでそんなこと私ができるの?」って私すぐに言おうと思いました。
そしたら、雪絵ちゃんが「言わないで」って止めるんです。
「何も言っちゃだめ」って。
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2009.04.05
玄関にスターリィマン 5 Mar 2009
彩りあざやかになりました。
先月25日に会社にお届けいただいたスターリィマンの「未来に届ける日本の輝き」をさきほど我が家の玄関に飾った第一印象です。
スターリィマンはサンタクロースほど有名ではありませんが、サンタクロースのように誰でも知っている存在になればいいなと思って応援しています。
クリスマスのサンタクロースがどこからやってきたのかは諸説あってどれが本当なのかはわからずじまいですが、以前も書きましたが、私が納得したのは「脳と仮想」(茂木健一郎・新潮社) で紹介されている話です。
「子供にとって、サンタクロースが切実なのは、それがこの地上のどこにも存在しない仮想だからである。子供だって、サンタクロースが、実際にはいないことなど知っている(中略)子供は、無償の愛を与えてくれる存在にすがってしか生きてはいけない。サンタクロースは、父や、母といった、身近な保護者とは別の世界に住む、それでも自分を思ってくれる人である」
「私たちの心の中の、サンタクロースとうう仮想の現れ方、その私たちの現実の生活への作用の仕方の中にこそ、人間が限りある人生を生きる中で忘れてはならないなにものかがある」
誰でも夢を持てば、夢を叶える9つの風船を持ったスターリィマンがその人の前に現われて、夢を叶えるために必要な「愛」「友情」「勇気」「幸せ」「元気」「信頼」「夢」「希望」「未来」のいずれか、あるいはいくつかの風船を手渡して応援してくれる。
そんな存在がサンタクロースのようになれば、世の中がもっと明るくなっていくと思います。
詳細はこちらのホームページをご覧ください。
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2009.03.21
森は海の恋人 21 Mar 2009
今から20年前、気仙沼湾で赤潮の影響で牡蠣の身が赤く染まってしまう現象が起きたそうです。栄養とか衛生上は問題はないのですが、市場ではひきとってもらえません。牡蠣養殖業者としては大事件です。
こうした海の問題を海だけの問題としないで、川の影響、さらには川に水を供給する森の問題としてとらえて、漁師たちが森の植林を始めたのが「森は海の恋人」運動です。
今日は、牡蠣養殖業者で「森は海の恋人」運動の推進者である畠山重篤さんの講演を聞きに、岩手県北上市に行ってきました。
「森は海の恋人運動とは何か?」という問題が大学入試でも出たそうです。愛媛大学農学部や熊本大学工学部です。私もやっと答えが書けそうです。
植物の三大栄養素は、窒素とリン酸とカリウムですが、これは植物プラントンが食物連鎖の基礎になっている海でも同じです。しかし、こうした栄養素が揃っても、かならずしも豊かでないことがあるそうです。その秘密は「鉄」。鉄が吸収されやすい形で海に流れ込んできているところは豊かな漁場になるそうです。三大栄養素も森の産物なら、吸収されやすいフルボ酸鉄も森の恵みです。森から川に入って、川を豊かにして海に恵みをもたらしします。
畠山さんはこのような見解のもと、1989年から、延べ5万本の植樹を行い、子供たちへの体験学習の参加人数が延べ1万人を超えたそうです。こうした活動が縦割りの研究の世界を超えるものとして注目され、2009年から京都大学「森里海連環学」を担当する非常勤講師にもなっています。
最後は、日本の海岸線1Kmに昆布などの海藻を植えることで、海の森を創って、それが二酸化炭素減少・温暖化防止にもなり、バイオエネルギーにもなり、食用にもなり、現代の大きな問題を解決に導くというビジョンで締めくくりました。
最新刊「鉄が地球温暖化を防ぐ」、牡蠣好きな私にはとても面白く読めた「牡蠣礼賛」も紹介しておきます。HaLA会員さんやカーボンオフセットハウスネットワーク会員さんには、ぜったいお勧めです。
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2009.03.13
大阪での一日 13 Mar 2009
午前中、お客様と事業とシステムの打ち合わせ。考え方次第で事業の可能性が格段と広がるのはインターネットというインフラのおかげ。やはりワクワク感が大事だと思います。
午後からSHIPリフォームセミナー、久し振りにお会いしたユーザー様から「原点に還った」との感想を熱く語っていただきました。そういえば、先週の東京セミナーでも、もう長いお付き合いのユーザー様の女性スタッフ様のアンケートにも「原点に還った」という記載をいただきました。SHIPの原点そのものが「絆と感動」ですので、私たち自身もお叱りを受けるときは その期待値を満たせない時です。謙虚に原点に還らないといけないと、今日も思いました。
帰りの新幹線で読んだ本は「ハチはなぜ大量死したのか」(ローワン・ジェイコブセン著)、原題は"Fruitless Fall"、原題のニュアンスからはレイチェル・カーソン女史の「沈黙の春」="Silent Spring"(1962)が連想されます。
2007年からアメリカで女王蜂と幼虫を残して働きバチが失踪して、コロニーが全滅する現象が頻出しました。その結果、北半球から四分の一の蜂が消えました。原因は様々推測されています。携帯電話の電磁波やウィルス、農薬、、などなど。
現代のアメリカの養蜂家は蜂蜜を採取するビジネスではなく、果樹園や野菜畑に対する受粉業なのだそうです。効率重視に単一品種が植えられたプランテーションの畑で蜜蜂は蜜を採取し同時に受粉を促します。このとき、「単一」の栄養と噴霧された農薬を食べ続けます。このことが働き蜂の突然の失踪の原因と示唆されています。
"Fruitless Fall"「実りなき秋」は、冷暖房完備の住宅やオフィスで暮らし、効率重視で作られた添加物漬けの食品を食べている現代人の未来を暗喩したタイトルです。
5月のHaLAフォーラムの南清貴さんのお話に通じる話でもあります。
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2009.03.03
キミが働く理由 3 Mar 2009
「キミが働く理由」、福島正伸さんの新刊です。
講演を聞いたことのある人なら、定番の逸話が続きます。知っている話であるにも関わらず、涙がこみ上げそうになりました。このブログに訪問いただいたすべての人にぜひとも読んでいただきたい本です。
駐車場の管理人の話があります。駐車場の管理人という仕事はやりがいのある仕事とか夢をかなえる仕事とは思われていません。しかし、満車の駐車場の入口で、入ろうとする車一台一台に頭を下げて謝っている管理人をみて最初は「何やっているんだろう、あんなことしなくてもいいのに、みんなエアコンの効いた部屋で休んでいるんじゃないか」と著者は思います。その管理人さんが都合でやめることになりました。世話になったと思った著者は、辞める日に菓子折りをもって管理人室に行きました。そのときに、うず高くお土産や花束が積まれた光景を目にして思います。(以下、70Pからの引用です)
その光景を見たときに、私にとってのはじめての夢が見つかりました。
「駐車場の管理人になろう!こんな素晴らしい仕事が世の中にあったんだ」
おじさんは教えてくれたのです。「この仕事が面白いかどうかではない。この仕事を自分が面白くできるんだよ」と。
実はおじさんの仕事は、駐車場管理人という仕事ではありません。
管理人という仕事を通して、おじさんはみんなに喜んでもらうこと、笑顔になってもらうことを仕事にしていたのです。
「キミが働く理由」、読むだけで世界が良くなる本です。
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2009.02.24
おめでとう!アカデミー賞 24 Feb 2009
早朝から、仙台から博多に移動でしたが、手に取る新聞の一面はすべて「おくりびと」が第81回米国アカデミー賞で外国語映画賞、「つみきのいえ」が短編アニメ映画賞を受賞したというニュースでした。嬉しいですね。
「おくりびと」はもうすぐDVDが発売されます。現在アマゾンで予約販売をしていますが、29%オフの2,846円です。飛行機を待っている間に思わず買ってしまいました。ついでに主演の本木雅弘さんが読んで感激して原作者である納棺師に電話をかけて会いに行ったという「納棺夫日記」、こちらも注文してしまいました。
映画の中で本木さん演ずる納棺師は元チェロ演奏家で、オーケストラでベートーベンの第九を演奏する場面がありますが、そこで指揮者役を演じたのは、東京交響楽団正指揮者であり山形交響楽団常任指揮者でもある 飯森範親さん です。ブログに受賞の喜びがつづられています。
さて、その飯森さんですが、11月17日のHaLAフォーラムに登場します。いまからどんな講演になるか楽しみです。
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2009.02.21
奇跡の営業所 21 Feb 2009
友人のITブレークスルーの森川さんの本を紹介します。森川さんは京都大学文学部卒業後、システムインテグレーター会社でSE(システムエンジニア)として、もう少し正確にいえばプロジェクトマネージャーとして各種プロジェクトを経験した後、独立しています。業界をご存じない人には意外かもしれませんが、SEは文系の人が割と多いのです。ブログも開設していますのでお人柄はそちらでお楽しみください。
この本は、営業の本です。
またしても意外ですね。なぜSEが営業の話を書くのか?? おそらくこの分野が森川さんのユニークなところだと思います。しかも「営業は科学だ!」とか「営業は統計学だ!」とかいう方向ではなく、むしろスピリチュアルな方を向いている感じもまたユニークです。29ページから引用します。アポ取りの上手な営業が鏡を机の前において電話をして、すごい勢いでアポが取れていく場面で話しているセリフです。
「なんだかんだ言って、こちらの表情って電話越しでも相手にわかるんです。逆に、表情を作れば感情もコントロールできる。だから、鏡を見ながら満面の笑みを作ることにしたんです。それから切れることもなくなったし、クレームの対応もスムーズになったんです」
こういうフレーズが書ける人です。
タイトルの「奇跡の営業所」の意味を知りたくありませんか?
「誰も知らない泣ける歌」が好きな人も、ぜひ買って読んでください。
泣けます。
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2009.01.24
昼間の星 24 Jan 2009
今日は大石会計事務所の大石所長の「経営以前の社長の教科書出版記念講演会&APRA多摩ブロック発足記念」イベントに参加しました。基本的には顧問先向けのイベントですので、顧問先企業とAPRA幹部ですぐに満席になったのですが、実は無理に参加させていただいたと書く方が正確です。
大石所長は、感動企業を増やすこと自体をミッションに掲げています。感動企業は、売上に占めるリピートと紹介顧客比率が50%、それにより収益が安定し、広告費などの販促費が半減します。
感動会計事務所宣言が読み上げられました。すごいですね。会計事務所が「感動」の宣教師になるわけです。
□3年後多摩地区NO.1に
□基本価値(税務会計)のブラッシュアップ
□感動経営の実践モデル
共感したのは、「基本価値のブラッシュアップ」が2番目にあることです。私たちも試行錯誤しながら気付いてきたことですが、「基本価値なくして付加価値なし」です。これが当初から真中に据えられていることに感銘を受けました。
臥龍さんの講演は何度聞いても心が揺さぶられますが、最も印象的だったのは「昼間の星」の話でした。
太平洋戦争で零戦で敵機64機を撃墜し、自らは一機たりとも損壊させなかった「大空のサムライ」坂井三郎さんの勝利の秘訣は『敵よりも早く敵を発見し、有利な態勢から先制攻撃をしかけること』であり、そのために昼間に星を見る訓練を行っていたそうです。
この逸話から、中小企業は、昼間の星になろう、つまり昼間でも見えるほど一点キラリと光ろうと呼びかけたのでした。
大企業・大資本は太陽かもしれません。太陽が沈んで夜になると星は見えますが太陽が出ると星は見えなくなります。太陽がでていても一点キラリと輝く光を放つ存在は、私たちが目指す企業イメージにぴったりです。
それぞれの経営理念を基軸に、昼間の星を目指しましょう。
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2009.01.17
戦略PR 17 Jan 2009
昨晩、大阪からの帰り、「戦略PR」(本田哲也著)を読みました。
この10年で消費者が受け取る情報は総務省によると637倍になったそうです。このような情報洪水の中で広告(ラブレター)が受け取られなくなっているので、ラブレターが際立つような枠組みをあらかじめ創っておいて(PR)、広告(ラブレター)を打つ戦略が注目されています。
戦略PRとは、その商品(サービス)を買いたくなる「空気」をつくること、著者はこの空気を「カジュアル世論」という言葉に置き換えていますが、「おおやけの」世論であり、「ばったりと出会う」カジュアル情報であり、そこに「おすみつき」の要素を加味することで、商品(サービス)が売れるための枠組みが創出されます。
本書によると、オバマ新大統領の選挙キャンペーンはこれまでの大統領選の中でも「もっとも戦略的だった」と評されるそうです。オバマ陣営の選挙キャンペーンスタッフは4000人、その中心はたった9人のプロフェッショナル集団、その一人が戦略PRプランナーであり、その役割はアメリカ国民の関心や興味を調査しそこにどんな世論を喚起してどんなメッセージを発信すればオバマ支持につながるかという戦略をつくり実行することでした。
調査の結果「多くの人々がアメリカ国民としての誇りは失っていないが自信を失っている」という状況分析を導き出し、「自信を取り戻すには何かを変えなきゃ」という空気「変化が必要」という世論を喚起し、オバマを「その変革ができる人」と位置づけ、ここから「Change」というキャッチフレーズが生まれました。
こんな大きな話からできる営業マンの話まで網羅されています。197ページから引用します。
営業マンでもセンスがある人は、商品の説明は6割で、あとはカジュアル世論的な話をする。仕事は商品を売り込むことなのだけれど、説明の仕方が洗練されている感じとでもいおうか。こうしたアプローチを、営業マンの属人的な力量やセンスに頼らず、セールスフォースとして標準化させることにも、カジュアル世論は使えるのだ。
637倍の情報洪水は私たちのお客様でも同じです。いかに「空気」を醸し出していくか、そんなことを考えるきっかけになる本だと思います。
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2009.01.12
今日からできる 上手な話し方 12 Jan 2009
昨年HaLAフォーラムでも登場いただいた 元マネーの虎 臼井由妃さんが新刊を出しました。2008年だけでも13冊目だそうです。すごいですね。タイトルは『今日からできる 上手な話し方』。
私は臼井さんの話を聞くと、常に場の空気を読んだ話し方に、彼女の心づかいや人柄がにじみ出て素敵だなと思っていましたし、それは天性のものかなとも思っていました。
この本で知ったのは、臼井さんは小さいころ、連帯保証人になったお父さんへ、毎日のように詰め寄ってくる借金の取立てに恐れをなしたことがきっかけで吃音症になり、社会人になってからも数ヶ月で正社員の仕事を辞めざるをえなかったほど話をするのが苦手だったのだそうです。
そんな臼井さんが、あんなに上手に話が出来るようになったいきさつや、臼井さんの努力がまとめられています。
1月14日と15日にアマゾンキャンペーンが行われるそうです。この機会に臼井さんの書籍に触れてみてください。
=== 以下、臼井さんからの連絡です===
★★★1月14日(水)・15日(木)
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臼井由妃の新刊、
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★★★特別プレゼントをどーんと3点ご用意★★★
本書を、1月14日・15日にアマゾンのサイトから買って頂いた方には、特別プレゼントをご用意!
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これができればあなたも主役になれる「1分間自己紹介」ダウンロード
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アマゾンでお買い上げの方限定~臼井由妃特別講演~
「話す力は生きる力になる」(30分) ダウンロード
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2月21日(土)開催の特別イベントにアマゾンでご購入の方を抽選で50名様プレミアム席へご招待
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http://www.dr-yuki.com:80/seminar/081225amazon.html
ご応募お待ちしております!
本書には、話し方の先生でもアナウンサーでもない吃音症の私でもできた「話し方のコツ」が具体例とともに網羅されています。
17年かけて私が会得した心を動かす話し方です。
いつの間にか「いいこと」がいっぱい起こり始め、たくさんの幸運が手に入る。
人生を変える「本当に上手な話し方」を本書で知ってください。
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2009.01.11
美しい国 11 Jan 2009
我が家から見た富士山、朝と夕。美しいです。
今日は水天宮の事務所リフォーム工事の最終日。写真の掲載は引き渡し時にさせていただこうかと思いますが、感想は「(施主さんが)うらやましい、、、」ですね。
電車の行き帰りに読んだ本は9日に藤田さんにいただいた「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」(町山智浩著)。
タイトルの内容は比喩ではなく事実で、イラクもアフガニスタンも当然知らない人の方が圧倒的に多く、しかもこんなジョークが紹介されています。
「アメリカが外国に戦争をしかけるのは地理の勉強をするためだ」
アメリカ人に優越感を持つための本ではありません。年明けに紹介させていただいた五木寛之氏の「人間の覚悟」と合わせて読むといいと思います。私たち日本人が何を目指して、何に気をつけて生きていかなければならないか、そんなことが示唆されています。
アメリカを舞台とした小説より奇な話を読みながら、日本もすでにそうなりつつあることを感じ、それに対抗し美しい国を守っていくには、HaLAの5つのキーワード「感動、絆、夢、未来、地域」をビジネスの力を使って、少しでも早く世の中に広めていかなければならないことを私は確信しました。
2009 01 11 [ハッピーライフアライアンス, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2009.01.09
淘汰の原則 9 Jan 2009
東京に初雪が降りました。
夜は八丁堀のマル。イケダコーポレーションの加藤専務の計らいで、藤田さん、新建新聞の三浦編集長ととても楽しい時間を過ごさせていただきました。
リボスなど建築自然素材販売のイケダコーポレーションさんは、この不況の影響はまったく受けていないばかりか増収が続いているそうです。こんなときでも家を建てる人は、素材もホンモノにこだわる人なのかもしれません。
SHIPのはからモダン物語はどうなのかというと、10月11月は落ちましたが、12月は復活しました。たくさん購入いただいている工務店・リフォーム会社さんは、業績の落ち込みはないようですし、やはりここからも、淘汰の原則が導き出せそうな気がします。
今だけクレームが来ないから、コストが安いから、施工がしやすいから、という現在基準から、お客様の健康と地球環境への影響とライフサイクルコストの低減に配慮した未来基準の工務店・リフォーム会社が残るのだと思います。
三浦編集長の「住宅産業大予測2009」は住宅のプロにかかわる人は必読です。私も早速買いました。
目次はこんな感じです。
第1章 2009年はどうなる ~30の変化を読み解く~
巻頭言 変化対応の基本
1 法制度の変化
法制度ロードマップ 住宅瑕疵担保履行法
長期優良住宅普及促進法
超長期住宅先導的モデル事業
改正省エネ法 改正建築士法 補助・助成制度
2 経済・社会の変化
日本経済 経済対策 政治 税制 金利 地価
資源価格 社会情勢 注目ビジネス インターネット
3 業界の変化
住宅着工 中古住宅 リフォーム 工務店 大工
住宅ネットワーク ハウスメーカー パワービルダー
業界再編 建材設備 国産材 省エネ
太陽エネルギー
4 まとめ 2009年はこうなる
第2章 経営×マーケティングの原理原則
第3章 消費者の実像×ホンネ
巻頭言 住宅市場概論
独自消費者調査にみる消費者の実像×ホンネ10
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2009.01.04
覚悟と再生 4 Jan 2009
いままでは「くるぞ、くるぞ」であったのが、今度は「本当に来てしまった」。紙一重のようでこの違いは大きい。この国は平和で裕福で、この先もそうだろうという幻想はもはや捨てなければならないと気がきた。
五木寛之著「人間の覚悟」の20ページからの引用です。何のことかというと自殺者が平成10年に3万人を超えて今さらに増えてくることを言っていますが、文脈的にはもっと広く不都合な変化がすでにきていることを指しています。
生き物の予感、民衆の察知力というのはじつはすごいものがあります。間もなく地獄がやってくるという予感が、野ネズミの感覚のように、人間のあいだに広がっているのかもしれません。それが社会全体に満ちてきて、その中でも特に敏感な小動物が発狂するように、自損行為や他損行為が激増しているのではないか。
そんな世の中を見据えて作者は言います。
ただ、自分自身が「覚悟」することはできるのではないか。消極的で受け身の姿勢と思われるかもしれませんが、人の世とはこういうものだ。人間とはそういうものだ、そう覚悟することは、誰にでも可能だと思うのです。
かっこ付きの「覚悟」という言葉の意味は下記のように語られます。
「覚悟」という言葉は(中略)「あきらめること、観念すること」(中略)あきらめるという言葉は私の意見では、「明らかに究める」こと。物事をはっきりと究め、現実とはこうなのだと覚悟することなのでしょう。
作者は今までは「躁」の時代だったと言います。今はすでに「鬱」の時代だともいいます。時代のモードが明らかに変わってしまったのです。私は現実の変化を受け入れる「覚悟」の向こうに再生があると感じています。昨年後半世の中はどんどん悪くなっているのに「不思議と不安はないですね」とか「忙しくってたいへんです」というSHIPユーザーはこの変化を早く受け入れた人たちです。
HappyLifeAlliance(HaLA)も「覚悟」を理解しないと、何でこんなたいへんなときに学校の先生や異業種の人の話を聞かないといけないのということになると思います。私も「覚悟」して進みます。一緒に「覚悟」の向こうに再生を見つけて行きましょう。
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2008.12.19
デスパレード 19 Dec 2008
中小企業の経営者の今の気持ちを表す言葉は日本語では微妙でよくわからないですが、理解の足らない英語でいえば「desperate=がけっぷち」かなと思います。イーグルスの名曲desperado は、日本語では「ならず者」と訳されていますが、その大本のdesparateはニュアンスとしては「希望をなくした人(でも助けを求めている人)」みたいな感じだと思います。
昨日もお二人のdesperateな経営者が見えられましたが、まさしく身につまされます。役に立ったかどうかはわからないですが正直な見解として
1)お金を払う順番を間違えないこと
2)目の前のお客様に喜んでもらうこと
3)今までのお客様とのご縁をつなぐこと
こんなことを申し上げました。
HaLA(ハッピーライフアライアンス)で「感動」ということが強調されています。そこを通俗的だというニュアンスで指摘されることがありますが、SHIP自身の経営も含め、私は流行りでやっているのではありません。それがいちばんお金をかけずにお客様に喜んでもらえる道だから、中小企業には合っているのだと思うから自分でも実行しているし、お客様にお勧めしているわけです。
昨日、夕食を共にした近江八幡のマツイホウム様は、私たちがホームページ制作上の必要性で強制して、それまでのお客様にインタビューに行ってもらっています。そしたら一昨日などはお客様が3時間もビデオの前で「あんたとこはええ」と語ってくれたそうです。何よりの宝です。
そんなお客様との絆を太くしていくこと。そこに関心を集中すれば、デスパレートは忘れますし、そのうち本当に崖が遠くに行ってしまうと思います。
HaLA2009でその空気にふれてくださればいいと思います。
2月4日のフォーラム、西原先生のプロフィールなど追加しました。
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2008.12.16
栗田正樹さんを紹介します 16 Dec 2008
急に寒くなりました。北国生まれのくせに寒がりの私はダウンコートを着ての通勤です。
さて、札幌在住の友人で 栗田正樹さん という方がいます。私より少し年上で、画家であり、一級建築士であり、北海道工業大学の非常勤講師(芸術論)でもあります。ずいぶん昔の話になりますが、知り合って間もなく、「ただものではない!」という直観があり、私の方からハウスメーカーのDハウスの仕事をプレゼンソフトのデザインの話を持ちかけました。結果は、首尾よく進んで、お客様にも喜んでもらいましたが、それからプライベートでも絵を描いてもらったり、東京に来たときには立ちよられたりと交流が続いています。
そんな栗田さんですが本人は色弱です。彼の描く絵からは私は想像できませんでしたが。
「色弱の子を持つすべての人へ―20人にひとりの遺伝子 (単行本)」という本が先月刊行されました。私も以前、彼の色弱に関するミニ講義を受けたことがありましたが、色弱の人の視界から見ると、現在の環境は危険に満ちていることがわかりました。要するに健常者に対する「危険」というアラームが色弱者には認知できないことがとても多いのです。
リフォームに関わる人もこの本をぜひご一読いただきたいと思います。もし、お客様に色弱の方がいらっしゃったら、色選びも変わってくると思いますし、結果として、本当に喜ばれる提案ができると思います。
もうひとつのお知らせが「絵」です。
彼の絵は、無理してジャンル分けすると「波動画」です。
私も以前私自身の波動を描いてもらって、今は寝室に飾っています。
(この2行はワケがわからない、という反応があると思います(笑))
あとは彼のブログから転載します。私はあるリクエストをして一枚描いてもらうことにしました。
==
http://d.hatena.ne.jp/kuribo-sapporo/20081125/1227613526
クリスマスの絵 栗田正樹
20:45
12/15更新
「クリスマスの絵」を販売します。
この度は完全に宇宙にお任せです。直観をできるだけ素直にそのまま実行しています。
144枚を描きますのでそのうちの番号をご指定ください。
大きさA-4 売価8,400円 消費税込。送料別。額縁などはつきません。緑か赤の紙に金と銀のペンで一枚ずつ手描き。
プログラムは「テレポーテーション」「必要な方に必要な情報が届きますように」
==
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2008.12.09
自分の中の宝物 9 Dec 2008
近江八幡からはいからモダン物語研修にご参加の松井社長とミーティング。10月のセミナーに参加されて、自分ランディングに基づくホームページの開設を決められました。もうすぐオープンです。
「答えはすべてあなたの中にある」
ジェームズアレンさんも言っているように、ないものねだりしている間はリッチになれません。
少し視点を変えてみると自分の中に宝物があります。自分のまわりにも、自分の歴史にもそれはあります。それは想いであり、お客様であり、実績のことです。
FCなど「外部」に大金をはたいて参加するよりも、お金をかけないで「内部」の自分の宝を表面化させていきましょうという提案に共感されて取り組んでいらっしゃいます。
ハッピーライフアライアンス(HaLA)も同じ考え方です。
自分の中に、自分のまわりに、自分の歴史に宝物があり、それを活かしていきましょうという活動です。
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2008.12.03
夢に人が集まる時代になった 3 Dec 2008
今日はアントレプレナーセンターの福島先生との打ち合わせでした。
本題よりも周辺の話題の多い打ち合わせで、印象に残ったのは「夢に人が集まる時代になった」という言葉。
1万円のお金を払って他人の夢を聞きに行くドリームプラン・プレゼンテーションが広告もなしでチケットが完売になっていることや、その舞台裏でプレゼンを応援しているのはプロのコンサルタントもいるけど全員がボランティア、ここまで夢を応援する時代はいままでなかった、「今日も朝から感動して泣いてからきました」というようなことをおっしゃっていました。
午後からは三重からお客様。名古屋セミナーにご出席の社長様でした。お打ち合わせのときには少し尖った表現でしかわからなかったのですが、食事をご一緒にするころには心の底にある「夢」が理解できました。この方も自分も会社も世の中もハッピーライフ基準に変わって、手をつないで行けば良いと思ってらっしゃる方でした。最近、出会うのはこんな人ばっかりのような気がします。
世の中、新聞には書いていない変化の真っ最中だと思います。
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2008.12.02
「成功」と「失敗」の法則 2 Dec 2008
こんな時こそ読む本だと思いました。
京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の「成功」と「失敗」の法則。
冒頭はこんな書き出しです。
試練を、絶好の成長の機会としてとらえることのできる人、さらには、人生とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場であると考えられる人-。そういう人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができるのです。
社会人になった20代の頃も、初めて社長になった30代に頃も、起業した40代のはじめもこういう考え方に触れてきました。
自分は成長しているのか?
たぶん、全然成長できていません。読んだことはあっても、わかっていない、できていない、そんなことばかりです。
1,050円、経営者にも若い人にも、最高の買い物だと思います。
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2008.11.04
自立と絆 4 Oct 2008
組織というものは、それ自身のために存在するのではない。それは手段である。それぞれ社会的な課題を担う社会のための機関である。生き物のように、自らの生存そのものを至上の目的とすることはできない。
ピーター.F.ドラッカー
「企業活動はお客様を創造すること」と定義したドラッカー博士が、組織を社会との関連で存在意義を書いた本からの抜粋した一文です。
私ごときもときどき経営者として「企業が為すべきこととは?」という自問自答します。今の答えは下記の3点です。
1)変化適応
環境の変化に適応すること、持続すること
2)理念深耕
固有の価値を深堀すること
3)自立と絆
個々が自立して、利害関係者との絆レベルのネットワークを組んで目的を達成すること
冒頭のドラッカー博士の言葉は、3)を定義する助けになりました。 企業が病むのは「組織というものは、それ自身のために存在する」という組織トップの考え方が原因なのでしょうね。常時自戒しなくてはなりません。
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2008.11.02
ディープエコノミーのことなど 2 Nov 2008
最近の朝は、ダイニングの窓を開けてウッドデッキにでて、にわか仕込みの菜園で、シソの葉と実を摘み、小松菜か大根菜を数本引き抜くことから始まります。沖縄のハンダマも寒い東京の空の下でなんとか育っています。
シソは納豆の薬味にして、葉物はおひたしか炒め物。玄米と味噌汁で朝食です。年のせいか最近はこういう食事が御馳走だなと思います。
今朝はどうもくしゃみが止まらないので、無駄な抵抗しないで、枕もとに本を並べて寝ていることにしました。夏休みにもここで紹介させていただいた「ディープエコノミー」はやはり深い本だと思いました。著者は自分の生命の直観で世界中に起こっている兆しを取材しています。金融バブルがメルトダウンした現在こそ、読まれる本なのかもしれません。
LBAの分科会で笑顔つなげての曽根原さんも農村にボランティアにくる女性をみていて「若い女性のライフスタイルの変革の欲求が確かに強くなっている」というようなことをおっしゃっていましたが、時代は本質的なハッピーライフを求める流れに急激に傾いているのかもしれません。
また副島隆彦著「恐慌前夜」、「リーマン破たんが預言された書」として宣伝されていますが、著者の分析と論理は一貫しています。昨年の確か9月頃講演会にも行きましたが、そのときすでにここに書かれていることは言っていました。金融という私たちにはわかりにくい世界の大きな流れをつかむには格好の書だと思います。
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2008.10.10
サラブレッドと野ネズミ 10 Oct 2008
91 サラブレッドは生活力に劣るが、野ネズミは知恵が発達している
(中略)
そこで私は、サラブレッドから生まれ変わって野ネズミになって欲しいと訴えた。野ネズミはいつでも悪い環境や不利な条件の中にすんでいる。餌は自分でさがさねばならない。周りは外敵ばかりで、誰も保護してくれない。野生を失えば死を意味する。だから生きていくための知恵が身につくのだ。
===
ここから数年の事態の中でこの指針は心しておかないといけないと思います。企業が「持続」するための糧は、野ネズミになって得ていくことを決心しないと、気がつくとどこにも見えなくなってしまう危険の最中にあります。
サラブレッドになくて、野ネズミにあるものは何でしょうか?
私は洞察力(インサイト)だと思います。顧客洞察力、環境洞察力、小さいものほどこれが発達しています。
選ぶのはお客様です。経営者も社員も、野ネズミの群れとなって、あきらめないで、知恵を集結して走り回って、絆をつなぐ時代がきたと感じています。
話は変わりますが、今日の大阪でのSHIPリフォームセミナーには、普段から私が尊敬している経営者の方が来られていました。この状況の中で売上も利益も最高益を更新しているそうです。モノを見る視点も行動もまったく違っています。
尊敬する人と会うと元気になります。
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2008.09.07
凄い事実と凄い本 7 Sep 2008
今年、最も感銘を受け、影響を受け、養分もありったけいただいている本、「なぜハーレーだけが売れるのか」(水口健次 著)。また読み直しています。56ページから引用します。
== 引用 ==
結論からいきます。
奥井戦略は五つの要素から構成されていることがわかりました。
1 絆をつくっている
2 ライフスタイル・マーケティングを志向している
3 イベント戦略を展開している
4 絆の全アクションをデータベースで追求している
5 すべてを顧客満足の向上に集約している
== 引用終わり ==
この事実は凄すぎます。この事実を解説したこの本も凄すぎます。
市場縮小時代と言われています。23年間で二輪市場が3分の1になる中で、ハーレーは新規販売台数を15倍にしています。今はホンダやヤマハを抜いて販売台数でトップです。二輪市場が縮小しても、ハーレー市場は拡大してきたのです。
この事実を徹底的に学んで、市場縮小時代のリフォーム業を始めとする生活サービス業に翻訳して行きます。今日はこの打ち合わせがありますが、何となく楽しくてしょうがないな、そんな感じです。
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2008.08.12
市場縮小時代、「ディープエコロジー」を読む 12 Aug 2008
北島選手、おめでとう!最高のレース。感動しました!
さて今日も本の紹介。
地球温暖化問題を早くから警告してきた環境ジャーナリスト ビル・マッキベン氏の「ディープエコノミー 生命を育む経済へ ビル・マッキベン (著), 大槻敦子 (翻訳) 」は、富の増大にひたすら向かってきた経済(エコノミー)が、人の幸福も地球そのものを破壊しようとしている現実の事例をいくつもとりあげて、次のような問題提起をしています。
「ひと昔前、多くの環境保護論者が「ディープエコロジー」を主張した。これは、生態系における一生物としての人間の役割を、深く問うように促したものだ。今、私たちは「経済」についても同様の問いに迫られている。「誰のための、何のための経済なのか」と。」
経済成長、所得増大と幸福との関連性は下記のように過去が把握されています。
「一般的に一人当たりの収入がおよそ1万ドルまでなら、一貫して幸福はお金で買うことができるがそれを超えると相関関係はなくなるという研究者の報告がある」
「人類がひとつの種として犯した数ある過ちの中で、これはかなり上位に位置すると思われる。ひたすら富の増大だけを重要視したことが、自分たちを幸福にすることなく、地球上の生態系を破壊寸前にまで追い込んでいる。どうしてこんな大失敗をしたのだろう。
答えは一目瞭然だ。限界点を超えてもやめなかったのである。昔は収入とともに幸福度も上がっただから、今後もそうだと思いこんでしまったのだ。私たちは何度も繰り返しこういった間違いを犯す。ビール二杯で気持ちよくなったのだから、10杯飲めば五倍は気持ちよくなると。」P60
市場縮小時代、日本は今後、確実に経済が縮小します。しかし、縮小だけを悲観的に捉えることは正しい態度ではないはずです。市場縮小時代、人の幸福にフォーカスした事業転換が求められていると思います。その意味で参考になる夏休みの一冊です。
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2008.08.11
コア事業進化論―成長が終わらない企業の条件 11 Aug 2008
オリンピックはつい見てしまいます。内柴選手、若いパパ、格好いいですね。金メダルおめでとうございます。オグシオペア、ハラハラしてテレビから離れられませんでしたが、まずは勝ちましたね。おめでとうございます。今日は北島選手のレース、これは見逃せません。
さて本の紹介です。たぶん夏休みに読むのにはちょうどいい本です。コア事業進化論―成長が終わらない企業の条件。事例が大手企業ばかりなので、中小企業の経営者の方の多くは「うちとは違う」という第一印象を持ってしまってなかなか手にとられにくいと思いますが、案外そうではありません
私は今、Webサイト刷新のタイミングで企業のブランディング作戦の立案を依頼されることが多いですが、この本を読んで、自分の手法に自信を持つとともに、すっきりと頭が整理されました。
今までは何となくやれてきたけど、これからはまずいよな、、、と感じている経営者の方には正しい道筋が書いている本です。2200円(+税)は安い買い物です。
原題が「Unstoppable」、「止まらない(成長)」する企業、みたいな意味なのでしょうが、そのために行うことは、
コア事業への集中
↓
コア事業の拡大
↓
コア事業の再定義
これが繰り返されるわけですが、問題は企業が大きかろうが小さかろうが、世の中の変化は激しいので、「コア事業の再定義」の頻度が高まっていて、その出来如何によって、将来が明るくなったり、絶望的になったりするということで、たくさんの失敗事例の共通点も列挙されています。大概は現在のコア事業からの無謀な逸脱です。
そして成功事例に多くみられるパターンは、現在のコア事業の中に、未活用の次期の成長要因があるということです。
「顧客セグメント(分類)」ですら、違った角度からまとめなおせば、まったく新たな価値になります。私はある地方都市の会社に、その周辺のある「村」出身者向けのWebサイトデザインを提案したことがありましたが、これは狙い通りの成功を収めました。これなども顧客セグメントの見直しの一例です。
読みどころ満載ですが、これ以上の解説はブログには不向きですのであとは購入してお読み下さい。
8月のまどりむオープンフォーラムは、住宅生産性研究所の戸谷理事長に『等価交換の家 ~建てた家を買い戻せる工務店の仕組み作り~』というタイトルで2時間たっぷり講演をしていただきます。プロの方でも知らなかった情報が盛りだくさんです。ぜひこのチャンスをお見逃しなく。
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2008.07.29
ロハスビジネス 29 July 2008
昨日、銀行の部長さんと話をしていたら、「最近は貸し渋りとか貸しはがしとかいう言葉が久しぶりにでてきました」とおっしゃっていました。WBSを見ていたら、年収200万円以下の人が労働者の20%、1000万人を超えてきたとか、35歳から40歳の人の年収がもっとも減少しているとか、経済という点からいえばまさしく市場縮小時代になっています。
3日連続して本の紹介ですが、ロハスビジネスアライアンスでもお世話になっている大和田順子さんと水津陽子さんの共著の「ロハスビジネス」。
全体の経済は縮小していますが、拡大している分野もあります。それが「ロハスビジネス」だと思います。大和田さんはこのことを「不可逆的トレンド」と表現しています。そしてロハスビジネスを4つのタイプに分けています。
1)経営戦略型 ・・ 不可逆的トレンドだから経営戦略として取り組んでいるタイプ。大半の大企業の取り組みのタイプ。
2)ミッション型 ・・ ロハスの考え方にインスパイアされて地球環境の大切さや持続可能性のある社会の実現に意義を感じ、自らビジネスを通してその目標実現に貢献しようとしているタイプ。
3)フロンティア型 ・・ ロハスという概念が生まれていなかった時代からロハス的な価値感をビジネスの種に育ててきたタイプ。
4)起業型 ・・ ミッション型から派生して使命感に燃えて新しいビジネス分野を開拓しようとしているタイプ。
なるほどこのように分けるとわかりやすいです。
SHIPのカーボンオフセットハウスネットワークは、経営戦略型とミッション型の混合タイプといえると思います。着想自体は「おせん」と同じでおじいちゃん、おばあちゃんの知恵が生きていた時代、つまりほんの40年くらい前の日本の生活をいいものがあったんじゃないの、というノスタルジー型という変種要素も入っているかな(笑)。
いずれにせよ、市場縮小時代、不可逆的なトレンドを経営に織り込んでいきましょう。
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2008.07.28
SHIPのホームページ製作と「ブランド再生工場」 28 July 2008
SHIPで今もっとも多くいただいている仕事は、ホームページ製作です。
ホームページ業者は実にたくさんありますし、経営者であれば、営業も受けているだろうし知り合いや親戚にもそのような業者さんが必ずいらっしゃると思います。それなのに何故SHIPに依頼されるかといえば、2つあると思います。
1)ローコスト集客を目的とし、集客数とコストとWebで計測される数字に法則性がある
2)ブランディング(固有価値の認識と発信)の機会になる
この2点が中小工務店・リフォーム会社のホームページ製作にもっとも大切なものではないかと私は思っています。業界的な言い方をすれば、Webマーケティング・サポートを行っているといえます。
特に後者に関しては手間もかかるしノウハウもないので、多くのホームページ業者さんではやっていません。そればかりか、社名さえ変えればどこの会社にでもあてはまるようなホームページが少なくないと思います。
バーゲン用のチョコだった キットカット を、受験の「応援してくれる御守り」ブランドにプロデュースされた関橋英作氏の「ブランド再生工場」には、ブランドとブランディングが明快に示されています。
最も共感したのは、お客様との「コミュニケーションはいかにリアルであるか」が求められているという点、また「ブランドゴールを設定する」という点。
ホームページは「一発当てる」ツールではありません。その発展性によってその会社のブランド価値が決まって行く媒体です。基本はリアルなコミュニケーション、そして芯になるのは「ゴール」の設定です。
SHIP社員も必読の書です。
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2008.07.27
最後の授業 27 July 2008
心の底から尊敬している人がいます。その人は会うたびに推薦図書リストを見せてくれます。23日にお会いしたときに、そのリストの中にいつもと違う感じのものがはいっていました。昨晩amazonから届いたその本を一気に読みました。
「最後の授業」。カーネギーメロン大学教授のランディ・パウシュ氏が母校で行った学生向けの「最後の授業」を中心に書き加えたものです。彼は46歳(1960年生まれですので私と同じです)ですい臓がんのため「あと3カ月から半年」と宣告され、それから決意した「最後の授業」でした。この講義はYoutubeなどにもアップされ、全米で約600万人の人が見ることになったそうです。
講義のタイトルは『子供のころからの夢を本当に実現するために』。
「夢を叶える道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。レンガの壁は、僕の行く手を阻むためにあるんじゃない。その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているんだ」
話の締めくくりはこうです。
「夢をどのように実現させるかという話をしたのではありません。人生をどのように生きるかという話をしたのです。人生を正しく生きれば、運命は自分で動き出します。夢の方から、君たちのところにやってくるのです。」
そして最後に
「この部屋にいるみなさんだけのために話したのではありません。「僕の子供たちのためなんです」
涙が溢れました。
そしてその方がこの本をとりあげられたことにも。
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2008.07.26
"I'm staring at a scary new mortgage." 26 July 2008
「怖い住宅ローンをじっと見つめて」、とでも訳すのでしょうか。アメリカの連邦住宅庁(FHA)が作成した、住宅購入を考えている人向けの小冊子の題名です。サブプライムローン破綻で住宅ローンの形容詞に「scary 怖い」がつくのが今現在のメッセージなのでしょう。副題は「新しく住宅を購入する人のための100のQ&A」です。文字通り、100問100答の形式になっています。
住宅生産性研究所の戸谷理事長が今年のNAHB(全米ビルダー協会)の住宅都市開発庁(HUD)のブースで「(サブプライムローン問題に対する)アメリカ政府の取り組み」を質問したのに対して、回答として差し出されたのがFHA作成のこの冊子だったそうです。
今日は朝からこの冊子を読んでいますが、アメリカの現在の住宅に関する疑問と回答を通じて、サブプライム後に住宅政策がどのように転換されているかが私でもおぼろげながらわかります。
要するに「住宅ローンは借金だ。資産価値を担保とした借金しか成立しない。ここに戻ろう」ということではないかと思います。
私はこのFHA版「新しく住宅を購入する人のための100のQ&A」を使って、米国の住宅事情と住宅政策それにともなう住宅営業を学ぶ機会があってもいいのではないかと思っています。業績向上にすぐに役に立つものではないですがきちんとした見識を持つためには、知っておいた方がいいのではないかと考えます。
また生活者の視点では、日本版「新しく住宅を購入する人のための100のQ&A」があればいいなと思います。
上記2点、実現に向けて考えていきます。
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2008.07.07
営業教科書第4号お申込をどうぞ 7 July 2008
営業教科書第4号ができました。SHIPユーザー様にはいち早くお送りいたします。
お申込はこちらから になります。また今月からのSHIPリフォームセミナーの公式テキストにもなっております。
HPの目次をもう少し詳しくするとこんな感じです。
【カテゴリ1】時流と変化を読む
Lesson1 住宅関連法改正と政策不況
□姉歯事件を契機に、官による規制強化は続く
□フローからストックへ 住宅政策の転換
□京都議定書により、住宅でも環境対応が進む
Lesson2 人口減少と高齢化そして独り世帯の増加
□人口減少が進む
□少子高齢化が進む
□世帯数は2015年がピーク、独居世帯が増える
Lesson3 所得の二極化と消費行動の変化
□年収300万円未満と2000万円以上が増えている事実
□株安による逆資産効果でにわか富裕層の消費意欲が減退
□かつてのボリュームゾーンが谷になる
Lesson4 エコとCSRとSCR
□エコは社会運動からファッションに
□カーボンオフセットの認知度が高まる
□社会的責任消費(SCR)と企業の社会的責任行動(CSR)
Lesson5 ブランドが付加価値になる、モノは安くなる
□世界的なブランド囲い込み
□付加価値はブランドにある、モノにはない
□中小企業こそ、ブランド化に取り組む時期
Lesson6 リフォーム世代のインターネット利用者数の増加
□ホームページだけで集客できているリフォーム会社が増えている
□50代以上のリフォーム世代のインターネット利用者数が最も増加
□50代以上でもほぼ毎日インターネットを使う人が半数以上
Lesson7 「クルマも試着して欲しい」、体験マーケティングに注目
□売れない時代の体験マーケティング
□潜在化している新しい需要開拓も体験で行う
□リフォームの潜在需要の顕在化に「体験」は有効か?
【カテゴリ2】変化を超えた経営
Lesson8 縮小市場での成長戦略
□絆ファミリーで顧客満足に向かう
□バイクではなく「楽しみ方」ライフスタイルを売る
□イベントとCRMでファミリーに巻き込む
Lesson9 コスト上昇時代のローコスト集客
□ローコスト集客は「等価交換の家」を実現
□インターネット集客の秘訣はオンリーワン
□誰に向かって発信するのか?が決まると毎日更新が始まる
Lesson10 価格競争時代の感動経営
□引越しではなく、ハッピーライフのプレリュードの演出
□ここまでやるか!を徹底する
□スタッフ(キャスト)に感謝の手紙が来る会社
【カテゴリ3】2008年の課題を解決するヒント集/
Lesson11 ブランド構築法 その1「お客様の環境意識を守る」
□エコを提案する前に、自分がエコになる
□エコこそ、今、最高の自己アピールにつながる
□提案するのは、「カーボンオフセットな暮らし」
Lesson12 ブランド構築法 その2「お客様の健康を守る」
□自分たちにしかできないことは何だ?
□自分たちが守るものは「お客様の健康(命)だ」
□徹底的にこだわることでインターネット集客が可能になる
Lesson13 ブランド構築法 その3「お客様の財産を守る」
□リフォームの予算っていくらが正しいの? 支払いが現金なの?
□ライフプランでリフォーム予算を逆算すれば、良い家が手に入る
□お金のことはお金の専門家が解決するのがいちばん良い
Lesson14 ホームページをローコスト集客装置にする方法
□尖ることで、お客様に刺さる
□検索性・再訪性・アクション誘導性
□数値で測定して、成長を確認していく
Lesson15 住まいの試着でリフォームの感動事前体験
□服を試着しない人はいない、家も試着せずにはいられない
□試着はお客様にとって、感動体験になる
□住まいの試着は成功法則の徹底実践から
Lesson16 大手の「提案書」に負けない簡単提案書
Lesson17 住宅履歴書をお客様と共有する
Lesson18 お引渡しを感動で彩る 生涯顧客化の始まり
□ここまでやるか! でファン創り
□感動セレモニーで生涯顧客化のスタート
□家の修繕という価値ではなく、新生活の始まりの演出を価値にする
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2008.06.06
一食入魂、一期一会 6 Jun 2008
今週はお客様や先生、同士と会食続き。一食一食に気合が入ります。
月曜日 リッツカールトン東京(仏)
火曜日 アグネスアンドアパートメント(仏)
水曜日 ソナム(韓国料理)
木曜日 北新地の串揚げ屋さん
そして名古屋セミナーの本日、金曜日は会食というわけではないですが、江川さんとあんかけスパゲッティのヨコイ。
生物と無生物のあいだ(福岡伸一著) でもわかりやすく解説されていますが、身体を構成している原子・分子は絶えず入れ替わっています。食べることは、栄養を取ることでもあるのですが、身体を創ることでもあります。ある一定期間で生物のすべての細胞は入れ替わり、その元となるのは食物なのです。生命システムの秩序は川の流れのようです。絶え間なく入れ替わっていきます。
これは肉体的なことですが、考え方や精神的なことも同じだと思います。触れ合う人、お付き合いする人が変わって来る中で、考え方も変わって来ます。順番は逆かもしれませんが。今週は食事と同時に、志や目標、今の困難を乗り越える術など、それぞれとても濃い時間を持つことができました。
一食入魂、一期一会。
最後においしい顔を(笑)。
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2008.05.05
こどもの日 5 May 2008
毎年恒例の友人たちと きくち正太 宅で家飲み会。今年は「おせん」がテレビ放映されたので、その祝賀会にもなるかなと思っていたのですが、、、、。難しいですね。現実は。
クリエイターはやはり実に繊細であります。メディアはコンテンツがなければ成立し得ないはずなのですが、メディアはメディア自身の目的の達成に直線的に進むあまり、コンテンツ作者であるクリエイターの繊細さをふみにじることがあるようです。
もしテレビを観て、面白いなと思われたら、コミックがでていますので、ぜひご購入して読んでいただければウレシイなと思います。作者の主張が一話ごとにきちんと深みをもって表現されています。ロハス的な食も、茅葺屋根の建物も、人情を通わす人たちも、彼にとってはトレンドでも何でもなく、こどものころの美しい体験であり、表現したい根っこのようなものです。
そんなことを思うこどもの日になりました。
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2008.04.09
結果を変えるために行動を変える 9 Apr 2008
SHIPでは4月1日から新しい期が始まっています。事業計画は中長期を含めた大枠が示されており、これから各部門と詳細を詰めていきます。
先日お会いした鶴岡秀子さんから著書が3冊贈っていただきました。とても面白く3冊とも続けて読みました。何箇所も脳が刺激を受けるところがあります。今日は特に「天国体質になる」の174P~175P。
==
友人はこう言いました。
「鶴岡さん、昨日と同じことをして昨日より成果をあげようとするのはおかしな考え方ですよ」
「えっ、それってどういうこと?」
私は、そのキーワードがあまりに衝撃的だったので、聞きなおしました。
「たとえばですね、昨日と同じ時間に起きて、昨日と同じ電車に乗り、昨日と同じマンバーとお昼を食べて、昨日tぽ同じような仕事ぶりで仕事をして、昨日よりも今日の成果を1.5倍にしよとするのは、おかしな考え方だと思いませんか?
==
まるで今期のSHIPのために書いていただいたような一節です。前期が終わったばかりで、つい行動は延長線で考えようとしてしまいます。しかしそれでは今期のハードルは超えられません。
事業計画策定時に。「そこまでやるか!」を考え抜かないといけません。
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2008.04.03
天国体質になる! 3 Apr 2008
小松信幸47歳、今までそれなりに頑張ってきたつもりでしたが、「つもり」だったのかもしれないと思ってしまいました。もう少し正確にいえば、自分を信じる力がまだまだ足りていなかったかなということでしょうか。実はとても元気がでてきたので、忘れないうちに書いておきます。
今晩は、感動引越しセンター猪股社長のご紹介で、レジェンドホテル(伝説のホテル)を開業準備中の鶴岡秀子社長(通称 つるちゃん)と会食させていただきました。
彼女は「伝説によって運営されるホテル」を創っている最中です。「伝説」は過去ではなく、未来を信じる力なんだということを初めて知りました。知って始めて伝説の秘密がわかりました。
2年前に「伝説のホテル」を創りたいという想いから、たくさんの優秀な人たちを巻き込んで、徒手空拳から始めてもうロケーションもプランもあります。もちろんまだまだ課題山積みでしょうが、ここまでの来た根拠が「伝説」であれば、ここまで来たことも既に「伝説」です。
彼女が「私は逆境とか不幸に鈍感なんですよ」とおしゃいました。たぶん境遇というのは、100人いれば100人それほど変わらないのだと思います。それを「今自分は地獄の苦しみの中にいる」と思うか「自分は進化途上の天国にいる」と思うかは、本人次第です。
どっちがいいでしょうか?
天国体質になってしまった方が、いいのだと思います。人生は悩んでいるほど長くありません。
私もまだ読んでいませんが、鶴岡社長の「天国体質になる!」を今日は紹介させていただきます。
以下、アマゾンからの抜粋
===
内容紹介
仕事に悩む、すべての人へ。
夢を実現するヒント
仕事が充実しない、現状を打破したい人へ――。
視点、発想をすこし変えるだけで、深刻な悩みのように見えていた問題が、一気に解決することがあります。
そのコツを、教えます。
●がんばっているのに、成果が出ない時
●あり得ない失敗をした時
●成長している気がしない時
●どうしてもやる気が出ない時
●解決策が見つからない時
●自分は何が得意か見えない時
●どんな会社で働くべきか迷った時
●自分だけが、がんばっている気分になった時
●たくさんの決断に迫られた時
●どうしても嫌いな人がいる時
●人の成功がうらやましい時
●助けてもらいたいと思った時
●時間が足りないと思う時
●どうしても一歩踏み出せない時
●どこに向かえばよいか分からない時
●自分は運が悪いと思った時
●人脈が広がらないと思った時
●人に信用されたい時
●どうやって夢を実現すればよいか見当も付かない時
●居心地が悪いと感じる時
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2008.03.27
iPodをつくった男 27 Mar 2008
書店でみかけて、即買い、即読み。副題は「スティーブ・ジョブスの現場介入型ビジネス」です。彼が仔細なところまで製品の仕上がりを譲らないという話は聞いたことがありました。それがどのように行われているかというところに興味がありました。
スタートはここです。54Pからジョブスの言葉を引用します。
「ユーザー調査を通じて製品をデザインしていくことには、大きな困難が伴う。たいていの場合、消費者は、具体的な形にして見せてもらうまで、自分でも何が欲しいのかわからないものだからだ」
SHIPの住まいの試着にも通じる考え方ですが、私もずっとそう思っています。
もうひとつ。著者はレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉を引用します。
「単純であること、これすなわち最高の洗練」
またアインシュタインの言葉「ものごとは、ただ単純化するのではなく、それ以上できないところまで単純化すべきである」
1,000 Songs in your pocket.
iPod登場時のきわめてシンプルなキャッチコピーですが、これが槍玉にあがりました。154Pから引用します。
ジョブズは、iPodの登場によって、ユーザーが自分の音楽コレクションのすべてを気軽に身に着けて持ち運べるようになったことを誇らしげに説明したのだが、大半のメディアの論調は「自分の音楽コレクションをすべて持ち歩きたいと思う人間などいない」ということで一致していた。
iPodの大ヒットによりこの論調は覆されるのですがその根底にあるのは次の下りに表現されています。155Pから、
人々はiPodを技術的に優れた最先端の製品として購入するのではなく、喜怒哀楽の感情や、自分の人生にまつわる記憶を呼び起こしてくれる音楽に最も簡単にアクセスできる手段として見ているからである。
マッキントッシュとiPodは同じ世界にあります。機能だとか最先端だとかいうことではなく、シンプルに人生を楽しむことだけを考えると余計なものが消えていって、実にシンプルな製品ができていきます。ジョブズ氏はただただ音楽やアートのようなシンプルさを司るものとして、神が宿る細部まで現場に介入せざるを得ないのだと思います。
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2008.03.16
今週読んだ本 16 Mar 2008
下流社会という言葉で時代の深層を切り拓いた三浦展氏の新刊は「日本溶解論」、三浦氏による世代論です。Z世代と名づけられた世代は、新人類世代の子供、新人類世代は1963年前後生まれ世代、つまり私の子供の世代のことを指しています。読後感はなんだかがっくりと力が抜けました。三浦氏のあとがきからもそれはうかがえます。
==
-もしかすると私にとってこのジェネレーションZ論が、若者論としては最後の世代論になるのではないかという予感がするのだ。
おそらく、若い世代はこれ以上不可解になることに対して、あるいは、これからもっと不可解な若者を生み出し続けるであろう社会の溶解、液状化に対して私には抵抗があるのだと思う。
(P202より)
==
自ら収集した統計数字に基づく事実から分析された社会学です。私と同世代の人はぜひ読んでみてください。
もう一冊は小宮一慶さんの「1秒!」で財務諸表を読む方法。
1秒で読むのは「つぶれそうな会社の見分け方」、流動比率を見ます。つまり「流動資産」と「流動負債」、流動負債をまかなう流動資産があると、当面は大丈夫という一般論が成り立ちます。
しかし、これもキャッシュのサイクルが短い業種と長い業種とでは、安全(危険)と判断できる比率は変わってきます。
今、日経新聞の私の履歴書にトステムの潮田会長が載っていますが、会社が黒字になってからセミナーなどに通って財務のことなどを一所懸命勉強されたと書いています。まわりの受講者は大企業の部長クラス、自分は経営者、同じことを聞いて、同じ時間を使っても、自分の方が何倍も仕事に活かせると思ったというようなことを書いていました。
財務諸表を読むコツをつかむことは経営の目標と管理のためにも必要なことです。私のブログにこられる中小企業の経営者の方は読んでみたらいかがでしょうか。
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2008.03.09
アメリカ車はなぜ日本で売れないのか 9 Mar 2008
まどりむマーケティングフォーラムでハーレーのマーケティングに興味を持たれた人は、「ハレーだけがなぜ売れるのか」に加えて、ハーレーダビッドソンジャパン奥井社長が書いた「アメリカ車はなぜ日本で売れないのか」を併せて読まれると理解もさらに進むと思います。
私も覚えていますが、1997年に世界一の自動車会社GMがサターンで日本市場に大々的に乗り込みますが、2001年に撤退しています。そのときにすでに日本市場で成功した米国資本の自動車会社としてハーレーの奥井社長は巨人GMにアドバイスを求められる立場だったのですが、GMは結局は失敗しました。その背景となっている文化的背景とマーケティングの本質をわかりやすく書かれた本です。
この本の250Pから引用します。
他のメーカーが、性能の良し悪しで競争し、結局ヨーロッパや日本のメーカーに敗れたのに対して、ハーレーは「ハーレーにあって競合他社にないものは、歴史であり、文化であり、ライフスタイルである」というマーケティングの原点を守って今も成長を続けている。その美しいLOOK、心地よいSOUND、アメリカを感じるFEEL。そしてその差異を商品だけでなく、マーケティング戦略としても打ち出して唯一生き残った。
「誰もオートバイを必要(need)していない。必要ではなく、オートバイは欲しい(want)ものなのだ。ハーレーの製品を購入することは感情(emotional)による決定だ」という考えは徹底的にコモディティ化を拒否するブランド戦略につながる。
(ここまで)
この考えは、GMも理解してマーケティングを始めたわけですが、巨人GMに染み込んだ「TEACH型」文化が日本の消費者への浸透を阻みます。奥井社長は、日本の車のオーナーがお正月には物質の塊の車にお飾りをすることは「TEACH型」文化では絶対に理解できないと書いています。文化はひたすら「LEARN」しなければならないものなのです。
また、ハーレーにはHOG(ハーレー・オーナーズ・グループ)というハーレーオーナーのコミュニティがあります。これはHDJが厳密に管理する3万5千人を擁する公式クラブ組織です。GMサターンが興味と関心を示したのもこのHOGだったそうです。しかし、うまくはいきませんでした。261Pから引用します。
サターンは結局こうした組織を形成するに至らないまま、撤退という事態になってしまった。クラブ組織は顧客と長期的な関係性を構築する、地道な努力の積み重ねなのである。急いで成果fruitだけを真似しようと思っても無理な世界である。(ここまで)
1)固有の価値
2)たゆまぬ「LEARN」
3)地道な努力
奇抜なことはないのです、基本ですね。
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2008.03.04
なぜハーレーだけが売れるのか 4 Mar 2008
出ましたね「なぜハーレーだけが売れるのか 理論を超えた現場マーケティング」、6日のまどりむマーケティングフォーラム参加者の方には、3000円の参加費で、この本もお付けします。
この本が出ることは12月のSHIPマーケティング戦略塾で著者の水口先生から教えてもらいました。
ずっと縮小してきた二輪市場で、ホンダやヤマハやカワサキの販売店になれなかった会社を販売店にして、20数年間ずっと売上を伸ばしてきたのが、ハーレーです。市場のせいにしない経営をやってきたのです。その秘訣は、おおまかにいえば、ひとつはハーレーのある生活というライフスタイルを売っていること、ふたつめはそうやって顧客とのコミュニティを作っていること、みっつめは数字をベースにしたマネジメントです。
昨年12月といえば、住宅業界の不況が顕在化してきたときです。これからますます悪くなることは容易に予想できました。
私は水口先生にこの内容をリフォーム会社さん・工務店さんに伝えていただけないか、それも最もコストを抑えてやりたいとお伝えしていました。そして快諾いただいて、あさって6日の出版記念講演会をかねた まどりむマーケティングフォーラムになりました。
この企画はもう私では二度とできないです。まだ少し席があるようですので、機会を逃さないでご参加ください。
私からは、私にもっとも問い合わせの多い「カーボンオフセットな暮らし提案」の新ブランドのご紹介をさせていただきます。これもカーボンオフセットな暮らし、つまり省エネルギーで地球環境に貢献する暮らしというライフスタイルを売る仕掛けですし、コミュニティを作っていく仕掛けです。
懇親会もにぎやかになりそうで、今から楽しみです。
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2008.03.02
金融資本家とワイナリー経営者 2 Mar 2008
「ロスチャイルド家と最高のワイン―名門金融一族の権力、富、歴史」、この本の結びの文を引用します。
「いずれにせよロスチャイルド家の人々は確かな痕跡を残してきた。金融資本家としても、葡萄園の所有者としても。」
1743年(あるいは44年)、ドイツフランクフルトのユダヤ人街生まれのマイヤー・アムシェルに端を発するロスチャイルド(独語読み:ロートシルト)家の「金融資本家」としての姿には、私などが想像しようもない壮麗な実績と検証しようもない様々な噂や逸話があります。GoogleやYahooで「ロスチャイルド」と入れてみるだけのその一端に触れることができますが、その情報の真偽はわかりません。
私たちが自分の五感で体感して理解できるのはともにプルミエクリュ(格付け一級)「葡萄園の所有者」が、その家名を冠した、シャトーラフィット・ロートシルトとシャトームートン・ロートシルトを飲んだときの確かな至福の感覚です。それなりの手続きを経ていることが最低条件ですが、そそがれたグラスからワインを飲むだけで誰でもこれが特別な飲み物であることはわかります。
ロスチャイルド家の歴史とボルドー五大シャトーのうちの二つのワイナリーの歴史、これらの二つのドラマが交錯するこの著作は、
1)ユダヤ商法のさわり
2)ワインビジネスの歴史
3)ソフト(ワイン)ビジネスの付加価値増大仕組み
そして、歴史は常に変化していることを勉強させてくれます。
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2008.02.25
思わぬ長旅と効率が10倍アップする新・知的生産術 25 Feb 2008
長いこと出張移動していますが、予約した飛行機が欠航したのは初めての経験でした。大雪のため、何便か欠航して昨日の午後に札幌に到着しました。自然の力にはかないません。今日は札幌でSHIPリフォームセミナーです。
地方に行くと特に感じますが、一層経済が停滞していることを感じます。そんな中で、私どもへの期待も「ローコスト集客」に集中しています。ホームページをローコストの集客装置にすることをまだ多少余裕のあるうちに準備をしていて欲しいと本当に思います。
単価1万円程度で有効な集客ができれば、契約率50%で100万円の平均単価でも、2%の集客コストです。これくらいの効率を第一段階では目指して、ホームページを集客装置にしていきます。
家を出たのが5時頃、札幌駅に着いたのが18時過ぎ、待ち時間ばかりの13時間という長時間移動に、初めて勝間和代さんの本を読みました。うん、なるほどカッコいいです、この女性。きっかけはやたら目立った週刊ダイヤモンド「Google化 知的生産革命」、そこでこんなサマリーをみて、『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をGoogle化する方法』を買いました。
1%の本質を見極める6つの技術
(残りの99%の情報は「ゴミの山」
1.「フレームワーク力」をつける
2.「ディープスマート力」をつける
3.「失敗力」をつける
4.ベストプラクティスを学ぶ
5.「捨てる力」をつける
6.「本代」をケチらない(ネットに依存しない)
タイトルだけだとわかりにくいと思いますのでぜひ買って読んでください。安すぎると思います。
ホームページを集客装置にしていくのも、これと同じ技術を用います。
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2008.02.10
ジュセリーノ氏の予言とまどりむエコフォーラム 10 Feb 2008
「もはや神には何も願ってはなりません。ただただ地球へ感謝するのみです。私たち一人ひとりに命を与えてくださり、この地球と大自然を与えてくださった、偉大なる創造主に感謝する以外ありません。精神的に結ばれた見返りのない愛、そして普遍的な愛によるただしい倫理と謙虚さによってこそ、私たちは”新しい地球”を子孫に残すことができるのです。」 - ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース
ブラジルに通信費以外の報酬を受け取らない預言者がいます。ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏、彼の予知夢による予言の的中率は90%といわれています。はずれて欲しいですが、2008年の日本の地震予知に関して次のような情報があります。
・2008年2月15日~28日 川崎
・2008年4月または5月14日 千葉
・2008年8月6日 東京
・2008年9月13日 東海(日本でなく中国である可能性もある)
このように地震や飛行機の墜落やローマ法王の選挙のことなど、彼の予言の範囲は広いですが、最も多くの言及は自然災害に割かれていて、温暖化ガスがもたらす環境破壊を中心テーマにしています。
==79Pから==
地球の環境を改善するためにだれもができること/すべきこと
・水を節約すること
・汚染をこれ以上引き起こさず、植林をおこなうこと
・ゴミの分別をきちんと行い、川を汚さないこと
・むやみに金もうけに邁進しないこと(地球を犠牲にしてまで金を稼ぐ意味はない)
===
私たちも環境を経営の主テーマにするべきだと思います。
2月21日、エコをリフォーム経営に活かす手段をお伝えします。まどりむエコフォーラム、変革のチャンスです。
2008 02 10 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2008.02.01
怖い話 1 Feb 2008
今日から2月ですね。ここのところどこのチャンネルをまわしても中国産の殺虫剤入り餃子事件を報道しています。身近ですから、取り上げやすいのでしょうね。建築材料にも毒性のあるものが含まれていると聞くと、普通の人だと「!!」という感じになりますが、日本中で毒入り建材は使われています。そんなの嫌だな~と思って、2年半前、普通に作っても健康に配慮した住まいができる「はいからモダン物語」を企画して会員募集を始めました。今では100社を超えるネットワークに成長しました。
さて、昨日から読み始めたのは「普通の家族がいちばん怖い-破滅する日本の食卓」、水口健次先生からご紹介いただいた本でもありましたが、中国産の冷凍食品どころではなくて、「普通の家族がいちばん怖い」ですから、なかなかすごい内容です。
なるほど「怖い話」がたくさん載っています。35Pから(以前も紹介した話ですが)
正月に夫婦いずれかの実家に行ったとき手伝いをさせられるようなことがあると、現代の主婦たちはそれを当然のこととは受け止めない。
たとえば正月二日の日、昼食は主婦自身の実家、夕食は夫の実家で、それぞれ新年会を兼ねて「ご馳走になった主婦はこう言う。「夫の実家ではたくさんの食器を義姉とかみんなで手洗いするんですよ。今の時代は使い捨ての紙皿もあるし、洗うなら私たちお客様がいなくなってからにすればいいのに、私にも手伝わせるんです。すごく強制的だと思いませんか」(38歳)と。自分の実家では「料理を並べるだけは少し手伝った」が、後片付けなどは無論していない。「お正月はのんびりテレビを見て、出される食事をゆっくり食べたいのがホンネだから」それが当然だと彼女は考えているのだ。
この調子で具体的な怖い話が延々と続くのですが、これらが「事実」です。中には自分にもあてあまる話もあります。またアマゾンに寄せられたレビューも興味深いです。こんなにレビューを読んだのは初めてです。
水口先生はこの本の帯にこんなメッセージを寄せています・
「思い込みを捨てよ、教養を捨てよ。われわれは、ここからスタートするほかはない」
2008 02 01 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2007.12.24
ウェブ時代をゆく 24 Dec 2007
クリスマスイブで休日、日本中賑わっています。私は北陸から関西へ移動、りんくうタウンを訪問です。
移動の時間に、ウェブ進化論の著者が書いた「ウェブ進化論」と対になった「その時代に生まれる新しい生き方の可能性」をテーマにした本「ウェブ時代をゆく」を読みました。著者を通じて、今という時代のスリリングさを皮膚感覚で感じ取れます。
215ページから引用します。
==
米「ニューヨークタイムズ」誌の「セックス、ドラッグ、そしてブログを更新すること」(2007年5月13日)という長文記事は、新時代のあてリストの「生計の立て方、スモールビジネスの在りよう」について、ニューヨーク在住のジョナサン・コールトン(36歳)というミュー自社を詳細に報告した。(中略)
コールトンの職業はプログラマーだった。しかし彼はフルタイムのミュージシャンとして生きたいという夢を持っていた。一念発起して彼は仕事を辞めて夢の実現に挑戦することにした。曲を週にひとつ必ず書いてレコーディングしブログにアップすることにした。(無償で誰もがダウンロード可能、リスナーがお金を払いたければそれも可能)。少しづつ口コミでトラフィックが笛、誘われて行うライブにも以前より人が集まる手応えを感じた。コツコツと地道な活動を続けた結果、現在はブログの日々の訪問者3000人、人気の曲のダウンロードは累計50万、月収はコンスタントに3000ドルから5000ドルとなり、生計が立つようになった。(中略)
月収の大半は、無償でも手に入る曲にファンが自発的にお金を払うことに依存している。
==
これが今という時代が可能にしたビジネスの在りようです。コールトン氏は「ファン(特に若い世代)はアーティストと友達になりたいのだという重要な発見をし」(216P)、「24時間ステージに立ってファンと接しているような充実感を抱きつつ、毎日何時間もネットに向かい、フルタイムのミュージシャンとして生きている」(217P)。
インターネットがコミュニティ創りと運営を容易にしたのです。
あとがきの著者の素敵な執筆意図を紹介して終わります。
==
ウェブは『志』をもって能動的に対峙したときに、まったく異なる相貌を私たちに見せるものである。『志』さえ持てば、ウェブは「人生のインフラ」として「個」を大いに助けてくれる。私はそのことを、できるだけ多くの人に伝えたいと思い、適切な言葉を探し続けた。(241p)
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2007.11.21
走れ!オヤジ! 21 Nov 2007
昨日11月20日は、パリ~ダカール・ラリー優勝ドライバー篠塚建次郎さんの59回目の誕生日でした。90年代初め、三菱パジェロを爆発的にヒットさせたのも、日本人ドライバーとして、世界でも最も過酷なラリーに上位入賞していた篠塚さんに投影された日本人の男の夢だったのだと思います。97年には遂に日本人で初めてパリダカで総合優勝しました。
その篠塚さんが来年もパリダカに出場します。22年連続出場という世界的記録を更新中です。
感動引越しセンターの猪股社長からのご招待で誕生会に出席させていただきましたが、ご挨拶を聞いて感動したのは、以前はTOPを取るために走っていた。今は完走するために走っている。そうすると、ラリーで勝つということではなく、ラリーで走るという過程が楽しいということに気づいたとおっしゃったことです。
篠塚さんの著書「ラリーバカ一代」から引用します。
「30数年かけて、ぼくはラリーのスタート地点に戻ったような気がする。人生のスタート地点に戻った気がする」
素敵な言葉だなと思います。
ラリーでは華々しい実績を飾っている篠塚さんは実は最近までサラリーマンでした。まさしく団塊のサラリーマンです。いろいろとサラリーマンの苦労もされてきています。自殺者が毎年3万人、世界最悪の自殺国である日本ですが、その中心は苦労多き中高年の男性です。
私も含めた中高年の男性の元気を掻き立てるためにも、篠塚さんに一緒にエールを送りましょう。
走れ!オヤジ!
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2007.11.04
例外のない成功法則 4 Nov 2007
先週のある夜、食事に誘われた正健プランニングの鈴木社長からいただいた本に、「これは例外がない成功法則」だなと納得したことをみつけました。せっかくですから紹介します。
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重役になる確かな方法が一つある。その会社に入ったら、「いい会社にである」と両親に言い、友達にも言う。それを終始一貫続ければ、やがてきみ自身にもそういう信念が生まれ、得意先も無限に増えていく。そういう徹底した人を重役にせずして誰を重役にするか、と私は考えている。(松下幸之助発言集 第八巻 P10)
==
これは松下幸之助翁がどこかの会社の入社式でおっしゃったことだそうです。「重役」を「夢をかなえる」というように読み替えると多くの人も納得するのではないでしょうか。私は新卒で入社した会社で最年少グループ会社社長になりましたが、確かにやっていたのはこんなことです。
この姿勢でいれば、不備な点をみつけても前向きな意見がでてきます。みんなが自分の応援団になります。目の前のことに一所懸命になれます。
世界一になったレッドソックスの松坂投手のことを東尾前監督が「あいつは目の前のバッターに対戦していると大丈夫だが、つい先のことを考えると乱れる」というような意味のことをいってました。こんなレベルの高いところでさえそうですから、凡人は何をかいわんやです。
目の前のことに本気で取り組もう。
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2007.10.20
「狂いのすすめ」 20 Oct 2007
ひろさちや氏のベストセラー「狂いのすすめ」からです。
私は成功法則に言われるようなことはあまりピンときません。成功法則とは、毎日目標を紙に書いて潜在意識に落とし込むというようなことを書いている類のものです。
でも目標達成のノウハウは少しは持っているつもりです。結果から逆算したプランを動くことです。要するに目の前のことに具体的に当たること、あとは修正・実行の繰り返しです。
高校生の頃、「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という言葉に出会いました。人生経験のなかった頃でしたが、直感的にすごく素敵だと思いました。
「狂いのすすめ」の173Pから「遊戯」を引用します。
-仏・菩薩の自由自在で何ものにもとらわれないことをいう(岩波・仏教辞典)-
何ものにもとらわれず、ただ目の前のことに全力を尽くす。心配とも反省とも無縁、感性に従って、目の前のことにあたることでしょう。それが命を使うということ、使命をまっとうするということなのだと思います。
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2007.09.18
スターバックスに学べ 18 Sep 2007
実にシンプルな本です。 『スターバックスに学べ』
売上をアップさせる方法は3つ(50P)
①新規顧客を獲得する
②既存の顧客にもっと多く、もっと頻繁に購入してもらう
③価格を高めに設定する
この3点を同時達成するために、日夜努力を惜しまないのがスターバックスであり、永続的に成長している企業なのだろうと思いました。
通底している考え方は「スターバックス体験」
顧客一人一人のスターバックス体験に、経営がフォーカスされていることを感じます。
『顧客はイベントを求めている日常の探険家である』(138P)
成長企業は、常に市場飽和に怯えています。本書にもその議論がスターバックス内で何度も出ていることを教えてくれます。しかし、スターバックス自身がその壁を軽々とクリアしてきました。
その理由は次のハワード・ビーハー元役員の言葉に表されていますと私は思います。
『私たちは
コーヒービジネスを通じて
人に奉仕している会社ではない。
人を相手にしたビジネスとして
コーヒーを出しているのだ』(142P)
私もスターバックスを利用しています。
『スターバックスの熱狂的なファンを生み出した重要な要素は、CRMアプリケーションでもコーヒーでもない。なんと、親切なバリスタと清潔な店舗である。』(117P)
全国で頻繁に利用すると、たまには「?」ということもありますが、顧客も従業員も、向かっている方向がわかる会社というのはいいものだなと思います。
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2007.09.14
カーボンニュートラルな国ニッポン 22 Sep 2007
今月の「ソトコト」は、カーボンニュートラルな国ニッポンです。恥ずかしながら、カーボンニュートラルという単語は、7月にロハスビジネスアライアンスで知りましたが、それから私のビジネス上の関心のプライオリティの上位になっています。
知ってみると観念的も断片的にもよく聞いていたことでした。しかし、あらためて、こうした雑誌でアウトラインを理解するのがいいです。ずいぶんと整理されました。
本書で坂本龍一氏が寄せている文章の一部です。
「削減の方法は、実際に削減するか森林を増やすか、2つにひとつです。人間が排出しているCO2の量は年間72億トン。ところが地球が1年間に吸収できるCO2の量は、海が17億トン、陸が14億トン、計31億トン。この二つの数値はどんどん乖離していく一方です。(中略)出すものを減らすことと、吸収量を増やすことと、2つしかやることはありません」
以前も書きましたが建築業に関わるものとして、廃棄物の問題は避けて通れません。一人の人間としては生きているだけでCO2は当然排出します。
公私の両面で、「出すものを減らすことと、吸収量を増やすこと」を提案・実践していこうと思います。
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2007.09.13
数字王選手権 13 Sep 2007
今月のプレジデントは買った方がいいと思います。(アマゾンでも買えます)ビジネス書よりも役に立ちそうです。ビジネス感覚とは「数字と心理学」だと思いますが、それを具体的に勉強させてくれます。タイトルは数字王選手権。
吉野家では、なぜ、牛丼用「おたま」の穴は47個なのか?
これは店員一人当たりがさばくお客様の数から今の形になりました。「ひとすくい」で具と汁が盛れる形状だそうです。
牛丼を400円から280円に値下げしたとき、11人/人/時の人時客数を一挙に14人に引き上げたそうです。
マクドナルドでは、210円のハンバーガーを100円に値下げしたときの、ハンバーガー一個当たりのコストと利益が図解されています。原材料費は同じなのに、210円時代の利益は一個当たり12.9円、100円のときは利益が34.7円に上がります。
「10人から10円ずつもらうのではなく、100人から1円ずつもらうのが、うちのビジネスのあり方。年間延べ14億人のお客様がマクドナルドに来店するが、1人から1円ずつ利益が増えれば、年間14億円の増益になる。」
セブンイレブンでは、「いくら暑くても、冷やし中華が続けば飽きます。一方、途中から、、、冷やしラーメンに品揃えを切り替えていった店は売り上げを落とさずにすみました」と売る側と顧客側の心理の違いに注目します。
「セブンイレブンのあらゆる活動は顧客のロイヤルティを高めるためにある。高い収益はその結果に過ぎない」、、、簡単に買ってもらえない時代には、顧客の財布(ワレット)の中で自分たちがどれだけシェアを持てるか、「ワレットシェア」の数字を高める努力こそが重要である、、、
出来る人の会話には、常に過去実績に基づいた数字とお客様の気持で未来の仮説を構成していることがわかります。それが身につかないうちは、そのときどきの運不運だし、なかなか実力の蓄積ができません。私も勉強しなおします。
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2007.08.10
王子とニートの時代 10 Aug 2007
どなたと話をしていても風向きが変わったというようなニュアンスのことをおっしゃいます。私も思います。どれくらい思うかというと、一年早くこの風向きが変わっていたら、わが社はもたなかったかもしれないというくらいの変化で、昨日お会いした人にそれを言ったらまったく異業種なのに、「うちもまったく同じです」、これには驚きました。
過去を振り返ると時代の境い目ははっきりと見えます。 「団塊の世代の戦後史」(三浦展)には私もリアルタイムに体感していた境い目がいくつもでてきます。
1972年吉田拓郎の「結婚しようよ」
僕の髪が肩まで伸びて
君と同じになったら
約束どおり 街の教会で
結婚しようよ
古いギターをポロンと鳴らそう
白いチャペルが見えたら
仲間を呼んで 花をもらおう
結婚しようよ
このシーンは
「アンアン」「ノンノ」が創刊した時代にふさわしい、新しいライフスタイルを提案する歌だった。(同書 P110)
三浦氏の面白い指摘はこの歌が収録された 「人間なんて」 というアルバムには、こんな歌もあったということです。
「思いのままにならないまでも 好きにやりたい 勝手にさせてよ 気ままに行きたい 俺の人生 何が暮らしだ2LDK それでも幸せか いやだ このままで いやだよ 死ぬなんて」(笑え さとりし人ヨ)
境い目がリアルに見えます。
そういえば今週の日経ビジネスは久しぶりに読み込んでしまいました。
「王子とニート」、これも風向きの変化を如実に捉えた記事でした。
王子ともてはやすのも、ニートと蔑むのもどちらも消費でしかありません。かつて若者をこのような形で消費した時代はなかったでしょう。これは持続可能な社会とは逆行しています。これに対しては抵抗勢力であろうと思います。
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2007.08.01
「アトムからビットへ」から12年 1 Aug 2007
今日から8月ですね。弊社では13日から18日までを夏季休暇とさせていただきます。実質前後の土日を含めますので、特にはいからモダン物語の注文に関しては、ご連絡させていただきますのでよろしくお願いします。
昨日若い社員に「ビットからグリーンへ」を話しました。若い世代の記憶の範囲外にあるのですがIT系の世界に15年くらいいる人であれば、1995年出版の「アトムからビットへ」(MITメディアラボ創設者ニコラス・ネグロポンテ氏)が思い出されることでしょう。これは「モノ=アトム(原子)」から「情報=ビット」に価値の中心がシフトするということを書いた本です。今では「ビーイング・デジタル - ビットの時代」という書名で再出版されています。
1995年といえば、インターネットブラウザのネットスケープ社上場の年(95年8月9日)、12月8日にはマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が全社員に向けて、いままでインターネットの将来を見誤っていた、これからすべての製品をインターネット対応させていくという「インターネット宣言」を行った年でもあります。
あれから10年あまり、時代は「ビット」が主役でした。これから少なくても10年以上は、グリーンが主役になることでしょう。
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2007.07.27
「不都合な真実」を乗り越える 27 Jul 2007
変化をコントロールすることはできないが、できるのは先頭に立つことである。 (P.F.ドラッカー)
元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏の「不都合な真実」が話題になりました。環境破壊が進む時代にどんなライフスタイルを選択するかという緊急性は誰にも影響のある大きな問題です。不都合が真実は止まらないのです。その中で私たちはどう受け止めて行動するかが問われているのです。
日本のビジネス界の「不都合な真実」は、やはりひとつめは環境破壊問題、そして少子高齢化・人口減少、成熟化社会・格差社会の進展、インターネットによる情報のオープン化だと思います。これらも誰にも止められません。これは変化の先頭に立つことしかありません。
今、顧客満足度調査の中間報告が上がってきていますが、私たちに求められている大きな役割は「変化の先頭に立つこと」なんだなと感じさせられます。
実は昨晩読んだ大好きな江副創業者の 「リクルートのDNA」 からの孫引きですが(汗;)、ドラッカー博士の言葉を思い起こした朝でした。
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2007.06.10
Ashes and Snow 10 Jun 2007
地方出身者で、かつ年中、東京を離れることの多い私が、東京の無二の魅力だと思うのは、アートイベントと江戸前寿司。今日はノマデック美術館に写真家グレゴリー・コルベール氏による「写真作品、映像、美術装置、手紙形式の小説が一体となった」 Ashes and Snow という名のイベントにでかけました。美術装置とは建築家板茂氏が創った写真の152個のコンテナから成る会場そのものも入るのでしょう。「ノマド」とは「遊牧民」の意味ですがそういえば2月にフロリダに行ったときに「ノマド」という社名の方とご一緒でした。
Ashes and Snow とは、、、やめとこ、、
感動のお土産に写真集を買ったら、DVDとポスター差し上げますと言われました。事前期待がなかった分嬉しかったですね。境界なんてないんだのテーマのような出来事、ちょっと違うか(笑)。この詩を面白いと思われる方は楽しめると思います。まだ2週間くらいやっています。
この世のはじめには大空いっぱいに空飛ぶゾウがいた
重い体を翼で支えきれず木の間から墜落してはほかの動物達をあわてふためかせることもあった
灰色の空飛ぶゾウたちは皆、ガンジス川のふもとに移り住んだ
そして翼を捨てて地上で暮らすことにした
ゾウたちが翼を脱ぐと無数の翼は地上に落ち、雪がその上をおおいヒマラヤ山脈が生まれた
青いゾウは海に降り、翼はヒレになった。ゾウ達はクジラになったのだ、
大海原に棲む鼻のないゾウに。
・・・
夜空に見える星は、眠っているゾウたちの瞬きをしない目。
ぼくたちのことをできるだけ見守ってやろうと、片目を開けて眠っているゾウたちの。
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2007.05.20
サービス・ストラテジー 20 May 2007
水口健次先生のマーケティング戦略塾は6月12日、13日ですが、先週の月曜日に打ち合わせにいったときに、先生から「今までのところ、今年一番の本や」とお奨めいただいたのが、 「サービス・ストラテジー」(ジェームズ・トゥボール著)です。
「サービス、サービスといってもなんだかんだと今まではメーカーのモノの視点でしかマーケティングの本が書かれてこなかった。それではあんたんとこ(SHIP)は語れない。モノとサービスに境界がなくなったっていう本や、読んどいた方がええで」
なるほど、マーケティングの4Sは本書では次のように変化しています。
【サービス・ミックス】
製品(Product)、価格(Price)、販売促進(Promotion)、場所(Place)、
+プロセス(Process)、人(People)
サービスは顧客なしに存在しないし、顧客が求めるときにしか意味をなしません。
「サービスは、顧客の求めに応じてその場で生み出すものであるため、所有や収集ができず、生み出されるそばから消費するほかない。顧客に提供されるまさにその場所以外には存在しようが無い。」
サービスを実現するのは最前線のスタッフでしかありません。したがって
「サービスの販促には従業員の尽力が欠かせない。したがって、サービスの提供に携わる人材にそのサービスの素晴らしさを説く必要がある。これが社内マーケティングである。これにはメーカーが流通網に傾けるのと同じくらい注意を払うべきである。」
本の帯にも書いていますが、これはモノとサービスの境界はなくなったということです。
「顧客を引きつけるのは性能だが、購入を決定付けるのはサービスである。」
SHIPという BtoBtoCサービス企業は、SHIPの顧客に対してのふるまいはもちろんですが、SHIPの顧客がその顧客にモノを販売するときにどうあらねばならないかの見識を提案にこめないといけません。本書を読んで「方向性は合っているな、でもまだまだだな」と改善課題がいくつもでてきます。いいタイミングでこの本に会いました。
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2007.05.10
娘に贈る12の言葉 10 May 2007
憧れの人が何人かいます。3人だけ挙げてみると、アップルのスティーブ・ジョブス氏、バージンのリチャード・ブランソン氏、そして投資家のジムロジャーズ氏。ジム・ロジャース氏が60歳で授かった娘に贈るメッセージを読者の目も意識しながら書いたのが「人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉」。
いつもは一部を引用するのですが、下記の12のタイトル全体が厚みがあって重く、しかも暖かく感じますのでそのまま掲載します。
1.他社に流されてはいけない
2.大好きなことに情熱のすべてを注ぎなさい
3.常識はそれほど常識ではない
4.世界を自分で見ておいで
5.哲学を、つまり「考える」ということを学びなさい
6.中国の時代、中国語を身につけて欲しい
7.歴史を勉強しなさい
8.汝自身を知ること
9.変化をとらえ、そして受け入れなさい
10.未来をみつめなさい
11.大衆に逆らいなさい
12.幸運の女神は努力を続けたものに微笑む
投資の成功と人生の成功は同じだと説きます。私も失敗の経験を積み重ねた分、とても心に染み入る内容です。
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2007.05.05
甦る水 5 May 2007
我が家から少し北側へ行くと玉川上水が流れていて、ゴールデンウィークの新緑の季節は散策にうってつけの場所になります。気持ちがいいのはそこに浄水施設があって、浄水されたばかりの水が谷川のせせらぎのように匂いたっているからです。
魚も放流されていて、いろんな人が餌をあげに来ています。
玉川上水は羽村から新宿まで流れる人口の堰で、大都市江戸を支えた水源でした。
「タウトが撮ったニッポン」をパラパラとめくっています。これは建築家ブルーノタウトが撮影した1930年代の日本が収められている写真集です。建築史に興味のない人でも当代一の建築家の目を通して切り取られた日本の風景はひときわ美しいです。お奨めですし、東京に用事のある方はワタリウムで展示もしているようですので足をのばされていかがでしょうか。
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2007.03.24
商品から商品生態系へ 24 Mar 2007
かつて、市場において「商品」と「商品」が戦う時代がありました。(中略)しかしそうした「商品」同士が戦う時代は終わったのです。
では、どのような戦いがやってきたのか。
「商品生態系」同士が戦う時代が始まったのです。
では、「商品生態系」とは何か。
一言で言えば、「顧客の特定のニーズを中心に互いに結びついた様々な商品やサービス」のことです。
以上は田坂広志氏の「これから何が起こるのか」からの引用です。何年か前に講演を聞かせていただいたときにも印象に残っていた商品生態系というところが、まさに今我々のテーマだと感じました。
「顧客の特定のニーズ」を中心にすえて、コンソーシアムをどのように組んでいけるかがソリューション企業としてのトッププライオリティなのだと思います。
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2007.03.18
アドボカシー・マーケティング 18 Mar 2007
昨日、とても見識の高い経営者の方と打ち合わせをさせていただきましたが、「取引先を支援することが取引を維持して増やしていくことだ」というようなことを実例をもっていくつもされていらっしゃる企業でした。今日はそんな経営方針の正しさを裏付けるような本を読みました。
アドボカシー・マーケティング グレン・アーバン著
原題 Don't Just Relate , Adovocate !
英語の弱い私にはニュアンスがつかみにくいのですが、Adovocateとは支持する、支援する、Relate は関係するとか、話すとかです。お客様とのRelationshipのRelateですから、Relate自体は重要なはずです。「お客さまとの単なるよい関係だけではなく、お客様を支援していけ」という感じなのでしょうか。
内容はインターネットによって企業と顧客の立場はまったく変化したこと、その一例として、かつてはカーディーラーにおいて顧客としては弱者だった女性がショールームでは、希望の値引きは無理だと言われたが、インターネットでそのカーディーラーのインターネット部門では希望の価格で車が売られていたので、彼女は希望通りに車を手に入れた話が引用されています。力関係とは、情報格差だったのです。その情報がインターネットによって、顧客に広く知られるようになったので、力関係が逆転していくのです。これがあらゆるところで起こっていっています。
著者は、移行期をふまえつつ、下記のように企業が変わっていくことを示唆しています。本書233Pより。
結局はすべての社員が次のような考え方をもつことが必要である。
●我々はカスタマ-パワーの時代に生きている
●「顧客主権」を信じ、顧客に忠誠を尽くす
●情報wありのまま公開し、顧客に秘密をもたない
●顧客の権利を守るために戦う
●我々の将来を決めるのは顧客からの信頼である
●「よい関係」で満足するな、顧客を支援せよ
●顧客は我々が考える以上に賢い
●顧客のデザインによる製品はわが社の製品よりも優れている
●競合製品に劣る製品を売りつけても買うわけはない
●最高の製品が市場に存在しなければわが社で作る
●我々はアドボカシーピラミッドの頂点を目指す
●わが社の社員の一人ひとりに顧客との信頼を築く責任がある
●顧客を無心に支援すれば、いつかは必ず報われる
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2007.03.14
感性のズレ 14 Mar 2007
営業成績が落ちてくると売れない理由を自ら考えるようになってきます。そこに羅列されるのはたいていは外的要因です。売れない原因評論家が跋扈し始めます。
小阪祐司さんの「感性のマーケティング」には、そんなときの感性のズレがわかりやすく分析されています。
ズレ1=原因と結果を取り違えてしまう
~(略)~日本酒の場合、最近は売上が不振で「日本酒離れ」ということが取りざたされている(中略)日本酒が売れない原因は「日本酒離れ」であるらしいのだが、これは本当に「原因」だろうか。
(中略)
「日本酒離れ」とは「原因」ではなく「結果」だ。日本酒を買わなくなってしまった、つまり
日本酒を買う」という行動を取らなくなってしまったので、結果的に「日本酒離れ」という現象がおきてしまっているというのが本質だ。
買う側の気持を先回りする感性、それをチーム力で膨らませて、顧客から製造・商品企画まで一気通貫することで強い営業組織ができます。
SHIPのクレド
先手で、そこまでやるか! お客様に感動を。
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2007.01.06
皆さん歴史を読みましょう 6 Jan 2007
日経ビジネス誌上の 「ローマ人の物語」 の塩野七生さんとの対談で日産自動車のカルロスゴーン社長が「皆さん歴史を読みましょう」と勧めています。本人も当然ながらすごい読書家であることが対談からもわかります。
とても味のある言葉なので誤解がないように、抜き書きします。
===
歴史が好きな人間は、直線的な人生などないと知っています。成功したり、失敗したり。または成功が失敗につながったり、その逆だったりと紆余曲折があるわけです。けれども、それはみんなわかっている。歴史がそれを伝えていますから。最後にこういいます、
「皆さん歴史を読みましょう」
日経ビジネス 2006.12.25-2007.1.1合併号 P11
===
経営書の古典といったらなんでしょうか? 論語とか孫氏の兵法とかもそうでしょうが、マキャべリの君主論ではないでしょうか。
今日久しぶりに読んだのは「社長のためのマキャベリズム」(鹿島茂)、今では
古典は荷が重い私のようなタイプの人向けの君主論。すばらしい。お勧め。
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2007.01.05
なければ私がてがけよう 5 Jan 2007
以前も紹介した 「デザインエクセレントな経営者たち」 を読んでいて、今日は久しぶりに「何故働くのか?」を思い出す機会になりました。
二期リゾートの北山社長の違和感は次のように表現されています。
「例えば、和風の旅館に泊まったとき。朝起きたばかりで食欲もないのに、どうしてあんなたくさんの朝ごはんが出てくるんでしょう。朝はシンプルにそして少しぜいたくな朝食であれば十分。ゆっくり朝寝坊したいのに、チェックアウトは午前10時なのでのんびりもできないとか、大型ホテルへ行けば、どうもちょっと色気がなくて寂しい。二期倶楽部は、まさにそうした私自身の不満をすべて解決しただけなのですよ」
最近では旅館も変わってきたなと思いますが以前は確かにそうでした。
「なければ私がてがけよう」
私たちも同じです。
違和感と理想を描いてみて、その理想があるかどうか探してみます。そして
「なければ私が手がけよう」
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2006.12.27
「家をつくる」ということ 27 Dec 2006
久しぶりに 「家をつくる」ということ(藤原智美 著) を読み返してみました。10年前に引いた赤線や丸印に当時の関心を思い起こしつつ。
その中に93年の国民性全国調査の結果に関するくだりがあります。
・・・「あなたにとって一番大切なものは?」という質問がある。
回答の一位は「家族」で42%である。これに対して「仕事・信用」はたったの4%しかない。しかも、注目すべきことは「家族が一番」と答えたマイホームパパの数がこの30年間で30%も増えていることだ。反比例して「仕事が一番」という会社人間は半分に減っている。つまりこれだとマイホームパパが増えて会社人間は減っているということになる。・・
これに作者は違和感を感じます
・・・ここには何か「意識のカラクリ」のようなものが隠されているような気がする。・・
中略
・・・家族より仕事が大切と答えられた時代の方が家族はずっと安定していたのだ。・・
この後、劇作家の別役実氏の考察を引用します。
・・・「家族は特にそれが解体への過程を歩み始めた時、意識して大切にしようとすると逆効果になり、更に解体の速度を早めるということがある。なぜならば家族というものは、常に無意識の所産であったからである」・・・
10年前もここに関心があったらしく、赤線引きまくりでした。子供の頃、アメリカから来た野球選手が「家族のため」と言って帰国するほど家族思いなのに、離婚がやたら多いのは何故だろうと思っていたからだったと思います。
さて、国民性全国調査はその後も続けられており、最新は2003年のものです。
下記が解説文です。そのまま引用します。
==
‘一番大切なもの’
自分にとって一番大切なものはなにかを自由に答えてもらう質問で,1968年まではわずか13%に過ぎなかった“家族”が,1970年代以降増えつづけ,今回は45%に達しました。金・財産,愛情・精神など,他の全ての回答が停滞もしくは減少する中で見られた非常に特徴的な現象で,回答は“家族”に,いわば一極集中を続けています。
二番目に大切なものとして挙げた人も合わせると,“家族”は,ほぼ3人に2人,64%の人が挙げていることになり, この質問に限れば,価値観は多様化にではなく,一様化に向かっていると言えるのかも知れません。
==
別役実氏の逆説的な考察に従えば、家族はますます解体に向かっていることになります。この傾向を食い止めるために、住宅の果たす役割は小さくないと思います。
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2006.12.12
カスタマーハピネス(顧客幸福) 12 Dec 2006
著者は1996年から2004年にかけて女性たちの日常の買い物行動を知るために「レシート公開レポート」という独自調査を行い、買い物行動の中で買った理由の多くが「買ってしまった」であることに注目します。
「買ってしまった」って何なんでしょう?
「買ってしまった」じゃなくて、ふつうに「買った」でいいはずなのに。(P19)
「買ってしまった」を仕掛けるマーケティングを提唱している本です。
一言でいえば「カスタマーハピネス」、買ってしまう瞬間の「期待による幸福」と買ってしまった後の「浸る幸福」を仕組むコツを解説しています。
「浸る幸福」がどんな気持ちよさかを押さえれば「期待による幸福」が創りだせる。(P168)
直接的には消費財のマーケティングノウハウですが、本質的には住宅・リフォーム業にも十分参考になる本だと思います。
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2006.12.09
デザインエクセレントな経営者たち 9 Dec 2006
デザインエクセレントとは、モノのデザインというよりも、ビジネスのデザインが秀逸だという意味です。この本で紹介されている事例は参考になります。
弊社が創業以来言っている「生活者の視点」なんだなと思いました。
「自分だったらこうして欲しい」
「自分だったらこんなの欲しい」
ご一読をお勧めします。
来年以降のビジネスデザインを書き直しているタイミングで、実は内容よりも、このタイトルというか言葉がすんごく気に入りました。
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2006.11.26
99人のデザイナーとつくる未来の本 26 Nov 2006
携帯電話とか文房具みたいな身近なものに「んっ」というようなものを見かけるときに何か潮流のようなものを感じます。20年前もありましたけど、最近は加速していますし、「デザイナー」という職種が様々な分野で立ち上がっているようです。
我が家から歩いて5分、毎日の通勤途中でもあり、息子の幼稚園の途中でもある つくし文具店 はそんな時代の面白空間です。息子はここに立ち寄るのが大好きで、いつもHUMAN BLOCKで遊ばせてもらっています。
店主の萩原修さんが取りまとめた 「99人のデザイナーとつくる未来の本」 を買いました。とても素敵な本です。99人のデザイナーが、インテリアやプロダクトなどそれぞれの分野で活躍しているのがわかります。日本がこんなだったら捨てたもんじゃないし、自分は関係ないんだけどちょっとだけ誇らしげな感じがします。こんな本を1人でも多くの人が手に取るようになればいいなと思って今日はブログを書きました。
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2006.11.01
みんなの意見は案外正しい 1 Nov 2006
今日から11月です。2006年もあと2ヶ月、速いですね。
僕らの勘違いの頻度で一番高いのは、自分の意見が社員さんよりも正しいと思い込むことではないでしょうか。正しいこともあるでしょうが、そうでない場合も少なからずあるし、また別の視点ではこの会社で目指している姿は「自分が入社したい会社」ですから、その意味でどんどん自分が決めることを捨てていってもいいと思います。
当社では人事考課に僕の判断を一切入れないことにしてから約2年ですが、社員相互考課は軌道にのってきた感じがします。今回も感じるのは「みんなの意見は案外正しい」です。
新入社員まで参加するので、一人一人の考課の結果は、他者判断のスキルが不足しているかなと感じることもありますが、全員合計するとたぶん誰もが納得のいく結果に収まります。
いろんなところで「みんなの意見は案外正しい」を使ってみたいと思います。
連絡ですが、メルマガ改定中です。
Html形式はスパムメールと見做されて問題が多いようです。テキストにすると形式を変えないといけません。来週新装オープンします。
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2006.08.19
何かにつけ、チャンスだと思い込む人 19 Aug 2006
いろいろと影響があるかもしれないということでブログで父の入院のことを発信しておいたのですが、当初の予定よりもずっと早く退院できました。励まし、お気遣いのお言葉本当にありがとうございました。
秋田市で同級会をやって友人宅にそのまま泊まり、そこから今日東京に帰ってきました。車中読んだ本 「華僑 大資本家の成功法則」は面白かったです。小方さんというベンチャー経営者が、脱サラして中国に留学している時に知り合った華僑の大資本家から学んだエッセンスをとても読みやすく物語仕立てにして紹介してくれています。
それぞれがシンプルであり核心をついています。
例えば、人の採用に関するポイント
「それでも、相手に対して決心最後に聞き忘れてならないことは『ところで、君はこの仕事が好きですか?』と質問することなんだ。笑いながら徹夜するような人間には、どんなエリートでもかなわないんだよ。P162」
中国投資で成功した人のポイント
「一貫して得をした人たちは、最初から楽観もしていなければ悲観もしていないのだ。直接、自分の目で確かめて、自分自身の頭で考え、きちんと自分で判断していたのだよ。P168」
チャンスについて
「成功する人はチャンスに気がつく人だと思われがちだが、実は何かにつけ、チャンスだと思い込む人なのだ。大したチャンスじゃなくても、本人がそう思い込むことで本当のチャンスになってしまうことがあるんだ。P116」
社員さんにも呼んで欲しい本です。
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2006.08.17
慮る力 17 Aug 2006
相手が望んでいることや
自分でも考えていなかったようなことを
望んでいる以上の出来栄えや
予期していない方法や
「自分には過分である」と思っているくらいのグレードで
ドンピシャリのタイミングで提供することができれば
かなり高い顧客満足度を達成できる(P114)
私たちが普段、感動のサービスと呼んでいることの、根底にある人の力を 「慮るカ」 と言ってます。サービス・マインドなどのような言い方よりも日本語の方が日本人にはじわっとわかるような気がします。
著者はこの 「慮る力」 を、リッツ・カールトンホテルなどの10あまりのサービスの現場にインタビューをして「慮る力」の構造を明らかにしようとしています。
ネットワーク社会での「慮る力」の生かし方はどうなるのでしょうか
誰でも提供できるコア・サービスより、親密な応対や雰囲気といった情緒的で付加価値的な部分の方が相手の心に強く響く(P114)
上記は、コア・サービスの価値を低く見ているのではなく、「親密な応対や雰囲気といった情緒的で付加価値的な部分」により注力すべきだといってます。だとすると、コア・サービスはある一定以上のレベルで労力をかけずに提供されなければなりません。つまりそんなシステムを作っていかないと、ハイタッチな領域に力をかけることができません。
上記が次にSHIPが提案させていただく時代対応システムのコンセプトでもあります。
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2006.07.31
パートナーシップ・マネジメント 31 July 2006
SHIP高橋のブログで紹介されているリホープスタイルさん作成のLifeStyleCADのパースいいですね。
さて、本題。今週の日経ビジネスにアルビン・トフラー教授が寄稿しています。タイトルのコピーは「新しい富は個人から生まれる」です。教授は業績が上がったなどの表層的な情報より、その根底にあるファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に目を向けなさい、その3つとは「時間」「空間」「知識」だと言っています。時間も空間も知識も情報化の進化の中で万人に対して同じ価値ではなくなりました。活用の差が大きくでます。そして資本経済の大変革として5つにサマリーします。
1.お金を取らない無償の経済活動が貨幣経済を脅かす
2.消費者と生産者が融合した「プロシューマー」が増える
3.24時間サービスの増加で時間までもカスタマイズされる
4.物理的、電子的に個人が到達できる空間は劇的に拡大する
5.知識は蓄積されお互いに結びつくことで富は倍増する
「個人がプロシューマー(生産者兼消費者)となり、貨幣ではない形の富を築き始めたのです」、この流れは意識しておかないといけないと思います。
この流れを勉強するには既に大ベストセラーの観のある「Web進化論」はもちろんですが、「パートナーシップマネジメント」が面白かったです。
会社法の改正後、LLC(合同会社)をすることができるようになりました。これは一言でいえば「日本においても正式にパートナーシップが組織として認められることになった(p104)」ということです。では米国ではどいうかというと、「米国で年間に創業される企業は20万社程度であるが、そのうち株式会社が10万社、LLCが8万社と新規事業の実に4割はLLC(p42)」だそうです。
この本の中で働く人の価値観の変化を表すキーワードを3つあげています。
○「組織」から「個」へ
○「ヒエラルキー」から「ネットワーク」へ
○「デット(Debt)から「エクイティ(Equity)」へ
個の時代はSOHOが増えるわけではありません。たぶん外見は今と変わらなくみえる組織においても、意識が「パートナーシップ」的に変わるという示唆です。具体的な事例もたくさん挙げられています。たとえばパタゴニア社。アウトドア用品の製造販売の会社ですが、「パタゴニアブランドは消費者から極めて高く評価されているが、それは製品の品質だけによるものではない。同社の企業としての哲学が多くの消費者をひきつけほかのメーカーの製品に対してより高い金額を払わせるのだ。(中略)「信頼プレミアム」と呼ぶべきものだ。(中略)同社の社員はすべて同社のもつ独特の価値観に引かれて後待ってきている。(p175)」と社員食堂でのベジタリアンメニュー、充実した託児所、ランチタイムにサーフィンを楽しむ社員も紹介されています。
「同社においては、マネジメントと社員の関係だけがパートナーシップなのではない。サプライヤーとマネジメントの関係、マネジメントと顧客の関係もまた、見事なまでに同じ価値観でつながったパートナーシップなのである。(P175)」
SHIPとしては理想の企業像です。今既に起こっている変化をこの本で考えることが出来ます。
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2006.07.19
危機管理術 19 July 2006
パイロットが空から学んだ危機管理術 は、ひやっとさせられる本です。まず第一に、普段安全に対してほとんど疑問を持たずに乗っている飛行機はパイロットの気象やメカや燃料に対する判断にすごく頼る部分が多いんだということです。私はほぼ自動で飛んでいるもんだと思っていました。当然本論はこのことではありません。飛行機という動き出したら人間が制御できないエネルギー量を持ち、かつ多くの人命をのせる物体で事故がしょっちゅうあってはたまりません。したがって幾重にも危機を避けるノウハウが運行管理上盛り込まれていますが、これは通常のビジネスにおいても適用できるノウハウだということで「現場リスク編」「中間管理職編」「トップマネジメント編」と立場と状況を変えて示唆をされています。
現場リスク編でなるほどと思ったのはいくつもありますが「危機の排除は仕組みで行う」「判断に感情を持ち込んではいけない」「内なるマッチョに抵抗しよう」など、多くのリスクは悪意ではない、人間の感情から出てくるんだなということがわかります。当社でもミスの多くはまさしくそこです。ルール化や仕組み化が後戻りのない業務プロセスを作ります。
内容はすべてきわめて具体的ですが、中間管理職編は仕組み化の中での変化や臨機応変の必要性が目立ち、トップマネジメント編には、「決意」が主要な内容になっています、主観ですが。
この本を読みながら、自社の危機管理を考えつつ、本日は京都に向かいます。
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2006.06.30
コヴィー博士の第8の習慣 30 Jun 2006
Q 私たちは主に自然(遺伝子)の産物なのか、それとも養育(生い立ちと環境的条件)の産物なのだろうか?
A このような質問はそもそも誤った前提にたっている。(中略)私たちは自然の産物でもなければ養育の産物でもない。刺激と反応の間には必ずスペース-選択の余地-がある。だから私たちは自分自身の選択の産物なのである。その原則に基づいて賢明な選択をするという能力を生かしていくうちに、選択の余地はますます広がる。(中略)人は「私とは、私自身がそうであろうとする存在である」「今の私は自分のおかげで選び取った自分だ」と率直に責任を認めてはじめて、「いや、私は違う道を選ぶ」と自由に選択することができるのである。(P103)
====
「第8の習慣(スティーブン・R・コヴィー著)」の一節です。自分のメモのためにもこのブログに書き残しておきます。コヴィー博士はこんな図解をしています。
刺激と反応の間にはスペースがある。
そのスペースの中に、反応を選択する私たちの自由と能力がある。
そしてその選択の中に、私たちの成長と幸福がある。(P78)
刺激と反応の間に選択の余地があることに気付かずにいると、みずからを変革する能力が失われる。(中略)精神医学者ロナルド・ディビッド・レインはこのことを次のように表現した。
私たちの思考や行為は、私たちが気付いていることではなく。気付かずにいることによって制約されている。そして私たちは気付かずにいるというそのことに気付かずにいる。このため状況を変えることは難しい。私たちが気付かずにいるということこそ私たちの思考や行為を決定するものだというこの事実に気がつかない限りは。(P79)
さて明日から東京リフォームフェアです。ご来場の方は、「目からウロコ」グループブースにぜひお立ち寄りください。
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2006.06.22
ハイコンセプト 22 Jun 2006
癒し工房のアクアライフ谷本さん、社長就任おめでとうございます。
さて、昨年池田コーポレーションさん主催のエコバウツアーで一緒だった赤坂建設赤坂社長・加藤所長がご来社。今もっとも手に入りにくい人気お土産「 じゃがポックル」を二個もいただきました。ありがとうございました。
久しぶりに本の紹介をします。ここで紹介させていただく本は今までは私自身が「目からウロコ」レベルで感動したものが多かったですが、「ハイコンセプト」(ダニエル・ピンク著 大前研一訳)は、『おぉ、これだよ』という感じでSHIPのバックボーンを確認したかのような本でした。
「私たちの経済や社会は、情報化の時代のロジカルで直線的でまるでコンピューターのような能力を基盤に築かれたものだった。だがこれからは、創意や共感、そして総括的展望を持つことによって社会や経済が築かれる時代、すなわち「コンセプトの時代」になる」(P27)
この前提のもとで具体的に「重要な資質」として、左脳よりも右脳的なもの、「六つのセンス」が具体的に示されます。「六つのセンス」とは、デザイン・物語・調和・共感・遊び・生きがいのことです。
ひとつ紹介すると、コロンビア大学の医学部では科学の授業に加えて物語医学の授業があるそうです。「物語だけで病気を治すことはできない。だが、物語が現代のテクノロジーと結びついたとき素晴らしい癒しのパワーを発揮することができるのだ」(P190)、「同感!」「これはもらった!」と読んでいてアイデアがバンバンでてくるとても楽しい本でした。
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2006.05.30
グーグル明解検索術 30 May 2006
GoogleやYahooなどのインターネット検索で毎日のように様々な調べものをしますが、特に誰からも調べ方・探し方を習ったわけではないので、効率的な検索の方法は案外知らないのではないでしょうか。かくいう私がそうのなのですが、日曜日に書店でみかけた「グーグル明解検索術」は早速役に立ちました。
お店の「ドン・キホーテ」ではなく、名作の「ドン・キホーテ」を調べたい
これに似たような経験があります。たくさんの「ドン・キホーテ」のリストの中から、それらしいページを開いていくということをしてきました。
ドン・キホーテ -店舗
と入力すればいいんですね。名作「ドン・キホーテ」を売っている店舗のページ情報もマイナスされてしまうかもしれませんがそれはそれで別用途でしょう。
このように知っておけば便利な検索方法が70~80くらい紹介されています。
自分のホームページやブログが外部からどれくらいリンクが張られているか気になることはありませんか?
実際サーチエンジンで検索したとき、上位に表示されるためには外部からのリンク数が重要です。
例えば株式会社シップのホームページにどれくらい外部リンクされているか知るためには、検索窓に
link:www.shipinc.co.jp
と入力すると件数と、リンク元が表示されます。こんな小技もたくさん紹介されています。
地球の歩き方みたいな便利な本ですね。インターネットの歩き方みたいな。
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2006.05.25
「人生の岐路」でネットの役割増大 25 May 2006
コールドリーディングの本がすごい売れ行きだそうです。電車の広告でも「なぜ、占い師は信用されるのか?」のコピーを最近よく見ます。人は誰かを信頼したい性向を持っているのですよね。
人生の岐路で相談する人が占い師である人は少なくないようです。昨晩も名古屋でそんな話を聞きました(笑)。アメリカのある調査によると、人生の岐路となる決断を下す上でネットが助けになったと45%が回答しているそうです。特に「ほかの誰かの闘病を手助けする上でインターネットが大きな役割を果たしたという回答で、54%増加。自分の闘病の手助けも40%増加した。」とありますが、情報がブラックボックス化されている分野はネットのクチコミ情報を頼りにするのでしょう。気持ちがわかります。
生活者にとって、ネットは恐山のいたこ(霊が憑依して霊のコトバを話す人)になりつつあるのかもしれません。
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2006.05.22
通販に学ぶ 22 May 2006
昨日息子と奥多摩に釣りに出かけました。釣りの仕掛けも、フライ、ルアーなど様々ですが、川辺のレジャーも昔は登山とバーベキューとキャンプくらいしかなかったような気がしますが、今は、マウンテンバイク、カヌー、ロッククライミングと実に多様 だなぁと実感しました。
夜は久しぶりに「なぜ通販で買うのですか」(斎藤駿 著)を再々々読。著者は「通販生活」を始めた人でカタログハウス社の社長です。
「通信販売の本質は一にも二にも実演販売である、と私は確信している」(p146)
「私が訴求対象の肉体化や使用体験にこだわるのは、通信販売という広告は消費者の内にある経験と連動しないかぎり信用してもられないからだ。
<人は経験を媒介として理論を信用する>」(p144)
「なぜ売り手の説明コトバよりも、実際に使っている購入者の経験コトバの方ほうがはるかに読む人の心に届くのか。
理論(売り手の説明)は未知であり、経験は既知だからだ。」
「カタログの服売り場では、あらゆる服はモデルが着た状態でで陳列されている。 カタログにおけるモデルとは消費者の代理人だった。自分の代理人であるモデルが自分の代わって試着してくれて、いちいち服の使用価値を伝えてくれるのがカタログの服売り場なのだった」(P136)
「『いかに消費者が抱く生理的不安をとりのぞけるか』が売れる商品のバロメーターになっていく。」(p132)
「商品ごとに、『買う人』のイメージを具体的に特定して販売する」(P123)
上記の「通信販売」を自分の商売の名称と言い換えても、ほとんどの場合、まったくぴったりくると思います。読んでいるうちに、この本に救われました。
【27日盛岡】
盛岡リフォームフェアに来られる予定の東北の方にお知らせです。27日の夜、盛岡で懇親会をやろうと思っています。17時で会場は終わりですので、17:30くらいから市内で。来れる人はご連絡いただけますか?。
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2006.05.08
極意 8 May 2006
連休最終日は妻と4歳の息子と水族館。
2回目のせいもありますが、息子は驚くほど目的がはっきりしていて、アシカショーとイルカショーに熱中するも、他はほとんど通りすぎるだけ。確かに見事な芸でした。誰が最初にアシカやイルカにこんな芸事を覚えさせたんだとその発想に勝手に脱帽です。
連休最後の夜は「ウォーレン・バフェット」、豊富な彼自身の発言集ですのでストレートにバフェットを味わえます。ビルゲイツと並ぶ個人資産を誇るこの投資家の話はやはりここに締めくくられると思います。
「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社であり限りそれを持ち続けること、これに尽きます」
ある意味アシカやイルカよりも制御不可能な株式投資で成功を収めるこの原則は、あらゆる「制御不可能に見える困難」を治めることに通じるコツなのかもしれません。
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2006.05.07
ディープ・インパクト 7 May 2006
この1年で初めてお会いした人の中で最もインパクトを受けた人は、オーパスの澤田さん、今日が誕生日だと思っていたのですが、ブログ見ると違うな、、、(^_^;)、はずしてごめんなさい。
誕生日おめでとうございます。ますますの桁外れのご活躍を。
さて、この1年ほどで最もインパクトを受けた本が「Web進化論」(梅田望夫著)、読んだ直後は少々取り乱してしまいました。この文章も取り乱しているのでしょう、ショッキングなのは、本そのものではなくて、本に見事に描かれたWeb2.0の世界です。社内でも本は紹介するけど普段は「読んで!」とは言わないのですが、今回ばかりは違いました。
私がコンピューター業界に入ってからの一番目の革新はダウンサイジングによりパソコンが主役になったことであり、ヒーローはマイクロソフトのビルゲイツ氏でありました。頭の進化はそこで止まっていた、「かなりヤバイ!」ということを感づかされました。ゲイツ氏は50歳、かつて「コンピューターの私有」の破壊性に熱狂した世代。
これを読むとIBM社がパソコン事業を中国のレノボ(聯想)グループ社に売却した時代の流れがはっきりと理解できます。手元のパソコン(こちら側)からネットの向こう側(あちら側)にパワーシフトしているのです。
「あちら側」の主役はGoogle、本の解説でもないので多言を費やすまい。昔、「アカシックレコードとアクセスできる超能力者」の存在に興奮したことがありましたが、そのアカシックレコードそのものを創造している民間企業。Googleのミッションは「世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰からでもアクセスできるようにすること」とありますが、検索エンジンのときは「使いやすい検索」程度の実感しかなかった人でも、Googleアースで衛星写真で自分の知っている場所の詳細まで見られることを発見したときに、只者ではない存在感に驚いたと思います。もっとすごいのは、この画像の公開はGoogleにとっては「挨拶代わりにどうぞ」というレベルだということです。
足元が進化していくことに適応して、当社でも4月1日からチームの枠組みを変え、電子メールも最小限、社内コミニュケーション方法も変えました。組織原理から変えていかねばと思いからだったですが、1ヶ月経って、新しい秩序に馴染んできたことを実感しています。
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2006.05.06
生きてきたすべての時間があなたを作る 6 May 2006
初めてご出席された方のためにと思ってはじめた研修まとめでしたが、本を読み返したりして、私自身がいちばん勉強になりました。
水口先生マーケティング戦略塾まとめの最後は「愛」です。
「この給料はお客様からもらっている、我々は生かしてもらっている、ここだぞ、最終のお客様の『ワースゴイ、ウレシイ、アリガトウ』の声を聞け」
今回の出席者は、新たに業態転換を含めたスタートをしようとされている人が多かったと思います。そこを「新創業」と位置づけました。
「新創業は会社が成り立っている要素の全部を理解することから始めるんだ。新創業は理念だぞ、何のために存在するか、自分の都合だけでは弱い、お客さんが喜んでくれるのは何だ? 二店目を出すかどうか迷っている人がいたな、それでお客さんが喜びそうなら出せ、ただの競争になりそうだったらやめろ、世の中に二つとない会社になれ」
自分のまわりにすべてに対する愛。
「商圏に対する愛があるか? どれだけ商圏の生活に根ざしているか? どれだけ町のことを考えているか? お客さんの側からこうしてくれとはよういわん、プロの洞察力でそれを見極めて、テスト導入して、その提案への反応をみていく」
「メンバー・パートナーへの愛はあるか? 数字で褒めてはダメだよ 何故その数字がうまれたか、数字となったアクションを評価しないといけない。また報告に対して、『何故?』を5回言え、何故を言うことで物事がはっきりしてくる、『ということは?』を5回言え、問題の本質に近づいてくる。話題を方向で止めるな、キィアクション、固有名詞と日付、手段と活動までブレイクダウンする」
冒頭、感慨深げに言っていたことが印象的でした。
「アジアの若い奴の言うことを聞いていると、人のため、家族のため、国のため、と話が続く。日本ではとんと聞かなくなった」
これからは、モノではなくお客様の問題解決、つまりソリューションの力が大事であり、ソリューションは独りではなく、ベストプラクティス(成功事例)を共有してネットワークで解決してしていく時代といいます。お客様の側を向いてネットワークを相互に構築・活用していく関係を作って行きましょう。
最後にこの言葉で今回の研修をまとめます。
「逃げなければソリューションネットワークは自然に大きくなる。生きてきたすべての時間があなたを作る。」
2006 05 06 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006.05.05
お客様の声で運営し始めたら会社の中はエゴが消える 5 May 2006
子供の日ですね。息子のためにおじいちゃんが買ってくれた5月人形を飾りました。さて、マーケティング戦略塾まとめのつづき。「展開」です。
「自分は特定の誰(お客様)のために存在するのか?」
それを決めたら、お客様に対するキィアクションの計画を立てる。
生活者は自分の生活がよくなることしか考えていない、あなたが何をどれくらい売りたいかとか昨晩遅くまで働いたとかいうこととには関心がない。
リッツという美容院では、業務プロセスを次のように分類している。すべてはお客様にとっての「記憶に残るサービスのため」に仕組まれている。また常時ひとつひとつ改善される。「いつまでに?」「誰が?」と。
①リッツを知る
知ってもらうために、雑誌などの取材を受ける
友人のクチコミにのることを意識する
②予約
リザベーションシステムがある
予約と同時に、担当者のプロファイルと料金を送る
③入店
「ヘェー、ロッカールームも あるんだ」とサプライズ
④カウンセリング/施術
タレントの例をあげてどんな風にしたいかをイメージさせる
⑤パーマ・カラー待ち
苦痛の50分をできるだけ快適にすごすためのバルセロナチェア
その人のお気に入り雑誌(最新)と似たような雑誌3冊用意
⑥仕上がり
家に帰ってからのケア方法を伝授する
⑦会計
料金 予約時にあらかじめ聞いていた料金
⑧ほめられる
友達にほめらるコツを伝授
お客様に成功させる
⑨DM
今回のパーマは 22ミリロッド・7トーンの赤などのスペックを知らせる
リッツのように具体的に「展開」すること。
また、「地域密着と簡単に言うな!」とおっしゃいます。「今年の地域密着は何だ?」と問います。
「セブンイレブンは全国で展開しているが、全国おでんのダシの味が違う。地域に根ざすとは、その街で暮らす人の生活サイクルを先取りすること、セブンイレブンでクリスマスケーキを一番売っているのは北海道のある店だが、消費者の生活を知り抜いているからできること。
こんな地域密着と戦わないといけない、PTAになれ、家庭訪問しろ。どんな暮らしの誰のお手伝いをするか?を決めてアクションに落とし込まないと、最終消費者(生活者)は、口には出さないし、意識もしていないけど、近くのセブンイレブンと比べて物足りなさを感じてしまう」
「事実を明らかにすること、お客様の事実を知ること、それには固有名詞で語り合うこと、経営が苦しくなると同業・競合の話ばかりになってくる、そこからは戦略も誇りも生まれない、ひたすらお客様の事実を固有名詞で語り、SWOTで見つける強みをお客様の願望に出会うためのキィアクションを、何月何日レベルでひとつひとつ落とし込んでいくこと」
さて、このキィアクションが戦略の展開なのですが、一発で正確に展開されることはありません。
○最初の指示では大きなばらつきがでます、約10倍の差
○そこで、ばらつきの要因分析を行います(ギャップフィリング)
○新しい指示は最も成功した事例(ベストプラクティス)に基づき修正、これで約2倍の差まで縮まる
こうしたことも含めて「戦略は展開されてはじめて戦略」といい、またこうしたことを進めるときに行き当たる組織上の障害も「お客様の声で運営し始めたら会社の中はエゴが消える(方向に向かう)」と示唆されています。
2006 05 05 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2006.05.04
具体的に「顧客集団」を特定すること 4 May 2006
SHIPは暦通りですので5連休の二日目です。先日の水口先生のマーケティング戦略塾のまとめをしていますが、一般論としてリフォーム会社の課題を最初にこんな風に列挙していました。
1.ブランド力が小さい
お客様の「選択のてがかり」「信頼の根拠」になっていない。
2.スキルが自己流
リフォームは出身事業が様々だが、その出身事業によって体系が広範になっている。
3.担当者によってバラツキが大きい
企業の体質ではなく、個人のスキルに依拠している。
お客様からみるとわかりにくい、紹介なども個人レベルでしか発生しない。
4.プレゼンの準備が弱い
お客様の側になった見られ方を意識していない、うまくいった事例(ベストプラクティス)を共有していない。
5.顧客の不安を解消できない
上記のことを含めて、お客様はいまだに『どこに頼んでいいのかな』の中をうろついている。
そのうえで、上記を解決していくにあたって、各社のSWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)を聞き終えた後で、マーケティング・システム構築の第一歩として、おっしゃっていたのは下記のことでした。
1)自分が何者か説明していないので、山ほどあるリフォーム業者の中で「ここだ!」になっていない、説明のツールがない、顧客から見えない
2)理念・経営計画を示さずに、現象をおっかけているから、小言経営者になっている、まだまだ語る用意ができていない
3)特定の顧客集団にとって、他のものによっては得られない「特別の価値」になっていない、具体的に「顧客集団」を特定すること
ここが第一歩ですね。昨日紹介した「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」のリーダーの仕事もこのことでした。
私たちもあらためて第一歩に立ち返ります。研修参加者の皆様、SWOTのまとめの資料を一昨日発送させていただきました。一緒に歩みだしましょう。
【お奨めブック】
通念への反論-顧客、ブランド、価値営業の新しい真実がある- 水口 健次 (著)
2006 05 04 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006.05.03
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと 3 May 2006
素晴らしいリーダー、オクタの山本社長もブログを始められたんですね。
ゴールンデンウィークに最初に読んだのは「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」(マーカス バッキンガム)。終盤にエッセンスがまとめられています。(P304)
すぐれたマネージャーは、一人ひとりの部下の個性を拡大し、強調し、活用することで勝利を収める。すぐれたリーダーは、核となる尺度、いますぐとれる行動について結論を出し、明確さだけを念頭におき、思考と会話から他のすべてを追い出す。継続的に有能な個人は、障害となるものをキャリアからきびしく排除し、同じようにアンバランスなやり方でまわりの世界に取り組む。
アンバランスという言葉がわかりにくいかもしれません。278Pから抜粋します。
あなたが本当に好きなことをして過ごしているのは、一日のうち何パーセントか? (中略)ベストバイでもっとも継続的に成功を収めている店長10人がこの質問を受けていた。彼らの答えは、いちばん低い人で70%、高い人で95%だった。(中略)大きな成功を収めている人は、バランスを欠くほど多くの時間を好きなことをして過ごせるように、自分の仕事を彫り刻んでいる。
マネージャーとリーダーを区別し、それらの仕事の本質を選り分けています。そのうえで継続的に成功するための具体的な秘訣を指南してくれます。ビジネスマン必読の書かもね。
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2006.03.31
LifeStyleCADにも形態形成場ができた 31 Mar 2006
ルパート・シェルドレイク博士の形態形成場の仮説(遠隔地に同じ現象が物理的な手段を介さないで伝播していくことを解説した仮説)は、日本では百匹目の猿現象で知られていると思います。最近リフォーム業界でLifeStyleCADの習熟スピードがぐんぐん上がっている現象を見ていて、それぞれの会社のスタッフは交流もあるはずもないのに、何故なんだろうと、この仮説を思い出してしまいました。
先日導入講習を紹介させていただいた総合建築職人会さん もあっという間にLifeStyleCADがフル稼働です。清水君からの報告です。
====
センスのあるスケッチとディテールにこだわるカラーパースライフスタイルCADの導入して約2週間、驚くべきスピードで素晴らしいアウトプットを出しているのが総合建築職人会の担当の山田さんと河津社長。
お打ち合わせでのお客さまの要望をとりいれきっちっと絵に落とし込み、お客さまの想像を超えた提案をしています。
「お客さまの反応はどうですか?」
「いや~いいですよ」
「今度のプランも最終的なところで変更があって、それを見せたくって作ったんですよ」
「印刷して持っていったんですね?」
「そうそう、もともと着工日が決まっていたので、最終打ち合わせで使いました」
とのお言葉、さっとこんなスケッチやパースが出てきたら
「これがいいわ!」
ってなっちゃいますよね。
もうひとつは他の物件。
「まだ出来上がってないから・・・」
と担当の山田さん。でも見てみると・・・
雨どいが出来てる。ディテールもこだわってます。
毎日のように質問のお電話をいただき、永吉君も精力的に対応させていただいています。
ありがとうございました。
2006 03 31 [LifeStyleCAD~スケッチで膨らむ住まいの夢~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006.03.13
ググッときました 13 Mar 2006
今、採用活動の真っ最中のオセロ滝川さんが、納品講習で経営者の熱い想いにふれてググっときてしまったというレポートです。こうした日々の感動が人を成長させるのだと思います。河津社長、ありがとうございました。
===
社長へ
8日に総合建築職人会さん の納品講習に行ってきました!
目の前が公園という、すてきな環境にある事務所♪
河津社長と山田さん(なんと20歳☆)が迎えてくださりました。
今日はライブ@インテリアの講習だったのですが...
お二人は、先んじてLifeStyleCADの講習を受けていただけあって
初めて触るとは思えないくらい、サクサクッと操作をされていました!
実際に、作っていただいた画像がこちら!
実際現在進行中の新築の物件みたいです(^^)
さ~て、プロセス設計図をおさらいして、
ではではそろそろロープレにまいりましょう!!
という時に、社長様からこんなお話が。
「自分は、ずっと営業として自分の信念を持ってやってきた。
僕にとって、価格よりも何よりも先に『あなたに決めた!』
と自分を選んでもらうのは、当たり前のこと。
こういっちゃ失礼だが、僕はこういったツールを使わなくても、
お客様を幸せにできる自信はある。
様々な経験をしてきたから、お客様の“ありがとう”の嬉しさが
心から分かる。
だからこそ、うちのスタッフにも同じ気持ちを味わわせたい。
ライブ@インテリアを使うことで。」
ググッときました。
建築の「け」の字も分からない私が、シップに入ってイベントのお手伝いに行かせていただいたり、プレゼンソフトやはいからモダン物語を通じてたくさんの人と良い出会いをさせていただいた。
お客さんに喜んでいただけた時、なんだかとっても嬉しかった。
そんなことを思い出しつつ、河津社長のそんな熱い思いにとてもググッときました!!
現在、スタジオの建設準備も進行中とのこと。
期待のeリフォームプレゼンターさんです(^^)
滝川
===
さて、ラフィーヌ財務総研鬼定代表のブログで「号泣」本と紹介されていたあの「牛角」を展開するレックスホールディングスの西山社長の「想い 三茶の焼肉、世界をめざす」も熱い本でした。一気に読みました。こみあげてくる箇所はいくつもありますが、あえて終盤の二行を紹介します。
人生は限りあるものなのだ。
精一杯生きよう-。
2006 03 13 [ライブ@インテリア~「そう!そう!こんな感じ!!」~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006.03.08
SHIPプロデュース 8 Mar 2006
ガーデン・プレゼンテーション講座は開始4ヶ月目ですが、認知されてきたのでしょうか、サンシャイン増田さん、ファミエル丸山さん も含めたくさんの方に勉強していただきました。
また今日は9ヶ月目のはいからモダン物語基礎研修会でもありましたが、こちらも20名以上の方がご出席。これから発表する企画も含めてSHIPプロデュースには共通点があります。それは「生活者の視点」、自分の大切な人が喜ぶだろうなと思う価値の提案ということです。
今朝通勤電車で読んできた元伊勢丹のカリスマバイヤーの「藤巻のたのしく商売する法則」の巻末に、面白い法則が列挙されています。3つだけ紹介します。
(壱) 売れているからより売ってみたいが商売
(弐) 明確なるコンセプトがブランドになる
(参) 作り手と売り手の夢が重なって感動が生まれる
SHIPは「あの人の笑顔が見たい」という「生活者の視点」が新しいキライキラしたネットワークを紡ぎだしていきます。
あっそうだ! はいからモダン物語のWebサイトで清水くんがブログを開始しました。寄っていってください。会員ブログと題材はかぶることが多いと思いますが、こちらはオープン版です。
2006 03 08 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック
2006.03.04
どこを切ってもすごい本 4 Mar 2006
すごい本に出会いました。武術家佐川幸義氏の語録を中心に構成されている「透明な力」。「現代の五輪の書」とあったのに興味をもって買ってみました。五輪の書とは剣豪宮本武蔵が著した剣の真髄の書ですが、なるほど佐川総師範は90歳を超えてもなお柔道や剣道や様々な武術の猛者をまったく寄せつけなかったそうです。その証言もぞくぞくするような迫力があります。本書の著者は作り話をしても一銭の得にもならない筑波大学の数学教授です。
キィワードを自分で拾ってみると、執念、基本、身体を鍛える、頭を使う、理、実戦、、。内容の一部を紹介します。
強くなろうと気ばかりあせってそれに伴う自分の練習をしなければ強くはならないよ。誰かが強くしてくれる訳ではない。自分がやるしかないのだ。 162P
私はごまかさないでなぜできないかどうしたら良いかを徹底的に追求したよ 172P
ただ同じ事を何回繰り返してもうまくならない。まちがった事をいくら繰り返してもだめだ。言われた事を守りなぜ効かないか、どこがまずいかを反省して変えていくことが大切なのだ。だからただ沢山稽古すれば良いとはいかない。しかしうまくなる人はみな回数が多い。165P
天才と言われている人間の方が努力しているよ。私だって陰の努力はすさまじい。それを表面だけみてすごいといったりちょっとやってできないからと言ってあきらめてしまう、みな簡単に考えている。 175P
うまくやろうという邪心を持つから変になってしまう。素直にそのまま出て行けばよいのにうまくやってやろうと思って力を入れてしまう 185P
2006 03 04 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2006.03.02
わかりゃいいんだよ。 2 Mar 2006
サラリーマン時代、グループ会社に巨大なゲーム会社がありました。私が印象に残っているゲームは2つあるのですがひとつは体感ゲーム「ハングオン」、レーシングゲームですが実際にバイクにまたがって運転します。身体の傾け方が足りなければ曲がりきれずにアウトになります。80年代半ばですがあの会社の飛躍のきっかけになったゲームです。
もうひとつがシーマン。人を食ったような人面魚がテレビ画面にでてきて、プレイヤーの音声に反応して、動きや返事をしていくペット飼育ゲームです。私は当時どんどん精巧になっていくゲームには興味をもてなかったのですがシーマンはとても好きでした。
このシーマンの作者が書いた本にはゲームクリエイターならではの「発見する視点」がたくさん散りばめられています。面白かったことのひとつはシーマンは決して「音声認識技術を駆使した云々」とかいう技術の話をせずに、シーラカンスのような生きた化石がみつかったという物語を徹頭徹尾プロモーションして、シーマンそのものを丸ごと受け入れさせたということです。もうひとつは音声認識技術はまだまだ発展途上だったので試作機ができたときは、人が問いかけても「何?もう一回言ってくれ」とシーマンは繰り返したそうです。遊んでいる人は「こんなバカ魚とつきあってられない」と評判が悪かったそうです。そこでこのゲームクリエーターがとった手段が面白いです。認識できない音声に対し、シーマンの方が「お前の言葉、何回聞いてもわかんねぇよ つまんないから帰るわ バイバイ」と不愉快そうに言って水槽の奥に去ってしまうという仕様にしたそうです。その結果、プレイヤー側が
「ごめんよ シーマン」
「お~い お話しようよ」
「こっちおいでよ~」
とまるで赤子をあやすように、人はわかりやすい言葉でゆっくりと話すようになったそうです。シーマンはそれに対してこんな風に反応します。
「・・・わかりゃいいんだよ。俺だって好きでお前に飼われているんじゃないんだからな、しっかり話してくれよ・・・」そう愚痴を言いながらしぶしぶとシーマンは戻ってくる・・・。
ほんとは紹介したくないくらい知恵のつまった本です。
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2006.02.02
本郷猛を鍛えてはいけない 2 Jan 2006
ワイキューブ安田社長の新ベストセラー「千円札は拾うな」 で、ほとほと感心したのがこのフレーズ「本郷猛を鍛えてはいけない」。
本郷猛とは仮面ライダーに変身する前の姿で、そこそこ強いですが当然人間であるから限界があります。文中では「ショッカーには勝てても怪人を倒すことはできない」。本郷猛を鍛えて、ミクロの進歩に自己満足するのではなく、仮面ライダーに変身させることを意図せよ、というようなことです。
以前の著作物では「カツノリは絶対に古田になれない、古田は最初から古田」(野球に興味ない人にはわからないかもしれませんが)というフレーズが印象に残っていますが、さらに上をいっているような気がします。
中小企業は本郷猛を採用して、仮面ライダーに変身させる環境とシステムを作ることで飛躍的に成長するのでしょう、たぶん。
「そこまでやっていないもんな、まだ」と深くうなづいてしまった本、2回目のお奨め⇒
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2006.01.30
新築のにおい 30 Jan 2006
はいからモダン物語を始めて半年ほどになりました。会員さんは43社、クチコミになる語るブランド・共感のブランドが予想通り静かにじわじわと広がっています。
この間私がいちばん勉強させてもらったのは、「におい」のことです。具体的にいうと、「においを話題にすることの効果」です。
「新築のにおいってあるじゃないですか? なんかこう新しいぞ!みたいな、新しい畳なんか青さが強くてにおいも強いですよね」
「うんうん、そうね、」
「あれって○○のにおいなんですよね。△△さんからお聞きだと思いますが」
「えっ、、、」
におい(香り)の話題は相手にその経験があれば想起されるイメージが極めて強く、かつ具体的です。私のように記憶力が若干やばくなっている人だとますますそれを感じます(笑)。視覚など他の感覚は大脳皮質を経由して大脳辺縁系に伝えられますが嗅覚は直接大脳辺縁系に伝わります。つまり理性のフィルターを通さずに感情の層に達します。(食物と空気の話に似ています)においとむすびついて記憶されたものは、長く記憶されやすいし、直接感情を何度も動かすわけです。
嗅覚の話題がいちばん得意なコメット星さんの現場が引き渡し。父母子3人・築35年・平屋。
「思い入れのあるこのお家を何とか残したまま足の良くないご両親と快適に暮らせないものか」と親孝行な息子さんからのご相談で、当初「当然3・4社の相見積もりは取る。」と警戒されていたお客様に、「はいからモダン物語」で嗅覚刺激・視覚刺激・触覚刺激。
「コメットさんお願いするので契約に来てください」とのご連絡。写真の居室のみならず屋根全葺き替え、水周り交換・キッチン、UB、化粧台、までご契約。
お客様のご感想は
「においが不快でない、ほとんどしない。(住みながらでも気持ち悪くならない)」
「この床(無垢の床と自然塗料)だと朝からヒヤッとしないんです。」
「間仕切りを開け放っておいてもストーブ一つで十分!です」
今週の日経ビジネスに紹介されていた五感刺激のブランド戦略に書いてあるようなことを、はいからモダン物語ではすでに実践しています。
2006 01 30 [はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (5) | トラックバック
2006.01.27
順番 27 Jan 2006
「ガイヤの夜明け」にも登場するワイキューブさんとのジョイントセミナーを六本木ヒルズに隣接するグランドハイアットでやらせていただきました。さすがワイキューブさん、ハコ(会場)選びからして違います。
SHIPの主役は新人江川佳穂、昨晩は眠れなかったそうですが、終わったときにはお客様からの自然発生の拍手ををいただいたプレゼンでした。
事業基盤が不安定な中小零細企業が新卒採用を行うのはなかなかハードルが高いと思います。しかし、SHIPは会社設立とほぼ同時にワイキューブさんのサポートをいただき新卒採用を開始し、その新卒社員を中心に組織を作ってきました。4月から4期生が入社しますし、来月から5期生の採用活動が始まります。新人を毎年採用し続けると決めると経営者には既存事業の活性化と新規事業をスタートというプレッシャーが常にかかってきます。この順番は逆ではないと思います。
リフォーム事業を行うのにお客様に喜んでいただきたいと思ったら、まずはSHIPのeリフォーム・プレゼンを営業プロセスに埋め込むことから始めることだと思います。契約率も契約単価も上がる方向に動き、結果として人が育ちます。これもこの順番の逆ではないと思います。
この10年以内に社会人になった人には信じられないかもしれませんが、12~3年前には「オフィスにLANを導入すべきかどうか?」という議論がありました。そんなテーマのパネルディスカッションを以前在籍していた会社で催したことがあるのですが、当時のマイクロソフト成毛社長は「まずLANを導入すること、そうすると需要は出てくる、効果もコストを上回っていく」というようなことを言ってました。実際この順番は逆ではありませんでしたし、今LAN敷設の議論をする人はほとんどいません。
さて、江川さんがお願いして中川副社長および素敵なスタッフの方々と記念写真。実は六本木ヒルズも初めて歩いたので記念写真。ありがとうございました。
あっそうだ!リレー推薦のお達しが。私は言われてないけど出しときます。発想の順番を変えてみたいのならこれに勝る参考書はないかもしれません。 「千円札は拾うな」 安田 佳生(ワイキューブ代表取締役社長) 著。
2006 01 27 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック
2006.01.17
好き、関心、成功 17 Jan 2006
昨日は「はいからモダン物語」特別コース、基礎コースは知識情報のインプット・変革コースはロールプレイングによるアウトプットですが、特別コースはアトピッコハウス後藤社長の10年間の集積によるデープな健康配慮住宅に関する講義です。話題は建材におさまりません。人の存在に関わる全体性の感覚が身につくとのご評価です。環境や健康への関心が自分の中でも相当に高まることで、毎日触れる情報から自分の話題が紡ぎ出されていくのだと思います。
最近、株を始める人が増えているようですが、ビギナーズラックは別として、株で成功するためにも必要なのは、同じように「好きなものへの自分らしい関心」なのだと思います。さっき電車でサラリーマン同士が「上がる下がる」だけの話題をするのを隣で聞いて、「いつか来た道」感を持ちました。株式投資も本人の生き方の投影だと思います。
さて、大和ハウス工業でトップクラスの成績を続け本社でも活躍していた営業マンが突然起業をしました。誰もが驚きました(私も驚きました)が、その独立から3年、今では多数のクライアントに頼りにされる営業コンサルタントになりました。リフォーム業界もハウスメーカーのように来店型に移行する中で、昨年毎回満席だった SHIP「来店型営業研修」の講師をやっていただいていたダーウィンシステム笹沢竜市さんです。この人は「営業という仕事」が本当に好きなんですよね。だからますます「営業力」がパワーアップします。
その笹沢さんがプル型営業に関する本を出版しました。タイトルは『集めたお客を逃がさない「集客型営業」の極意』、SHIPも題材として登場しています。特に講義に参加された人はご購入をお奨めします。セミナーを聞いた講師の本はとても染込みやすいものです。
2006 01 17 [はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2006.01.16
こどもプロジェクト 16 Jan 2006
100円で、内モンゴルのホルチン砂漠に植えるポプラの苗木が10本買えます。水を与え、大切に育てれば、それはやがて10mのポプラ並木へと変ります。
あなたのアクションの入り口 ⇒ 緑化ネットワーク
「世界を変えるお金の使い方」にはこんな例がたくさん載っています。100円で、300円で、あるいは3万円で、「募金する気はあるけど、どんな団体があるのか分からない」(P42)の人はこの本を手に取ってみると良いと思います。
500円で、西半球の最貧国、ハイチ共和国の診療所で不足しているお医者さんをひとり雇うことができます。
あなたのアクションの入り口 ⇒ NPOハンガー・フリー・ワールド
日本的なお布施の感覚であってもいいと思います。そんな話題もビジネスの合間にいかがでしょうか。
もう一年以上前ですが、この本のことを最初に最初に話したのが 福田恵美さん でした。彼女はご自身のお子さんの病気の介護の経験から、介護する家族をサポートする体制が日本にはないことを痛感し、現在 NPO法人こどもプロジェクトを立ち上げて、難病を持つ家族の支援やこどもに関する様々な問題に取り組んでいます。彼女のブログはこちら。
このたびオセロの滝川さんが福田さんのホームページのお手伝いをしました。講演の御礼です。滝川さんの生まれて初めてのホームページのTopデザインもさることながら、こどもプロジェクトに関心をもっていただいた方は直接福田さんに連絡していただけるといいと思います。倫理法人会の講演などでも、経験と使命の重みに感銘を受ける人がたくさんいらっしゃいました。誰にでも関係のあるテーマです。
そういえば 一児の母でもある村上彩子嬢 も 感慨深げでした。
2006 01 16 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック
2006.01.07
いい日 7 Jan 2006
小さな女の子が言いました。
昨日転んだところでまた転びそうになった時、
「また転ばないように気をつけなきゃ。今日はいい日にするんだ」
こんな小さいのに「いい日」というのは、自分の手でつくれるということを知っています。
・・・
「感動力」(感動プロデューサー平野秀典著) からの引用です。
感動を創造するのに、まず必要なことは、「自分が感動をもらう側ではなく、創る側にまわる」という「発想」の転換です。(37P)
年末年始は4歳の息子と過ごしました。起きている間中、ずっと何かに熱中して、「遊ぼう」と人に絡みつき、ずっと笑い、跳びはね、時には泣いていました。小さな子供が持つ大きなエネルギーに圧倒されていました。
「感動力」が、もともとあったチカラだという仮説を前提にすれば、大人になった今でも感動力を刺激することで、潜在していた「能力」や「才能」が発現するのではないか? (中略)
「感動とは探すものでも発見するものではなく、思い出すもの」(22P)
あの長者番付日本一の銀座まるかんの斎藤一人さんが、はじめて推薦文を寄せた本でもあります。素敵な文章ですね。
人に感動を与えることが自分で感動することなんですね ひとり
感動の聖書かもしれません。ただし本屋さんで買うと感動が薄れます。ポチっと ここをクリック して感動に浸ってください。
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2005.12.29
突如 29 Dec 2005
帰省することになりました。
予想はしていましたが故郷はすごいことになっています。昭和48年以来の豪雪ということですが、その年は雪のため、休校になるようなこともあったような気がします。
その頃と違うのは幹線道路ばかりでなく支線までわりと除雪が行き届いていることです。このコストたるやいかばかりかと思いますが、交通・物流が正常に流れることが今は最優先です。
移動の間に読んだ本、 「不動産投資の破壊的成功法」(金森重樹)が面白かったです。まだ半分ほどですが。
・・・年収など、その気になれば休息に、かつ際限さく増加させることができます (中略) 単純な話、「年収はお金で買ってしまえばいい」んです。(2P)
・・・コントロールされた10億円の不動産投資よりも、5000万円の住宅ローンのほうがよっぽど危険なのです。住宅購入などの消費活動のために、借金してはなりません。危険な借金なのです。(35P)
・・・世の中には、汗水たらして働いたお金をせっとと貯金して、やっとの思いで外車を買う人たちと、節税のためにしょうがないから買う人たちがいます。 物事の順番を入れ替えるだけで、こんなにも違った世界と違ったものの見方が出てくるのです。(41P)
このあたりがプロローグ的なところですが、不動産投資をする気のない人でもビジネス書としてお奨めです。
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2005.12.25
インデックス化 25 Dec 2005
アナリストでも学者でもない人でもウォッチしておくことをお奨めする企業は Google。検索エンジンのシェアの高さやその高収益性故ではなく、世界を根底から変えるインパクトをもっているからです。
先月発刊された 「ザ・サーチ」 にはこんな見出しがあります。
「〔世界で最も注目される企業〕 Google とそのライバルたちは、ビジネスのルールを、メディアを、我々の文化を、どのように書き換えてしまったのか?」
もともとは膨大なWebサイトの情報を検索できるように インデックス化 するのが検索技術の根幹です。インデックス化されることによって、検索ページの 小窓 に キィワード を打ち込むことで、誰もが即座に容易に 探している要素をもったページのリストに出会うことができます。
この インデックス化が それぞれのハードデスク内あるいは日々やりとりされるメールそしてコンピューターを越えた電子機器にまで進んでくると、世界は一変していくことでしょう。それはすでに進行中の事態です。Googleのインパクトはここにあります。
ビジネスとしてのアドバンテージは365ページのこの文章に集約されます。
「ここにウェブのOSが介入する。マイクロソフトはすべてのコンピュータにウィンドウズを取り付けて、デスクトップのコンピュータを稼動させた。ここに成功の鍵がある コンピュータがさらに進歩した次のステップは、すべてのコンピュータが互いに接続され、これはインターネットと呼ばれた。
(中略)ウェブが次世代のコンピューティングプラットフォームとなり、マイクロソフトのウィンドウズの後を継ぐだろう。そしてウェブがデスクトップコンピュータ、携帯電話、自動車、暗号解読用の鍵の束など、すべてを接続しようとしている。そうだとすれば、ウェブのプラットフォーム上で大規模なサービスを展開できる企業こそ、勝利することになる。その時には検索エンジンが勝利を収める」
さて、Googleにため息をついてもしようがありません。私たちでも参考にできる普遍的なノウハウは インデックス化 です。生活者の 誰もが即座に容易に 欲しい情報にたどりつけるような情報の整理を進めて行きましょう。
「したい生活探しませんか」 のために、それぞれが提供できる「したい生活」をインデックス化したものが優位になるということです。
「ザ・サーチ」、年末年始のお休みの読書によろしいかと思います。
2005 12 25 [StyleBoutique~「したい生活」見つけませんか?~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.12.09
サプライズって繰り返すとサプライズにならなくなるんじゃないの? 9 Dec 2005
昨日はご来社いただいた多くの方々とお話をさせていただきましたが、このブログの週初めに誕生日の記事(大津さん、江川さん)が続いたため、この話題になることが多かったです。懇親会では最近のサプライズ企画の一連を披露しました。
聞きたい人の疑問はサマリーすると「サプライズって繰り返すとサプライズにならなくなるんじゃないの?」ということだと思います。
私が紹介したのは 江川さんの誕生日の感想。
「正直、SHIPに入社してから自分の誕生日が待ち遠しくて、
何してもらえるんだろう、って思っていましたが、
思っていた以上のサプライズでした!」
どうでしょうか?
このことに関して「あっそうか」と思った本があります。最初は書評でみつけたのですが紹介させていただきます。 「脳と仮想」(茂木健一郎・新潮社) 、脳科学者が書いた心をテーマにしたお話です。
「子供にとって、サンタクロースが切実なのは、それがこの地上のどこにも存在しない仮想だからである。子供だって、サンタクロースが、実際にはいないことなど知っている(中略)子供は、無償の愛を与えてくれる存在にすがってしか生きてはいけない。サンタクロースは、父や、母といった、身近な保護者とは別の世界に住む、それでも自分を思ってくれる人である」
「私たちの心の中の、サンタクロースとうう仮想の現れ方、その私たちの現実の生活への作用の仕方の中にこそ、人間が限りある人生を生きる中で忘れてはならないなにものかがある」
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2005.11.09
下流社会の出現 9 Nov 2005
昨日、LifeStyleCADの講習にいらしていたリホープの高木部長と大高さん、SHIPリフォームセミナーにご出席された日本リフォームセンターの岡崎社長を食事にお誘いしました。正健プランニングの鈴木社長もかけつけられて楽しい夜になりました。リホープさんは、商品を個性化させて、お客様に選ばれるようにされている会社です。正健さんの新築のお客さんは、川崎病というキィワードで正健さんを知って、鈴木社長のブログを読まれて、相見積もりなしで正健さんに決められたそうです。まさしくAISASモデルです。また岡崎社長はインターネットでSHIPを知って、ブログも読まれていて、本日即決契約でSHIPのネットワークの仲間になりました。これもAISAS的です。
話題は多岐にわたったのですが、鈴木社長が三浦展さんの「下流社会」の話をされていましたが、よく本を読んでいるなぁと思います。私は水口健次先生から三浦展さんを教えてもらって「かまやつ女」以来のファンですが、この本「下流社会」を読むとダイエーが左前になった背景がわかりますし、私たちはどんなお客様に向かってビジネスをしていいかがわかります。
日本は総中流社会から、上流・中流・下流が分離した社会になりました。「誰の方に向いて、旗を立てて見つけてもらうか?」、このスタート地点でほぼ決まる世の中になってきたのではないかと思います。
【三浦展さんの本】
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2005.10.16
生活者の社会史から学ぶ 16 Oct 2005
「はいからモダン物語」のイメージを創っているときに、大正から昭和の生活者の社会史の資料はないもんかと探して何冊か読みました。その中の一冊ですが、日本の少し前のことを知るのでしたら「暮らしの世相史」がお奨めです。
大正14年、最も進歩的な銀座を歩く人たちの服装は、男性の67%が背広にコートという洋装で羽織がけの和装は33%、女性の99%は和装だったという調査が紹介されています。別の調査では昭2年銀座でのの洋装の比率は男性は69%、女性が4%、これらから何がわかるかといえば、明治以来男性はおどろくべき組織化に巻き込まれたということであり、そのシンボルが洋装でした。次第に学校の制服が洋装になってきて今日に至るまで人々の服装が変ってきます。
家屋について面白いのは、昔は家の中に家財道具がほとんどなかったということです。昭和3年から11年まで東京に滞在していたキャサリン・サンソムは『東京に暮らす』の中で「日本の家で暮らしのに必要なものは意外に少ないのです」と書いています。戦後「アメリカ的生活様式」に基づいて、就寝の空間と食事の空間を分離する考え方は「住宅公団の設計」で方向が決められそこから一気に今の姿になっていったそうですが、一番大きな変化は家の中にところ狭しと運び込まれた「家財」に全然交換価値がなくなったこと、そのせいで質屋という商売がほとんどなくなったことをあげています。物持ちが資産家でなくなったのです。
行商人文化についての記述はまた面白いです。
「それぞれの商売は服装や持ち物に工夫を凝らし、一目を引くようにしていることに気がつく。薬売りは筒袖に袴をはき、帽子をかぶってカバンを肩にかけたハイカラ風俗。風鈴売りはおおきな藁づとに風車をいっぱい刺してそれを持ち歩く。ゆで出しうどん売りは天秤棒に前後それぞれ三段重ねの箱にうどん玉を入れ、てぬぐいでほうかぶりをだし、「上等パン」屋はシルクハットにタキシード、そして胸の前にぶら下げた太鼓をたたいている。(中略)その頃の都市住民は自宅の前を通り過ぎる行商人たちのパレードを毎日見物していたようなものであって、、」
水口健次先生から勧められた「五感刺激のブランド戦略」で取り上げられているような世界です。五感を刺激して消費者の心にいかにリーチしていくか。事例として、ダイムラークライスラーが創った「ドアの開け閉めの音についてのみ研究する部署」、車の性能やデザインではなく、ドアの開閉の感覚と内装で車が選ばれていることを根拠にした部署です。我が家でも子供達がわりと好きなケロッグのシリアル、その差別化ポイントは「パリパリと噛み砕かれる音」、視覚のみならず聴覚、嗅覚、触覚など感覚刺激を経験として刷り込むことの重要性が豊富な事例で紹介されています。
話は「暮らしの世相史」の行商人に戻りますが、行商人のある一部は世間士と呼ばれていたそうです。移動する民なので文字通り世間を知っていたのです。したがって、「年頃の男女の紹介」や「耕作技術の伝播」など、クライアントの困っていることを解決する役割も担っていたそうです。これはSHIPが目指しているソリューション・サービスの原型ですね。
世界は常時変化します。変化するもの、変化してはまた一回転して元に戻るもの、「歴史」という大きなくくりも大事ですが、身近な社会史のページをめくってみるのもたまには良いかもしれません。最新のブランド理論を体現しているものが80年前の日本にあったりするのですから。
2005 10 16 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.10.11
時代の主役への道 11 Oct 2005
10月10日、昨年に引き続き水口健次先生による合同研修会を開催しました。私自身は直接の講義を聞く機会は5回目、著作を含めて何度も反芻してきたことでありましたが、今回はとてもうちのめされました。ご主張されていることの概要は何度もこのブログでも書きましたが、、、
「私は何でこんなことに気がつかなかったんだろう、、、」と。
まだまだSHIPのスタイルプレゼンが顧客であるリフォーム会社さんのソリューション(問題解決法)としてなくてはならないものとして組み込まれていない。というか組みこまれ方が、生活者の視点からすれば足りない。このブログでもしょっちゅう紹介しているように成功事例は多い、しかし生活者はそんなもの(スタイルプレゼン)があることを知らない人ばかり、私は自分が決めた使命に届いていない、SHIPはまだまだ狭い、「小さくしているのは誰だ?」との問いに「自分だ」と答えざるを得ない。悔しさがじさじわとしみてきて力が沸いてくる。
【水口先生のメッセージ】 モノからソリューションの時代に移っている、消費を動かしている層が変化している、顧客を知り尽くさないといけない、そしてそのうえで顧客から選ばれるようになるためには、オリジナリティが必要、オリジナリティへのアプローチは「強さを強く」深堀すること、そこがブランド化につながっていく、毎日毎日、自分を超えていかないと顧客に届かないぞ、例外とか異常ののようにしか見えない実践事例に着目しなさい、真実の瞬間だぞ、それが自分や会社を超えるきっかけになるんだぞ、そして商売の基本はお役立ちだよ、愛だよ、もっともっと喜んでもらうことを探すこと、商圏に対する愛が仕組みとして提供されていないとそこでは選ばれないよ、小さくなるぞ、小さくしているのは誰だ?、経営者が勉強してしっかりと仕組みを作っていかないと社員は不幸だぜ、その家族は不幸だぜ、勉強しろよ、大きくなれよ、君達は時代の主役になるんだよ、面白くなっていくよ。時代の主役になっていくんだ。(文責:小松)
今回もお世話になった東陶機器経営スクール松岡塾長。「若い人にどんどん水口先生の話を聞いてもらって、刺激を受けて、若い人が水口先生にぶつかっていけるようになればいい。そうすると自然に会社はよくなるよ」とそんなお話から発展して、SHIPのお客様にもたいへんエキサイティングな経験となった合同研修会、これからの経営の高質な定点観測の場として、皆様にご紹介していけるように尽力しようと決めました。
関連ブログ: ㈱ヒライ 平井専務 連休も「学び」!
《水口健次先生推薦本》
1.ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する W・チャン・キム (著)
リニュアル西脇社長の無競争戦略へのアドバイスとして推薦された本、著者のチャン・キムは韓国のサムスンなどのコンサルタントとして有名、アマゾンの書評からの抜粋では以下「血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場〈レッド・オーシャン(赤い海)〉を抜け出し、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場〈ブルー・オーシャン(青い海)〉を創造すること――これこそが、熾烈な競争環境を生きる企業が繁栄しつづけるための唯一の方法である」
2.五感刺激のブランド戦略 マーチン・リンストローム (著)
研修での主テーマのひとつがブランド化でした。「この本はええぞ!」と出席者に声高に紹介された本、マーケティング界の大御所フィリップ・コトラー氏推薦「この本は、あなたのブランドに新しい命を与えてくれる、アイデアの宝庫だ」(フィリップ・コトラー)
2005 10 11 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.09.26
おすすめブック 26 Sep 2005
9月に読んだ本で人に勧めたくなったものを三冊紹介します。
「プロ経営者の条件」 グッドウィル・グループ会長 折口雅博氏著(徳間書店)
折口会長が防衛大学卒というのは何となく知っていましたが、父親の事業の失敗とそれを起因とする経済的な事情だったとは知りませんでした。
経営学というのは、売上最大・経費最小の目的に向かっての様々なオペレーションを教えてくれますが、経営学者が企業家にはなれません。企業家とは「事業の本質」を見抜いて、そこからお客様を創るシステムを構築する人です。「事業の本質」のことを折口会長は、ボーリングで例えると「センターピンを取る」と言っています。センターピンをはずしてストライクを取ることはできませんので、それがわからない人はプロ経営者ではないということでしょう。
【センターピン】
ジュリアナを成功させたのは、ディスコにとってのセンターピンが、他のディスコがやっきになって宣伝していた有名デザイナーが手がけたとか有名シェフの料理があるとか音楽のセンスがいいとかではなく、
”いつも大勢の人がいて、毎日盛り上がっていること”、すなわち「常に満員であること」
であることを見抜いていたからだといいます。だから無料招待券を配りまくって、メディアに露出を増やして、平日も満員にしたことが勝った理由でした。
では今もっとも目立っている介護事業のセンターピンは何か? 他の会社では「技術力」だといいます。しかし、介護を受ける人の立場に立てば「居心地の良さ」、思い入れ、ホスピタリティです。「技術」はひとりよがりになる傾向があります。あくまでもサービス業なのです。
【理念経営】
グッドウィルとコムスンには経営理念があり、様々なオペレーションはこの経営理念に従っています。前述のセンターピンのことも「物事の本質を見抜け、雑音に動じるな」と律しています。
グッドウィルグループ十訓
一、お客様の立場にたて、究極の満足を与えよ
一、夢と志を持ち、常にチャレンジせよ
一、困難の先に栄光がある、逆境を乗り越えよ
一、物事の本質を見抜け、雑音に動じるな
一、原因があるから結果がある、公正に判断せよ
一、積極果敢に攻めよ、守りは負けの始まりなり
一、スピードは力なり、変化をチャンスと思え
一、自身を持て、謙虚さと思いやりを持て
一、笑顔と共に明るくあれ
一、正しくないことをするな、常に正しいほうを選べ
介護事業のセンターピンは「尊厳と自立を守る」、これも「コムスンの誓い」に表現されています
コムスンの誓い
●私たちは、一人でも多くの高齢者の尊厳と自立を守り、お客様第一主義に徹します
●私たちは、明るい笑顔、愛する心、感謝の気持ちを大切にします
●私たちは、常にサービスマインドを心がけ、真心をこめて介護を行います
●私たちは、責任を持ってお客様のプライバシーを守ります
読後感は元気になる本だと思います。「可能性」に対して、自分も普段からポジティブな方ですが、次元のとても高いポジティブさに感銘を受けました。
「好き嫌いで人事」松井証券 代表取締役 松井 道夫著、日本実業出版社
松井証券の一人当たり経常利益額は1億5千万円なんだそうです。一昔前までは証券業界のブービーポジションだったそうですが「顧客から認められないコストを徹底的に省いた真の意味でのリストラクチャリング」を断行した結果、外交セールスを廃止し、株式委託手数料を大幅に引き下げ、インターネットに特化して今に至っているといいます。
この本は東証一部上場した松井証券をさらに成長軌道にのせる決意で書かれたものだと思いますが、私たち社外の人間が読んでも、バッサバッサと自分のぬるさや甘さを伐られるような感じがします。
【C to B to C、顧客中心主義】
いまビジネスの世界はIT革命により、集団から個へのパラダイム転換期にある。よく「BtoB」「BtoC」と言う。私に言わせれば、これは企業側の論理でしかない。正しくは「CtoBtoC」であり。起点も終点も、企業ではなく顧客の側にある。顧客が中心に存在する。本来は「CtoC」であればよく、企業はその間の存在するだけ。すなわち顧客同士の橋渡しをするところに企業の存在意義が生まれる。(前書きより)
この宇宙観がこれからどんなビジネスをしていくにしても共通して大事だと思います。この本は顧客中心主義経営のケーススタディですね。
【商人】
新時代のキーワードのひとつは「商人(アキンド)」だと思う。会社を構成する社員一人ひとりが、「商人」という意識をもたなければならないと思う。(83P)
別のページで「給料をもらって働く」ではなく「働いて給料をもらう」とあります。「プロ」しか必要でない時代になっていくのです。
これからの経営環境をすべての知りたい人にお勧めです。
人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか? 神田 昌典 (著)
前2冊で長くなりすぎたこともありますが(笑)、感想だけ書きます。「感動した!」コイズミ流。
葬式を盛大にやってくれという人、あるいは故人を偲んで盛大な葬式になる人もいます。この小説の実在の主人公は死の直前、友人たちに集まってもらって「フェアウェル アンド サンキューパーティ」を開催します。最後のスピーチは、、、。
生きる勇気が湧く本です。
これを含めて、ドイツ往復時、チキンシートの狭さを忘れるために面白そうな本を10冊持っていきました。苦痛を忘れるには快楽に没頭するしかありませんがそのことには成功しました(汗)。
2005 09 26 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.07.10
業種欄に何を書くか 10 July 2005
取引先名簿など会社を登録する用紙が配られ、そこに内容を記載しなければならない機会がいろいろありますが、SHIPを設立した当時から迷っていたのは、業種欄にどう書くか、でした。迷ったわりには「ソフトウェア開発業」「コンピューターソフト業」などと普通に書くことが多かったと思います。最近では「サービス業」とシンプルに書きます。セミナーのアンケートなどのように相手の顔が見える場合には、「顧客接点メーカー」とか書くこともあります。
福井県小浜市の㈱ヒライの平井専務さんのブログに「何屋さん?」というタイトルで当社のことを紹介いただきましたが、お客様に喜んでいただくという一点にフォーカスして努力している最中のことでたいへん嬉しい激励でした。ありがとうございました。
さてそのお客様に喜んでいただくことは、「販売促進策」なんだと言い切っている方がいます。「サービスを考える」という熱海後楽園の社長だった岡武秀さんの本から抜粋です。
サービス業のサービス 第一節 サービスの基本 ( 「サービスを考える」 42Pより)
「第一に、サービスはすべて販売促進策である、と割り切るべきである。
私達がお客様を神様として大切にするのは、もう一度来店してもらうためにはどの様なサービスをすべきかがすべての基本である。一見打算的にみえるが、お客が気分よく過ごす事ができれば何度でも足を運んでくれる。私たちの商売のコツは如何に一人でも多くの常連客を持つことができるかに尽きる。」
だとすると、「サービス業」とは、本業と販売促進策が一体化した業種といえます。『もう一度来店してもらうためにはどの様なサービスをすべきかがすべての基本』とは、5日に伺ったカシータのクレドにもあったことです。
「第二は、客はこうしてあげれば満足する筈だと、一方的に決め付けないことである。」とお客様の立場からの思いやりを説き、「第三に、サービスは一人で行うものでなく、チームワークで行うものである。」と買い手優先で、嫌な思いをした店には二度と足を運んでくれないことを認識するべしとあります。
さらに続けて
「一口に「サービス」といってもいろいろ特質を持っている。大別すると
(一)物質的サービス
(二)環境整備
(三)人的サービス
理想を言えばすべてが満足できる状態にすることだがなかなか難しい。しかし、何かが欠けると全てが駄目になることを忘れてはならない。」
カシータのクレドのひとつ「サービスは All or Nothing」と一致しています。
業種欄に「サービス業」と書く私達が、先週からスタートさせて、まだまだおぼつかない「名前を呼ぶ」についても、第二章第一節にこのようにあります。やはりここなんだなと思います。
「特にサービス業において名前がどれほど大切かは毎日体験しているところである。銀座のクラブのナンバー1ホステスは、年齢でも美しさでもない。より多くのお客様の名前と特徴を覚えている人が獲得している。」
SHIPのみんな 今度の挑戦は このあたりだね!
2005 07 10 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.06.12
手段としての株式公開 12 Jun 2005
11日和みリフォームスタジオ杉並井荻店がオープンでした。リニュアルの西脇社長から誘われて二人で訪問しました。井荻駅から「どこだっけ」と言って歩いていくと、ほどなく巨大看板が見えました。
看板もさることながら、ガラス張りの店内に60インチを超える大型テレビがあって、道行く人が足をとめて「ここは何なんだ?」というような顔をして覗き込んで行きます。
デザインファクトリーのキッチンや家具もふんだんにディスプレイされています。
閉店してから食事をしながらいろんな話を聞かせていただきました。小川社長はお会いするたびに、明らかに物事が進んでいます。7月か8月にはまた次の店舗がオープン、資金や人財の確保にも余念がありません。何よりも他の会社と異なっているのは、標準化と横展開を常に念頭においているところです。
一言で言えば「素人でもプロ並の営業ができる」仕組みです。それを、ライブ@インテリアをツールの中心に据えて、さらに常識とは逆張りの鉄則を加えて、作っています。
リフォーム会社のように資金が回りやすい業態では株式公開は意味がないという人もいます。小川社長は「私は一度もリフォーム会社をやるとは言ってない。」と言います。「一生涯輝き続けることが人生の基本行為である」という理念にしたがった新しいサービス業を確立するにあたり、加速するための手段として株式公開を位置づけています。
ところでここ半年ほど、リフォーム会社の経営者からIPO(株式公開)の話題を聞くことが多くなりました。そんな方にお勧めする入門書「成長するための株式公開入門―ベンチャー・キャピタリストがすすめる」です。「よくわからないな」という段階の方であれば、読後、「手段としての株式公開」についてはずいぶん頭が整理されると思います。
2005 06 12 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.05.31
リフォームメジャーへの道 31 May 2005
人口3万人余りの福井県小浜市。そこでリフォーム業を営む株式会社ヒライ 賢専務の日記です。「田舎でも絶対やれる!」を旗印に悪戦苦闘の毎日が続きます。
リフォームメジャーへの道というタイトルでブログを昨日から開始されたのは、平井賢さん、「おじいさんの時計ぃ~♪」の方です(笑)。本当は マサルさんと読みます。
SHIP小松社長様
いつもお世話になりありがとうございます。
ついこの前まで「寒い寒い」と言っていたのが嘘のような陽気になりましたね!
さて、本日からブログを始めました。
最近色んな方との出会いが多く、いい感化を受けています。
今後ともよろしくお願いいたします。
株式会社ヒライ
専務取締役 平井 賢
講習に来られたとき、リフォームの鬼さんと3人で隣のスパ・ラクーアに食事に行きました。この業界では珍しく同い歳の3人でした。
SHIPに担当の高橋君には平井専務からこの前、うれしいお知らせも入っていました。良かったですね。
> 一番最初にライブ@インテリアでプレゼンした、
> キッチン改造のお客様ですが、
> 完成間際に浴室改造の追加契約となり、
> 合計で400万円位の工事になりました。
> ありがとうございました。
ヒライさんで毎月発行の情報誌「きよひら通信VOL8」に、早速ライフスタイルCADを用いたプレゼンデータが掲載されました。「梁のある家」には、私も日本海側の出身ですが、なんとなく郷愁を誘われます。
【ブログで本の紹介・販売ランキング】
本ブログで頻繁ではないですが本を紹介させていただいています。
バックナンバーに「小松のお勧めの一冊」でまとめました。
この1年間でブログを通じてもっとも売れたベスト5調べてみました。
1.ポストモダン・マーケティング―「顧客志向」は捨ててしまえ!
お客様に追従する営業方針は社員さんを疲れさせ、経営者が疲弊させ、結果としてお客様を失望させます。悪循環ですね。私も何度も読み直して楽しんでいます。チラシ作成で迷っている方などには良いヒントがたくさんあると思います。
2.売上2億円の会社を10億円にする方法 業績アップの「設計図」、教えます。
ビフォーアフター社長日記の読者なら、もう買ってしまっているんだろうなというくらいの時期に紹介させていただきましたが、買いそびれていた人が買ったという感じでしょうか。経営者でなくても、経営のことがわかりやすく書いています。人生の先の展望を考える方にはお勧めです。
3.見えない若者市場より見えている団塊市場を狙え!―発想を切り換えればおもしろいほど売れる
著者の井徳さんは博報堂のヒットメーカー(日清ラ王、植物物語など)、時代を先読みするのはプロ中のプロです。昨年から今年にかけて2度ほど会食させていただきましたが、お人柄が謙虚ですばらしい方ですね。来年から人口減少時代です。その先を読みたい人はどうぞ。
4.また一歩、お客さまのニーズに近づく―会社がみるみる強くなる
小売業のプロの視点からの提言、ビジネスのすべての基本はプラン・ドゥ・チェック・アクションの精度の高い実行とすばやい繰り返しだということが本当によくわかります。経営とか営業の基本を具体的ケースで勉強したい人にはお勧め。
5.ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない
この本絶版だったんじゃなかったんでしょうか? 詩を載せたこともあるでしょうが、何か「ゆるすということ」のニュアンスに共感される方が多かったんでしょうね こんなに売れるとは思っていませんでした。実はとってもうれしいです。
2005 05 31 [LifeStyleCAD~スケッチで膨らむ住まいの夢~, ライブ@インテリア~「そう!そう!こんな感じ!!」~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.05.24
知ることで意識が広がり上を目指せる 24 May 2005
19日の大阪でのSHIPリフォームセミナーの後、オールウインサポートの小浪会長と食事をさせていただきました。その時、オールウィンサポートの研修会で日本創造教育研究所の講師の方が講義の中でおっしゃった人事考課の5段階評価の話が印象深かったです。
その評価は5段階で下記のような判別をするということです。(少々うろおぼえですが)
1 指示された仕事ができない
2 指示された仕事はできる
3 指示されなくても自発的に仕事ができる
4 自発的に仕事ができるうえ、常に成果が出せる
5 常に成果が出せるうえ、部門や会社の文化を創り出せる
こうした指標を常に示しておくことで、組織の中での意識が変わるのだと思います。人によっては、1と2の基準しかない人がいると思います。それほど明確な基準がない会社であっても、「2」の人が上位の評価を得ることはあまりないと思います。しかし本人にとっては、1と2のうちの2なのですから「なぜ自分の評価が低いんだ」と不満の原因になっていることが起こるのだと思います。
5までの段階を理解したうえで、4とか5を意識して、そこ目指す人の集団になることで、個人と会社の目標は一致して、みんなのやりがいも出てくるのだと思います。
さて、経営者の評価軸ですが、『ビジョナリー・カンパニー』にまとめられている経営者の水準も5段階です。
1 有能な個人
才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする
2 組織に寄与する個人
組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織のなかで他の人たちとうまく協力する
3 有能な管理者
人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追求する
4 有能な経営者
明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、これまでより高い水準の業績を達成するよう組織に刺激を与える
5 第五水準の経営者
個人としての謙虚と職業人としての意思の強さという矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる
自覚のためにこのランク表を本ブログに記しておきます。
2005 05 24 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.05.11
「こんな風に一緒に考えて欲しかったのよ」、クチコミの始まりをスタイルプレゼンで 11 May 2005
昨日のブログを書いていて、「あっ」と気がついたことがありました。打ち合わせをしているお客様のお言葉を転載しているときでした。
お客様は「今日は来た甲斐があったわ! だんなも来れればよかった。こんな風に私と一緒にプランを作ってくれたのははじめてよ。『どれがいいですか?』っていわれてもわからないのよ。こんな風に一緒に考えてほしかっ
たのよ」と率直なご感想。
「こんな風に一緒に考えて欲しかったのよ」
5月9日は妻の誕生日ですが、私はその日、ハー・ストーリーの日野社長のセミナーに出席しました。「クチコミだけでお客様が100倍増えた!」出版記念講演です。昼食時の出席者挨拶でセミナー参加動機を「ただいま、女性問題に悩んでおりまして、、」と申し上げました。色っぽい話ではなく、女性の感性がわからないということです。
日野社長は小気味良いテンポで、日常の様々な場面における女性と男性の違いをふんだんなエピソードを交えて教えてくれます。
「女性は『今日、こんなことあって、あったまきちゃったんだけど、ねぇどう思う?、、、、来週の土曜日はうちにいるの? ところでさ、、、』というような話方をします。男性は「おいおい、それで結論は何なんだ、オレは何をすればいいの」と戸惑いますよね。男性は『おれは何かを解決してあげなければならない』と思ってしまうのに対して、女性は『聞いてよ』と言っているのです。」
我が家の会話そのものです。「でっ結論は何なの?」と以前は言いました。今は心の中で「でっ結論は何なんだろう、、、」とつぶやいています。ステレオタイプ(そもそも男性的)ですが、男性は直線的思考、女性はWeb的思考とでもいうことなのでしょう。
クチコミュニティ・マーケティングの法則2「クチコミは男性よりも女性の方が得意である」より(14ページ)
「男性がクチコミの対象にならないということではありません。ただ、男性は女性のように情報をすぐにほかの人に伝えませんから、男性を対象としたクチコミは難易度が高くなるわけです。それに比べて、女性はおしゃべリ好きでネットワークも多いので、伝達力が大きくなります」
女性は「感覚的でプロセス重視」、そして「伝達力が大きい」となると、5月8日にリフォームスタジオ縁さんに来られたお客様も今頃クチコミが始まっているかもしれません。
「あそこに何かいい雰囲気のリフォームのお店あるじゃない、今ね、そこでリフォームの打ち合わせしてんだけどさ、すっごくいい感じ、何と言うかね、つまり、一緒に考えてくれるだよね。大きなテレビで、リフォームしたらどうなるか中を歩きながら見せてくれんだよ、希望をいえばその場で変えて見せてくれて、アドバイスしてくれるの、とにかく一緒に考えてくれるんだよ」
この話言葉は地域的にも感性的には相当ずれていますが(^_^;)、クチコミが発生しているのは間違いなさそうです!
日野社長のセミナー、とてもよかったですよ。私が受講したセミナーは、この後は5月16日の広島会場だけのようですね。ご都合の合う方はご出席されたらいかがでしょうか。特に男性経営者あるいは中期的にインターネットによる創客戦略を立てようとされている方。
昨晩、一気読みした新著「ファンサイトマーケティング」から一言抜粋 「もともとWebサイトというのは、そのことに興味があり、詳しい情報を得たい訪問者が自発的に集まってくる場である、ということがすべての柱です」(52ページ)
ここにピンと来る方はご購読お奨めします。
2005 05 11 [ライブ@インテリア~「そう!そう!こんな感じ!!」~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.05.05
ゆるすということ 5 May 2005
今日は子供の日ですが、こんな日に子供にも大人にも学生さんにも社員さんにも共通にお薦めしたい本が「ゆるすということ」(ジェラルド・G・ジャンポルスキー著)です。 最初に書いておきますが、簡単なことではありません。しかし、やることはとてもシンプルです。私もこの5年の間、何度も手にとり読み返していての実感です。
増刷されていないようなので取り寄せに時間がかかりそうですが、同じ著者の「愛と怖れ―愛は怖れをサバ折りにする」もほぼ同じ趣旨のようです。(こちらは私は読んでいません)
人は他人・家族に対して、所属する会社・団体に対して、世間・社会に対して、あるいは自分自身に対して、たくさんの「ゆるせない」を持っています。「ゆるせない」が公憤であれば人の共感を呼びますが私憤であれば、同情がせいぜいでしょう。一般論ですが、私憤で自らを苦しめている人が私も含めてほとんだと思います。
この本から引用します。
エゴは繰り返し、「世の中は不公平だ」と文句をいいます。だから、いつも警戒していないとひどい目に遭うというわけです。(中略)「犠牲者としてふるまい、守りを固めないと、もっと傷つくよ」とエゴはいいます。(38ページより)
おそらく私たちは肉体をもって生きているかぎり、「裁きたい」とか「ゆるしたくない」という誘惑にかられ続けることでしょう。
とも書いています。感情が支配する領域ですので簡単なことではないですが、心の曇りを取り除くために行うべきことは実はとてもシンプルなようです。
機会がありましたら、ご一読をお勧めします。
『ゆるすということ』(136ページ~ より引用)
ゆるすことは
幸せになるための処方箋
ゆるさないことは
苦しむための処方箋
苦しみの原因が何であれ
苦しみはすべて
「ゆるさない」
という種が
宿っていないだろうか?
復讐の念を燃やしつづけ
愛や共感を出し惜しみすれば
健康を害し
免疫が低下することは
まちがいない
当然だと思われるような怒りでも
こだわりつづけていれば
神の安らぎを味わえなくなる
ゆるしとは
その行為をよしとすることではない
残虐な行動を
見逃すことではない
ゆるしとは
怖れに満ちた過去に
こだわりつづけるのをやめること
ゆるしとは
古傷を引っかいて
血を流しつづけるのをやめること
ゆるしとは
過去の影に惑わされることなく
いまこの瞬間に
百パーセント生き
百パーセント愛すること
ゆるしとは
怒りからの解放であり
攻撃的な思いにさよならすること
ゆるしとは
誰に対しても
愛を拒まないこと
ゆるしとは
ゆるさないという思いから生じた
心の空洞を癒すこと
ゆるしとは
過去に何をした人でも
すべての人のなかに
神の光を見ること
ゆるしとは、相手のためだけでなく
自分自身のためであり
自分が犯したまちがいのためであり
くすぶりつづけている罪悪感と
自分を恥じる気持ちのためである
最も深い意味でのゆるしとは
愛に満ちた神から自らを
切り離してしまった自分を、ゆるすこと
ゆるしとは
神をゆるすことであり
神は自分を見捨てたという
おそらくはまちがっている考えを
ゆるすこと
いまこの瞬間にゆるすということは
もう先延ばしせずに
ただゆるすこと
ゆるしは心の扉を開け
感情のスピリットと一体にし
すべての人と一体にし
すべての人を神と一体にする
ゆるすのに
早すぎることはない
遅すぎることもない
ゆるすにはどれだけの時間が
必要だろうか?
それはあなたの価値観しだい
絶対に無理だと信じるなら
絶対に起こらない
半年かかると信じるなら
半年かかる
一秒ですむと信じるなら
一秒ですむ
私は心から信じている
一人ひとりが
自分も含めてすべての人を
完全にゆるせるようになったとき
世界は本当に平和になるということを
2005 05 05 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック
2005.05.04
SHIP流褒賞、海外研修について(休日バージョンだけど) 4 May 2005
希臘(ギリシャ)は私の眷恋の地である。
飛行機がイオニヤ海からコリント運河の上空に達した時、日没は希臘の山々に映え、西空に黄金にかがやく希臘の冑のような夕雲を見た。
私は希臓の名を呼んだ。
1952年のクリスマスに横浜港を出航した三島由紀夫氏の紀行のクライマックスになった希臘(キリシャ)に到着した場面を『アポロの杯』から引用したものです。このブログ上では珍しくまったく個人的な話ですが、20数年前、20歳ちょっとの私をヨーロッパにかりたてたのは、この『アポロの杯』でしたし、東南アジアに引き寄せたのは金子光晴氏の『マレー蘭印紀行』でした。
「仏像は、アレキサンダー大王の東征によって、インドにもたらされた。畏れの対象である神々を人間の理想の形象として視覚化したことで信仰は宗教として大きな変貌をとげていく。」とその頃初めて知って、「えっ」と急激にいろんなものの発生に興味がわいてきた頃でもありました。異文化がぶつかり合うことで、新しいものが生まれることへの興奮のようなものを追求していきたい欲求というのは、今の自分にも連綿と引き継がれていることです。
日本の仏像は中国・朝鮮半島経由、例えば東大寺大仏像のモデルは、中国洛陽の龍門奉先寺の大毘盧遮那仏です。
休み日の今日、『武士道』を読んでしまった自分としては、この後書いてしまうのは、仏像の歴史でも最近の中韓の話題でもなく、日露戦争のことです。2006年のNHKの大河ドラマは「坂の上の雲」、著者の司馬遼太郎氏的な歴史の見方を司馬史観というらしいですが、それによると日本は日露戦争をはさんでその後は良くない方向に進んでいるというものです(間違っていたらすいませんです)。
日露戦争は20世紀初頭の帝国主義列強の中での国際戦争ですが、その勝敗を決するのは、戦争の現場だけではなく、ロシア側にドイツとフランスが、日本側にイギリスがポジションしている状況の中、アメリカがどちらにつくかが最大のポイントでした。
当時、アメリカ大統領に就任したセオドア・ルーズベルト氏をハーバード大学で同窓だった金子堅太郎氏が訪問します。目的はもちろんアメリカに日本側につくように説得するためです。その時日本を知ってもらう資料として手渡したのが新渡戸稲造氏が英語で著した『武士道』でした。『武士道』に感激したルーズベルト大統領は、この本を30冊買い求めて、自身の5人の子供と有力な議員にもこの本を読むようにすすめたそうです。結果としてアメリカは日露講和条約を提案し、(いろいろ議論はあると思いますが)日本の戦勝に結びついていったということです。
(この話は今年の倫理研究所の新春講演会でニューヨーク市立大学の霍見芳浩教授の講演で知りました)
これなどはクリスチャンになってしまっていたほどに西洋文化に感激感化した新渡戸稲造氏が西洋的な騎士道・キリスト教の教養を背景として、その視点から逆に日本文化の益荒男(ますらお)の真髄を書き表したことが、アメリカ大統領の心をも動かすほどのことになったという事件です。
5月2日、SHIPでは社員相互考課による高得点獲得者と社長特別賞のあわせて4名に海外研修を副賞として進呈しました(一人は先行実施済み)。社会人になると、一週間の海外旅行は新婚旅行を除くとなかなか実行するのが難しくなります。しかし、ビジネスマンとしての視点を持ってから、ビジネスとも関係のある場所も含めて様々な異邦の地を訪問するのは、自分の経験を考えても本当にプラスになります。異文化を強いインパクトで受け止める感性で行ってきてください。
いってらっしゃい!
2005 05 04 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック
2005.05.01
経営者の頭と時代の間に生じるギャップが最大のコスト 1 May 2005
日経ビジネスの4月11日号にマイクロソフトのビル・ゲイツ氏が一切の外との連絡を絶って一人で思索にふける(実際はレポートを読みまくる)「考える週(Think Week)」についての記事がありました。
「7日間山荘にこもってテクノロジーの未来に考えを巡らせ、思考の産物をマイクロソフト全体に伝播するのだ。年に2度の恒例行事は、マイクロソフトの将来、そしてハイテク業界の将来を左右する。」
さっき、何度も読んでいるはずの「3分間社長塾」(高井伸夫著)の203ページを読んでいて、上記の日経ビジネスの記事を思い出しました。そのページの内容とは「会社を倒産させる社長には大きく分けて二つのタイプがある。」と二つのタイプの経営者を示します。
a)たまたま運良く会社が成功したが、本当は何も考えていないタイプ。(中略)このタイプの社長は時流が変わるとすぐにダメになる。
b)成功を重ねて自信に満ち溢れている~タイプはリーダーシップも自分の経営哲学もきちんと持っている。(中略)このタイプは自分の成功体験が強烈すぎるがゆえに、時代が変わっても自分のやり方を貫き通してしまうのだ。
a) はともかくとしても b) はありゃっていう感じですよね。
要するに、「時流が変わる、時代が変わる」を肌で感じてそこに常に自分をリフレッシュさせて新しい環境に謙虚に適合させていく経営者の姿勢がもっとも大事なことであるということですね。
松井証券の松井社長は自社ホームページ上にご自身の見解を開陳しています。とても感銘を受けたのが「経営者の頭と時代の間に生じるギャップが最大のコスト」、とおっしゃっていることですがまさしくそうですね。
「ビジネスでは、さまざまなコストが生じます。中でも最大のものは「経営者の頭の中」だと思います。時代と自分の間に生じるギャップが最大のコストで、それをいかに縮小するかが社長の使命だと考えます。」
以上肝に銘じていきます。
明日は連休の中日ですが、会社としてはいろんな意味で区切りの日、楽しみです。
2005 05 01 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック
2005.04.09
女の直感が男社会を覆す 9 Apr 2005
昨晩、東陶さんの東富士研修所で水口健次先生に聞かれました。
「こまっちゃん 今年 新入社員何人採りはった?」
「二人です」
「女性か?」
「はい 二人とも女性です」
水口先生は、にこっと笑って、「これからは女性の力やで」とおっしゃいました。
先生の隣には、松岡塾長から「本当に清水さんのプレゼンはすごい、入社丸2年とは思えないね」とほめられたばかりのSHIPの清水くんとSHIPの第4四半期MVPの特典で水口先生の講義を聞きにきた湯沢くんが座っていました(笑)。
情報化社会においては情報の収集は容易になりますが量も質も膨大になるため、その取捨選択は逆にますます困難になってきます。そしたら大事なのは直感なのでしょう。

以前、水口先生に薦めていただいた本「女の直感が男社会を覆す(原題:The First Sex)」(ヘレン・E・フィッシャー)、(下巻) は下記のような趣旨で論旨が展開されます。
「なぜ女性の方が鋭い直感が養われたか? 推測に難くない。原始時代の女性はいつも言葉を使えない無力な子供のニーズを解読しなければならなかったのである」
キィワードは「Web(網の目)」という本書に何度も登場する言葉です。同時に複数のことに関心を向けられる才能とでもいえばいいのでしょうか、そうすると私のような男性は単線的なのかもしれません。いずれにしても、チームは男性と女性の組あわせなのですが、組み合わせ方の発想を換えてみろという示唆かもしれません。
太古より女性が出産し子育てをして培ってきた女性力のDNAを意識していきたいと思います。ちょうど来週から2006年の採用活動も山場を迎えますが、社員さんのみならず未来の仲間たちの女性力にももっと注目していきたいと思います。
2005 04 09 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~, SHIPマン&SHIPウーマン] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.03.29
2次元ではなく3次元で住宅を考える 28 Mar 2005
住宅を消耗品ではなく資産にするための研究会に参加しています。今日が3回目の会合。
やっとわかってきたのは、英米における資産としての住宅とは「人格と主体性を持った街」が大前提であり、そこには歴史的背景があるということです。
英国では地主によるリースホールド(定期借地)が基本でした。したがって地主が領地を管理していました。アメリカに移住したのは地主階級ではなかった人たちです。したがって土地はフリーホールドになりましたが、それぞれがそれぞれの所有する住宅を勝手気ままに建てていくと無秩序な誰も住みたくない街が生まれます。そこで生まれたのは土地所有者の変更に関わらずある一定の区画を統制するルールとしての「土地利用制限約款証書」であり、それに基づく「アーキテクチュラル・ガイドライン」です。
衣服を購入するときと同様、自分自身の趣味嗜好にあった街並みとその街並みに調和して美しい「我が家」を取得します。街並みに調和しない住宅は単体としては優れていても、街並みを壊して他人の財産を侵害します。
HICPMの戸谷理事長は、調和して美しい街並みの要点を3点あげています。
1)住宅前面(ファサード)のデザインの統一感
2)建築物後退(セットバック)規定とフロントヤード規定
3)住宅地の格や品位を表す共有地としての公園
これらのうち、とくに1)と2)の美しさは、2次元で考えていてもわかりません。日本のように手本とする「資産となる街並み」が少ないところでは、最初から3次元で、ファサード・フロントヤードの統一された美しさを喚起していく必要がありますし、生まれた価値を維持していくためにはその原点をビジュアルに共有して、「人格と主体性」を常時意識されていくことが大事なのだと思います。
参考文献:「住宅で資産を築く国、失う国」(住宅産業問題研究会)
写真は ㈱アービスホーム様の東宮花の森 グラチア
2005 03 29 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.03.22
売上2億円の会社を10億円にする方法 22 Mar 2005
さすがですね五十棲さん。ベンチャー企業のバイブルになりそうな本です。リアルなテキストを書いていただいているのですから、本当にもっと勉強して実施しないといけないことばかりです。
「企業が成長する過程とその成長に必要な条件は、業種を問わず、驚くほど似通っています。つまり、扱う商品やサービスが何であれ、企業活動とは自社とお客様とのコミュニケーションの集合なのだと言い換えることができますし、そうしたコミュニケーションを担い、やりとりをしているのは社員とお客様。つまり、企業活動とはどこまでいっても私たち人間が考え、動くものであり、売上や利益といった企業活動の成果もその結果にすぎません。」(「売上2億円の会社を10億円にする方法」ダイヤモンド社 16P)
企業活動を人間活動と定義された五十棲さんだからこそ、採用には力を入れろと言います。現実に照らして厳しくいえば下記のような表現になりますね。
「不要な人間を雇っている余裕がない中小企業だからこそ、社員の採用にはもっと力を入れるべきです。」(208Pより)

設立3年半にして今年4期目の新卒募集を行っているSHIPで本日、3回目の会社説明会を行いました。学生さんの反応にもふり幅が大きくなってきました。アンケートの感想欄にこんなメッセージが。
「私はSHIPに恋しました」
アトクラクティブですね。営業センスが抜群です。営業研修の講師を頼もうかな(笑)。
このブログを含むホームページで、業務内容どころかお客様がどのようにSHIPのサービスを利用してどんな感想をもっていて、SHIPの社員さんがその現場でどんな会話をしていて、その過程で泣いたり笑ったりしている姿まで描いています。日本でもっとも情報公開が進んだ会社のひとつといえるかもしれません(笑)。このブログも今日で300回目です。是非できるだけ読んでいただいて、ほんものの恋かどうか見極めて欲しいものです。
『人がすべて』と信じています。今日はご来社ありがとう。また会いましょう。
2005 03 22 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, SHIPマン&SHIPウーマン] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.03.13
顧客志向ではなく、顧客中心主義 13 Mar 2005
公開できませんが、今日は、50インチディスプレイを8台並べて、スタイルプレゼン(ライブ@インテリアと写真でビフォーアフター)を使って住まいのイベントをやっている会場をお手伝いしています。来週は100坪のスペースに6台の50インチディスプレイを中心に合計8セットのスタイルプレゼンを常設配置したスタジオのオープンイベントに参加する予定です。
この仕掛けを「顧客志向の表れ」として評価する人が多いと思います。しかし、「顧客志向」の感覚で追従すると汲めども尽きぬ顧客ニーズに埋もれてしまう危険が大有りです。気をつけてください。
仕掛けが大きくなればなるほど大事なことは「顧客が要求するであろうニーズのこれとこれはやらない」を明確に決めておくことです。ディズニーランドが持ち込みのお弁当を禁止して夢の世界への集中を導いているように、「激安 現品処分」などの安物物品販売やを禁止して、50インチディスプレイを通じて「したい生活」に集中させることです。またどんな横柄な人でも、きちんと診察を受けた方がいいとわかったときに「往診に来てくれ」とは言わないように、「大事な話だから、あそこへ行こう」と思わせることです。
夢の世界にきてもらって、50インチディスプレイで「したい生活」の話をする、それを実現しやすくするための装置、そのようにお客様の不便さも一緒に追随していこうという方でしたら、SHIPは顧客中心主義に基づいた本質的な提案をさせていただきます。

そんな考え方を勉強するための本としては、以前もお奨めしている船井総研五十棲さんの「営業引力の法則」、最近ではスティーブン・ブラウン氏の「ポストモダン・マーケティング」、私はこの方向性が「お客様・社員さん・経営者」のそれぞれの幸せの合計を最大化すると思います。ご一読をお奨めします。
2005 03 13 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.02.24
友あり遠方より来たる、また楽しからずや 24 Feb 2005
『人間は一生の間、会うべき人には必ず会わされる。それも一瞬遅すぎもせず、早過ぎもしないときに』、21日夕方の東京都倫理法人会の神渡良平さんのセミナーで、森信三先生
のお言葉を紹介されていました。
若い人はまだ実感が薄いかもしれませんが、私は本当にそう思いますね。今日は小野理事長への挨拶で木耐協の総会にお伺いしましたが、私が「リフォーム業の役に立つソフト開発」を思い立ってアイデアを形にしようとしているちょうどその頃、船井総研の五十棲さんを偶然ご紹介いただいたのも小野理事長でした。その一ヵ月後、ベンチャーキャピタルさんの投資が決定してソフト開発に着手できるようになりましたが、そんなタイミングは誰が計算しているのでしょうか。
三重県久居市のプラスワン神田さんが遠方よりお見えになって、21日(月)夕方から23日(水)朝まで、随所随所ご一緒させていただきました。『今だから語れる就活』の村上さんが入社半年くらいのころほとんど飛び込みのような形でセールスにうかがったときからのご縁ですが、私の20年来の憧れの人 水口健次先生、実は大学の先輩だった東陶機器の吉田松陰 松岡部長とお引き合わせていただいたのも神田さんでした。わずか1年半の間でたくさんの素敵な人とのご縁をいただきました。お会いすると時間も酒量の限界も忘れてあっという間に時間が過ぎますが今回も、、、覚えていない時間があります(汗)。
お奨めBook: “売る力”を2倍にする「戦略ガイド」日経ビジネス人文庫
通念への反論-ここに顧客、ブランド、価格、営業の新しい真実がある
2005 02 24 [小松おすすめの一冊, SHIPマン&SHIPウーマン] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.02.11
ずれているニーズに近づこうという謙虚さ 12 Feb 2005
二日続けて同じ本の話からです。こんなに本の引用をしたのは260回を超える私のブログでは初めてです。
「また一歩、お客様のニーズに近づく」 大久保恒夫 著
私が社会人になりたての頃、関わった情報システムが流通業だということもあると思いますが、それを抜きにしてもこれからのビジネスの本質的なポイントをついていると思います。【 】内は私見でのタイトルです。
【鉄則】
売れ筋を伸ばし拡大し、売れなかったものはやめる。これを繰り返していけば、お客様の真のニーズに限りなく近づいていきます。(P26)
【最悪の失敗】
現状維持は、何も手を打たないから失敗をしていないのではなく、変化に対応していないという失敗をし続けているということなのです。(P97)
【プラン・ドゥ・チェックを早く回す】
お客様のニーズは常に変化しますから、常に手を打ち続けなければなりません。多少の失敗があっても、どんどん考え、手を打ち、修正することにより、お客様のニーズに合った、変化に対応した売り場になり、売上・利益が上がるようになります。(中略)「お客様の立場に立っていろいろ考え、思いついたらすぐ実行しよう」(P99)
【ずれているニーズに近づこうという謙虚さ】
基本的には、
「お客様のニーズをわかっていない」
「現状の売場はお客様のニーズからずれている」
と認識し、常に
「何か手を打とう」
「その結果を見ることによって、お客様のニーズを見つけよう」
「ずれているニーズに近づいていこう」
と考えなくてはなりません。 (P100~P101)
私たちのビジネスも、小売業のイメージに見立ると改善点がわかりやすくなるような気がします。見つけてもらって、興味を持ってもらって、選んでもらう、というプロセスは同じですので。スタジオ・ホームページ・営業マンがそれぞれの立場で『売場』なのです。
常にお客様に「ようこそ!いらっしゃいませ」の心構えで、品揃えを考え、陳列を考え、気持ちよく時には感動的にお買い物をしていただくよう、”お客様とのずれているニーズに近づいていこう”と思います。
画像は、「したい生活StyleBoutique」、SHIPが提案するリフォームショップの”品揃え”戦略です。関連記事はこちら。
2005 02 11 [StyleBoutique~「したい生活」見つけませんか?~, チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
「したい生活」の品揃え 11 Feb 2005
本の帯の推薦文に惹かれて今日購入した本があります。
「大久保君はイトーヨーカ堂の『業務改革委員会』事務局スタッフとして『業革』の推進に貢献した人だ」(トーヨーカ堂鈴木代表)
「大久保さんは私にとって恩人の一人だ」(ユニクロ柳井会長)
「また一歩、お客様のニーズに近づく」 大久保恒夫 著
引き込まれてあっという間に読みましたが、その中の一章「売る側と買う側では違う『品揃え感覚』」は次のように始まります。
売る側が考えている品揃えと、買う側のお客様が感じる品揃えは違うのです。(中略)お客様は買うだけの立場ですから、あまり多くの種類の商品が並んでいると、どれを買ったらいいかわからなくなります。自分が買いたい商品がたくさんあって、その中から選べるようになっていないと、「品揃えが悪い」と感じるのです。
(中略)そこでユニクロでは売れる商品をもっとアピールして、スペースを拡大しました。すると、いくつかの商品は並ばなくなり、品揃えの種類は減っていきましたが、そうなるにつれて「ユニクロは品揃えが良い」と言われだしたのです。(40P~42Pより抜粋)
これはもっとも成熟した業態の小売業の事例ですが、私は、請負業である住宅リフォーム業でも、「品揃え」を意識する時期ではないかと思います。ここで言う「品揃え」は建材とか設備の取り扱い品目の種類ではありません。「したい生活」の品揃えです。
これからは価格訴求チラシでどんなお客さんもいらっしゃい!という時代ではありません。自社のお客様の層を想定して、その方々への提案をあらかじめ用意して、選ばれるのを待つPull型への切り替えが急務です。
SHIPではこれから「したい生活」の品揃えをリフォーム会社様にご提案していきます。
ツーステップあります。
まずは、ある一定量のプラン集の品揃えをすること。
次に実際の高単価(自社で目指すゾーン)の受注に結びついたティストあるいは居室のプランを選びなおして編集した自社の成功パターン版「したい生活プランブック」にしていくこと、そしてその編集をし続けることだと思います。
SHIPでは、居室ごとのプランを画像数で200画像、A3版ファイル6冊のまとめたプランブックと200枚のカードにして隔月刊で発刊していきます。3Dデータとイラストレータのデータも同梱されていますので手元で自分流に編集可能です。
私は1年間ほどは、品揃えにポイントがあって、2年目はライフスタイル別の編集にポイントが移っていくと思っています。
「したい生活」の品揃えに関心のある方はお問い合わせください。
2005 02 11 [StyleBoutique~「したい生活」見つけませんか?~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.01.25
マークスプリングス物語 25 Jan 2005
日本における住宅の資産価値の測定は、「土地は更地の価値」「建物は耐用年数による減価償却後の価値」ですが、土地の値上がりが見込めなくなった現在、多くの人にとって、資産価値は下がることの方が多いです。少子化を迎える将来においてはそれがさらに加速されることと思われます。
それは世界的な傾向なのでしょうか? 昨年度の全米における住宅の資産価値は平均6.5%上がっているそうです。その深層をきちんと勉強していかないといけないと思いました。
アメリカにも資産価値が下がっている住宅があります。一方でとても上がっている住宅もあるわけです。上がっている住宅地には、資産価値を上げていくための「制限約款」があり、その遵守が徹底されています。現実の話として、その約款には「人種差別」もあり、約款が「差別」を助長しているとして違憲だという判決を受けたこともあるらしいですが、個人の資産保全の手段として「区別」しているのだということでその運用は続けられているところが少なくないそうです。私たちは何を学んで何を取り入れていけばよいかは研究と試行錯誤の必要があると思います。
日本でもすでに「資産が上がる住宅」が実践されています。東京都南町田のマークスプリングスはその代表的な事例のひとつです。マークスプリングスの開発が、欧米の住宅施策の何を学んで何をどう実践したかを一冊の本にまとめられたのが、『マークスプリングス物語-資産家住宅の実現、サスティナブル・コミュニティの誕生-』 です。
日本の多くの郊外ニュータウンは、30代のファミリー層が入居し、一斉に居住者の年齢が上がっていって子どもが巣立ったあとには60代、70代の高齢者だけが残るという姿になります。新たにそんな街に住みたいと思う人がいるでしょうか?
マークスプリングスの開発コンセプトは下記です。昨日、この町のデザインをされた方のプレゼンを聞いて、感激して勝手に紹介したくなりました。いい本ですよ。
『赤ちゃんから高齢者まで多様な世代が住み続けれらる町づくり。ここで生活したいと人々が憧れる町で、いつも既存住宅への買い手が門前市をなし、需給市場を反映しながら町の価値を高め続けられる、そんな町を造る。』
2005 01 25 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.12.05
見えない若者市場より見えている団塊市場を狙え 05 Dec 2004
正健プランニングの鈴木社長から面白い本をいただいた。「見えない若者市場より見えている団塊市場を狙え」(博報堂市場開発局 井徳正吾 氏)
今、CD、若者雑誌、若者向け海外旅行など不調ということです。これは一時的な現象ではなく、若者の収入の低下により消費の対象を絞り込まざるを得ないことからきており、売れているのは「自分向け市場」「安いもの」なのだそうです。そのうえ、これからどんどん若者人口が減少する、18歳から24歳までの若者の人口はあと5年で今と比較してマイナス150万人だそうです。
それに比べて中高年世代は増えて、その中核が「団塊世代」、戦後のベビーブーマー、年齢でいえば、今の56歳から54歳を中心とした世代で、今現在1038万人の人口(18歳から24歳までは561万人)であり、あと5年ほどで定年を迎える世代です。
下記は、本書26Pからの引用です。
『移ろいやすく、縮小していく若者市場よりも、今後確実に増えていく団塊市場を積極的に狙っていくのがビジネスの上では正解だ。定年退職に向かって団塊世代が作り出す新しいライフスタイルは、間違いなく前後の世代に大きく作用し、日本全体の消費市場に大きな影響を与えるだろう。それに何といっても団塊世代は”予測可能な”な世代だ。彼らの歩んできた軌跡はわかっているし、価値観もすでにつかめている。だから彼らの未来行動も予測がつく。』
『価値観もすでにつかめている』と書く著者は具体的に団塊の世代攻略のポイントを7つにまとめています。
1. 成功体験を刺激せよ
2. ライフスタイル創造心を刺激せよ
3. 現役志向を刺激せよ
4. 誇りやプライドを刺激せよ
5. QOL(Quality of Life)向上志向を刺激せよ
6. うんちく志向を刺激せよ
7. 緩やかなつながり志向を刺激せよ
私も一読していて、かの世代の多くの先輩の顔を思いだし、クスッと笑いたくなりましたが、内容はさらにきわめて具体的に述べられています。著者のいいたいことは253Pの次の一文に集約されているような気がします。
『今、私たちがなすべきことは、真に大人の社会を作り出すことではないだろうか。(中略)大人が幸せでない社会が、未来を明るくするはずがないからだ』
その手段として述べられているマーケティング方針には同感します。
『自分のビジネス領域を明確に規定し、そこで優良顧客を獲得し、その優良顧客を相手にじっくりとビジネスをしていく。(中略)他社を脅かすのではなく、自社の強みを再認識するビジネスのやりかたである。(中略)地球上のあらゆる人が等しく幸せになることを目指すマーケティングとも言える』
この本ではないですが、団塊の世代市場における住宅リフォーム需要は大きいようです。
平成15年7月、日本経済新聞社が団塊の世代を対象に行った「引退後のお金の用途」の調査
1位 国内旅行
2位 住宅の改装
3位 海外旅行
4位 習い事
自立心が強く、ライフスタイル創造心が豊かなこの世代の「したい生活」にスィッチを入れられれば、大きな「幸福創造市場」が生まれると思います。
文責:スタイルプレゼン エヴァンジェリスト 小松信幸
2004 12 05 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.11.26
明日のためにその壱 「捨てること」 26 Nov 2004
昨日(11月25日)のリニュアル視察会のオリエンテーション資料に書いたこと。
=================
本日は、来店型リフォーム・スタジオのさきがけである株式会社リニュアル様の視察を通じて、「来店型リフォームスタジオ」と「オリジナル商品」と「リアルタイム・ビジュアル・プレゼン」の組み合わせがいかに会社経営を変えていくかをご覧いただきたいと思います。
「えっ 会社経営が変わる?」
そうです。顧客が変わります。営業プロセスが変わります。結果として契約単価が変わります。経営のモノサシが変わります。
「来店型リフォームスタジオ」と「オリジナル商品」と「リアルタイム・ビジュアル・プレゼン」は、3種類の変化の材料です。貴社がこの材料をどう選択してどう組み合わせをされるのかは自由ですが、すべてがすでに検証済みのこれからのリフォーム会社経営のキィファクターです。
変化の時代に、変化しないことが最大のリスクです。本日の視察会を通じて、それぞれの変化のきっかけになることを祈願いたします。
===============
「変化の時代に、変化しないことが最大のリスクです。」は自分への戒めです。
スタイルプレゼン事業においても、生活者の視点から、住まい手の望むプレゼンテーション環境(ソフト・ノウハウ・トレーニング・コンテンツ)をリフォーム事業者に提供することによって、事業者の顧客接点領域を拡大する、要するに顧客からの信頼度が高まって業績があがるようなサポート・サービスというのが事業コンセプトですが、その道を究めるためには、今日にとどまっていては一瞬で淀むでしょう。
そこで具体論。
肩に力を入れて「変化」「変化」と言っていてもたぶん感性はにぶります。
まずは、掃除する習慣を作ることかな。読まれている方は社員さんも含め、力が抜けたかもしれませんが。実は武沢さんのがんばれ社長で紹介されていた本が気になって、早速アマゾンで買って読んでみた結果、まずは毎日の掃除の習慣だなと思ったのでした。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 小学館文庫 カレン・キングストン (著)
「古ぼけた不要物を後生大事に溜め込んでエネルギーの流れを滞らせているところに、新しい良いものが入ってくることはありません。」
カレン女史はスペースクリアリングと名づけた「ガラクタを捨てるすすめ」を、一冊の本を書きました。なるほどこれを読んだら捨てる勇気がわいてきました。
明日のために その壱 「捨てること」
文責:株式会社シップ 代表取締役 小松信幸
2004 11 26 [SHIPブランド最新情報, 「お母ちゃんのお家」日記~お母さん目線で幸せな住まいづくり~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.11.13
「資産としての豊かさ」と「シーンとしての豊かさ」 13 Nov 2004
先月、オランダ・ベルギーの住宅視察ツアーに行ったことは、このブログにも書きましたが、ツアーを主催した住宅生産性研究会の編著による「住宅で資産を築く国、失う国」が発刊されました。
![]()
ツアーにお誘いいただいたアービスホーム谷口社長は、私より一回り年上の23年生まれ、団塊世代の方ですが、私よりずっと早い時期から Web日記 をご自身で書いていらっしゃいます。今日、ふとその日記に立ち寄ったところ、谷口社長自身の書かれたこの本の一節を紹介されていました。引用させていただきます。

アービスホームさんによる東宮花の森分譲地
<この本の要点>概略
弊社は設立8年、ツーバイフォー住宅に着手し5年が経過します。最初は、かっこよいからとかはやっているとか単純な動機でこの工法に取り組んだわけですが、実際に10回ほど米国の住宅事情の視察、勉強をくり返すうちに、日本の住宅作りと根本的に異なる部分があることに気が付きました。
端的に提起すれば、米国には used car はあっても used house がなく、existing house(既存住宅)として取り扱われることです。日本の中古住宅市場は、まだ使える家を不合理な減価償却を持ち出し判定してしますのです。(国は奈良の東大寺は残存価格の5%で評価しているのでしょうか?)
欧米では、再建築価格で評価されるので100年を過ぎた住宅でも、高い値段(実績で年6.5%上昇)で取り引きされています。日本も、住宅の生産者と消費者がこの考え方になれば、国が豊かになり国民も可処分所得ば豊かになります。
(今の日本は所得は高いのに生活は貧しい国です。)
以上 引用終わり
「豊かさ」と「幸福」とは重なって感じます。「金持ち」と「幸福」は、必ずしも重なりません。

私は今朝、当社を会場にして開催されている倫理法人会のモーニングセミナーで「お客様中心主義のプレゼンテーション・ノウハウ」という演題で講演させていただきました。その中で無意識に「値段がついた材料の話ではなく 『幸福な空間』のイメージをプレゼンする」 というようなことを言ったそうです。普段、自分では使わない言葉なので、「へぇー、そんなこと言ったんだ」とご指摘いただいてわかったのですが、そのとき思い浮かべていたイメージは確かに「豊かな情感あふれる空間」でした。
「資産としての豊かさ」と「シーンとしての豊かさ」、この両方を同時に追求するのが、SHIPが提案する これからの 住宅”サービス”産業 のあり方です。
文責:スタイルプレゼン エヴァンジェリスト 小松信幸
2004 11 13 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.10.08
みつけてもらって、選んでいただき、再三再四選び続けていただく 08 Oct 2004

今日はSHIPリフォームセミナー、台風の中、ご来場の方々、本当にありがとうございました。長野の松本から来られた方もいらっしゃいましたが、台風の影響なく無事に帰途に着かれますことをお祈りします。
今日は、SHIP(=リフォームCAD=スタイルプレゼン)の社長としての私ではなく、eリフォームの主催者としての私に会いに来られた方がお二人いらっしゃいました。
私自身も最近、SHIP と eリフォーム を一体化して考えていることが多いです。いかにしてお客様にとって価値あるオンリーワンのサービスを築けるか、の問いの答えに近づいていくためには自然とそうなります。
「アマゾン・コム―ネット書店から発展を続ける」(三修社)なんかを読んでいると、
1) みつけてもらって
2) 選んでもらって
3) 再度選んでもらうため
に、企業の価値観を統一して、行動と一致させていくことが経営なのだということがとてもよくわかりますが、インターネットというもっとも移り気なフィールドでみつけてもらって選んでもらうセールス体系を構築していくプロセスは、「うちではこうだな」とか「あっそうか」だとか何箇所もでてきて、具体的にとても刺激になります。
ライブドアや楽天が プロ野球に参入を表明したのも、より多くの人に 見つけてもらって、選んでもらうかを追求する目的だと思います。
私たち自身も 全国にたくさんいらっしゃるリフォーム会社さん/ホームファニシング会社さんに まずは多くの企業の中から価値ある企業として見つけてもらい、いくつかの選択肢の中からプレゼンシステム/インターネットマーケティングのパートナーとして選んでもらい、そして2店目、3店目と再三選んでもらうためにサービスの満足度・感動度を研ぎ澄ましていくことが必須です。
会社としては、お取引様、学生さんに対しても同様の考え方が求められますし、社長個人としていえば、社員さんにも選んでもらい続けなければいけません。CSRなどというのも本当はそのあたりが起点になっていることなのだと思います。
そのためには、、、、、つきつめると「一瞬一瞬、自分らしくあること」ですね。
文責: 株式会社シップ 代表取締役 小松信幸
2004 10 08 [eリフォーム~リフォーム会社さんと生活者さんの出会いの場を提供~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.09.23
「SHIPの魅力は、リアルタイム・プレゼンだよね」 by 船井総研五十棲さん 22 Sep 2004
『営業引力の法則』の 船井総研 五十棲さんには 毎月 営業引力の法則を教えてもらっています。「何が顧客を引きつけるのか?」をです。
五十棲: SHIPの魅力は、リアルタイム・プレゼンだよね。設計事務所が図面
書くために使うんじゃなくて、リフォーム会社が契約をいただいて仕事を
スムーズに進めるために使うのに特化してるよね。
ライブ@インテリアなんか 操作が簡単であっという間に3次元にたちあ
がってそのうえ自由に動きまわれる。ここ変えたいとか そこをこうしたいとか
言われたら 目の前で変わるんだから、ぴったりですよ。
小 松: 大型ディスプレイがあって、その前に座るとリアルタイムに自分が話した
空間が出てくるのって、私がリフォームする人だったら 欲しいと思いまし
たからね。
写真でビフォーアフターも 3分くらいで画像加工するリフォーム会社の
ユーザーさんも出てきましたから、もうリアルタイムに近い状況ですね。
五十棲: 慣れちゃうとね、売っている側が自分のいちばんの長所がわからなく
なっちゃうんですよ。お客さんにはいろんなこと言われますからね。
小 松: フリープランのプレゼンで、リアルタイム・オペレーションをやること自体、
住宅では初めてなんですよ。だから、リフォーム会社さんはご存知な中で
いろんなことをおっしゃるわけですが、それは従来の「一週間後にプランを
お持ちしますプレゼン」のことが多いんです。今、リアルタイム・オペレーション
のプレゼンは全業種を見渡しても導入期ですから、まだまだ実際に見て
もらわないと伝わらないです。
ここ(スタイル・プレゼン・スタジオ)に来てもらって、「あなたのお客様に
なった気持ちでそこにいてくださいね」と状況設定してから始めると、
「おぉ~っ すげぇ」っていうことになって、契約単価を上げたいとかショー
ルームでの来店契約率を上げたいとか事業意欲と問題意識が明快な
リフォーム会社さんは即決いただき、2ヶ月内には投資回収されるという
パターンが多いですね
五十棲: 確かに ここ(スタイル・プレゼン・スタジオ)に来てもらうのがいいね。
プログラムとしてのソフトだけじゃないからね。
大型プラズマディスプレイはもちろんだけど、雰囲気とか他社事例とかあるしね。
「ソフトを見せに来てくれ」って言われることが多いだろうけど、ノートパソコンを
かついで行っても、半分も説明したことにならないからね。
小 松: まさしく 営業引力の法則 を学んで ここ(スタイル・プレゼン・スタジオ)か、
各地のセミナー会場に来てもらうように方針を徹底しますよ。
この後、eリフォームのリニューアルの企画の相談、SHIPの若いセールスへの個別指導とやっていただきましたが、毎月のことながら、意識すべきUSP(Unique Selling Point)をクリアにしてもらいます。それ以外の雑念をそぎ落としてもらうといってもいいかもしれません。五十棲さんと会う時間を境にした BEFORE and AFTER は余計なことを考えなくなっている私がいるということに尽きるかもしれません。
【緊急告知】
五十棲さんがリフォーム事業の最新の成功ノウハウを講演をされる SHIPライフスタイル・リフォーム・セミナーは、11月9日 13:30-17:30 SHIPスタイル・プレゼン・スタジオでの開催が決定しました。
講師は、来店型リフォームスタジオの先駆者でありデザインリフォームで快進撃を続ける㈱リニュアル西脇社長、私(小松)も 最新のリアルタイム・プレゼンを披露します。 参加費:一般 2万円、SHIPユーザー 8千円 限定20名様(先着順)
お問い合わせは こちら
文責:スタイルプレゼン エヴァンジェリスト 小松信幸
2004 09 23 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.09.09
お客様を中心に考えると来店型営業になっていく 9 Sep 2004
メルマガ「平成・進化論。」~勝ち組志向のあなただけに~
http://www.mag2.com/m/0000114948.htm に次のような事実が紹介されていました。
■大概のセールスマンは一度行って断られると
「もうだめだ、見込みがない」といって諦める。
調査によると5割近くの人が初回訪問であきらめているという。
以下は訪問回数とセールスをあきらめるパーセンテージを表したものだ。
●第1回の訪問であきらめる 48%
●第2回の訪問であきらめる 20%
●第3回の訪問であきらめる 7%
●第4回の訪問であきらめる 8%(累計80%)
■つまり、5回以上訪問する人は、たったの20%!
新規開拓での成功訪問回数は4.7回といわれているので、
なんと80%の人はみずから成功を放棄していることになるんですよね。
という内容です。
(注:メルマガの著者には悪いですが、私にとって必要な情報を切り取らせていただきました)
SHIPは新しいお客様にご契約いただく新規売上が7割以上ですので、この「新規開拓」の法則にあてはまります。そこからが問題なような気がします。
さて、そこからどう行うか ですが 3通りあげてみます。
1) 営業の仕事は契約をいただくことだから 5回以上訪問しなさい と叱咤する。
私も頭に血が上っていると、「叱咤する」パターンに陥ってしまったことに気がつきましたが、叱咤する側もされる側も疲れ以外何も得るものがありません。
2) 5回以上訪問するアプローチ・ノウハウを会社(部門)として開発して営業に実践する。
DMを出す、その到着頃に電話する、セミナーなどに誘う、別の資料を送る、などなど、ツリー状に この反応(無反応)に対して次はこうする、このような資料をこの順番で出す、ある一定のプロセスで追客を終了する、あるいは時間を置く、などがでプロセス管理としてできている会社は思いのほか少ないと思います。これができてはじめて営業管理と管理職の仕事が確立するのだと思います。できているといいがたいですが(汗;)、営業組織の基本中の基本だと思います。
3) 新規の顧客に会社に来てもらうようにする
訪問して説得するのが大変なのに来てもらうことはもっとハードルが高いかもしれません。しかし、、、、ですが、結果として、もっとも営業効率は上がり、ご契約後ももっともスムーズなお取引がいただける方法だと思います。「お客様に選んでいただく」という考え方が根底にあります。お客様が宇宙の中心にいるのです。来社という状態はお客様に主導権があります。お客様はいつでも帰ってしまえるのです。訪問営業は粘って居座ることができますが。
SHIPが創業直後から新卒採用でお世話になっているワイキューブさんのオフィスに改装後はじめて行ってきました。入り口がホテルのコーヒーラウンジのようになっていて、安田社長が奥で仕事をされていました。ちょっと邪魔をさ
せていただいて(笑)、地下1階のサロンにご案内いただきました。すごいね、ここ、、、、。
ワイキューブさんはこのオフィスに来ていただく営業を徹底されているそうです。感度の高い学生を採用したいと思っている経営者であれば、ピンとくるのだと思います。そうでない経営者は「なんじゃこれ!」になって帰るのだそうです。契約後のトラブルは実は大きなロスですが、そのミスマッチが事前に防げるわけです。
リフォーム業界の来店型スタジオもこの考えに基づいています。仕掛け人船井総研五十棲さんの『営業引力の法則』何がお客様さまを引きつけるのか?をご一読いただけばよくわかります。
SHIPは 東京ドームの近くに スタイル・プレゼン・スタジオ を開設して、リフォーム会社様に「来店型スタジオ」そのものを体験いただいております。半年やってきましたが、やはりご来社いただいたお客様が ご契約もその後の運用もスムーズです。
私たちの営業課題、いやそれ以上に経営課題として最も重要なのは、お客様にご来社をいただけるよう企業の魅力を高めることだと改めて思い直しています。
さて、本日の締めは、もうすぐまる3年のお付き合いになるワイキューブ吉池さん、お世話になっています。どっかのお店に行ったわけではありません。ワイキューブ社内での撮影です。
2004 09 09 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.08.18
脳を起す、活性化する 17 Aug 2004
私が勤め人時代に「愛は脳を活性化する」 の著者である松本元先生(故人)のお話を聞いたことがあります。人は指示されて動いているときは脳が止まっているのだそうです。それだけならなんでもない話ですが、脳が止まる例として、遭難した人が山小屋などの手前で息途絶えることが多いということをあげられていました。避難所をやっとみつけたときに安心して脳が止まって同時にその場で身体が動かなくなるのだそうです。極限状態でも脳が目的を強く持っているときは身体は動くということですね。日本軍で撃沈され溺れ死にそうになっている兵士をボートで救った時にやさしく介抱するのではなく、「貴様、お国の大事な戦艦を沈めやがって、馬鹿者!」とビンタ制裁をしていたそうですが、それは脳にとっては実に有効な手段だったということです。救われたという安心感でその場で死に至ることを避けたからだそうです。
この話は、当時ショックでした。懺悔すると、私自身、楽するために、指示を仰いでいたんだということが自覚されたからでした。「脳は休んでたんだ、、、」と。
SHIP社内で私が一番口にするのは「その仕事の目的は?」 「それで自分では何をすればいいと思う?」 「その資料でお客さんに自分の言いたいことを語れますか? やってみてくれ」などです。社員さんともども、脳を起し、活性化することが遠回りなようでも本質的な企業の成長には最も早い方式だと思っています。
松本元氏「脳のこころ」より引用
『脳は思えば、そのことを成すための仕組みを創る。人は前頭前連合野が異常発達をとげた動物である。大脳新皮質自身が創る内部世界の、情報処理を行うべきターゲットとしてのイメージも、前頭前連合野が構造的に完成に近づく青年期に必要となる。この内的世界がセットするイメージは、生きがい観とリンクするイメージである。前頭前連合野が構造的に完成する10代後半期になると、生涯の目標がセットされないと、大脳新皮質が情報処理の仕組みを創ってゆくべき方向性を持てないので、フリーラン状態となり、この生涯目標がセットされるまで極めてくるしい状況がつづく。これが青年期の悩みの源泉であるといえよう。』
2004 08 18 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | トラックバック
2004.08.14
なぜ、あなたは働くのですか? 14 Aug 2004
2001年10月、株式会社SHIPを設立したときに立てた志のひとつが「SHIPは自分が社員であっても働きたい会社にしたい」ということでした。今まで、試行錯誤を繰り返しながら、そのことを実行してきましたが、その本質は「自分の頭で考えたことを実行に移すことのできる環境にしたい」ということです。「そんなことは当たり前ではないか?」といわれそうですが、私が今までお会いしてきた多くの優秀な方々であっても、自分の仕事の内容に関して、もし「何故?」と問われたら、「会社の方針です」以上の答えが返ってくることは少ないのではないかと思います。
すでに磐石のシステムができあがっている会社であればそれでいいと思いますが、私たちのような基盤のまだまだ弱いベンチャー企業で、変化に富んだ時代にあって、それでいて成長を志している組織では、「会社の方針です」以上のエネルギーを活性化しなければ、事業体として利益体質への離陸すらできないし、仮に幸運な事態が一瞬のにぎわいをもたらしても、まもなく失速、墜落してしまうと思います。
自分の頭で考えて、『会社の方針です』以上のエネルギーを出すための問いは「なぜ、あなたは働くのですか?」だと思います。会社組織が持つ使命と目的、組織に参画する個々の職業人としての使命と目的、これらを自分の得心のいくまで考え、行動し続けることで、組織に対する貢献度も、職業人個人としての成長も同時に促されます。
私は常にSHIPをこのような環境にしていきたいと考えています。
さて、お世話になっている船井総研五十棲剛史執行役員の新著「なぜ、あなたは働くのですか?」には、コンサルティングの現場で感じて、ルール化した業績アップの秘訣が詰まっています。経営者も社員さんも、それぞれの立場で深く感銘し、明日からの仕事に活かせる内容になっていると思います。ご一読をお奨めします。
以下、「なぜ、あなたは働くのですか?」78Pより引用
~”格好いい”経営者の代表格であるセブン-イレブンジャパン、およびイトーヨーカ堂会長の鈴木敏文さんは、こんなことを言っています。
「よく会社に入ったら、早く会社に慣れろといいます。『これでおまえも一人前の○○マンになったな』とほめられたりします。これも本当のようなウソで、顧客の心を忘れないという意味では、”ヨーカ堂マン”になってはいけないし、”セブン-イレブンマン”になってもいけないのです」
つまり、あくまで”自分の頭”で考えられる人間、会社のやり方でなく、自分自身の発想で「仕事の目的」を達成できる社員でなければダメだと、鈴木社長はおっしゃっているわけです。
「この会社のミッションは何か」、それを理解して「では自分はどのようにするか」を考える。~
2004 08 14 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | トラックバック
2004.07.23
変化する時代の変化しない理念 22 July 2004
岡本吏郎さんの「あなたの会社にお金が残る裏帳簿のススメ」が売れているらしい。おっしゃっていたのは、出版元の㈱アスコム鈴木社長。私が社会人になったときの最初の上司。先日、ある相談をしにいったところ、同席していただのが、㈱アスペクト高比良社長。こちらもCSK時代の3年後輩。このお二方がそれぞれ出版社の社長になるなんて、世の中面白い。その後、合流されたのは弊社の顧問弁護士をお願いしている細田弁護士。CSKの同期生。数年勤めた後、司法試験に挑戦して見事合格し、現在ご活躍です。わずか15年前、この4人は同じ会社の関連ある部署に勤務していました。振り返ると本当に変化は激しいと思います。たぶん、これからはいっそう変化するのだと思います。
変わる潮流の本質は、顧客視点に徹することで少しだけ近づけるような気がします。その上で、SHIPの変わらぬ理念を根付かせていく毎日があります。一喜一憂しながら(笑)、SHIPと一緒に成長していきたいと思います。
【SHIPのサービス】
生活者それぞれの住まいのライフスタイルをビジュアルな絵にするためのサービスです
絵にすることで、住まい手と作り手の間のギャップ(イメージ・コスト・工期など)が埋まって、良い住まいが生まれます
良い住まいは 私たちみんなを幸せにします
みんなを幸せが私たちのサービスの目的です
【SHIPの5つの仕事】
1) オンリーワンの旗を掲げて、お客様にSHIPを知っていただいています
2) 社員ひとりひとりの個性を尊重し、ひとりひとりの物心両面の満足を会社と共に追求しています
3) お客様の真のニーズにお応えする製品とサービスを創っています、提供しています
4) お取引先様を、共に向上し、ともに繁栄する対等なパートナーとして尊重しています
5) お客様から適正利潤をいただいて、会社を通じて適正に分配しています
2004 07 23 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | トラックバック
2004.07.21
ニッポン再発見 エコハウス・リフォームスタジオ 20 July 2004
17日に高校の同級会を きくち正太(まん中)邸でやりました。彼の「おせん」という作品は帯に「ニッポン再発見」とあるように、料理・骨董・酒、、と忘れられようとしている「足元にある味わい尽くせぬ日本」を発見させてくれる喜びにみちています。「日本」が気になる人にとって、得した気分になる漫画です。
そんな作品を創っている彼が、離れの日本間を青と白の市松模様にリフォームして、テーブルも特注で赤と黒の市松模様にしたものをそろえたのが印象的でした。
先週オープンした市川のエコハウスさんのリフォーム・スタジオを、弊社担当の高橋くんが写真をとってきてくれました。基本ティストは「和」ですね。随所に見受けられるのが市松模様。エコハウスさんで現場をあずかっている片山常務さんは私のCSK時代の仲間で少し年下の同年代。日常から失われようとしている「和」を再度、今の生活者の住まいにマッチングさせるときに、このデザインはちょうどいいと感じるのはチェッカーズを経験した世代の共通の感性でしょうか(笑)。
竹垣越しに見えるプラズマディスプレイのプレゼンセットもなかなかの趣きです。
2004 07 21 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | トラックバック
2004.07.18
感動設計法の原点「期待感 ≦ 実感 ⇒ 感動」 18 July 2004
「儲けを生みだす表現力の魔法―感動は設計できる」の平野 秀典さんの講演会に参加しました。私も学生時代から つかこうへいさん のファンで、若き風間杜夫さんたちが活躍していた20年以上前から躍動する舞台を見続けていますので、演劇・演出の観点からのビジネス講演会はとてもわかりやすかったです。
お聞きしながら共感したのは「顧客満足は目標にならない」ということでした。私のように設立間もない小さな会社を経営していると本当にうなづけることです。お客様が期待してきた内容と実際に実物の商品・サービスに触れた実感とがイコールであれば、お客様は満足します。しかし、お客様の立場で考えると 当たり前を確認しただけで 最初から買おうと思っている人しか買ってくれないし、その人が次に再度買ってくれるかといえばそれはクエスチョンだと思います。
営業マンを仮に3分類すると下記のようになると思います。
A) 幅広い層のお客様の購買意欲を高めて、契約ができる
B) 最初から購買意欲のあるお客様に確認を促して、契約ができる
C) 最初から購買意欲のあるお客様に対しても、契約できたりできなかったりする
経営者からすれば、C以下の人にははやくやめてもらいたいし、Bの人は早くAになって欲しいと思っています。Aだけが職業人としての「営業マン」です。
平野さんの講演から引用すれば
期待感と実感がイコールになれば、満足な状態を作れます。
期待感 = 実感 ⇒ 満足 です
しかし、これは強者がやることです。チャレンジャーは
期待感 ≦ 実感
を仕組まないと 強者には勝てません。
期待感 ≦ 実感 ⇒ 感動 です
SHIPでは1年前から、大型プラズマディスプレイでの劇場プレゼンを提案しています。「それじゃなくてもいいんでしょ」と言われますが、もちろんそれでなくてもいいのです。様々な手段で「期待感 ≦ 実感 ⇒ 感動」を作り出す演出を営業マンが俳優として身につけ実演することの方が大事であり、ディスプレイは舞台装置のひとつでしかありません。
平野さんは「序破急」という日本の演劇古来の3部構成の演出法を紹介されていました。以前のCG(コンピューターグラフィックス)であれば、序破急の段取りが終わったあとにしか、出番はなかったと思います。SHIPの感動設計法では「序」で、つまりは「つかみ」で、SHIPのソフトをフル活動させます。本当に、ここがポイントです。
いきなり営業マンがCGをいとも簡単に操作して自分のリフォームプランをプレゼンされたら、「おぉっ」と感動して次の段取りの約束をとってしまいます。
これを平野さん的にいえば「珍しき花」の効用ということになるかもしれません。
2004 07 18 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊] | 固定リンク | トラックバック
2004.07.15
船井総研五十棲さん「営業引力の法則」 14 July 2004
リフォーム業向けのプレゼンシステム開発の計画に基づき、ベンチャーキャピタルの審査に入ったそのころ、ある会合でエイムの小野社長に船井総研五十棲さんをご紹介いただきました。2002年10月のことでした。
その後コンサルティングを通じてお世話になっていますが、SHIPの新事業に対して、ほぼまったくゼロからの「製品・サービス作り」と「販売体制作り」から関わっていただいています。リフォーム業向けプレゼンシステム事業は、ほぼ新入社員だけで取り組むことになりましたが そのことに眉ひとつ動かさなかったのは たくさんいらっしゃる関係者の中で 五十棲さんだけでした。
SHIPのプロジェクト・メンバーは、最初から五十棲流の「営業引力の法則」の教えを受けて来ました。まだまだ 理想のレベルには距離はありますが、「SHIPの社員さんは成長が早いね」といわれることがありますが、最初から「営業引力の法則」そのものの五十棲さんの薫陶を受けていることが大きいと思います。
時流に逆らってはどんなに力があっても成果はでません。お客様の購買に対する意識が刻々と変わっていくなか、セールスに関わる人に限らず「営業引力の法則」は必読書だと思います。
2004 07 15 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | トラックバック
2004.07.12
デパートの発明、《楽しさ》《欲望》《ライフスタイル》を売る仕掛け 12 July 2004
生まれたころからあるものは、ずうっと昔からあったような錯覚をしがちですが、デパートもたった150年しか歴史がないんですね。『デパートを発明した夫婦』にはデパートが、19世紀のなかばに地方から出てきたヒラ店員ブシコー青年によって発明されたことが書いてあります。いまでもパリにあるデパート、ボン・マルシェです。
時代は産業革命が進み、品物が流通するようになり、可処分所得の高い中産階級がでてきたころでした。そんなタイミングに彼が生み出したのは、買い物を「楽しいこと」にしたことです。それは
□豪華で明るい建物。
□値札がついている商品。
□買わなくても入っていい売り場。
□トイレ。
□返品OK。
これらがない買い物は、楽しむものではなかったことは想像できます。さらに彼らが作ったのは、「必要なものを買うこと」から「欲しいものを買うこと」にする仕掛けだったと思います。さてその仕掛けとは。
□商品がディスプレイされているショーウィンドウ。
□新聞折込チラシ
□バーゲンセール
ライフスタイル・マーケティングの発祥はここかなと思わせるようなこともあります。Amazonの書評に引用されている例が顕著ですが、買い物をイベント化しました。
「白」の展覧会――大売出しの始まり――バーゲンの終わった1月下旬のある寒い日、売上げの落ち込みを回避する方法はないものかと思案しながら窓の外の冬景色をぼんやりと見つめていたブシコーは、空から降ってくる粉雪に目をとめた。その瞬間、「白」という言葉が頭にひらめいた。業界用語では、白(ブラン)とは、リンネルや綿布などの白生地を使ったワイシャツ、ブラウス、下着、シーツ、タオル、テーブル・クロスなどのことを指す。ブシコーは、暮れの大売り出しと年頭のバーゲンのあと、春物を売り出すにはまだ寒いこの時期に、季節商品とは関係の薄いこの「白物」を集中的に売り出すことを思いついた。かくして、2月の初め「エクスポジシオン・ド・ブラン」と銘打った「白物」の大売出しが始まった。それは、エクスポジシ
オン(展覧会)というにふさわしい、ありとあらゆる白生地商品のオンパレードで、店内の多くの売り場がこの商品の展示のために使われ、店内はまさに白一色の銀世界と化した。――本書より
住宅リフォーム会社は 怖い という言葉を何度か聞いたことがあります。今、どんどんそんな時代が遠ざかっていこうとしています。日本のリフォーム業界では、ブシコー青年がたくさんでてきたと思います。
こちらは ライフスタイル・リフォームのWRCホールディングス・グループ アシスト.Mさんの店舗。入ってみたくなる、とてもいい感じのスタジオですよね。写真でビフォーアフターに続いて、昨日から、ライブ@インテリア稼動です。リフォームの相談が楽しくなる時代がやってきました。
アシスト.Mさんのホームページ アシスト日記(7月11日)でも紹介いただきました。
2004 07 12 [小松おすすめの一冊, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | トラックバック































