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2014.12.30

2014年12月期終了、感謝です 30 Dec 2014

 26日(金)が今期の仕事納めだったのですが、私は年度総括の際「Water is Wide」をBGMにしました。数日前、何気なく見ていたNHKの番組で私よりも年上の人たちがコンサート会場でこの曲を涙を拭きながら聞いていた光景に触れたことで考えたことがあったからでした。

 対岸までは遠く、飛ぶ翼もなく、愛する人と小舟をこぎ出す
 愛のはじめは何事も美しいが、時が経つと朝靄のようにそれも消える
 船はどこまでも沈む、愛の深さと同じくらいに、でも沈むことも泳ぐことも知らない

 失礼をかえりみず要約するとこんな歌詞ですが、何が私よりも人生の先輩方を涙させるほどのことがあるんだろうと思い何度もこの歌を聴きました。その結果、私が感じたことは大事なことは水面の上に浮かぶものではなく、沈まないとわからない水面の底にあるものであり、それが水面の船よりも何倍も何十倍も大きい本質的なものであると。人生経験の長い人はこの歌を聴いて自分の人生の価値に気がついて涙を流すのかなと思いました。

 創業一期目を黒字決算で終えた頃によく口にしていたが「スキルよりマインド」ということでした。ビジネスモデルの「ビ」の字も確立していない頃でしたから常識からいえば、四の五の言わず「売上を上げるスキル」のある人を求めることが喫緊の課題でしたので、翌年4月から新卒生が6名も入ってくることに対して、当事の社員に対して「スキルよりマインド」という方針を述べたことは、半分苦し紛れあり半分直感的な本心からのことでした。

 さて、おかげ様で2014年12月期を無事に終了することができました。ありがとうございました。
 期首計画との比較では93.8%の達成率、18.5%成長の計画でしたが11.1%成長にとどまり、課題を顕在化させた期となりました。

 振り返ると課題のひとつめは「マインドのゆらぎ」だったと思います。
 成果を氷山の例えると、その下には技術や知識、いわゆるスキルがあります。その下には考え方や判断基準があり、基層には存在意義があります。考え方や判断基準、存在意義といったことよりも表層的な成果に気を取られてしまったのだと思います。

 ふたつめは、成果は機会の数(n)と成約率(r)のかけ算でしかないのに、成約率が低い、つまりスキルが低いのにもかかわらず検討に終始して(n)を増やすマネジメントに欠けたということです。手数(n)の多い部門や個人は計画を達成していることからもわかります。

 みっつめは顧客とのコミュニケーション不足です。我々は顧客の課題解決に対して価値のある現場の情報をたくさん持っているのにそれが届けられていませんでした。お客様にとって物足りない会社になりつつあります。お客様にとって頼りになる面白い会社になっていないといけません。現場のコンサルティングで最も忙しいコンサルタントが現場の経験を広げることで売上ギネスを達成したことからもお客様が求めるものがわかります。

 来期は水面の底まで降りて、存在意義(ミッション)から考え方(SHIPWAY)、技術・知識(SHIPスクール)と積み直し、お客様から面白い会社、なくてはならない会社(=成果)と認めてもらうよう行動(n)を増やす期にしていきます。

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2014.12.23

中国語レッスンのYoutubeチャンネル始めました 23 Dec 2014

141223a SHIP香港で中国語レッスンのYoutubeチャンネルを作ってみました。Youtubeで動画で発信してビジネスをしている人をYoutuberと言うらしいですが、我々もいろいろと試していきますが、形のある商品を売っているわけではないリフォーム会社さんにもなかなか相性は良さそうだと思います。

 SHIP香港では年明けからSKYPEを使ってオンライン個人レッスンを始めていきます。まずは体験講習にお申し込みをいただくことからスタートしていきます。

 それまでSHIP香港ヘレンの丸々暗記中国語をご視聴ください。

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2014.12.14

石坂産業の最大の目的は、継続すること 14 Dec 2014

141214a エコプロダクツ展でずいぶんと目立つ神社を形どったブースがあって何だろうと思ったら石坂産業社でした。この夏頃から親しい人たちが話題にしていた会社です。そのブースの入り口には書籍が販売していました。
 「絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記」とタイトルされた著作を買って、その日のうちに全部読み進めました。

 あらすじはアマゾンの「商品の説明」から引用すれば

 「所沢ダイオキシン報道」で会社存続が危ぶまれる絶体絶命時に、30歳で社長就任(取締役社長)。
 エロ本&ヌードポスターばかりの平均年齢55歳の会社を社員の4割が去っても改革断行。
 「脱・産廃屋」を目指し、「産廃屋らしからぬ産廃屋」に変身!

 ということです。私が感動したのは絞りに絞れば3点です。本当はもっともっとありますが。

 ひとつは社長になった経緯です。石坂社長は最もダイオキシン騒動で最も苦しかった時にまだ30歳で経験も実績もない中で「私に社長をやらせてください」と父親に直訴しています。自信の根拠は「経営ができるという自信ではなく、『父の想いは継げる』という自信」だということです。火中に飛び込ませた「想い」に感動しました。

 ふたつめは石坂社長の経営指針は「この会社をつぶさない、この会社を永続企業にする」ということだということです。これがあるから実際はダイオキシン対策もされていた15億円も先行投資した焼却炉を無にし焼却の仕事を止めるという大局的な判断ができたり、社員の反対を押し切ってISOを取得したり40億円もかけて本社ビルを建てたり、何億円もかけて会社周辺の里山を整備するということができたのでしょう。

 みっつめはふたつめのレイヤー違いではありますが、「見えないブランド力」のつけることへの決意です。産業廃棄物処理業者は産廃処理しかしていないと価格は低い方へ低い方へ流れてしますのだと思います。いらなくなったマットレスの例えで説明がありますが、私も5000円で処理する業者と10,000円で処理する業者がいれば、理由がなければ5000円の業者を選びます。

 「では、価格主義のままで、はたして産廃産業で働く人は幸せになるでしょうか。産廃会社が社員満足度を上げることができるでしょうか。」

 「里山を保全し地域の人々をはじめとする『世間の圧倒的評価』を得てこそ、お客様である企業は『地域に必要とされるあの石坂産業と取引したい』と思ってくれます。
  ですから、世間の評価を得ることこそ、当社のブランド力を上げる方法だと確信しました。」

   現在売上41億3000万円、売上高経常利益率は20%だそうです。

 石坂社長は「おわりに」でも共有している『父の想い』を語ります。

 「私の場合、『子供に継いでほしい』という父の想いを聞いて、会社を継ぎたいと思いました。父の夢である『永続企業』を目指そうと決心したのです。
  だから石坂産業の最大の目的は、継続することです。」

 シンプルで芯のしっかりした考え方に我が身を正す思いです。 

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