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2014.03.27

消費税増税の影響と戦略ストーリー 27 Mar 2014

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 消費税増税で280円で横並びの大手3社の牛丼の価格に変化があるようです。吉野家300円、松屋290円、すき家270円ということです。松屋が増税分上乗せということで基本は維持ですが、吉野家は値上げ、すき家は逆張りで値下げに出たということです。様々なシミュレーションが繰り広げられたことでしょうが、結果はそれぞれがバラバラです。

 自動車は2014年の新車販売台数は消費税増税の影響もあり2013年度比9.8%減になることを見込んでいるという発表がありました。内訳は登録車が8%減の300万台、軽自動車が12.4%減ということですので、軽の顧客の方が消費増税の影響を受けやすいという見方なのですね。

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 では住宅はというと、建設経済研究所の予想(http://www.rice.or.jp/regular_report/pdf/forecast/Model20140130.pdf)によると新設住宅着工戸数は2013年の960.7万戸から6.5%減の898.4万戸となっています。

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 ライフスタイルと変化と資産価値への意識でしょうか分譲マンションは好調が続きます。また2015年の相続税改定に影響なのか、貸家も減少幅が小さいようです。

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 リフォーム市場予測をしているのは矢野経済研究所ですが、こちらは前倒し需要が大きかった反動で前年度比22%減を予測しています。こちらは新設住宅着工戸数も前年比29%減を予想http://www.yano.co.jp/mirai/01000000/01010000.htmlしていますので見方が違いますが。

 来週半ばからは消費税が8%に上がります。住宅リフォーム会社各社は皆おそるおそるという感じで外税に変え第一印象の割安感に工夫する会社も出てきています。今のところ、雪の影響や需要増による設備などの品物不足など想定外の影響で工事が4月以降にずれこみ結果として4月5月は工事スケジュールはしっかりとうまっているという会社も多いようです。

 私はずっと前からセミナーや研修会で申し上げていますが、やはり4月から6月は新規需要は前年比15%から25%は落ち込むと思います。この間に逆張りで粗利益を下げても価格を下げて攻めに出るという手もあるという意見も聞きますが、私の考えではこの時期は動くよりも次の需要回復までの準備の機会と位置づけその行動をした方が良いと思います。

 2015年10月にまたしても増税があります。それ以降は消費意欲そのものが落ち込むことと思います。その前にもう一度増税前のお祭りがありますが、それはミクロの出来事として、住宅リフォーム会社は自社の「強み」を再定義して、それをターゲットに対していかにして訴求して、生涯顧客創造の戦略ストーリーを描くことが急務だと思います。

 2013年は住宅リフォーム全体が10%超の需要増になりました。2014年通年ではそれが元に戻る以上にマイナスになると思われます。しかし会社によっては下がらないところもありますし、増やすところもあるでしょう。大幅に下げるところも多数出てくると思います。2014年4月からはそんなまだら模様の時代になります。そんな時代を生き抜く知恵は

 彼を知り己を知れば百戦して殆うからず(孫氏)

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2014 03 27 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック