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2013.09.30

香港と人材採用 30 Sep 2013

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 SHIP香港4人目のメンバーの入社歓迎会でした。3人目までは香港人だったのですが4人目は中国人です。彼女は外国人に中国語を教えるということの専門で、これからSHIPではアジア進出支援の一環で、中国語教育、翻訳、通訳などもサポートメニューとしてお役立ちしていきます。

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 9月10日の報道です。http://j.people.com.cn/94476/8397081.html
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 10日に発表された「2013年新華-ダウ・ジョーンズ国際金融センター発展指数」によると、国際金融センターの上位10都市には、ニューヨーク、ロンドン、香港、東京、シンガポール、上海、パリ、フランクフルト、シカゴ、シドニーが並んだ。新華網が伝えた。
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 国際金融センターとして、香港が東京を抜いて世界3位に浮上したそうです。香港でも昔東京で一緒に働いていた知り合いたちが気がついたらみんな香港で働いているというようなことを聞くことがあったのですがこの順位の変動はそういうことを表しているのだと思います。

 香港をどう捉えるか?

 ネガティブな意見も聞くことはありますが、金融・商業などでは香港の自由さは成長要因ですし、中国との関係においてもビジネス上の利便性もあります。期せずして、香港を拠点にして優秀な国際ビジネス人材と出会うということも経験しました。

 経験してわかる香港の地の利です。

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2013.09.22

WEHAB理念と住宅ビジネス 22 Sep 2013

 2002年南アフリカのヨハネスブルクで開催されたサミットは、「持続可能な開発に関する世界首脳会議」World Summit on Sustainable Development と呼ばれています。持続可能な開発は環境と開発を互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ実行しようとするもので、その具体的方策がこのサミットで討論されました。10年前の討論ですが今でもほとんどの人が賛同している方向性だと思います。このサミットでアナン国連事務総長によって提唱された概念が、水(Water)、エネルギー(Energy)、保健(Health)、農業(Agriculture)、生物多様性(Biodiversity)の5分野に着目するというもので各々の頭文字を取って「WEHAB」と呼ばれています。

 外務省のホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/sogo/kaihatsu.html)によるとそれぞれの課題に関して以下のようにまとめられています。 

 (i)水:10億人の人々が安全な飲料水を得ていない。20億人以上の人々が適切な衛生設備を持っていない。毎年200万人の子供達が水に関連した疾病で死亡している。アクセスを改善する必要がある。

 (ii)エネルギー:20億人がエネルギーを享受していない。再生可能エネルギーの利用を増やす必要がある。各国は京都議定書を締結すべきである。

 (iii)保健:年間300万人が大気汚染を原因に死亡している。マラリア等の熱帯病は汚染された水と不衛生に密接に関連している。貧困層の病気の研究が重要。

 (iv)農業:世界の農業用地の3分の2が劣化していると見られる。農業生産を高めることが必要。

 (v)生物多様性:世界の熱帯雨林とマングローブの半分が破壊された。このような過程を逆転させる必要がある。

 地球環境や貧困問題解決という視点からはこうした課題設定になりますが、この方向性を踏まえて、空き家を含めると5800万戸を担う日本の不動産・住宅産業・住宅企業にはどのようにあてはめていったら良いかを考えたとき、例えば下記のような目標値と具体策になります。

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 WEHABコンセプトの住宅は、住宅のハードの機能性能はもちろん高いレベルが要求されます。ここはコスト面も含めてクリアしていかないといけない問題です。しかし、節水とかゴミ削減はハードにとどまりません。WEHABコンセプトではお客様は「施主様」とは少しニュアンスが変わるかもしれません。工務店・リフォーム会社はお引渡しをしてからのお客様のライフスタイル実現のサポーターになっていくからです。

 日本の高齢者人口(65歳以上の人口)が先日25%を超えました。各業界がこぞって生活者にサービスを提供する動きになってきています。セブン-イレブンがセブンミールhttp://www.7meal.jp/ という食事の宅配事業を拡大中です。今後もこのインフラに乗るサービスは拡張されていくと思われます。

 今朝の日経新聞のトップはアマゾンが医薬品をネット販売することになったことでした。この分野はアベノミクスの功績でありますがアスクルも参加を表明しています。人口減少の日本においては、待っていても需要が膨らまないとしたら、客先にまで届けるという段階になったということです。工務店・リフォーム会社もお客様宅に入り込む理由が必要だと思うのですが、WEHABコンセプトのビジネスにおいては、その大義名分があります。

 理念と実利、WEHABをビジネスモデルに取り込むことはこの二つが同時を手にすることです。

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2013.09.16

4人に1人が高齢者 16 Sep 2013

 台風18号がたいへんな被害をもたらしているようです。被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。

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 今日は敬老の日ですが、9月15日時点で日本の65歳以上の高齢者が過去最高の3186万人となり、総人口の25%、つまり4人に1人は65歳以上の高齢者という状況になったそうです。約700万人いる団塊世代これから続々と高齢者年齢になり、2014年まで大幅な増加が続きます。この先は2024年には30%に達し、2035年には33%、3人に1人が高齢者となる時代が待っています。

 内閣府の資料http://tinyurl.com/povra3wによると、私が生まれた1960年頃は5.7%、70年で7.1%、80年で9.1%、90年というとほんのちょっと前くらいだと思っていましたが、その時点で12.1%です。この20年の高齢化が急激ですね。2060年には39.9%ですから4割が高齢者になると予想(予定)されています。
 参考までにWHO(世界保健機構)の定義によると65歳以上人口の割合が 7%超で「高齢化社会」、14%超で「高齢社会」、21%超で「超高齢社会」になるそうですが、すでに25%です。

 いうまでもなく日本の産業構造は変わらざるを得ませんし、これまでの社会保障が持続可能であるとはとても思えません。この変化の中で住宅産業はどのように変化していくのでしょうか。

 年齢軸で考えると、20代・30代のこれまでの新築需要者の市場は、人口減少・所得低下などすでに起こっている状況の延長線上ですので、それほど変わらないでしょう。ローコスト住宅も成熟し決して「安かろう、悪かろう」ではなくなっているし、価格ではないデザインやホスピタリティでの選好も、より多様化していくことと思います。

 変わるのは人口が増える60代以上のセカンドライフ住宅市場だと思います。個人金融資産の72%を持つ60歳以上の層がどのように動くか、あるいはどのように動かすかということが変化の中心だと思います。

 1)自らの快適な生活の追求
 2)自らの資産の保全
 3)子供や孫のための使途とする
 4)使い切る

 超高齢社会はリフォーム・リノベーション需要の比率が高まりますがそれは手段です。お客様の話を聞いて、お様まの真のニーズを把握して、お客様に信頼いただき、お客様に実行を促し、お客様に代わって進捗をマネジメントして不安にさせない。この入口を獲得した住宅会社が新しい超高齢社会の住宅事業のビジネスモデルを確立するのだと思います。そこには従来のハード思考では辿りつけないソフト思考=高齢者生活者目線が必要となります。

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2013.09.14

治す! うつ病、最新治療-薬づけからの脱却 14 Sep 2013

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 DSM(日本名『精神障害の診断と統計の手引き』)は1980年以降、日本の精神医療の現場で使われるようになったアメリカ発の診断マニュアル」で、医師はわずかな時間の問診でその人が大うつ病かどうかの見分けがつくようになったそうです。具体的には9つの条件のうち、5つが当てはまれば、あとは抗うつ剤を処方するだけ、つまり医師は症状を見るだけで病気を確定診断する必要がなくなりました。

 「治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却」から引用します。
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 これを取り入れたことが日本の精神医療のあり方を塗り替えてしまった。軽症の障害も、うつ病と診断してしまい、大量のうち病患者を乱造し、大量の薬を処方してしまったことも、大量の薬物依存者を生み出し自死者を出したことも、このDSMと、かなり深い関係がある。(223P)
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 抗うつ薬の副作用については検索してみるといくらでも出てきます。先鋭化したものも少なくありません。しかし本書では『抗うつ剤の功罪』の著者ディビィッド・ヒーリー氏が抗うつ薬の不適切な処方や副作用軽視の問題を早くから指摘していた一方で抗うつ剤が効く場合があり治療には不可欠なものであると主張していることも紹介しています。

 また湯島清水坂クリニックの宮島院長の見解も紹介しています。
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 宮島氏は、著書で、考え方、人間関係、食習慣など、様々な習慣を見直すことで、うつを解消していくことも提案する。
 「抗うつ剤では、うつは根治しない」(中略)
  多くの精神科医は、一般に「心の専門家」だと思われている。だが宮島氏は一蹴する。そのように思うことは「心の専門家幻想」なのだという。
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 2013年の全米精神科病院ベストランキングトップのマクリーン病院の精神科医オスカー・モラレス氏は「うつ病の治療に正解というものがあるのでしょうか」という質問に次のように答えています。
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 「うつ病とか何であるか、それについていくつか、わかってきたこともあるのですが、すべてがまだ解明されているわけではありません。この病気を治癒しようとすれば、病理学、生理学、神経病理学などの領域についていっそう理解を深める必要がありますが、我々はまだそこまで到達しているとはいえないのです。とはいえ、進歩もあるのですよ。治療技術の研究と発展によって、健常の人の脳と、うつ病の人の脳の違いなども明確になっているんです。ただ本当のところ、我々はうつ病のことをよく理解していないのです」(52P)
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 やはり症状に対する見解ではなく「診断」が必要です。光トポグラフィーという機械が紹介されています。これは患者に簡単な計算などをやってもらって、そのときの脳の血流量を計測して判断することができます。健常者では計算をするときに血流が上がり終わると下がります。暗算だと右脳、筆算だと左脳の血流に変化が目立つそうですがうつ病患者ではこの動きが少ないそうです。この診断で抗うつ剤を投与しない方が良い人の見分けがつくのだそうです。

 また光トポグラフィーとともにNHK http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2012/04/04/01.html でも取り上げられたTMS(経頭蓋磁気刺激)については多くのページを割いています。

 === 上記HPよりTMSの解説
 強力な磁気を発生させる機器を、頭の前の左のほう、DLPFCと呼ばれる部分に当て、脳を直接刺激します。1回の治療は40分ほど。症状が治まるまで通院で毎日続けます。ただし、このクリニックでも効果があったのは患者の7割程度で、回復してもその状態を保つために月1回の治療を受け続けている人が多いそうです。アメリカでは、この治療は2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)にうつ病を対象に承認され、現在では全米400か所の医療機関で行われています。
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 前出のモラレス氏はTMSについて下記のように語っています。
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 薬物もセラピーも有効な手段であることは間違いないんです。TMSもかなり有効な手段です。しかし私がいいたいのはTMSがこれらすべてに取って代わるような代替治療ではない、ということです。(中略)しかしながらこうはいえるでしょうね。TMSは、うつ病症状の改善において百害あって一利なしのまったく無用な薬の投与を、最小限に抑えることができるだろう、と」(49P)
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 企業の経営者やマネジメント層にとってわかっておく必要がありそうなことをまとめておきます。

 1) うつ病は専門家の間でも解明されていない病気

 2) 現状はDSMによって症状の問診で薬の処方ができるようになっていること

 3) 抗うつ剤は効く場合と効かない場合と副作用を引き起こす場合があるということ

 4) 近年、診断のための技術やケミカルな薬を処方しない治療法も出てきたということ

 5) マネジメント側は、この病気は「考え方、人間関係、食習慣など、様々な習慣」も関わっている可能性も念頭に入れ、従業員への予防策を講じる、あるいは、罹ってしまった従業員への職場復帰を準備すること
 

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2013.09.08

五輪は希望を創り出す 8 Sep 2013

 今日は一日このニュースで持ち切りでした。良かったですね。
 原発の汚染水の問題を当然のように質問されていましたが、汚染水の元をどのように処理するかがより一層世界の注目の的になったことで処理の迅速化にプラスの影響が出ることを願います。

 何故東京に決まったのか?

 決まってしまえばいろいろと後付けの理屈はでてきます。現場を知らない立場で推測で書きますが、やはり競合3都市の中で規模や安定度で優位にありながら、その中でロビー活動や地元の盛り上げ方、プレゼンテーションの練習や工作活動的なことなどを含め、地道に「営業熱心」だったことではないのかなと感じました。

 思うにまかせず、そのうち内心ではあきらめ、心が逃げると望んだ結果は手に入りません。相手の立場で必要な状況を創っていく地道な努力と決定する最後の最後まで気を抜かない精神力が何事にも通じることだなと思いました。

 家族の話題は2020年にはそれぞれ何歳になっているか?でした。

 私は59歳です。長女は30歳、末っ子は19歳、適当な感嘆詞がないので、アレですが、、、「じぇじぇじぇっ」(笑)です。今の小学生が日本代表として多数活躍していることでしょう。初代iphoneがアメリカで発売されたのは2007年6月、6年3ヶ月しか経っていません。これから7年今のスマートフォンもすっかり変わっているでしょう。私達のお客さまのビジネスモデルも私達のサービスも当然のように変わっていきます。お客様から見た「必要なサービス、欲しいサービス」、それを託される「信用」の積み重ね、これらを極めることから逃げないで、オリンピックイヤーに大きな節目を迎えようとあらためて思いました。

 今日は多くの人が猪瀬東京都知事のいうように「五輪は希望を創り出す」を味わった日だったのではないでしょうか。

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2013.09.01

女性の活用? プラス 香港での進展  1 Sep 2013

 一昨日の香港-成田便で届かなかったバッグがやっと手元に届きました。関係者の皆様ありがとうございました。

 バッグ待ちでテレビを見ていたらNHK日曜討論で「安倍政権が、成長戦略の中核に掲げる“女性の活躍”」とテーマで意見交換されていました。内容はホームページから引用すると http://www.nhk.or.jp/touron/ 下記です。

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 結婚や出産を機に、多くの女性が仕事を離れる中、仕事と子育ての両立を実現するために何が必要か。そして欧米やアジア諸国に比べても低い、管理職や役員に占める女性の割合を、どう伸ばしていくのか。
 「待機児童ゼロ」や「3歳までの育児休職」「女性の役員登用」など、政権が掲げる政策を巡って、女性活力・子育て支援担当の森まさこ大臣と企業経営者・エコノミストが徹底討論。“女性の活躍”をどう進めるのか、考えます。
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 新聞やテレビでの「企業」とはいわゆる大企業であることが多いですが、企業数の実態は中小企業庁のホームページhttp://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/chu_placement/index.htmによると下記のようになっています。

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 中小企業では「女性の活用」という「上から目線」的な考え方ではなく、もともと必然的に女性に活躍してもらわないといけない構造になっています。また少し考えると女性ばかりではなく男性も含めた働き方の多様性を我々中小企業経営者は「開発」していく必要があるんだろうなと番組を見ていて思いました。

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 先週の金曜日弊社の新卒3期生の産休(サンキュー)会が開かれました。良い表情をしていますね。
 引き続き出産予定の女子社員もいます。彼女たちの「区切り」を想像して会社も意識して多様性への進化をしていかないといけないと思います。

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 同じ日、香港の3人目の社員の歓迎会も合わせて行われました。何人も面接しましたが、唯一「理念に共感する」と言った人でした。目的を共有し、挑戦的な試行錯誤を繰り返していきます。

2013 09 01 [SHIPマン&SHIPウーマン] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック