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2013.06.25

スウェーデン・ゴットランドでのパッシブ建築見学 25 Jun 2013

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 ストックホルムからゴットランド島に渡りました。この島のVysbyの城壁内の旧市街地は世界遺産に指定されています。また魔女の宅急便の町の風景のモチーフになったと言われています。

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 この古い歴史的な町の地下にも暖房や給湯に使われる温水パイプが埋め込まれています。「持続可能社会のビジョン・政策」からブレークダウンされていることと理解すれば不思議ではありませんが、現地で聞いたときには驚きました。

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 これは賃貸のテラスハウスですが新築ですのでローコストでパッシブ性能を実現する工夫が様々にされていました。

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  これは節水シャワーノズルです。空気を混ぜることにより体感的な満足度をあげて水は3割から5割減らすことができます。

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 排気吸気時の熱をコントロールする熱交換器が設置されています。

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 排気の取り入れ口です。

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 新鮮な空気が必要な温度で出てくるところです。内装はもちろん人体および環境に負荷のかかる化学物質由来のものは極力使っていません。

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 駐車場には電気自動車用のバッテリー充電設備。今、電気自動車に乗っている人にたいしてではなく「予防原則」でこのような仕様になっているそうです。

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 円筒形の集合パッシブハウスです。最新のエネルギー循環の仕組みにより、従来の3分の1のエネルギー消費量に抑えられたそうです。

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 バルコニーは3重ガラスに囲われて、冬は熱を逃がさない採光の場になっているし、夏は開けることもできますので風を採り入れたもうひとつのリビングになっています。エネルギー消費を減らすためなら何でもやるという感じですね。

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 パッシブハウスからの帰り道、「あれは何に使われているとおもいますか?」と訊かれた建物は、賃貸アパートでした。凄いですね。歴史的建造物の中をリノベーションしているのだそうです。

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 この家は特別に見学させていただいた築500年のリノベーション住宅でした。買い取って家族のライフスタイルに合うように改修したそうです。

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 続いて宿泊しているホテルのオーナーのご自宅です。世界遺産エリアのホテルを買い取ってエコホテルに改修してエコラベル認定を受けたご夫婦が住んでいます。スウェーデンでは成人すると子供が同居するということはほとんどないそうです。

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 家庭でも職場でもお茶の時間を「フィーカ」と呼ぶのですが、この日は子どもや孫も呼ばれての夕食後のフィーカにご一緒させていただきました。

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 翌日は図書館を見学させていただきました。

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 館内の気温も夏は海水で冷やされ、冬は温水や体温で暖められるのですが、その空気を動かす動力として、太陽光パネルが使われています。歴史的な景観と太陽光パネルの対比がなかなかおもしろいです。

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2013 06 25 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク


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