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2013.06.26

資源だからリサイクルという考え方 26 Jun 2013

 「日本では資源ゴミっていうんだけど、資源なんだかゴミなんだかわからないでしょ」とスウェーデン人のペオさんに言われましたが、その通りですね。資源だかゴミだかわからないので、資源ゴミのリサイクル率は20%程度なんだそうです。

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 スェーデンの住宅地でよくみかけるこの分別システムは、リサイクルステーションといいます。家庭ゴミ(ついゴミと書いてしまいますが)を細かく分別してここに捨てます。

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 環境ステーションには収まらない大きなものなどを含めて、車で運び込まれます。自分で運びこむと無料です。これをリサイクルセンターと呼びます。

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 家電製品は部品からレアメタルなどを取り出します。水銀を含んだ電池などは今のところ、リサイクルの方法がわからないそうですがこうしたものは一定の場所に埋めて、リサイクル方法が開発されれば掘り出してこれを再利用するという考え方だそうです。

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 建築廃材やここに写っているような植物などを処理するのは環境センターと呼ばれます。これもそれぞれに様々な用途にリサイクルされます。
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 上はエコビレッジのリサイクルステーションです。言葉は重要ですが、リサイクルステーション、リサイクルセンター、環境センターと、これらには「ゴミ=Waste」という言葉がありません。あくまでも目的がリサイクルであり環境保全です。

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 この写真は公共交通のバスですが、”Baiogasbuss”と書いています。生ゴミなどから生成するメタンガスで走っているのが「見える化」されています。

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 家庭では幼児からゴミ(?)分別を教育しています。2歳の◯◯くんは上手に生ゴミを生ゴミの袋に入れることができました。

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 お客様に分別のしやすさを提案することが持続可能性の価値観を共有する姿勢としても有効だと思います。またリフォーム会社でも現場の廃材を手をかけて細かく分別することでも営業的にも経済的にも差別化になると思います。

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 上の写真はコペンハーゲンのチボリ公園での食事風景ですが、もう空になっていますがテーブルの上にビールが入っていたプラスティックのマグがあります。

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 これをリサイクルの自販機(?)に入れると5クローネ(約100円)戻ってきます。このようなインセンティブがリサイクルを進めます。

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 スーパーマーケットにもペットボトルなどを入れると金券としてデポジットが戻る仕組みがあります。

  デンマークの例も混ざりましたが、ビジョンがあってインセンティブもあって見える化があって計測もあって、スェーデンはリサイクル率98%ということになるようです。

 資源か? ゴミか?

 ここにも取り組みのヒントがありそうです。

2013 06 26 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク


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