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2013.06.23

持続可能性が選択の根拠になる 23 Jun 2013

 スウェーデンのアーランダ空港から最初に乗る電車の駅でペオ・エクベリさんの最初の講義です。「このラベルを覚えてください。スワンラベルといいます」ということでした。

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  ノルディック・スワンラベル(Nordic Ecolabelling-the Swan)は世界初の多国間環境ラベル制度で、 1989 年ノルウェー、スウェーデンから始まり、 1990 年にフィンランド、 1991 年にアイスランド、 1997 年にデンマークと、現在北欧 5 カ国すべてが参加しています。製品やサービスなど幅広く対象にしていますが、提供される材料の採取、天然資源の産出から最終処分に至るプロセスにおける環境負荷を考慮して認定が進められます。

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 今回はエコツアーだったので、ストックホルムで宿泊したSCANDICHOTELも、ゴットランド島で宿泊したセント クレメントホテルもこの認証を受けたホテルでした。

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 ごみ箱がすでに分別システムになっていますし、

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  カードキーが木製(地上のもの)でした。

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 スワンに対して、ハヤブサマークもあります。

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  環境保護団体である自然保護協会(Naturskyddsföreningen)が運営する「環境によい選択マーク」(Bra miljöval)スウェーデン発のも国際的なエコラベルです。アーランダ空港から町に向かう電車がグリーン電力で動いていることを表しています。

 また食品関連にはクラヴマークがあります。国際有機農業運動連盟( IFOAM )の傘下にあり、生産から最終加工に至るまで一切、化学成分が使用されていない製品であることなどスウェーデンで有機栽培製品の認定基準の設定、基準への適合性をクリアしている証です。

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 セント クレメントホテルはこのマークを取得しています。

 スーパーマーケットにも同じミルクでもこのラベルがあるもの、ないものがあります。
 
 制度があっても認知度がないと意味がありません。それぞれのエコラベルの認知度は、スワンマークが977 %、クラヴが98 %だそうです。スウェーデン人の環境に対する意識とともにこのエコラベル認定制度も育っていったのだと思います。

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 スウェーデン政府は今世紀の初めに、国内の農地の 20 %を有機栽培に割り当てることを目標としたそうです。スワンマークやクラヴマークなどのエコラベルは、このような政策を展開していくうえで重要な役割を果たしているのだと思います。またこのラベルは投資家の評価の基準にもなってきているそうです。国民のエコ意識が高くなればそれに比例してエコラベル認定された商品・サービスは売れることが予想されるし、何よりも経営姿勢そのものが問われることが必至だからです。

2013 06 23 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク


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