« December 2012 | トップページ | February 2013 »

2013.01.23

自然と決まる3つのテーマに取り組む 23 Jan 2013

 19日(土)は弊社に5年間勤めた旧姓町田結さんの結婚披露宴でした。彼女の人柄を表すような温かい会でした。おめでとう。末永くお幸せに。

120121f
 式が原宿だったので途中新宿の伊勢丹に寄ったのですがあまりの人の多さにびっくりしました。アベノミクス効果でしょうか。バーゲンだったということを割り引いても景気浮揚の「気分」になっているのは確かなような気がしました。
 

 20日(日)ソウルに行きましたが経団連のレポートhttp://www.21ppi.org/pdf/thesis/120416.pdf によると1997年財政破綻でIMF管理になったこの国の2050年のGDPの2010年比は約165%です。300%や400%を予想するアジアの国がある中ではなだらかに見えますが、日本は同じ期間の成長比率が99.3%、ほとんど横ばいであることを認識しないといけません。

 江南の狎鴎亭あたりはますます洗練され、明洞(写真)あたりは一層にぎわっていましたが、アジアでよく聞く音楽、よく見る女性の化粧のスタイルは明らかにここの辺りのものだなと思います。

120121g

 企業でいえば売上のようなものですが、日本のGDPの世界シェアの変化は1994年には18%くらいありました。あえてざっくりした数字を書きますが、過去と未来の推移は下記のように予想されています。

 1994年 18%
 2004年 11%
 2009年 8%
 2030年 6%
 2050年 2%

 この推移を頭に入れてみると自然と行動が決まってくるのではないかと思います。

 ひとつは仕事の意義を考えることです。

 昨年12月に総選挙がありました。民主や第三極の党の脱原発や卒原発は正しいと思うのですが、具体的な工程や手法がないので、賛意は投票として表明できなかったというのが民意だと思います。シェアが下がっていく会社の社長や役員が、その問題解決に触れないで「正しいこと」を言っても支持されないのと同じです。

 住宅リフォーム業のこれからの仕事の意義のひとつは「住宅の消費エネルギー」を下げることだと思います。このことが卒原発にもつながるし、住宅産業のイノベーションの推進にもなるからです。

 「Forward to 1985」http://to1985.net/の中にある野池先生のメッセージを転載します。
==
 たとえば10年後。
 日本という国はすごい。国民全体で、家庭から省エネ、省電力消費を進めて復興し、究極の省エネ社会を創り出した。そして何より素晴らしいのは、日本人がとても幸せに見えることだ。
 こんなメッセージが世界中から発信されるようになればいいなと思っています。

==

120121c
120121b
 (図・表は「Forward to 1985 http://to1985.net/から転載しています)

 産業の成長を維持しながら、一人ひとりが自覚すればできる家庭の省エネを進めることで成し遂げられる「幸せ」を想像してみれば良いと思います。

 これを推進できる事業主体は年間80万戸前後を供給する新築住宅業界ではなく、5000万戸の既存住宅にリーチできる住宅リフォーム業者です。ここをミッションと置き換えていくことを私たちも強く進めていこうと思います。

120121d
 昨年の東京開催にひき続いて18日にも大阪で自立循環型住宅設計講習会を行いました。写真の通り、会場は東京と同様に満席でした。内容は簡単ではないですがこれを身につけるかどうかで、3年後必要とされ生き残っていくかどうかが決まると思います。3月14日、強い要望により東京で再受講も含む研修会を開催します。

 ふたつめは経営の危機管理です。政策をどうしようと消費税増税前には前倒し需要が発生して、増税後はその分の需要減が起こります。
 下記はTKCによる業種別の決算速報http://www.tkc.co.jp/bast/disp_bast.asp?param=site:zenkokukai,gyosyu:kensetsuですが、この決算では建築リフォーム業の損益分岐点比率が90.3%になっています。

120121h

 売上が10%下がったら赤字に転落するわけです。前年比80%だったら大きな赤字になります。2015年は需要10%減は避けられないと思います。集客コスト・契約率・粗利益率に関して、売上が10%下がっても耐えられる体質改善を準備しておかないといけません。SHIPリフォーム経営者セミナーで対策をお伝えしています。

120121j
 みっつめは長期レンジでの市場の拡大です。具体的にいえば、成長するアジア経済を自社の経営に取り込んでいくことです。2013年はあえて極端にいえば、私が存命中では建築業界が最も好景気に湧く年になると予想されます。その間に経営トップは10年後にも開拓する市場をアジアに求めていくことが必要だと思います。創業の精神を思いださないといけないほど大変なことだとは思いますが、そういう時代に差し掛かってしまったと覚悟を決めるしかないと思います。このテーマもSHIPリフォーム経営者セミナーでも少し触れますが問題意識をお持ちであれば、セミナー前後で相談時間をリクエストしてください。
 またSHIP香港を九龍側に移転しました。尖沙咀のミラマタワーの中です。

120121i
 3日間くらいを割いて香港からアジアを感じるところから始めても良いと思います。ご相談ください。
 

 

2013 01 23 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

2013.01.14

二世帯住宅化リフォームのチャンス 14 Jan 2013

120114a 今日の日経朝刊のトップになったのは「贈与非課税 孫も対象、2500万円まで 資産移転促す」という記事です。

 1月10日には下記の記事がありました。
 ===
 相続税も課税強化の方向だ。現在は50%の最高税率を55%に引き上げる案を軸に調整する。課税対象となる人が増える「基礎控除」の引き下げも検討課題だが、都市部で課税される人が増える基礎控除の引き下げには自民党内で異論が強く、今後、調整を進める。
 ===
 民主党政権はどちらかというと社会主義的な分配重視のような印象で「基礎控除の引き下げ」は待ったなしのような感じだったのですが「自民党内で異論」があるらしいのでどうなるでしょうか。少なくとも参議院選までは動かないでしょう。

 日本には贈与税も相続税もあって、この税率云々という話題に私たちは慣れていますが、そんな税金がない先進国もたくさんあります。よく知られた香港やシンガポールのみならずカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、スイスなど数多いのです。

 それはそれとして、今議論されているのは「相続時精算課税制度」の改定です。この制度は日経新聞によると下記のように解説されています。
 ===
 親から子への贈与と、相続時の相続額を合算して相続税額を算出する仕組み。贈与税の基礎控除は110万円だが、この制度を利用すると累積で2500万円までが贈与財産から控除できる「非課税枠」となり、枠を超えると一律で20%の税率がかかる。現行制度は65歳以上の親から、20歳以上の推定相続人(原則として子)への贈与が対象となっている。 
 ===

 贈与税と相続税を合算して課税するという考え方は、もともとが金融資産の60%以上を60歳以上の(一般的には消費性向の少ない)高齢者が所有しているという現状から、早期に相続する予定の若い世代に回して経済を活性化させようという趣旨でしたが、この制度を加速して経済を回す原資にしようということで、子供ばかりではなく孫にまでその対象を広げるという構想です。記事では教育資金のことに触れていますが、具体的には住宅資金への用途がこれから大きくとりあげられるようになると思います。

 SHIPのお客様で、よ~く物事を考えている会社がすでに取り組んでいるのが「二世帯住宅化リフォーム」です。
 資産を持っている高齢者と収入が上がる可能性のあまり多くない子供世帯との同居を提案して、多くの場合、高額で収益性の高い受注になることが多いようです。欠点は大手ハウスメーカーと競合になりやすいことがあります。

 「相続時精算課税制度」は今すでにある制度です。2013年はここを意識して営業していくことで、この改正案が通ったらさらに追い風に乗れます。興味のある人はSHIPリフォームセミナーにご参加されるか、弊社コンサルタントに直接お尋ねください。

2013 01 14 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2013.01.13

年始めの中国 13 Jan 2013

 7日が仕事始めで、9日から上海・義烏に渡りました。今日これから帰りますが毎日朝から深夜までぎっしりと学びと出会いの機会をいただきました。しかし、寒かった、、、、。

 最近は海外に行く機会がとても多いですが、私の場合ニュービジネスへの取り組みというよりも、既存事業のサービスのレイヤー(層)を増やすことが目的です。今回の訪問で今年中にリフォーム業アジア視察ツアーの上海版の構想もできましたし、義烏の格安の仕入れルートを使ったお客様への新サービスの準備もできました。

120113a

120113c_2

 もちろん立場は違いますが、私がお客様にお奨めしていることのひとつは海外のビジネスの現場に年に2~3回は触れることです。観光旅行もしないよりは良いですが、ビジネスからは既存のビジネスに活かせる新しい発見が必ずあります。お客様から見た自分・自社を差別化していくためには、そこがこれからはますます重要になっていきます。オープンなツアー、クローズドなツアーを今年は10回くらい開催しそうですが、アベノミクスで好景気の兆しのある間に プラスαの体験をしてください。

 今日が51歳最後の日です。50代が終わるころ、世界中のSHIPファミリーで「人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造」していたいと妄想して、さてこれから機上の人となります。

2013 01 13 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2013.01.12

1月18日(金)大阪にて自立循環型住宅(パッシブ住宅)設計講習会を開催します 12 Jan 2013

 昨年12月12日、東京神田で一般社団法人パッシブデザイン協議会代表理事でもある住まいと環境社代表野池政宏さんをお迎えして自立循環型住宅(パッシブ住宅)設計講習会を主催しました。昨今の時流に敏感なリフォーム会社様が各地からお集まりになり80席が満席になりましたが、来る1月18日大阪梅田でも同じプログラムを開催します。東京よりも少し狭い会場なので残席はわずかですが私からも開催を告知しておきます。

120112a
 私の受講の感想は、パッシブデザインは決してハードルは高いばかりではなく即営業に役に立ち、かつお客様に確実に喜んでいただける内容だということです。この研修会に出席しないと「自立循環型住宅への設計ガイドライン」も入手することはできませんので、リフォーム会社様にとっては受講は必須だと思います。

 お申込みはこちらからになります。
http://www.shipinc.co.jp/passivedesign/webform-osaka/mail.php
 

以下 講習会開催レポートより転載します。

120112b
「自立循環型住宅への設計ガイドライン入門編」の内容の解説をしていただいたのですが、これから必須となる事項は、

1、改正省エネ基準の内容
2、自立循環型住宅設計ガイドライン
3、そのための基礎的な理解をする

この3つを押さえることから始まると、おっしゃっていました。

特に3番に関してですが、ただ資料を見ただけでは見ただけでは、理解には至らないということです。知識と実働と今までの経験を合わせながら、自社独自の取り組みに再編集していくエネルギーが必要となります。

衆議院選挙でいくつかの政党が脱原発が主張されています。大きな流れとしては異存はありませんが、例えば今日の東京電力の電力使用見通しは90%を超えます。脱原発だけでエネルギー供給を減らすことに邁進されても生活や産業が立ちゆかなくなる危険があります。

住宅リフォームに関わるものとしては、まずは住宅の消費エネルギーを減らしていくことが今後の責務になるのではないでしょうか。住宅の改正省エネ基準改正もこの方向への誘導だと思います。

消費増税前の前倒し需要で、リフォームも新築も今需要がせり上がっていますが、今のうちに、パッシブデザインのノウハウを身に着けていくことが増税後の落ち込みへの対策にもなりますので、パッシブデザインへの取り組みは今からスタートでもまだ間に合います。

===
以下 東京会場のご参加者の声です。

●断熱について性能、機能の話しかしていないが、そもそもの断熱とは?などの根本的な
   考え方、知識を知ることができた。

●すごく面白かった!「エネルギー」提案強化をめざしたい。
  数値で会話していく(基準をもうける)ことで説得力も出てくると思いました。

●ウィンドキャッチャーをさっそく取り組んでいきたい

●自立循環型の住まいについてわかり易かったですし、もっと勉強する必要があると感じま
   した

●今後リフォームでも省エネ設計が大事になり、会社を差別化する上でも重要ですね

●リフォームにおける採光・通風など、どうすれば効果が高いのか明確になりました。
   テキストを熟読し、熱についても取り組んでいきたい。

●通風、日射遮蔽の具体的なお話がきけて勉強になりました。

●ウィンドキャッチャー、高窓の利用はすぐに取り組みたい。
 講習会がきっかけに自立循環型の家をつくることを意識していきたいと思えるきっかけにな
  りました。

●各分野においての知識が深まったと思います。今後テキストを利用し勉強を深めたい

●パッシブデザインは今後の住宅を考える上で重要なので勉強していきたい。

●自然エネルギー活用の手法についてはプラン提案の際に役立つと思いました。
 蓄熱暖房についてとっても参考になりました。

●本日はとても楽しく学ぶことができました。
 すぐに取り組めることや更に学習を深めなければならないことが明確になりました。
 次の機会には社員を参加させたい。

●概要をよくつかめて有効な時間でした。具体的な熱量の計算など、わかり易かったです。

2013 01 12 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2013.01.07

良い年になりました 7 Jan 2013

 今日から仕事始めです。
 弊社は二期前から12月決算にしたので年明けと期の変わり目が一致する3回目の「年初」です。

 組織にも個人にも「勝ちパターン」と「負けパターン」があります。誰も意識的に負けたいと思っていないのに「負けパターン」に知らず知らずのうち陥ってしまうのは何故でしょうか。我々は素人であるにもかかわらずスポーツ観戦のとき、プロや一流のアスリートが「負けパターン」にはまっていく状況がわかります。一流の世界での勝者は自分の勝ちパターンを取り戻す理由を持った人なのでしょう。理由とは技量や精神力、それを支える鍛錬と負けたときの悔しさだと思います。

120107b
120107a

 お客様も私どもも「勝ちパターン」で現場を運営できるように、事業目的を北極星のように見定めて共通の海図に従って現在地を羅針盤で確かめながら、一年後「良い年になりました」と締めるイメージを共有しました。

 その後、地元の神田明神に参拝、勝守をメンバー全員にいただいて参りました。

 負けパターンに傾いたときに勝ちパターンに戻れるお守りです。

 お客様ともども良い年になりました。感謝!

2013 01 07 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2013.01.04

1000アクセスが見込み客集客のひとつの目安 4 Jan 2013

 新年は株高・円安であけました。

120104b    http://www.forexchannel.net/realtime_chart/usdjpy.htm

120104c_2  http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=998407.O&d=3m

 11月14日野田総理大臣が衆議院解散を宣言したときには、8500円だった日経平均が今日は10,688円になりましたし、同じく円ドルの為替レートも78円から88円になりました。USドル建てで様々な国際比較がされるわけですが、2ヶ月前と比べると日本は1割以上も指標が切り下がったことになります。

 ギリシャ危機なども顕在化して先が見通せなくなった一昨年から親しい経営者の方には資産の分散を勧めてきました。儲けるためではなく、リスクヘッジとしてです。もう少し正確にいうと、リスクヘッジの手段を新しくひとつ知って実践することで、あとはどんどん情報が自然に入ってくるようになるので、それが経営者としてのリスクヘッジになるということです。実践して情報源を増やして自分で判断すること、ここがポイントです。

120104
 さて、弊社のサービスのひとつにホームページを使った見込み客集客システムがありますが、こちらも実践して情報源を増やして自分で判断をしてこられた方が狙った通りの実績をあげられるようになってきました。2012年サービス利用者が300社近くになり、私どもも実績からはっきりと言えるのは、弊社の仮説が実践の中で証明されたことと

 見込み客集客数 =

 AV(アクセスボリューム)
      ☓
 LP(ランディングページ・特徴・導線など)
      ☓
 CT(コンテンツ・根拠・事例)
      ☓
 AG(アクションガイド・問い合わせ導線)

 LP・CT・AGがしっかりと整備されていることが前提ですが、AVによってCPAが推移するということです。下記は内部資料なのでわかりにくいところがありますが、住宅リフォームのネットによる見込み客集客では、1企画1000アクセス/月がCPAを適正化するひとつの目安になるということが実際の数値から導かくことができました。CPC(クリック単価)140円とした場合、100クリックで1レスポンス、CPA(集客単価)14000円くらいになり、アクセス数が増えると少しだけさらに下がります。

 すでに5000アクセス以上を得て、50レスポンス以上をネットで獲得している方もいらっしゃいますが、世の中の動向を見定めたうえでネット集客に切り替え実践し、私どもにも他社からの情報に基づく改善提案をフィードバックされ、ともに改善に取り組み続けた人が結局は成功しています。

 昨年末、このデータに基いて関係各部署と猛反省したのは、お客様がネット広告に予算を拠出することに積極的でない場合は、月に200~300アクセスくらいで試行したまま、こちらもアクセス増やネットへの投資に強い働きかけをしていなかったことです。

 amazonの「新築・リフォームストア」をご存知でしょうか。
 http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=2448361051
 ご存知でなかったらぜひ価格をお調べください。びっくりするほど安いです。こういうサイトの利用も含めて、2013年はますますネットでのリフォーム探しが増加します。

 ネットでの見込み客集客に関していえば、一昨年までは「リスクヘッジ」と言っていましたが、実際は昨年からじっくりと取り組んでいないことが「リスク」です。弊社のセミナーも参考にご参加してみてください。

2013 01 04 [Web集客] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック