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2012.11.28

シンガポール、和僑アジア大会、シンプルな学び 28 Nov 2012

 HaLAフォーラムの翌日から8日間、香港・シンガポールを回りました。

 シンガポールのプライベート・バンクの役員の人から話を聞く機会をいただきましたが、震災以降、急激にこのプライベートバンクを訪れる日本人が増えたそうです。最初はお金を預ける話(最低百万USドル)でしたが、最近では家族を連れてきて移住の相談をされる人が多くなったそうです。「震災を境に大きく変わった」ということです。

 物価はこの円高水準でかろうじて東京と同じくらいでしょうか。USドル換算の1人あたりGDPは日本が世界17位でシンガポールは19位。日本のドルベースの円水準を高いとみるか低いと見るかで見方が変わるとおもいますが3年後明らかにシンガポールの方が東京に比べて物価は高いと思います。また6世帯に1世帯がミリオネア(金融資産百万ドル以上)というのもこの国の特徴のひとつです。

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 この写真は浄水場(海側)からマリーナ・ベイ・サンズ方面を撮ったものです。

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 次の写真にもマリーナ・ベイ・サンズが写っていますがその隣に広がる茶色の箱のような模型は、この先十数年間で計画されているビルです。まだまだ快進撃が続きます。数日間勉強させてもらってわかったのは、この国はきわめて付加価値の高いものを政策的に集積させて、地域としての付加価値を高めているということです。もともとはマレーシアから独立した華僑の国ですが、何もなかったところからのスタートだったため、その集積をすすめるために外国企業を良い条件でどんどん誘致してきました。原油を貯蔵し、精製し、それを一次加工品にし、二次加工、三次加工する異なる企業の工場を横につなげていきます。企業にしてみれば、余計な手間が省けて合理的で、かつ税金などが安いし、安全で教育水準も高いので進出が加速されます。
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 シンガポールの目的のひとつは和僑アジア大会に出るためでした。中国や東南アジアからたくさんの日本人がここに集まってきていました。写真はパーティの2次会で、和僑総会の筒井会長や世界的建築家の迫慶一郎さん(北京和僑会会長)、シンガポールのコンサルタントの木島さんなどとご一緒のものです。

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 リフォーム業の立ち上げ時には支援させていただいていたイーライフグループの小川社長とは、22日の夜から26日までずっと一緒でした。現在マレーシアでキッズ事業、具体的にはショッピングセンターで子供を安全に預かったり、休みの日には非日常的なパーティをコーディネイトする事業を4店舗運営しています。

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 アジア大会のパーティ会場ではコニージャパン(スペースアップ)の小西社長らもいらっしゃいました。

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 たくさんの経営者の話を聞く機会に恵まれました。少しだけわかったのは海外で経営するために大事なことは「理念と柔軟性とスピード」。会社を8日間も離れていたこともあり、我社の課題もくっきりとわかりました。

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 また外国人をたくさん雇用されている人の情報で共通していたのは「これくらいのことは言わなくてもわかるだろう」がいちばんダメということでした。学びは常にシンプルです。明日から活かしていきます。

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2012.11.26

海外を知ってわかること 26 Nov 2012

 21日から香港・シンガポールに来ています。今回のメインは和僑アジア大会の参加でした。アジアで起業して活躍している人、これからアジアに進出を考えている人、私たちのようにアジアで起業したばかりの人など、様々な人たちが一同に会するミーティングでした。

 アジア経済の成長はいまさらここでいうまでもありません。香港・シンガポールは自らを世界経済のハブ化するために税金を16.5%~17%にしていますが、これに台湾やタイなども追随していきます。いかに相対的に魅力的な国になるかを競っています。発展段階としてはまた別な位置づけではありますが、カンボジアなどは現在は外国企業の参入障壁がほぼないという状態です。それに対して日本は法人税を下げる議論が始まると「企業優遇だ」とかの反対が始まって現状維持でほとんどのことが止まってしまいます。

 私は「日本のために~」という主張の仕方は似合いませんので、企業人の立場からこの数日間の感想を述べるといくつかのことに集約されます。

 1) 自社の価値を徹底的に深堀りすることで日本での事業をより強固になり海外でも通用するようになる
  
 2) 3年先を想像する、相対的に考えることで行動せざるを得なくなる

 3) 情報化・グローバル化はナショナリズムを誘発しそこら中で障害は発生するがその中でもビジネスは粛々と進む

 今回も初日から和僑総会の筒井会長には様々なことをご指導いただきましたし、ここでしかできない出会いもたくさんいただきました。ありがとうございました。

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2012.11.20

第17回HaLAフォーラム 20 Nov 2012 

 第17回HaLAフォーラムは会場を重要文化財にも指定されているフランクロイドライト設計の自由学園明日館を会場に開催しました。

 21世紀の日本経済はどうやら縮小を免れません。そこで生き残っていくためのひとつのコンセプトが「絆」。お客様・パートナー企業との「絆」を他よりも強く、自分らしさを活かして、共にハッピーを目指すことで明日が見えてきます。共に学ぶイベントに参加するだけではなく主催していくこと。HaLAハッピーラフアライアンスはそんな生き方を提案していきます。

 前々回の第15回では入江監督の講演と映画上映「天から見れば」が大好評でした。その後、各地で自主映画上映会が行われていますが、今回は入江作品アンコール上映で、ホームビデオで撮った第1作目の作品「4分の1の奇跡」を見ていただきました。私自身は見るのは4回目ですが何度見ても感動があります。懇親会でも自主上映会でご自身の受けた感動をシェアしたいという声を多くいただきました。

 講演は境目研究家(元ワイキューブ社長)安田佳生さんです。事前の開催趣旨でも書いたことではありますが、ワイキューブの非常識な成長を私たち中小企業経営者はもっと勉強しないといけないと思います。良い人を採用し、モチベーションを高め、ブランド力をつけることにフォーカスして売上をぐんぐん上げ、就職人気企業ランキング20位にまでになりました。コスト削減だけでは乗り切っていけない市場縮小の時代、この付加価値創りは研究しておくことが必要だと言いましたが、講演は微妙なニュアンスも含め、この趣旨をお伝えできたと思いますし、直接の感想またはメールなどでもたくさんのありがとうをいただきました。

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 懇親会も文化財の中で行い、懇親会参加者で集合写真。

 HaLAは丸4年やってきました。求めらることも変わってきます。来年からは運営方法を変えて進化発展していきます。皆さん、各地のHaLAフォーラムで再会しましょう。

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2012.11.19

「成功と失敗の境目」 第17回HaLAフォーラムは明日開催 19 Nov 2012

 今朝、秋田では初雪が降っていました。明後日からは香港経由のシンガポールですが、最高気温は32度らしいです。解散総選挙になって野田総理の株も急に上がる一方で、安倍総裁発言で日経平均も上がって、ハイパーインフレ懸念すらささやかれるようになりました。変化は激しいですね(笑)。

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 そんな最中ですが明日は第17回HaLAフォーラムです。

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 私が皆様と一緒に勉強したいと思った人は元ワイキューブ社長、安田佳生さんです。事前にお送りいただいたレジメを拝見しましたが、経営者の方は絶対に聞きに来られた方が良いと確信しています。

 その理由のひとつは、当時のワイキューブ社の会社のコアとなっていた考え方は

 良い商品 ☓ 3つの戦略 

 ということです。「良い商品」をあえて飛ばしますが、「3つの戦略」とは

 ① いい人材を集める

 ② モチベーションを高める

 ③ ブランド力をつける

 です。

 人とブランドに資金をつぎ込んだ会社

 とご自身で総括されています。これを実践された経営者は実際は少ないと思います。

 いつも申し上げていることですが、市場縮小化が進む中で、これから成り立つビジネスは以下の3つの要素が突出しているか、絶妙なバランスがとれているものだと思います。

 ○ 安い・払える

 ○ 共感している・好き

 ○ それしか選択枝がない

 安田さんが「人とブランドに資金をつぎ込んだ」のは、中小企業が未来の夢を追っていくためには真ん中の「共感している・好き」の要素をふくらませていくしかないと思ったからだと私は想像します。私は到達点は同じでも、そこまで徹底して経営してきたのか?という自問をしてみると、Not Yet という感じです。

 どうせこれからやらねければならないことは決まっています。安田さんの成功と失敗の境目を学ぶことはとても有益だと思います。

 また会場は池袋の自由学園日月館、フランク・ロイド・ライト氏が自由学園創立者葉に夫妻の教育理念に共感して設計した建物です。開演前13時20分から13時50分までの30分間で建物の見学ツアーもあります。

 今年最後のHaLAフォーラムご来場をお待ちしております。

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2012.11.15

まずは読むことから 15 Nov 2012

 今日は西舞鶴で建材メーカー様のリフォームセミナーに出講します。自宅からだと往復で11時間の移動、出番は100分です。一周間で5回目のセミナー出講ですが、まぁこんな日もあります。  昨日の党首討論で衆議院解散が決まりました。12月16日には、歴史のページがひとつめくれます。期待しているわけでもしていないわけもないのですが、明らかなことは日本全体がこの先長く続く人口減少という下降局面にいるということですから、めくられるページは何にせよ「各自に挑戦を要求するもの」になるはずです。  思い返せば20代のころはバブル経済の真っ最中だったのですが、当時の経済成長率(1988年 実質6.2%)が続けば2000年には日本経済は2倍になる、つまりもうひとつの日本ができる、そんなイケイケ感覚の時代もありました。すでに遠い昔のことではありますが、政治に過度に期待する人は金融政策や政治の力でもう一度あの頃のようなこと起こらないか少なからず思っているのかもしれません。しかしそんな期待で政治を上げては叩いていても週刊誌の売上に寄与する以上の成果はありません。  これから何が起こるのか?を考えましょう。  今現在の増税前のミニバブルも必然ですし、元請けからの値下げ要請も必然、家電量販店やホームセンターのリフォーム売上が増えるのも必然、職人が高齢化していくのも必然、数えあげたらキリがないのですが、ぼやいていることはほぼすべてその通りに都合の悪い方向に進むようにできているらしいです。今の円高はどうなるか? 国の借金はどうなるか? 国民所得はどうなるか?   まずは読むことからはじめて、変化に適応する準備が要ります。次の変化は大きそうです。

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2012.11.05

中国、義烏 5 Nov 2012

 昨晩は深センからのお客様を迎えて仲間と会食でした。締めのラーメンまで日本流できっちりと終了しました。

 最近、大概の場所で「中国」の話題が始まると、「危ない」とか「怪しい」とか「おかしい」とか、話しの流れがそちらに向きます。少し前だと「発展」とか「ビジネスチャンス」とかいう話題も半分くらいあったような気がしますが、今は2割から3割くらいになっているような気がします。今朝新聞を広げると雑誌広告の「東洋経済」が『徹底検証 中国リスク』、ダイヤモンドが『撤退か継続か中国』、今はそんな空気なのでしょう。

 そんな中、1日から3日まで中国の義烏というところに行って来ました。ここがどんな場所かといえば、(事実とは違うらしいのですが)日本の百円ショップを支えている問屋街(周辺は工場街)という人が多いと思います。問屋街の代表である福田市場の広さは310万平方メートルで東京ドーム球場(4.7万平方メートル)の66倍です。ここにメーカーや問屋のブースが6.5万件軒を連ねて、品ぞろえは50万点、毎日20万人のバイヤーが世界中から買い付けに来ています。もし1ブースを1分ずつかけて見まわると、営業時間は9時から17時までなので、65,000軒÷60分÷8時間で135日かかることになります。

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 それでもピンと来ないですよね。私も全然ピンと来ませんでした。万里の長城をいくら説明されてもわからないのと同じだと想像してみてください。

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 売っているものは多彩ですが基本的には卸売です。飛行機に載せる荷物は3パッケージまで無料なので、3パッケージ分は試しにいくつかのものを買って来ました。価格交渉をしていく中で「安い普及品(コモディティ)」の仕入れでは、ここには勝てないだろうとつくづく思い知らされました。

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 市場でもアラブ人は目立ちましたが、夜の街に出るとさらに目立ちます。アラブやアフリカ、アジアでは韓国の企業が数多く進出していわゆるBOP(Bottom of Pyramid)ビジネスの流通を仕切っているのでしょう。

 夜市という屋台とテントでの小売店が軒を連ねるところがあるのですが、最初は香港の女人街みたいなところだと思って行ったのですが、すごい人の数にびっくりしたのですが、ここは本当に市民の生活の場、つまり普通の食事をして普通に買い物をする場でした。

 義烏は27年間で3600倍の経済成長を遂げ今も成長途上ということです。中国は驚愕することがまだまだたくさんありそうです。

2012 11 05 [SHIP香港] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.11.04

年末年始のご挨拶に、環境と健康に配慮した洗浄剤 4 Nov 2012

 先日、7周年感謝イベントを行った自然素材の環境配慮住宅「はいからモダン物語」ですが、ここに入会すると食べ物は言うに及ばず石鹸や洗剤などにも気をつけるようになる人が多いです。その理由は、大量のテレビコマーシャルが流されている石鹸や洗剤には、環境にも健康にも悪い影響ががあると言われている合成界面活性剤が使われていることに気づくからです。「はいからモダン物語」は、一日に20kgも吸い込む空気に建築物の内装材が関係しているという事実から出発し、法律の範囲内といえども、できる限り空気の環境を改善することも事業者の使命だという自覚を現場行動に移していくひとつの営業指針です。そんな姿勢の事業者様に、環境にも健康にも負荷が少なくメリットの多い洗浄剤はないだろうかとずっとセンサーを張り続けていました。

 偶然、ある人と出会い「水を電気で分解して生成させて作る強アルカリ電解水」が私が長い間探していた洗浄剤のイメージに近いことを教えてもらいました。

 「昔、洗剤を使わない洗濯機ってあったでしょ。基本的には同じ原理ですよ」

 「洗剤を使わない洗濯機」検索してみると日経トレンディの記事が出てきました。
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110615/1036309/
 
 121104c メーカーの工場は選択排水で汚染が進んでいると言われている琵琶湖の近くにあり、環境改善がこの洗濯機の開発の動機でもあったらしいですが、この記事を読むと「アトピー性皮膚炎においても改善が見られる」とありました。

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 実際、三洋電機では製品発売後、滋賀医科大学の協力を得て、洗剤ゼロコースの効果を測定している。使用したのは洗剤ゼロコースを搭載したASW-HB700(2002年モデル)で、洗剤を使って洗濯した衣類と、洗剤ゼロコースで洗濯した衣類とを2週間ずつ着用。さらにこれを2回繰り返した結果、洗剤ゼロコースを使用した際に、アトピー性皮膚炎患者の80%において皮膚の乾燥改善がみられ、乾燥性湿疹も60%改善したという大きな成果がみられたという。
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 合成界面活性剤を含んだ洗剤を使わないのですから、もしそれが原因のひとつであるならば当然だと思います。

 WIKIPEDIA http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E6%B0%B4 によると、電解水は、水を電気分解して陽極には強酸性の電解水と陰極にはアルカリ性電解水が生成されるのだそうです。どちらも洗浄や除菌効果が高いようです。酸性水は次亜塩素酸として食品の殺菌などで使われています。洗剤を使わない洗濯機は超音波と電解酸性水との組み合わせで洗浄します。ではマイナス極から生成されるアルカリ電解水の関しての記述もWikipedeaから引用します。

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 アルカリ性電解水

 自然状態でアルカリ性を示す水や、電解整水器で生成された水でアルカリ性を示す。
 脂汚れはアルカリ性にするとその一部が加水分解され脂肪酸アルカリ金属塩となり界面活性剤としての役割を発現する。このことは合成洗剤が普及する以前においては有史以前からアルカリ性物質(木灰など)が洗剤として利用されてきたことの原理である。こうしたことからアルカリ性電解水は、掃除・洗浄の用途で利用されている。

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 なるほど納得です。専門家とも相談し、環境にも健康にもマイナスのない洗浄剤として、アルカリ電解水をおすすめしていくことにしました。我が家でも使ってみていますが、石鹸で掃除して石鹸を洗い流すのが手間だったりするわけですが(結果として環境負荷だったりするわけですが)、アルカリ電解水はさっとひと吹きして少し時間をおいて拭き取るだけで綺麗になります。石鹸では掃除することも考えてもみなかったキッチンのロールカーテンに付いていた油汚れも流れ落ちてきました。また顕著な効果があったのはトイレの消臭でした。ペット臭なども消えるようです。

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121104a_2  リフォーム会社様においては、これからちょうど年末年始でお客様宅に挨拶回りなどをされることと思います。強アルカリ電解水を100mlのスプレー瓶に詰めたノベルティ用を作ってみました。価格もお手頃ですので、まずはご自身で試してみてからお客様にお配りされてはいかがでしょうか。私がお客様だったら紹介いただいたら感謝すると思います。(*洗濯洗剤ではありません)

 商品名として「クリンバード(CleanBird)油汚れトリ」として試作品を500本ほど作ってみました。実はサンプルを紹介し始めて1週間しか経っていませんがもう1500本ほどご注文をいただいております。次は年末の挨拶回りが始まる12月初旬にはお渡しできるよう手配しております。詰め替え用の2リットルタンクも用意しております。

 環境と健康に配慮した洗浄剤はリフォーム会社様の経営姿勢を表すのにも良いと思います。私たちの「絆創り支援」の一環ですので、取り組んでみてください。

2012 11 04 [地球とつながる住まいの会] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック