« August 2012 | トップページ | October 2012 »

2012.09.28

現実を見よ 28 Sep 2012

 月末の全体会議の日ですが、今月はアジア進出視察ツアーもありましたので、3名のツアー経験者に「アジアとSHIP」というタイトルで話をしてもらいました。体験を言葉にして共有することはチームの進化を早めることになります。来月は社員旅行で香港ですのでその予習にもなったと思います。

 120928a  昨日届いてそのまま読んでしまったユニクロ柳井会長の「現実を視よ」には、現実認識として共感するところだらけでした。日本人は日本がアジアの中で相対的に豊かで優秀だと思っている人が多いと思うのですが、そもそもその認識が間違いだという点です。「アジアは急速に日本を追い上げてきている」という人にも多く会いますが、私はすでに追い越されていると思っています。今までの蓄積があるので給与面などはまだ日本がある一定期間高いだけです。

 そんな中でこの先10年20年を見据えたときに私たちはどのような動きをしなければならないのか?
 自社のビジネスでいえば、SHIP香港の設立がその答えだし、アジア進出視察ツアーはお客様に対するひとつの私からの回答です。まずは、現実を見るにことによって、現在の事業への取り組みが変わっていくのだと思います。

 消費税アップによる前倒需要による活況が8月のお盆明けくらいから少しおさまっているようですね。大きな流れは変わらないので打つべき手は先手先手で打っていくことです。

120928b

 会議終了後は誕生日食事会。今月はこじんまりと。部署の違う2期生と10期生、こうした組み合わせも誕生日会ならではです。

2012 09 28 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.21

反日デモ・暴動から5日後の深セン 21 Sep 2012

  反日デモ・暴動からわずか5日目に深センでアジア進出視察ツアーを行いました。留守を預かる日本の方々にはたいへんご心配をおかけしていると思いますが、参加者の皆さんは「来てみないとわからないことがあるものだ」という感じですでに落ち着いていらっしゃいます。

120921b

  朝一番の講義は深センで内装業を経営されているJUNTENの前田さんです。軽妙洒脱な講義で、今何が起こっているのか、日本企業と中国企業の違い、深センでのリフォーム業事情などを2時間にわかってお話いただきました。「もう数年で日系企業なんてなくなるんじゃないか」という視点はさすがに現場の肌感覚でした。進出した支店に権限を与えないで本社の都合でオペレーションしていたら地元中国企業に勝てない。その状態が続いたら、退出せざるを得なくなる、そんな意味のことです。

120921c

 前田さんのパートナー企業の海内外装飾に移動して、実際の深センでの内装会社の経営のことを含めての質疑応答型の講義を夏董事長ご自身にやっていただきました。通訳はSHIP香港のMirandaです。身内ですがなかなか上手な通訳でした。

120921d

昼食は海内外装飾が施工した日本料理店で、夏董事長と一緒に質疑応答を続けながらいただきました。ここではSHIP香港の二人が通訳でした。夏董事長は5年以内に会社を上場させたいと志の高い方でした。  日本料理店なので、この会場は変更することも考えていましたが、現地の方より「全然だいじょうぶだよ」の一言で予定通りで行いましたが、まさに「全然大丈夫」でした。

120921e

  昼食後、可宝得環保技術社に向かう途中ですが、深セン名物の電気自転車タクシーを撮りました。

120921f

 深センで宅配水の製造・販売を行なっている可宝得環保技術の熨斗さんの事務所で講義。

120921g

 実際の水の製造工程をひと通り見学させていただきました。

120921a 

ここは日系企業がいない地域のなで、不穏な雰囲気もまったく感じません。参加者全員で記念写真です。

120921h

 このモダンな建物は深センの新市庁舎です。

120921i

 旧市庁舎ですが、ここが5日前に催涙弾が打ち込まれるほどの反日デモがあった場所です。

120921j

 夕食のときに今回のツアーのご感想を皆さんにいただきましたが、まとめると「延期にならないものかと思っての参加だったが、こんな時期だからこそ来て、本当に良かった。やはり伸びているところに勉強しなければならないあらためて思った」との感想でした。あとは明日空港まで無事に送り届けるのみとなりました。

2012 09 21 [SHIP香港] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.20

香港内装・不動産視察から深センへ 20 Sep 2012

 九龍のフェリーターミナルの近くで日本人が中国人切りつけられたというニュースがありました。香港はいつもと変わりませんが、そういう人も混じっているということは事実なのでしょう。

 視察ツアー二日目は実践編です。

120920a

 香港で会社を設立するメリットや方法について、インターリンク監査法人の横藤田さんよりレクチャーいただきました。

120920b

 続いて香港で人材を採用する場合の注意点や方法について、テンプスタッフ香港様よりレクチャー。

120920c
 
 香港不動産視察は時間の節約を考慮して移動しながらのバスミセナーです。香港は狭いところに密集しているので店舗にせよ事務所にせよ、とりわけ住宅は格別の割高です。さらに契約更新時に値上げされることが常態になっているので完全な貸手市場です。

120920d
 
 投資も兼ねた不動産として、開発中のマンションを視察しました。ここはご案内いただいた不動産会社の社長ご自身が住んでいるところでもあり、香港人の家庭生活の見学にもなりました。

120920e

 ずいぶんと時間を使ってしまった関係で次の居住用マンションの見学はロケーションと価格の確認に止め、もし進出場合に最初に使う可能性のあるサービスオフィスの見学をしました。1人から3~4人といった小人数での事業の立ち上げ時に向いている施設です。

120920f

120920g

 昼食後、昨日香港のリフォーム業の説明をしていただいたHOUTOKUの石田さんのリフォーム現場を2カ所視察しました。両方とも事務所ですが、一箇所は移転、一箇所はオフィス拡張という工事でした。

120920h

 不動産にしても、建築にしても現場に来て具体的な数値を含めて認識すると俄然理解は高まります。香港での内装・不動産のアウトラインについては把握いただけたと思います。

 旺角での建材市場見学の後、深センに向かいました。
 上水から羅湖まで電車で移動して、歩いて国境を越え入管して外に出ました。今までも何度も来ているところですが、さすがに今回は緊張しました。

120920i

 結果は何も起こらなかったですし、雰囲気もいつもと変わりありませんでしたが、夕食に来ていただいた深セン和僑会の方に聞くと、やはり状況に対しては敏感になっているとのことでした。

120920j

 食事の後は繁華街に出ることもなく、最上階のバーでたっぷりと語らいができました。これもこうした状況が生んだ貴重なひとときになったと思います。
 

2012 09 20 [SHIP香港] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.19

第2回リフォーム業アジア視察ツアースタートしました 19 Sep 2012

 様々な懸念がある中で第2回リフォーム業アジア視察ツアーを実行することにしました。ご参加者の方々も心配や反対を受けての参加でした。

120919a 120919b

 現地の緊張感の中に身を置くとこの暴動を評論する気持ちにもなりませんが、この「空気」はこれから常態になると思われます。そんな中でこれから香港の中心になる九龍駅の真上の地上60階の会場で初日の研修を行いました。

 私からはあらためて何故アジア進出視察ツアーをやるのかという理由とその想いに基づいたコンセプト「空気を感じ、事実を知り、人と交流する」と具体的なプログラムをご説明しました。

 「事実を知る」プログラムのトップは香港在住36年、中国・香港で内装業をやってこられたHOUTOKU石田董事から現地でのリフォーム現場の話と参加者様との質疑応答でした。

120919d_2

 和僑総会の筒井会長からは香港から見た日本、経済成長の原則、またシャングリラホテルオーナーとの交流から学んだ成功者の哲学、人間として大切なこと、をお話いただきました。

120919c

 その後、石田董事、筒井会長も交えての「人と交流」する食事会で多くの学びを得ることができました。

120919e     

 地上60階での記念撮影ですが、まだまだ高いビルが林立するのが見えます。左側に隠れて見えないですが地上102階から118階までを占める「世界一高いホテル」リッツカールトンホテルもこの一角にあります。

120919f

120919g 

2012 09 19 [SHIP香港] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.17

アジアの現実 17 Sep 2012

 19日から第2回香港・深セン視察ツアーを計画しています。この数日間はNHKニュースのトップも中国各地の暴動のニュースが流されています。これで不安にならない方がよほど難しいでしょう。私も現地情報をできる限る集めて、報道も含めて自分なりに分析しました。

 香港は基本的には大丈夫ですが、弊社の香港スタッフから下記と同じニュースの報告を受けています。香港では背後関係も理解したうえで冷静に受け止められているようです。

===
香港でも反日デモ=尖閣上陸の団体が主催
時事通信 9月16日(日)18時41分配信
 【広州時事】8月に活動家を尖閣諸島(中国名・釣魚島)の魚釣島に上陸させた香港の民間団体「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」は16日、尖閣国有化に抗議する反日デモを行った。香港のラジオが伝えた。
 デモには主催者発表で約5000人、警察の推計で約850人が参加した。路上で日本と米国の国旗を燃やした男が警察に連行された。 
===

 深センのデモは日経朝刊にも写真が載っていますが大規模なものだったようです。しかし現地からは「広い深センの一部」で起こっていることでウィークディの今日もほとんど仕事の影響はないという情報です。通常でも当然日本のような安全な場所ではありません。今は安全最優先で行動を決めれば、安全は確保できると判断しました。

 結果として今日時点では、ツアーは実施しようと思っています。この紛争も我々の世代とそれ以降の世代で解決していかなければならないアジアの現実だと思います。

 30年前の東南アジアを1人旅していた頃、マレーシアやインドネシアで日本兵にこんなひどい目にあったと路上でパフォーマンスをして金銭を得ている人たちを何度か見ました。見物人の中に私が入ると、周りもなんとなくやりにくそうな空気になったことを思い出します。私は申し訳程度ですが、見物料をザルに投げ入れました。個人と個人の問題はそんなものでいいでしょうが、国と国の問題あらにメンツの問題になると最終的には戦争するところまでエスカレートせざるをえなくなります。そこに行く前に、人と人の交流をより促してビジネスを興すのが、「衝突を先送りする」前向きな手段ではないかと思います。そんな意味も含めて、これからも紛争は続きそうなアジアへの足は止めないようにしていきます。

2012 09 17 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.16

65歳以上が3000万人突破 16 Sep 2012

題名通りですが、65歳以上3000万人を突破し人口に占める割合は24.1%になったそうです。

===
敬老の日:65歳以上3000万人突破 「団塊」仲間入り
毎日新聞 2012年09月16日 18時02分
http://mainichi.jp/select/news/20120917k0000m040007000c.html

 65歳以上の人口は3074万人で、初めて3000万人を突破したことが16日分かった。「敬老の日」を前にした総務省の推計によると、前年から102万人増え、総人口に占める割合は0.8ポイント多い24.1%と過去最高を更新した。「団塊の世代」の先頭グループである1947年生まれの人が今年65歳となって「高齢者」の仲間入りをしたため、対前年の増加数と割合はいずれも過去最大となった。

 49年ごろにかけての第1次ベビーブームに生まれた団塊世代は今後も続々と65歳に達する。少子化は歯止めのかからない状況が続いており、社会保障費の増加を中心に対策が急がれる。(共同)
===

 現在の年金制度ができたのは1985年、その時の65歳以上の割合は約10%でした。その頃にできた制度ですから「対策が急がれる」のは当たり前でしょう。しかし現在の「民主主義」政治は、この構成が25%になっても制度を変えられないのですね。高齢者は選挙にもよく行きますので。

120917b http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/gaiyou/pdf/1s1s.pdf

 わずか25年で10人に1人が65歳以上から、4人に1人が65歳以上に変わりました。ここにチャンスを見出していきましょう。

2012 09 16 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.05

第16回HaLAフォーラム 5 Sep 2012

120905a

 第16回HaLAフォーラムは初の大阪開催でした。ヒルトンプラザウェストの会場を満席にいていただいた皆様、本当にありがとうございました。

120905f_2 

 HaLAの発端は師のシンプルな教えでした。

 企業の盛衰を決定するのはお客様
 お客様が要らないと思った企業は退場していく
 お客様が「ワーウレシイアリガトウ」と声がでた企業は生き残っていく

 お客様とは人ですから、人は何を求めているかといえば「HappyLife」です
 お客様へのHappyLifeの提供を地域の自立した企業がそれぞれ行うのは基本なのですが、さらに異業種企業が連携して行なっていけば、アリガトウが広がるとイメージする経営者・幹部・社員が集まる場を作りたいと思ったのが4年前の2008年でした。

 HaLAフォーラムを通じて、どんどん参加企業様が主催者となって地域フォーラムを行うことが増えてきました。参加者から主催者へ、この切替の中でぬくもりのあるコミュニティが各地で生まれ育っていっています。
 
 本家HaLAフォーラムの今日のテーマは「組織と人」です。私は2015年消費税が10%に上がる頃に日本経済は大きな危機を迎えるような気がします。もちろん何も起こらなければそれが一番ですが、企業の「組織と人」、つまりTOPと中間管理職、そして社員は今から変わっていく覚悟が必要なのではないかと思っています。いつもは経営者セミナーなのですが今日は中間管理職と社員にフォーカスしてビフォーアフターのアフターのイメージを提供したいと思います。

120905h

 まずは電化のヤマグチの渡辺取締役部長です。この会社は安売りで有名な家電量販店(粗利益率25%)が進出後、そのまっただ中で粗利益率を7年間で35%にその後は40%にしたビックリ企業です。多くの経済誌や講演などで山口社長に触れた方は多いと思いますが、現場のマネジメントがどのようにされていたかを当事者に聞く機会は今までになかったと思います。

 実にシンプルでした。
 1)基本サービスを徹底して行う。基本なくして付加価値なし
 2)他店でやっていないことをやる
 3)継続できることを行う
 4)一件一件理由のある顧客訪問を行う
 5)まずは社長の言うとおりにやる

120905d

 詳細は会員向け講演録でお読みください。
 11月から渡辺部長の研修会を3回シリーズで行います。にちほどご案内いたします。

120905e
 
 続いて一般社員モデルは、西川順子さんです。一般社員ですから役職はありません。自称日本一の一般社員です。西川さんの講演は筋道だったものではありません。お客様の反応を読みながら、徐々に会場の空気を変えていきました。

 1)会社が好きなのは私がそこにいるから
 2)経営者になりたかった、理由は好きな服装ができるから。でも今は好きな服装をしている。お客様もそれで喜んで買ってくれる。
 3)否定がない。苦手な人がいない
 4)言葉どおりの現実になる
 5)サラリーマンが元気になれば日本中元気になる。サラリーマンを元気にしたい

120905g

 「社員のモチベーションを上げるには、、、」というような研修会がたくさんありますが、西川さん流にいえば「自分を好きになって、好きなことをしてもらう」なのかもしれません。

 一部の講演会は大きな喝采とともに幕を閉じることができました。地域HaLAフォーラムでもこうした内容を参考にしてみてください。

120905b

 第2部は参加者交流会。プラスのオーラにつつまれて、どれくらいの名刺が飛び交ったでしょう。企画がほとんどできないほどにぎわった交流会でした。

120905c

 2次会(?)も50名ほどいらっしゃったでしょうか。ビジネス連携も生まれているようでした。嬉しいことです。

 参加者から主催者へ。各地でHappyLifeAllianceフォーラムの輪を広げていってください。我々も当然ご支援いたします。

2012 09 05 [ハッピーライフアライアンス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.09.02

2014年住宅ローン減税の拡充が検討されているようです 2 Sep 2012

 昨日報道されていましたが、財務省と国土交通省は2014年の消費税増税に合わせて住宅ローン減税を拡充する検討をしているそうです。

 ・減税期間を10年から15年に延長
 ・控除率を1%から最大2%に引き上げ
 ・所得税をローン減税で満額差し引けない場合は住宅エコポイントを給付
 ・最高減税額 2012年300万円から1000万円に
 ・さらに21015年には規模拡充の可能性に含み

 「実現すれば過去最大の住宅ローン減税」となるそうです。

 個々の住宅会社にとっては、増税前の前倒し需要も増税後の落ち込みも歓迎していないので、このような制度で需要の平準化が起こることは歓迎すべきことだとは思います。しかし、ストック住宅とリフォームを合わせて、2020年までの10年間で10兆円市場を20兆円市場にするという画期的かつ日本の住宅産業にとっては重要な方針がありましたが、現在80数万戸の新築と既存住宅5800万戸をどのように織り交ぜていくかという全体の絵が一緒に報道されないと、せっかくの大盤振る舞いもネガティブな意見を誘うことが多くなりそうで残念な気もします。
 
 1997年の増税時の再現を回避するということは「緊急かつ重要なこと」ですが、住まいと暮らしの文化を抜本的に時代に適合させていくことは「緊急ではなく重要なこと」であり利害調整が多く面倒なことなのでそこにはなかなか踏み込めないようです。

  一方でこんな報道があります。

 省エネ改修工事に補助金 13年度予算で概算要求へ 2012年9月1日 17時39分

 政府は1日、省エネ対応で住宅の断熱性能などを高める改修工事に補助金を出す制度を、2013年度に創設する方針を明らかにした。工事費用の最大3分の1を補助する方向だ。また林業振興を通じて地球温暖化対策につなげようと、間伐材を用いた住宅や家具の購入者を対象にエコポイント制度も創設する。
 いずれも関連経費を13年度予算の概算要求に盛り込む方針で、省エネやエコ対策に力を入れる。
 改修工事の補助金は、新築が中心だった従来の支援策を見直し、省エネ対策が遅れている既存住宅約5千万戸の対応を促すのが狙い。経済産業省が概算要求に100億円前後を盛り込む。

 省エネは「緊急かつ重要なこと」ですから、家庭のエネルギーに関係する住宅には様々な施策がこれからも付加されていくことと思われます。

2012 09 02 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック