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2012.03.31

消費税増税に備えリフォーム会社が準備しておくこと 31 Mar 2012

 消費税増税が閣議決定されました。2014年4月1日に現在の5%から8%となる、2015年10月1日に10%まで引き上げられる法案です。これに復興目的の所得税増税(2013年1月分から税額の2・1%)、住民税増税(2014年6月分から年1千円)が加わります。

 大和総研によると、総負担額は年収300万円世帯で24万800円、1千万円の高所得世帯なら58万8400円も増えるそうです。

 民主党内の状況や解散に持ち込みたい野党の思惑もあり、この法案がスケジュール通りに決まるかどうかはわかりませんが、週明けから住宅業界では「増税前かけこみ契約」を狙う動きが増えてくると思われます。リフォーム需要が一時的に高まるのは間違いないのですが、中小工務店・リフォーム会社にとってみるとここはチャンスであると同時にピンチでもあります。何故なら、このタイプの需要の高まりは「価格の分かりやすさ」や「安心できる大手」に向かうことが多いからです。

 ヤマダ電機やコジマなどの家電量販店大手を中心に、価格のわかりやすいパッケージ型リフォーム市場が伸びていますが、こうした流れはますます加速していくことでしょう。中小工務店・リフォーム会社もリフォームを商品企画して販売するというノウハウを身につけて、見込み客獲得から契約、それに施工現場に至る生産性を上げて、この大型需要に備えなければなりません。興味がありましたらお声がけ(info@shipinc.co.jp)頂くか、4月のSHIPリフォーム経営者セミナーにご参加下さい。

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2012.03.30

「サヨナラ」ダケガ人生ダ 30 Mar 2012

 中学生の頃読んだ太宰治のエッセイを思い出しました。
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 唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。まことに、相逢った時のよろこびは、つかのまに消えるものだけれども、別離の傷心は深く、私たちは常に惜別の情の中に生きているといっても過言ではあるまい。
 題して「グッド・バイ」現代の紳士淑女の、別離百態と言っては大袈裟だけれども、さまざまの別離の様相を写し得たら、さいわい。 (「もの思う葦」より)
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 もともとは晩唐の詩人于武陵の五言絶句「勧酒」を井伏鱒二が洒脱に訳したのが「サヨナラダケガ人生だ」です。

 勧君金屈巵  コノサカズキを受ケテクレ  

 満酌不須辞  ドウゾナミナミツガセテオクレ

 花発多風雨  ハナニアラシノタトヘモアルゾ  

 人生足別離  「サヨナラ」ダケガ人生ダ

 中学生の頃はこのフレーズにシニカルな格好良さのようなことを感じとっていたような記憶がありますが、さすがにこれくらいの年になるとこの訳の意味も多少わかるような気がします。別れで終わる出会いではあるけれど、誠に稀有な確率で出会ったことに、なみなみと酒を注ぐように感謝して、今過ぎていく時間をを共に楽しもう、そんな詩なのかなと思います。

 今日二人の社員さんが退職。勧酒にかこつけて飲み過ぎました(笑)。SHIP在籍中は楽しんでもらえましたか? 今日までありがとう。

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2012.03.29

夏に向けて省エネリフォームの企画・提案を 29 Mar 2012

 今日の東京は春を思わせる暖かさでしたが、春もつかの間、すぐに暑い夏がまたやってきます。今年も省エネルギー・節電の夏になると予想されます。リフォーム事業者の方は、物理的な遮熱・断熱はもちろんですが、湿度調整により体感温度を低下させる自然素材利用などを含め、夏向けのリフォーム企画と提案を今から準備しておいてください。Google、Yahooでも遮熱や断熱、省エネなどの言葉が、「リフォーム」と一緒に検索される季節になってきます。

 それに加えて電力料金の値上げが強行されそうです。日本自動車工業会の志賀俊之会長によると「自動車各社の工場の電気料金から換算して、「1台組み立てるのに電気料金が約1万円かかる。電気料金17%値上げで、1台当たり2000~3500円のコスト増になる」と試算。」なのだそうですが、間接的に労働者の給与にも跳ね返ってくるので何も手を打たないとマイナス方向に影響してきます。早めの対策をしてください。もしわからなければ弊社にお声をかけてください。

 問い合わせ先: info@shipinc.co.jp

 付録

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2012.03.22

就職難が何故起こるか、未来はどうなるのか 22 Mar 2012

 今日も会社説明会でした。今年の説明会でも会社のことをあまり説明していない(笑)のですが、下記の毎日新聞の記事のようなことが何故起こるか?ということは話しています。状況を理解したうえで、今後50年間に渡る働き方のスタートをどういう姿勢で行えば良いかということを考えたとき、ベンチャー企業SHIPの目標(理念)と先読みする未来が、自分の人生のステージとしてマッチするのであれば、ぜひ選考に挑戦して欲しいとお伝えしています。

 すでに混沌とした時代に入っています。未来は自分で必死に考えて描いた姿になる可能性はありますが、何も考えていないと濁流に流されるように過ぎてしまうことになるでしょう。説明会の2時間でピンときた志ある学生さん、未来を一緒に創っていきましょう。

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雇用推計:若者ミスマッチ鮮明 「即戦力」重視、構造的に

 内閣府が19日の雇用戦略対話で示した推計は、若年雇用の厳しい実態を裏付けた。就職難の背景には、企業が新人教育の余裕を失い、「即戦力」重視になっていることや、学生の就職希望が大企業に集中し、人手不足の中堅・中小企業に人材が集まらない雇用の「ミスマッチ(食い違い)」がある。若者が満足に仕事に就けず、経験を重ねられない現場は、日本経済の新たな不安定要因となりつつある。【赤間清広】

 「予定の定員に達しなくても、希望するレベルの学生がいなければ採用を打ち切る『厳選採用』がここ数年、強まっている」。明治大就職キャリア支援部の担当者はこう語る。

 明治大は11年春卒の就職内定率94%と「就職に強い大学」として知られる。3年時の就職希望先調査では有名企業ばかりに関心が集まるため、成長が期待できる中堅・中小企業や、企業間取引が主力のメーカーなどにも目を向けるよう指導する。企業の協力も得て、卒業間際まで面接などの機会を提供する努力をしているが、内定までこぎつけるのは年々厳しくなっている。

 新卒者の雇用環境が悪化したのは、企業に人材育成の余裕がなくなっているのに加え、海外進出が進んだ大企業が外国人採用を加速させているためだ。大手機械メーカーの担当者は「コスト競争が激しくなり、簡単な作業の外注が増えた結果、新人にふさわしい作業が減った」と指摘する。他社で経験を積んだ人材を採用する方が「安上がり」のため、「企業は新卒採用を抑制し、中途採用を増やす傾向がある」(アナリスト)。就職しても、事前の希望にそぐわず不満があったり、管理職が多忙で若手社員の面倒を見きれなくなっていることが、早期離職に拍車をかけている。

 経済同友会は2月、新卒採用に関する意見書をまとめ、「大規模なミスマッチは構造的な問題で、放置するわけにはいかない」と強い危機感を示した。伊藤忠経済研究所の三輪裕範所長は「退職への抵抗がなくなり、より良い条件を求めて、求職者は人気企業に集中する。企業の二極化が深刻化している」と指摘する。

 古川元久国家戦略・経済財政担当相は「若者が安定した職につけないと結婚して家庭を持つことが難しくなり、少子化も進む。蓄えを持てずに高齢期を迎えることになる」と指摘、今年6月にまとめる日本再生戦略に雇用対策を盛り込む方針だ。

 しかし、従来通りの政策で効果を上げるのは難しそうだ。さらに、年金の支給開始年齢引き上げに合わせて65歳までの再雇用義務付けを進めるなど、若年層と高齢層両にらみの雇用政策を迫られていることも、対策を難しくしている。
毎日新聞 2012年3月20日 東京朝刊
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2012.03.17

二十億光年の孤独 17 Mar 2012

 土曜日に自宅にいるのは久しぶりだなと食事をしながら思った朝でしたが、午後から家族で谷川俊太郎さん+DiVaの朗読と音楽のコンサート『うたをうたうとき』に出かけました。谷川さんは1931年生まれの80歳なんだそうです。鉄腕アトムの歌詞も谷川さんなので、第一線で60年以上も活動されている方ですので、子供の頃から何度も彼の詩には触れてきました。生の声は10何年か前、ジャズピアノの山下洋輔氏と共演したとき以来でしたが、今日も新鮮でした。

120317a_2  「二十億光年の孤独」に収められている「ネロ 愛された小さな犬に」を朗読されました。私自身の子供の頃の「何故?」が蘇ってきました。「何故、時間は進むのだろう?」「時間が進んだ先に自分はどうなるのだろう?」 

   ネロ
   もうじき又夏がやってくる
   お前の舌
   お前の眼
   お前の昼寝姿が
   今はっきりと僕の前によみがえる
   お前はたった二回程夏を知っただけだった
   僕はもう十八回の夏を知っている
   そして今僕は自分のや又自分のでないいろいろの夏を思い出している
   メゾンラフィットの夏
   淀の夏
   ウイリアムスバーグ橋の夏
   オランの夏
   そして僕は考える
   人間はいったいもう何回位の夏を知っているのだろうかと 
   
   ネロ
   もうじき又夏がやってくる
   しかしそれはお前のいた夏ではない
   又別の夏
   全く別の夏なのだ
   新しい夏がやってくる
   そして新しいいろいろのことを僕は知ってゆく
   美しいこと みにくいこと 僕を元気づけてくれるようなこと 僕をかなしくするようなこと
   そして僕は質問する
   いったい何だろう
   いったい何故だろう
   いったいどうするべきなのだろうと

   ネロ
   お前は死んだ
   誰にも知れないようにひとりで遠くへ行って
   お前の声
   お前の感触
   お前の気持までもが
   今はっきりと僕の前によみがえる
   しかしネロ
   もうじきまた夏がやってくる
   新しい無限に広い夏がやってくる
   そして
   僕はやっぱり歩いてゆくだろう
   新しい夏をむかえ 秋をむかえ 冬をむかえ
   春をむかえ 更に新しい夏を期待して
   すべての新しいことを知るために
   そして
   すべての僕の質問に自ら答えるために
==

 「すべての僕の質問に自ら答えるために」新しい夏(時間)を生きるのだ、というフレーズにあらためて心が共振しました。

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2012.03.16

イノベーションを興すマネジメント  16 Mar 2012

 午後からセミナー参加。「イノベーションを興すマネジメントとは?」というテーマです。

 企業のイノベーションは様々な種類があり、市場を替えるレベルのものから、既存業務の業務革新に近いレベルのものまであります。長く続く企業は、市場の変化に対応するために大きなものから小さなものまでイノベーションを繰り返してきたのだと思いますが、社歴が10年の我社でさえも自社のくくりの中ではイノベーションはありましたが、それをより現場主導で起こる組織にしていかないと次の10年はないだろうという危機感があります。

 参考になったのは「イノベーションの壁」の分析でした。講師の方の飯の種でもあるでしょうから、書くのは控えますが、最後のまとめのイノベーションのエンジンであるマネージャー像を紹介しておきます。要するにこんなマネージャーが排出できる仕組みをもった企業が力強く生き残るということです。

-不確実な環境の中で
-広く市場・競合・自社を俯瞰し、
-大義やビジョンを掲げ
-遠いゴールを見失わないようにしながら
-現実には柔軟に対応し
-PDSを早いサイクルで回し軌道修正しながら
-強い意志の元
-周囲を巻き込み
-新しい価値を創ることができる人

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2012.03.15

小さな会社で生まれた 心があたたまる12の奇跡 15 Mar 2012

120315b  今日は臥龍さんこと、角田識之さんの新刊出版記念講演会でした。タイトルは「小さな会社で生まれた 心があたたまる12の奇跡」、文字とおり小さな会社で生まれた感動物語を紡いだ本です。

 冒頭の臥龍さんの講演では、感動が生まれる会社には共通項があるという話から始まりました。それは
 1)結果として感動物語はお客様の事前期待を超えている
 2)感動物語は一人では生み出せない。想いをひとつにしたチームが想いのバトンをつないでいる。
 3)感動物語は商品を売る姿勢からは生まれない。お客様の「ありがとう」のために動いくところから生まれる。

 2時間のイベントでしたが、たくさんの事例が発表になりました。その中でもあらためて感動したのが、奈良県川上村の杉の湯さんの喜家村さんでした。

 人生の大きな転機で村営の温泉の事務員になった喜家村さんは臥龍さんの「本気塾」に個人で12万6千円を払って受講します。そこで感動経営やホスピタリティを学びます。ここまでは少し活動的な女性ならよくあることです。喜家村さんはここから支配人にかけあって、村営の温泉ホテルに経営理念を作ってもらって、現場を自らが変えていきます。上記の映像はそんな矢先に起こったことのひとつです。

 今日はじめて知ったのはこのようにして活気づいてきたホテルを村は6億円かけて改修して豪華な施設に生まれ変わったのだそうです。さらには、その女将に指名されて、現在女将として働いているそうです。

 たった一人が変わって本気になっただけで職場を動かし、村を動かし、お客様を動かしていけるのですね。事実は小説より奇なり、かもしれません。ご一読をお勧めします。

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2012.03.14

歪みのない自由な競争環境を 14 Mar 2012

 セミナーウィークでした。月曜日は某社でセミナー講師、火曜日は大阪SHIPリフォームセミナー、水曜日は名古屋SHIPリフォームセミナー、3日間とも懇親会がセットになっていて、たくさんの人と話をすることができました。情報をアウトプットして、そこに刺激を受けた現場の人から新たな情報が入ってきます。結果として、今月も私の方がたくさんのことを教えていただいて3日間になりました。

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 行政はリフォームを推進しようと様々なことを現場に持ちかけてきますが、どうせなら新築も含めて、何もやってくれない方が健全な業界が育つような気がします。新規参入が多く競争は激しくなる中で、顧客の目は肥えてきていると思います。情報もネット上に豊富になってきました。自然と適正な淘汰が起こっています。志あるリフォーム会社は伸びています。余計な補助金などがあるとそれを獲得することのが上手なところとか、もともと行政に近い会社に資金が入ります。何の意味があるのかな?と借金1000兆円の国の国民として思います。

 何を言いたいのかというと、2003年4月からリフォーム業支援を行って来ましたが、この10年近い間で住宅リフォームの現場は素晴らしく進化しているということです。余計な歪みを入れずに、顧客の成熟度に従った自由な競争環境のもとで、5年後には日本の住宅産業を主役として支えるリフォーム事業者の姿がくっきりと浮かび上がってくるだろうなと思いました。

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2012.03.11

あれから1年 11 Mar 2012

 東日本大震災でお亡くなりになられた方々には心からお悔やみを申し上げます。被災され、まだ不自由な暮らしを余儀なくされている方々には心からお見舞い申し上げます。

 あれから1年です。

 長い出張から帰り、朝から会社にいた日、揺れが来ても最初は「地震だね」とゆったり構えていましたが、次第にそんな呑気なことを言っている場合ではないことがわかり、社員全員非常階段で避難しました。外から見るビルは折れそうなほどに揺れていて、ただ事ではないことがわかりました。社員全員が避難した飲食店でテレビをみていて、今何が起こっているか少しずつわかりました。しかし、それでも津波の被害は報道されていませんでした。

 翌朝、自宅に戻り、その後本当は何が起こっていたかを知ることになります。

 あれから1年、と思います。私がJ感じている「あれから」とは何なのだろうかと自問自答し、今日一日、繰り返し報道されている1年前のことの中で、「あれから」を噛みしました。

 「あれから」とは悲惨な状況になっていても、被災地の人たちはパニックを起こすことなく、まわりを思いやり、自分が助かるかもわからないときに食料や水やぬくもりをわかちあっていたことを世界中の人が知ったときです。

 経済上の数値で考えると日本の未来は明るくはありません。しかし、あのときの被災地の皆さんの行動は経済上の数値とは違った未来への希望を見せてくれたのだと思います。日本経済は一度たいへんなことになってしまうかもしれませんが、相互に思いやり助け合い分かち合えば、何度も激変を乗り越えてきたように力強い未来があるのだと思います。

 あれから1年、これからも被災地復興のためにできることをしっかりとやっていきたいと思います。

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2012.03.10

42.195キロをたすきをつないで走るリレーマラソン 10 Mar 2012

 秋川のサマーランドで42.195キロをたすきをつないで、1周3キロを14周交代で走るリレーマラソン大会がありました。SHIPマラソン部としてはじめて7名(一人社外ゲスト含む)もの大所帯で出場しました。

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 朝から雪というかみぞれというか、いずれにせよたいへん寒い環境で、マラソン大会が初めての人は怪我も心配なのでまずは1周を担当してもらい、多少慣れた人が多めに走るという組み合わせで完走しました。私はアンカーで3周しましたが、距離は短いのですが風邪をひいては元も子もないので完全防寒。マラソンというよりも登山の格好で走りました。

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 無事全員怪我もなく、チームシップでフルマラソンを完走しました。

 終わってからは温泉に入ってビール!という第二部を堪能しました。この組み合わせでワンセットです。やめられません。

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2012.03.09

初心者向け iPadを武器にしたリフォーム提案営業セミナー 9 Mar 2012

 広島のTOTOショールームで大田鋼管さん主催「初心者向け iPadを武器にしたリフォーム提案営業セミナー」で講師を務めさせていただきました。

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 折しも新型ipadが発表されたばかりだったのですが、ネット上では「欲しい!」との声の大合唱。つくづく凄い商品だと思います。使う用途もわからないのに、とりあえず「欲しい!」と思わせるところが、です。

 リフォーム会社さんでも状況は同じで、とりあえず買ったとか、買い与えたという話は聞きますが、それで営業あるいはプレゼンの状況がぐんと良くなったという話はトンと聞くことはありません。多く人はipadのようなタブレット端末の位置づけをよくわからないままに、とりあえず買ってしまって、買ってからどう使うか考えているからです。

 コンピュータが、入力・計算・記憶・表示の4つで構成されているとしたら、ipadは「表示」ツールです。入力(作成)はパソコン、記憶はクラウド、計算は分散されています。この構成を理解すると、ipadを活用するとはどういうことなのかの入り口に立てます。(Bamboo Paperのような小さな例外はありますが)

 「表示」には仕込みが必要ですよね。業績アップのために何を「仕込む」か? お客様目線で考えると自然と答えはでてきます。

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 SHIPリフォーム経営者セミナーにも、今日の内容を組み込んでいこうと思っています。

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2012 03 09 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.03.05

販売とは商品・サービスを渡しお金とお客様の「期待」を受け取ること 5 Mar 2012

 私たちは普段何を買っているのだろうか?

 奮発して買ったブランド物のスーツにせよ、コンビニのおにぎりにせよ、ダウンロードしたお気に入りの楽曲であっても共通する要素がある。

 それは「期待」だ。

 高いお金を払う理由は、それだけワクワクする「期待」があるから。ワクワクする必要もないものはなるべくお金は払いたくはない。ワクワクが長く続けばそれは良い買い物だった証拠だ。

 「期待」を裏切られたと感じたとき、私達はひどくがっかりする。時には怒りを覚えることすらある。それはお金を損したからだろうか? 確かに一理ある。でも、やはり違う。私たちは怒りの感情を損失そのものには長くは向けていられない。

 怒りは人に向けられる。「期待」を守ってくれなかった人に向けられる。

 販売という行為は、商品・サービスを渡しお金とお客様の「期待」を受け取ることだ。クレームとは「期待が守られていない」警告のことを指す。警告がありがたい。変革するチャンスだ。このことをお客様からいただいているお金で生きている全社員が肝に命じなければならない。

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2012.03.04

中国で最も有名な日本人 4 Mar 2012

120304a  秋田からの帰りの新幹線に乗る前に本屋で直感的に手に取り移動時間で読みました。加藤嘉一氏の「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」。著者は18歳で北京大学に留学し、在学中から中国のマスコミに多数取材されている「中国で最も有名な日本人」なのだそうです。

 アマゾンの書評は酷評ですが、私は日中のバランスを考慮し公平に、かつ自分の知っていることを書いた良書だと思います。タイトルは確かに内容とは合っていないと思いますが、それを気にしなければ、これから対中ビジネスを考えている人などにとっては参考書になると思いますし、本当の意味の「中国の脅威」の手引きにもなるような気がします。

 著者が日中合作ドラマの助監督を務めた経験を語るくだりなどはその典型ではないだろうか。242Pから引用します。

===
 中国には「計画は変更に追いつかない」という絶妙なことわざがある。(中略)中国側はつねに変更ばっかり、計画はいつも立てられなかった。(中略)一方日本側は中国側に詳細な計画を立て、そのとおりきちんとすすめることを求めた。(中略)
 日本人は計画をきちんと立てる。その実行にも規律があり、すべて事前に決める。多くの中国人は、日本人の計画性と秩序を尊敬してはいるが、改善しようとはしない。どうせ決めても変わっちゃうんだから。
 この点で、中国人は臨機応変だが、日本人は融通がきかないという点は否めない。

 (中略)

 いつも、「まずはこんな感じで」「ほぼ完璧」「とりあえずこうしよう」「そのときになったらまた決めよう」という言い回しが出てくる。今の段階で決めてしまうことのリスクとコストを負担できないからだ。 
 中国人とビジネスをする日本のビジネスマンは、中国人の「決めてしまうことのコストとリスク」をつめに念頭においてく必要があるだろう。
===

 一緒に仕事をすればお互いストレスがたまりそうです。そこを乗り越えてお互いが協力しあえば、最高の互恵関係が生まれるのだとも思います。互いのDifferentを知り、隣人と協業していくことが、これからのビジネス環境では必須なのだと思いますし、そのギャップを埋める意味で著者の活躍に期待したいと思いました。

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2012.03.02

戦略会議 2 Mar 2012

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 雪一面の秋田で戦略会議でした。最近のSHIPリフォーム経営者セミナーの出席者で一番多いのは新築を主業務にしている工務店さんですが、地方はどこも人口減少、とりわけ30代~40代の住宅一次取得者層の減少、所得の減少が全国平均よりも早く進んでいるので、新設住宅着工棟数が大幅に減っています。しかし、住宅や設備の老朽化はいやおうなく進むのでリフォーム需要は堅調です。

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  どこにでもオープンにされている数字を読んで、どのように具体的に行動に移すか?

 戦略コンセプト、戦略ストーリーを立てて、新しい枠組みをわくわくしながら進めていきましょう。

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2012.03.01

ギアチェンジこそチームリーダーの役割 1 Mar 2012

 現場で気になるミスが続けて出るようになると「気をつけます」「そうしてくれ」では対処できない。システムの捉え方、問題解決の考え方・具体的なやり方が替え時だという警告だと思った方がいい。では「気になる」とはどんなレベルなのかというとなかなか説明できないのだが、「明らかに真面目にやっているのに、うっかりレベルではないミスが漏れ出ている」と直感できたとき、そんな感じかなと思う。

 サービス部門だけではない。営業でも同じだ。気になる失注や契約延期が出始めるときがある。チームや個人の慣れが引き起こす傲慢さが原因だったりするが、それも含めて考え方・捉え方を刷新しないと環境とお客様の変化に会社は簡単に追い抜かれる。

 このことを例えていえば、ギアチェンジとでもいうのだろうか。変化に危機感を持って進化のチャンスに置き換え実行すること。これができる人がチームリーダーだ。

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