« December 2011 | トップページ | February 2012 »

2012.01.31

リフォーム新規参入に関する講演 31 Jan 2012

120131a_2 

 国土交通省関係のある勉強会で、「住宅リフォーム業への新規参入」というテーマで講演をさせていただきました。国土交通省は2020年までに現在の中古住宅流通とリフォームを合わせて10兆円のマーケットを2倍の20兆円にしようとされていますし、止まらない人口減少の流れと既存住宅が余っていく現象の中では住宅産業の主役は中古住宅流通とリフォームになっていくのが当然だと思います。多くの右肩下がりの業界では成長分野である住宅リフォーム業に新規参入しようという話がよく出ているようですし、予算も通りやすいようですが、実際に新規参入する会社で成功している例は少ないのも事実です。

 そんな中で私の役割は、現場視点で住宅リフォームに新規参入される企業は何故失敗するか? どんな失敗をするか? ということを事実に基づいてお伝えさせていただきました。失敗のパターンがわかれば、事前にそこを避けることができます。しかし避けただけでは十分ではなく、どうやって攻めるか?ということは残りますが、その点も
限られた時間内でほんの少しだけ事例を紹介しました。

 投資が始まってしまったら修正は難しくなります。参入前に少しだけ我々のような現場支援をしている立場からの情報も耳に入れていただけば成功確率は格段に高くなると思います。

2012 01 31 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.30

間接的風評被害? 30 Jan 2012

 危機を煽ればテレビは視聴率が上がり新聞や雑誌は売れるということで、マスコミは倫理や矜持よりも売上で動いているんだということを去年の東日本大震災のときに、多くの人が気づいてしまったと思います。

 1月23日に「M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研」というような記事が発表されています。
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120122-OYT1T00800.htm

 マグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算を、東京大学地震研究所の研究チームがまとめた。

 東日本大震災によって首都圏で地震活動が活発になっている状況を踏まえて算出した。首都直下を含む南関東の地震の発生確率を「30年以内に70%程度」としている政府の地震調査研究推進本部の評価に比べ、切迫性の高い予測だ。

 昨年3月11日の東日本大震災をきっかけに、首都圏では地震活動が活発化。気象庁の観測によると12月までにM3~6の地震が平均で1日当たり1・48回発生しており、震災前の約5倍に上っている。

 同研究所の平田直なおし教授らは、この地震活動に着目。マグニチュードが1上がるごとに、地震の発生頻度が10分の1になるという地震学の経験則を活用し、今後起こりうるM7の発生確率を計算した。
(2012年1月23日03時04分  読売新聞)
====

 住宅の営業現場では、このニュースで契約が止まる案件が出ているそうです。「風評被害だと思いませんか?」と知り合いの業者さんから言われました。生活者目線では、「ありえるな~」と思います。悪い情報はアウトプットしていかないといけないし、最悪のシナリオも考えておかないといけないのですが、「で、どうするんだ?」の情報も同時にあれば良いのにと思うのはないものねだりでしょうか。基本はすべて自分たちで考えていくしかないですね。

 ・大地震のときの連絡の取り方を決める
 ・非常用食料と水
 ・非常用防寒具

 このあたりをしっかりと備えておく必要があります。

 4年以内に70%の割合で大地震が起こるという報道がされると GoogleTrendでは下記のような結果になります。この事実を読んでどう対処するか、ですね。

120130a_2

2012 01 30 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.29

禁煙 29 Jan 2012

 香港では2007年からオフィスやレストランやビーチ、病院など多くの場所で全面禁煙になっていて、違反すると5000香港ドル(約5万円)の罰金ですし、ザル法ではないのでそのような場所での禁煙は確実に進んでいると実感できました。

120129a

 今回、意外だったのはギャンブルの町のイメージのあるマカオも2012年1月1日から医療、教育施設内は全面禁煙、レストランや公共施設内は禁煙となったということです。写真は歩道橋にかかっていた告知看板ですが、違反すると600パタカ(約6000円)の罰金だそうです。

 世界的に禁煙は進みますね。

2012 01 29 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.28

長期ビジョンを考えるきっかけ 28 Jan 2012

 国税庁発表の「平成22事務年度における法人税の申告事績の概要」によりますと、申告企業276万2000社における黒字申告割合は25.2%と、前年度に比べ0.3ポイント減少し、3年連続で過去最低となったということです。

120128c
 「何十年もあなたを信じて働いてくれた人に十分な退職金を渡せますか?それどころか自分自身のリタイアのための資金を作る自信はありますか?」

120128a

 こんなことを問われたら中小企業のオーナー社長は冷や汗が出る人がほとんどだと思います。まずは本業のビジネスモデルをしっかりと磨いて、それを支える人を採用育成していくことが基本ですが、その次には財務基盤を整えることも考えておいた方が良いと思っています。今回香港にお客様をお連れしたのもそんな情報を頭に入れていただくためでした。

 大企業であろうとも10年未満の退職者には大した福利厚生がありませんが、20年30年のスパンになると一般的な中小企業との差はついてきます。仲間と自分のリタイア資金という観点に経つと、経営も長期的なビジョンも持ち始めます。その意味で、不定期で行なっている香港経営者ツアーですが、発想を切り替えるとても良い機会になるようです。また企画したいと思います。

2012 01 28 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.27

和僑 27 Jan 2012

 今日は日本人でありながら、香港でリフォーム業(内装業)を経営されている方とお会いしました。この方は和僑です。
 予想していたこともあったし、先入観とは違う話もありました。私の目から見ると日本のリフォーム業界の課題とほぼ同じように感じましたが、実際は「ほぼ」の違いが大きいのだろうとも思いました。工事の現場も見学させてもらいましたが、現場を見るとその土地ならではの優先順位の違いが見えてきます。

120127b
 
 和僑総会の筒井会長と昼と夜と食事を共にさせていただきました。和僑総会とは香港を皮切りにアジアと日本で発生した海外でビジネスをする日本人の連携体「和僑会」の本部です。もともとが香港を拠点とする日本人起業家やビジネスマンを支援する会として香港和僑会が立ち上がり、それに続いて上海・北京・深セン・東莞・シンガポール・タイ・インドネシアが発足し、また日本国内でも海外進出を目論む企業連携として東京・名古屋・沖縄など各地に和僑会が立ち上がっています。その全体を束ねるのが和僑総会で筒井さんが和僑総会の会長です。

120127a

 「日本を離れて香港でもシンガポールでもいいから1年住んでごらんよ。まわりからは『彼は日本人だよ』って見られるよ。日本人を意識するし、誇りにも思うよ」と、そんな気持ちだからこそ、日本を思う心も熱く、日本が再び輝くために海外で成功している日本人が連携して日本のビジネスを世界に広げる支援をしていきたいと語られていました。

 日本は50年後、人口が4000万人減ることが予想されています。平均すると毎年80万人が減るわけです。80万人といえば、福井県や徳島県の人口です。その単位で人が減っていく中で、中小企業の経営者は社員の生活を守り夢を守るためにはアジア進出はひとつの大きな手段になります。

 和僑会のネットワークをそんな企業のビジネスインフラにしようと張り切っていらっしゃる筒井会長の気概に触れ、熱い想いが伝染りました。

2012 01 27 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.26

香港と日本の貿易収支赤字とエンジョイ・リフォーム 26 Jan 2012

 香港は旧正月(1月23日~25日)明けでまだ休みの企業も多く空港も道路も空いています。

120126b 120126a

 香港には何度も来ていつも近くのホテルに泊まっているのに、星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)を歩いたのは、初めてです。正確にいえば、尖沙咀海濱長廊(Tsim Sha Tsui promenade)らしきものがあった1997年の返還直前にこのあたりから香港島を眺めて以来です。その頃は香港島のビルのネオンサインは日本の家電メーカー、自動車メーカーが圧倒的に印象的でした。今日同じ方角を見てみると、SAMSUNG、HYUNDAI、写真には入っていませんがGARAXY(Samsungですが)、などの韓国勢が目立ちます。

 今日の日経新聞に2011年の日本の貿易収支が31年ぶりに赤字だったことが掲載されています。2011年は東日本大震災やタイの洪水などの大きな要因がありましたが、これが一時的なものか連続性のあるものかはアナリストの見解は分かれているようです。
===
貿易赤字転落、2010年代に経常赤字の予測も
エコノミスト調査 財政再建の重要性増す

 日本の2011年の貿易収支が31年ぶりに赤字となった。このまま貿易赤字が定着し、海外からの配当などを含めた経常収支も赤字に転落するのだろうか。エコノミストの間では、10年代に経常赤字になるとの予想が目立つ半面、黒字は続くとの見方もある。カギを握るのは、輸出競争力の行方や対外投資の収益性向上だ。

 貿易収支の赤字が問題なのは、経常収支の悪化につながりかねないからだ。経常黒字国の日本は、国内で生まれた稼ぎの範囲内で経済活動が収まり、国全体でお金が余っている状態。日本政府が抱える巨額の借金も、国内で賄える。ところが経常赤字になると、国内だけではお金が足りず、海外に頼らないと政府も借金を賄いきれなくなる。政府は海外投資家の厳しい評価にさらされるため、財政の健全化がより重要になる。
===

 こんな時流で住宅リフォーム業にできることは「住まいを楽しむ」風潮を加速させ、内需を伸ばすことなのだと思います。エンジョイ・リフォームの掛け声を日本中で合言葉にしていきたいですね。

2012 01 26 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.25

ネット消費は中高年にも拡大  25 Jan 2012

 住宅リフォーム会社が赤字に陥る原因のひとつは集客コストが採算ラインを割ってしまうからですが、それを克服した会社はインターネットを集客の仕組みに組み込んでいます。しかし、そこに取り組み始めた会社にとっては、疑問も沸き起こることも避けられないようです。それは「ネットは若い人が使っているんじゃないか。弊社の引き合いが若い人からばかりだ。リフォームのターゲットである50代、60代の人はネットを利用していないのではないか」という疑問です。今月のSHIPリフォーム経営者セミナーでもそんな趣旨の質問があったのですが、私は下記のように答えさせてもらいました。

120119a

 もし自社のターゲット顧客層がインターネットを使っていないのではないかとの疑念が晴れなかったら、この取り組みはやめた方がいいと思います。経営者がストレスを抱えたままだと他にも悪影響を及ぼします。しかし私の知っている限り、日本全国どこでもリフォームの主要顧客層は50代、60代ですが、インターネットを集客の仕組みにできている会社は多数あります。それらの会社は同じような疑念はゼロではなかったと思いますが、世の中の流れを見るとその方向しかないと思われたようです。
 そのうえで現在、若い人からしか引き合いがないということでしたら、方策は3つあると思います。
 ひとつは、広告費を増やして露出を広げることです。チラシには月に50万円使える人がネットでは月2万円しか使わないということがよくあります。ネット広告は予算を消化すると露出しませんので、予算管理には良いですが、その枠が狭すぎると対象顧客が行動する間もなく、広告が存在しなくなってしまいます。一度、広告枠を広げてみてください。
 ふたつ目は広告文、ランディングページが若い人向けのノリになっているかもしれないということが考えられます。広告文とページの改定をしてみてください。
 3つ目は、若い人向けの商品企画に改定することです。経済的で手軽なパックとして、入り口商品と割りきって商品を提供してみて、広がりが出るか実験してみるということです。何らかの結論が得られると思います。

 昨日の日経の記事ですが、「ネット消費は中高年にも拡大」という見出しがありました。
===
「楽天」取扱高1兆円 スマホ経由増加
ネット消費は中高年にも拡大
2012/1/24付日本経済新聞 朝刊

 インターネットを通じた消費が急拡大し、関連企業の収益を押し上げている。楽天の仮想商店街「楽天市場」は2011年の取扱高が初めて1兆円を突破。衣料品通販のスタートトゥデイは12年3月期の営業利益が5割増の見込みだ。ネット消費の担い手は若者から中高年層まで厚みを増し、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及も後押しする。消費行動の変化は小売り・サービス業全体の経営戦略に影響を与えそうだ。
====

 インターネット利用が若い人のもので中高年は別だと思うかどうか。そう思うと、永遠にレッドオーシャンにしか住めません。
 経営者の感覚が結果に大きな差をもたらすと思います。

詳しくは2月のSHIPリフォーム経営者セミナーでもお伝えしていきますので、ぜひご参加ください。

2012 01 25 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.22

シニア層をターゲットにしたFacebookセミナー 22 Jan 2012

120122a_2

 「シニアの不協和音」というシートがあります。2005年の水口先生の研修のシートです。消費リーダーがシニアに移っているのに、メーカーも売り場もシニア層の需要にはフィットしていないということを表現していました。あれから6年経ちましたが、シニアは個人消費の44%、金額にすると101兆2000億円を占めるに至っているという記事が昨日の日経夕刊に出ていました。以前から個人の金融資産も60歳以上がネットベース(負債を引いた額)では8割を占めると言われています。日本は持つのも使うのもシニア主導マーケットになっているといえます。

120122b

 明日、SHIPではFacebookセミナーを開催しますが、ターゲットは住宅リフォームの最大顧客層であるシニアであり、商圏内住人です。そこが数多あるFacebookセミナーと違うところです。当然、切り口も目標も成功のコツも違ってきます。リアルの世界と一緒で、地道に積み重ねるとFacebookのビジネス応用が大化けしそうです。早めの取り組みをお勧めしておきます。

2012 01 22 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.21

大学生就職内定率 71.9% 21 Jan 2012

12018a

 2012年3月に卒業する予定の大学生の就職内定率は、12月1日時点で71.9%だそうです。過去最低だった前の年より3ポイント余り上昇しています。2013年生がどうなるかわかりませんが現在の停滞する空気の中では極端な好転はなさそうに思います。

 以前住宅リフォーム業界でも新卒採用が盛んになったことがありましたが、今はずいぶんとトーンダウンしているように感じます。これは受け入れ側にも人事とか教育・育成の体系がなかったこともあると思いますし、採用を経験した経営者から聞くと学生側の社会人になりきれないところに我慢できなかったというようなニュアンスを聞くことが多いように思います。このようなことが続いていく中で、ある会社が業界への志望度を下げていたり、先輩学生が後輩学生の道を閉ざしていくこともあるんだろうと思います。企業も学生もお互いが改めるところは改めて高めあっていく流れに変われば、景気によって変動せずに社会の資産として若い人が新しい人生を迎えることができるになるのだと思います。

 SHIPは今春11名の新卒10期生社員を迎えますが、今月から11期生となる2013年卒業予定者の採用もスタートします。今回はどんな出会いが待っているのでしょう。楽しみです。

2012 01 21 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.20

第14回HaLAフォーラムは2月24日(金) 20 Jan 2012

120120f_2   今日 第14回HaLAフォーラムでご講演いただく上田比呂志さんにご来社いただきました。ちょうどご来社直前に届いた日経ビジネスをパラパラとめくっていたら「著者に聞く」ページで上田さんのインタビューを見つけて、偶然の面白さを楽しみながら目を通していたところでした。

 インタビュー記事のタイトルは「気づかいは自分に返ってくる」、上田さんが働いていたディズニーワールドでは御客様を喜ばせる仕組みが行き届いています。そのディズニーでさえレストランでは従業員が御客様からチップをもらっており、良いサービスを受けるには相応のお金が必要になる現実があります。
 日本人の気づかいはそのようなサービスとは違います。相手の気持ちを汲み取りさりげない行動で相手が望むことをします。人と付き合う中で行間を読み、余白を感じる感性を持つ日本人にしかできないことがそこにはあります。そしてそんな気づかいが最終的には自分に返ってきます。結果として自分のためにもなります。

120120b 120120c

 早速、いただいたのがこのお年玉。ご縁=5円と干支(龍)の飴。感服です。

120120d

 上田さんの「日本人にしかできない『気づかい』の習慣」は今週火曜日に日経新聞に「6刷10万部突破」という広告が載っていましたが、最近国際競争力が落ちてきたという情報で自信喪失が促される中、日本人に自分たちは伝統的にどこにもない宝があるよというエールを必要としていたということだと思います。私もそんな上田さんのメッセージを直に聞いていただきたくて、2月24日(金)HaLAフォーラムで皆様にお話いただくことをお願いしました。

120120e

 ぜひご予定しておいてください。

120120a

 写真は左から 上田さんの本をプロデュースされた中馬さん、上田さん、私です。

2012 01 20 [ハッピーライフアライアンス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.19

SHIPリフォームセミナー 今年もスタート 19 Jan 2012

120119a

 2003年4月から継続して毎月開催しているSHIPリフォームセミナーですが、今週から2012年版がスタートしました。16日名古屋、17日大阪、そして今日19日は東京でした。

120119b

 住宅リフォーム市場は6兆円市場であり、人口減少面から新築市場の伸びが期待できない中、ハウスメーカー、住宅建築業からの参入が増えているし、家電量販店も家電売上が前年比5割を切る状況の中、積極的に住宅リフォーム需要に斬り込んできています。既存住宅は経年劣化が避けられないので、所得が下がって経済が縮小してもリフォーム需要は必ず発生することもあり、相対的には住宅リフォームは成長市場といえますし、国土交通省も中古住宅流通・リフォームを現在の10兆円から2020年までには20兆円に倍増させる方針を打ち出しています。
 そんな背景もあり、今週のセミナーでも異業種からの住宅リフォーム参入を考えている企業様、参入された企業様もご参加されていましたが、案外と既存の住宅リフォーム事業者の経営実態を調べないまま、机上の計算で参入されるケースが多いようです。

 誰にでも入手できるリフォーム業態の経営実態としては、TKC社のHPに載っている業界・業種別をご覧になると良いと思いますが、黒字企業の比率は約40%となっております。通常の木造建築業(工務店)もほぼ同じです。黒字企業の平均は売上2.5億円、経常利益640万円、従業員数7名弱となっています。
 会計ベースでは銀行借入の関係で多少の調整があると考えれば、赤字企業の割合はもう少し増えるのかもしれません。

 肝心なのは、仮にリフォーム市場全体は成長市場ととらえても良いと思いますが、3社に2社は赤字だというこの業態の弱点はどこにあるかを理解しておかないと、参入しても失敗することになります。

 一般論でもありますが赤字になる企業は、経費・人件費が必要以上に増えるか、粗利益・売上が下がるか、いずれかです
 経営者は 人件費と売上は気にしていますが、見込み客集客に関する経費増と受注のための値下げによる粗利益減、引渡しを無理に行うための粗利益減はずるずるとこれを放置していることが少なくありません

 リフォーム業の特性として、経費増・粗利益減になることの多いのは次の3つの場合です

 1)単価が小さい
   「損益分岐点超えのための十分な見込み集客が難しい」
   ⇒集客コストが増えて経費が膨らむ
  
 2)差別化が難しい
   「どこに頼んだらいいかわからない」
   ⇒価格競争になりやすい/粗利益が下がりやすい

 3)契約時粗利が完工時に下がりやすい
   「契約内容の合意が曖昧になりやすい」
   ⇒ゼロ円追加工事が発生しやすい

 この3つの課題をどのように解決していくかをお伝えしましたが、アンケート等でたいへん熱いメッセージが返ってきて、新年早々うれしい限りでした。

 来月は Facebookを住宅リフォーム会社はどのように利用すれば良いかなど、皆様からのリクエストも付加して、全国6箇所で開催します。HPは内容は少し変わりますが、申し込みはできます。 

120119d

2012 01 19 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.18

宇宙人の国ハンガリーから来た友人 18 Jan 2012

120118a

 時間というのは重要なもので、1994年からお付き合いしているコバーチ・ベンツェ氏とはいつお会いしても、時間と空間の思い出が広がり話題が尽きません。彼は現在はBIMで有名なハンガリーGraphisoft社の日本支社の社長です。

 1994年に私は初めてハンガリーに行き、様々な取引をさせていただいたのでハンガリーという国には常にアンテナが立っていました。コンピュータ(正確にはノイマン型コンピュータ)の発明者の天才ジョン・フォン・ノイマンや天才経営者アンドリュー・グローブ(インテル創業者)、天才投資家ジョージ・ソロス、音楽・芸術の世界ではリストをはじめとして書き切れないほどいますが、一人また一人ハンガリー出身の天才を知るに至って、本当にすごい国だなと思うようになったことを覚えています。
120118b  2004年に出版された本「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス」には面白い一節があります。(今手元にないので Wikipediaから引用します)

 フェルミは、当時考えられていた宇宙年齢の長さと宇宙にある膨大な恒星の数から、地球のような惑星が恒星系の中で典型的に形成されるならば、宇宙人は宇宙に広く存在しており、そのうちの数種は地球に到達しているべきだと考察した。1950年に昼食をとりながら同僚と議論の中では「彼らはどこにいるんだ?」という問いを発したとされる。 

 これに対する仮説のひとつが

 宇宙人は存在し、過去に地球に到達していたが、最近は到達していない。

 ⇒既に来訪しており、ハンガリー人を名乗っている。

 このようなジョークが通じるほど、世界的にもハンガリーは天才排出国として有名だったのでしょう。

 今日、聞いたところによるとヨーロッパの経済危機によりハンガリーも危機に傾いており、通貨フォリントはずいぶんと切り下げられているそうです。私は4回か5回ハンガリーに行きましたが、本当に素敵な国です。フォリント安の今こそ、観光されることをお勧めします。私にトカイワインをお土産に買ってきてください(笑)。

2012 01 18 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.17

阪神淡路大震災から17年 17 Jan 2012

 一昨日が三女の17歳の誕生日でした。産後の妻が当時4歳と2歳の長女と次女のお世話をするのは難しかったので、翌日富山の家内の実家に私が上の二人の子を連れて行きました。明け方富山でもグラグラと揺れ目が覚めましたが、もともと早朝に東京に移動する予定だったので、そのまま起きて身支度して東京行きの特急電車に乗りました。ほとんど遅れることなく東京に着いたときにテレビに映しだされた光景に唖然としたことを覚えています。その後、まもなく神戸の取引先にお見舞いに訪問したときに見た倒壊した建物の姿は、その後もずっと建築・住宅の世界にソフトウェアを通じて関わってきた私に少なからぬ影響を与えています。あらためて被災され、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 2000年6月から2001年9月までの間、私は神戸本社の会社の社長を務めることになったのですが、その頃神戸の町はすっかり復興していました。昨年3月11日の東日本大震災はどのように復興していくか、現場現場ではそれぞれの人が力強く活動されているようです。私たちもできる支援を続けていきたいと思います。

 http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2012/ko120111a.htm/
 日銀の白川総裁のロンドンLondon School of Economics and Political Scienceでの講演内容「デレバレッジと経済成長 ―先進国は日本が過去に歩んだ「長く曲がりくねった道」 を辿っていくのか?―」に阪神淡路大震災と東日本大震災の復興の鍵が見てとれると思います。

 曰く、「私はこれまで便宜的に「失われた20 年間」という表現を使ってきたが、前半と後半とでは低成長の原因がかなり異なっており、両者を一括して論じるのは、ややミスリーディングである。1990 年代の低成長の主因は、未曾有のバブル崩壊に伴うデレバレッジであった。これに対し、2000 年代以降の低成長の主因は世界の経済史に例を見ないような急速な高齢化や人口減少である。」と述べられています。

 90年代の低成長はバブル崩壊に伴う不良債権処理が金融機能を低減させたゆえに引き起こされたものであるが、2000年からの10年の低成長は歴史的にも例を見ない高齢化と生産年齢人口(15歳~64歳)の減少がもたらしたもので、生産年齢人口一人当たりのGDP成長率は日本が最も高いという話です。

120117a_2

 国際的に見ても、少子化も止めておらず、移民も受け入れていない日本の人口減少は飛び抜けています。

120117c

 また高齢化の進行も同じです。

120117b

 阪神淡路大震災が起こった1995年と現在とでは、「高齢化=生産年齢人口減少」の進行が桁違いです。私たち現役世代がそれぞれの現場で「解」を見つけていけば、それが未来になるのだとあらためて思います。 

2012 01 17 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.15

新宿シティハーフマラソンで走り初め 15 Jan 2012

 受験生の皆さんは昨日今日とセンター試験ですね。実は私はセンター試験一期生です。当時は共通一次試験と言いましたが。

120115a
 さて今日はSHIPマラソン部の走り初め、新宿シティハーフマラソンでした。国立競技場からスタートして国立競技場でゴールという豪華なコースで、何とか想定のタイムで初マラソンを完走できました。

 マラソンを走っていると、日々の生活を反省します。辰年の今年はまずは「二次会断ち」をしようと思います。笑い声が聞こえてきそうです。(笑)

120115c_2

 3キロとはいえ、初マラソンの松浦のスタート。

120115b

 最後は三人で記念写真。

 身体を弱らせてからでは遅いので、今年もマラソンを通じて、身体を維持します。

2012 01 15 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

2012.01.14

51歳の誕生日でした 14 Jan 2012

 今日は51回目の誕生日です。過ぎてみれば速いですね。光陰矢の如しです。生を授けていただき、丈夫な身体に産んでくれた親に感謝し、ここまで支えてくれて方々に感謝です。いくつになっても過去は変えることは不可能です。思い描いて実現できるのは未来だけですので、SHIP11年目、人生51年目、多少無理がありそうでも挑戦していきます。

 昨日は新年会を兼ねて会社で小宴を催しました。

120114a
 10周年でいただいたお酒をみんなで美味しくいただくことも目的のひとつです。

120114b_2

120114c 120114d 120114e

 みんなの今年の抱負を聞かせてもらったのが最高のプレゼントだと思いましたが、さらには社歌まで飛び出しました。みんなありがとう。

120114f

 今日は むくむくはうすさんからプレゼントをいただきびっくりしました。ありがとうございました。

120114g

 今年の気づきはFacebookでのお祝いが急激に増えたことでしょうか。2012年はFacebookのビジネス利用の可能性がぐんと増す年になりそうです。

2012 01 14 | 固定リンク | コメント (12) | トラックバック

2012.01.09

絆マーケティング 9 Jan 2012

 住宅リフォーム業に新規参入を企画している人から相談を受けるときには、最初に現実の業界実態を共有するところから始めます。これをしておかないと、具体的な成功実例をお伝えしても何がポイントなのか結局わからず、エクセルが計算する計画書だけがひとり歩きして多くの場合は投資の順番を間違うようです。

 業績実態という意味では、さすがに専門家の現場の統計が約に立ちます。TKC社のホームページには建設業の業種ごとの会計データが掲載されていて誰でも見ることができますが、住宅リフォーム業=建築リフォーム工事業は下記のようになっています。

 黒字企業割合   39.4%
 平均売上      250,591千円
 対前年売上高   111.4%
 限界利益率     25.8%
 労働分配率     51.1%
 一人当り売上高  3,093千円/月
 一人当り限界利益 796千円/月
 一人当り人件費   407千円/月 
 平均従業員数    6.8人

 いわゆる工務店は木造建築工事業として分類されおり、数値はほぼ同じです。塗装工事業、内装工事業は限界利益率の違いはあるものの(塗装工事業38.3%、内装工事業27.7%)での差はあるもののビジネスモデルは同じなのでほぼ同じ枠内で考えられます。

 ここに示されている月売上高2000万円強、年商2.5億円、経常利益650万円は弊社の御客様の平均イメージと一致しています。

 話は戻りますが、新規参入される企業様とここまでの情報を共有したら、私は「もし自分が住宅リフォーム会社を経営するなら」という前提でお話します。もし自分が会社を経営するならポイントは

 1)限界利益率(粗利益率)を上げていきたい
 2)会社を成長させていきたい

 になります。

 このポイントを詰めると指標は下記になります。
 A)売上ではなく粗利(限界利益)
 B)総額ではなく一人当たり

 住宅リフォーム業はサービス業です。人をコンスタントに採用・育成しながら一人当たり粗利を一定以上に保つ指針が共有できるか討論します。

 このイメージの合意まで取れれば、御客様のイメージもできてきます。値段比較に終始する一見さんではなく、たとえ新規顧客であっても共感している人になりますし、それが前提だとしたら、会社の考え方を発信していく必要がでてきます。きっかけは様々なのですがその媒体の中心は情報量が十分なホームページになります。また発信の大本になる経営理念が社員全員が共有されていて、発信された情報に共感した御客様とリアルに対面したときに、社員スタッフのビヘイビアが御客様の期待に合致している必要があります。

 こうしたことをクリアしていくと、人を増やしながら

 限界利益率      30%~35%
 一人当たり限界利益 90万円~100万円/月

 のモデルが作れるようになります。2008年6月が最後の講義になりましたが、水口先生の「何故ハーレーだけが売れるのか」をベースにした研修会でも学んだのですが、当時「絆マーケティング」と命名した上記のような姿が私たちが提案するビジネスモデルです。最近「絆」という言葉が使われすぎで、使いにくくなってきましたが、やはり絆マーケティングとしか呼びようがありません。

 業界参入のときの投資の順番は、経営(事業)理念の構築が最優先事項です。材料や工法などでの差別化は理念実現の手段であれば有効ですが、それ以外ではあまりにも賞味期限が短すぎます。実際は同時ですが厳密な順番からいえば人の採用・教育・育成はその次になります。さらに次は理念を表現し告知するホームページやそれをブレークダウンした接客スペース、ツール類、ヒヤリング&提案ツールという順番になり、リピートビジネスの本質からいえばCRMも優先度は高いです。

 まだまだ新規参入される企業様は、とりあえずショールームを作り、チラシを撒きましたが反響は思ったほどありませんね、レベルが多過ぎます。

 増税前で需要が膨らむ今年・来年は、住宅リフォーム事業を立ち上げの最後のチャンスかもしれません。 

これらの情報は、実際の事例と合わせてセミナーでもお伝えしています。

お申し込みはSRSページよりお願いします。

2012 01 09 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.08

先入観は余計 8 Jan 2012

 大学時代、河村錠一郎先生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E6%9D%91%E9%8C%A0%E4%B8%80%E9%83%8E のゼミ生だったこともあり、バックパック旅行の目的のひとつは美術作品を実際に見ることでした。社会人になってからもその習慣は続いていて、海外出張のときは時間を作って行ける美術館には今でも足を運ぶようにしています。

 1998年大塚製薬が記念行事で美術館を作ったというニュースは、当時システィナ礼拝堂を再現した美術館の写真とともに何度か目に触れる機会がありました。世界の名画を陶板で複製した美術館と聞いて、「ニセモノを並べて何になるんだ」といつも思っていました。

120108c

 今回、徳島に行った機会に大塚国際美術館に「ついでに」偶然訪問することになったのですが、「生半可な経験で持ってしまう先入観こそ危険(視野を狭くする)」とつくづく思い知らされました。

120108b

 まずは、名画が原寸大で展示されていることは意義深いと思いました。例えば私が好きなゴヤやマネの絵を世界中の美術館に散らばっています。それらの絵が同じ会場で同時代の作家の代表作と並べてそれぞれを原寸大で見ることができます。どんな企画展でされもこれほどの網羅性を得ることはできません。

 ふたつめは陶板に焼かれた絵は1000年、2000年単位でそのままの色合いで残るであろうという文化的価値です。本物の絵は修復を繰り返しながら劣化は避けられません。ミラノにある「最後の晩餐」は私が最初に見た1982年にも修復をしていましたが、修復を重ねるごとに変化せざるを得ないようです。

120108a

 みっつめは古代から現代まで1000点以上が、タブローだけでなく、壁画も、祭壇画も、システィナ礼拝堂のような天井画と壁画の空間も、そのまま再現されていて、美術表現はどのような変遷をたどってきたかがこの一箇所で勉強できてしまうということです。大英博物館とMoMAの2箇所行くだけでも1週間はかかります。

 今年は辰年ですが、言霊的には「立つ、断つ、発つ、起つ、建つ、、、」だそうです。立つ、発つもいくつか考えていますが、先入観を断って素直な心で何事も受け入れることを心がけようと思いました。

120108d  
 *30年ぶりの対面だった絵はベルギー・ゲントの聖バーフ教会(St.Baafskathedral)にある「神秘の仔羊」(ファン・エイク兄弟)。パリやロンドンやニューヨークなどであれば、好きな絵に会いに再訪することはありますが、この絵は再会があるとは思っていませんでした。鮮やかな色彩に当時の震えるような感動を思い出しました。

 同じ部屋には死ぬまでには絶対に行くと決めているコルマールにある 『イーゼンハイムの祭壇画』もありました。こちらは本物を見る前に体験してしまったことになります。

2012 01 08 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.07

海外資産の課税強化 7 Jan 2012

 1ヶ月ほど前の報道ですが、国税庁が日本人の海外資産に対し報告義務を課すということです。

===
海外資産の課税強化 来年度税制改正 5000万円超、報告義務
2011/12/1付日本経済新聞 朝刊

 政府は2012年度税制改正で、国境を越えた課税の強化に乗り出す。個人に海外にある保有資産の報告義務を課すほか、海外の関連会社に支払う利子を使った企業の節税策にも制限を設ける。財政再建が主要国の共通課題となるなか、各国で徴税体制を強化する動きが相次いでおり、足並みをそろえる。政府税制調査会で検討し、12年度の税制改正大綱に盛り込む方針だ。

 海外に資産を持つ個人に対しては税務署への年1回の報告を義務付ける方針だ。海外にある預金や株式、不動産などの総資産が5千万円を超える個人が対象。税務署が海外での預金利子や株式配当を正確に把握し、所得税や相続税を課税できるようにする。違反した場合は1年以下の懲役などの罰則を設ける方向。

 現在は納税者には報告義務はなく、税務当局が適正に納税しているかを調べる。ただ日本の当局が調査権限のない海外金融機関などに情報提供を求めるのは難しく、資産の把握が難しかった。

 報告で正確な情報を入手できれば、外国の当局に調査や税金徴収の代行を依頼できる。米国では残高が1万ドル超の海外口座を持つ個人や法人には報告が義務付けられており、ドイツやフランス、韓国にも同様の制度がある。

 経済のグローバル化に伴い、日本の居住者が保有する海外資産が増えたことが背景。日銀の統計によると、2000年には対外証券投資は6.3兆円、外貨預金は3.8兆円だったが、10年にはそれぞれ9兆円、5.4兆円に膨らんだ。これに伴い、申告漏れ件数も増加。国税庁によると、海外資産にかかわる相続税の申告漏れは10年7月~11年6月で116件と前年同期に比べて36%増えた。
===

120107a  アマゾンレビューでは恐ろしく評価が低いですが「資産フライト」という新書では、資産防衛がほぼ終わっている10億円超の資産家ではなく、いわゆる小金持ちがキャッシュをカバンに入れて香港やシンガポールなどのオフショア口座に資産を持ち出す光景が書かれています。政府の海外資産の課税強化の指針は資産流出の流れの中にあるのでしょう。最近、都銀での海外送金そのものもとてもやりにくくなったという声もよく聞くようになりました。

 「資産フライト」の内容が薄いという辛口評価が多かったですが、この著者が言いたいのは、あとがきに紹介されている学生に対して講演した内容にあるようなことなのだと思います。

===
 「これから社会に出て大切なのは3つのEです。ひとつめのEはイングリッシュ、2つ目のEはエコノミー、最後のEはエレクトロニック」
===

 英語は日本という枠を超えるツール、エコノミーは海外も含めての実際の金融知識、エレクトロニックはネットのバーチャル世界を使いこなすことだそうです。日本は良い国だと思いますが、世界的な視点で日本の内と外を両方わかった上で判断できるようになった方がよいことは言うまでもないと私も思います。

2012 01 07 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.06

学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである 6 Dec 2012

120106c
 期首であり年初なので年間計画をどんどん決めていますが、弊社は定期セミナー・研修会が10本くらいあります。毎月開催すると、月の営業日の半分はそんなイベントで埋まるのですが、そこで生まれるコンテンツは気づいてみると質・量ともになかなかのものになっています。

 セミナー・研修会により参加者さんも進歩しますが、コンテンツを生み出しながらSHIPメンバーも進化します。御客様も我々もとにかく勉強あるのみですね。

 「学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである。」

120106b

 このテキストでは、ホームページで半年間に問合せ数246件(月平均約40件)を生んでいる会社の「仕組み」を解説しています。書店で売っているような一般論ではないし、経過と結果の推移とそのロジックをリアルに理解することができますので、こうした事例を勉強するとWEB集客実践の推進力になります。。 

 昨日、Twitterでエリート排出大学であるハーバード大学図書館に貼り出されている教訓が紹介されているブログを見つけました。http://www.facebook.com/NobuyukiKomastu でもシェアしましたが、ブログでもシェアしたいと思います。

2012年1月5日木曜日
世界標準を見ろ、「ハーバード大学図書館、朝4時の風景」(フィクション)
http://product-empresario.blogspot.com/2012/01/blog-post.html?m=1

ハーバード大学図書館、朝4時の風景

120106a_2

これをみてみんなどう思うだろうか?
ハーバードの図書館には20の教訓があり、学生達は日々これを意識して学生生活を過ごす。

1.今居眠りすれば、あなたは夢をみる。今学習すれば、あなたは夢が叶う。

2.あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。

3.勉強に励む苦しさは今だけであり、勉強しなかった苦しさは一生続く。

4.明日やるのではなく今日やろう。

5.時間は絶えず去りつつある。

6.学習は時間がないからできないものではなく、努力が欠くからできないものである。

7.幸福には順位はないが、成功には順位がある。 

8.学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである。

9.学習する事が人生の全てとは言わないが、学習すらできぬものに何ができるのであろうか。

10.人より早く起き、人より努力して、初めて成功の味を真に噛みしめる事ができる。

11.怠惰な人が成功する事は決してない、真に成功を収める者は徹底した自己管理と忍耐力が必須である。

12.時間が過ぎるのはとてもはやい。

13.今の涎は将来の涙となる。

14.犬の様に学び、紳士の様に遊べ。 

15.今日歩けば、明日は走るしかない。

16.一番現実的な人は、自分の未来に投資する。 ‎

17.教育の優劣が収入の優劣 ‎。

18.過ぎ去った今日は二度と帰ってこない。

‎19.今この瞬間も相手は読書をして力を身につけている。 ‎

20.努力無しに結果無し。

2012 01 06 [Web集客] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.05

仕事始め 5 Jan 2012

 今日から仕事始めです。(ほぼ)全員が元気で顔を合わせてスタートです。

120105a

 弊社は前期、12月を決算期に変更をしましたので今日が新しい期の始まりになります。年末年始で気持ちがあらたまって新しい期を迎えるのは初めての経験なのですが、なかなか良いと感じています。

 大きな流れとして住宅業界は少子高齢化の変化の中で姿を変えていく途上にあるのですが、2012年に関して言えば「増税」「エコポイントとエネルギー」「中古住宅とリノベーション」がキーワードになると思います。

 今のところ、 民主党は消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%へと2段階で引き上げる消費増税案を柱とする税制抜本改革案を閣議決定しています。今朝のニュースでも野党は協議に応じずに解散総選挙を求めているので当面どうなるかわかりませんが具体的なスケジュールが明示された現在、住宅営業の現場では「増税前の契約(購入)」がセールスの現場を動かし始めているようです。2012年、2013年と増税前の駆け込み需要で新築は10万戸以上の上積み要因になる可能性があります。問題はその後の反動なのですが、今既にその傾向になっているのですが、一気にリフォームが住宅需要の中心になっていきます。その意味では2012年は大手から地場中小工務店も、目先の新築需要のために動きながら、リフォーム事業を立ち上げる動きが加速されます。
 リフォーム事業は、コンスタントな集客力、既存住宅の診断力、潜在ニーズを掘り起こす提案力、現場管理力、リピートを獲得するCRM力など新築とは違うノウハウが必要とされます。事業立ち上げは起動に乗るまでは別枠で専念して取り組む必要があります。

 2010年から始まったエコポイントですが、第2期復興支援・エコポイントとて昨年11月から始まりました。東日本大震災・福島原発事故により、住宅の省エネ・創エネに対する意識は一般生活者においても急激に高まっており、エコポイントの対象となるリフォーム、さらに太陽光発電と蓄電池、スマートメーターを利用したスマートハウス化リフォームの需要も大きく伸びてきそうです。この需要、特に後者の市場は、顧客接点量の多い家電量販店やホームセンター、あるいは営業網と知名度にまさるハウスメーカーは狙って取りに来ると思われます。地場工務店・リフォーム会社は、この大手の攻勢に対してOB客に対する「絆力」が問われます。家を守る(ハウスドクター)ことを任されていれば、この需要の流れを取り込むことができます。

 またすでに日本では既存住宅の14%近くが空き屋であり、住宅の一次取得者層(30代)の所得が下がっています。立地の良いロケーションにはもともと住宅が既築であることが多いので、良い場所を支払い可能な金額で手に入れる手段として既存住宅+リフォームの需要が増えてきています。中住宅リフォームに条件を満たせばフラット35が利用できるようになったことも追い風になりますし、中古住宅流通+リフォームを2020年には20兆円にするという国の政策とも合致しています。

 時代の表層は動きますが、地域の工務店・リフォーム会社においては、お客様との絆を他社との優位性にまでもっていき、それをアピールしていくことが最も経営を安定させる要因であることは変わらないどころか、ますます重要性が高まっていくと思います。

 今年も「絆づくり支援」のSHIPとして精進していきます。
 よろしくお願いします。

2012 01 05 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.04

神田明神に初詣 4 Jan 2012

120104b

 雪の秋田から東京に帰ってきて、神田明神に初詣をしました。

 もともと由緒ある神社ではありますが、私の記憶では209年のお正月から急激に混み始めたような気がします。リーマン・ショックの直後ですね。みんな神頼みに真剣になってきて、江戸総鎮守・神田明神に参るようになったのでしょうか。

 ここに祀られている神様はオールスター級でほとんどの祈願を受け付けてくれるかのようです。私は毎年、お願い事をしたくなる自分を制して(笑)、背筋を伸ばし、今年も健康でみんなと仕事ができることに感謝し、今年の仕事の誓いを述べさせていただくことにしております。明日からいよいよ仕事始めです。

 大己貴命(おおなむちのみこと)だいこく様。縁結びの神様。
 少名彦命(すくなひこのみこと) えびす様。商売繁昌の神様。
 平将門(たいらまさかど) まさかど様。除災厄除の神様。延慶2年(1309)にご奉祀。

120104a

2012 01 04 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.02

ニッポンのジレンマともし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら 2 Jan 2012

 昨晩 見るともなしに「新世代が解く!ニッポンのジレンマ~震災の年から希望の年へ」というのNHKの番組を見ました。「絶望世代」というような言葉が最近多く使われるのを見ますが、その世代の論客たちの討論番組でした。

 とても聡明な出演者の話は聡明でない私にもわかりやすいものでした。

 ○日本のシステムはOSを取り替える時期
 ○自分たちは一人一票の投票をベースにした民主主義社会ではマイノリティであり、今のシステムでは世代間格差はなくならない
 ○国に期待するのはやめたほうがいいし、国は警察や本当の弱者保護などの最低限の役割を果たせばよい
 ○公共の決定のプロセスはオープンにして可視化してもらい、判断はそれぞれがすればよい
 ○一人ひとりが責任を持って勉強しなければならない

 システムは立ち行かなくなれば、それを破壊するパワーが現れ更新されていくのだと思います。明治維新もそんなパワーゲームのひとつだったし、敗戦もある意味ではそうだったのだと思います。近未来に現行システムの「破壊」が起こっても不思議ではありません。

 今考えられる破壊が起こるとどうなるかについて、参考になる本を年末に読みました。
 もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら という漫画仕立ての近未来フィクションです。

120102a  すでにGDPの2倍以上の国債残高がある日本において、国債引受の未達から国債の暴落が始まります。国債を大量に保有している銀行が取り付け騒ぎになり、円は下がり、物価は急激なインフレになり大混乱になります。その時に総理大臣として采配を振るうのが小泉進次郎、小泉純一郎元総理の息子です。彼はフリードマンの「資本主義と自由」で提案された14の政策を現代の日本にアレンジして下記のような政策を実行しようとします。

 1,農業補助金の廃止
 2,関税の撤廃
 3,最低賃金の廃止
 4,企業に対する規制の撤廃
 5,政府による電波の割り当ての廃止
 6,公的年金の廃止
 7,職業免許の廃止
 8,教育バウチャー〈奨学金で公立も私立も同じ学費にすること)
 9,郵政民営化
 10,負の所得税〈最低年収を下回る人からは税も取らず、逆に行政から金をあげる仕組み)

 もちろん野党は大反対で国会は空転し、IMFの介入を招くことになり、小泉総理は父は郵政民営化を選挙で問うたように敢然と選挙で決着させようとします。結果は小泉総理の大勝で、破壊が行われるという話です。

 選挙があるので、誰も既得権益には切り込む上記のような政策を言う人はいませんが、実際の政策論争の中でこのフィクションの小泉進次郎総理のような人が出てきて、議論が活性化してくれないかなとは思います。

2012 01 02 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2012.01.01

あけましておめでとうございます 1 Jan 2012

 新年あけましておめでとうございます
 みんなが無事で2012年を迎えられたことを感謝します。ありがとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。 

120101a

120101b_2 

 私は秋田の実家にいます。雪は積もっていますが穏やかなお正月です。一年の計は元旦にあると言いますが、私は家族とお参りして、スキーに行って温泉に入って夕食を囲むという一日でした。ついでに書くと昨日もスキー・温泉・正月準備・夕食・紅白歌合戦と緩んだ日々です(笑)。

 災後1年の2012年の元旦のブログは、猪苗代湖ズを貼りつけて始めます。

 故郷秋田の身近な風景はこの魚でしょうか。魚へんに神と書いて鰰(ハタハタ)と読みます。

120101c_2

Wikipediaから転載しますが
===
1970年代までは秋田県において大量に水揚げされ、きわめて安く流通していた。あまりの安さに、一般家庭でも箱単位で買うのが普通であった。冬の初めに大量に買ったハタハタを、各家庭で塩漬けや味噌漬けにして冬の間のタンパク源として食べていた。1980年代に急激に漁獲量が減ったものの、1992年9月から1995年8月まで全面禁漁を行ったことも影響したのかここ数年は産卵のため浜に大量に押し寄せて来る姿が見られ、当時の賑わいを取り戻したが遊漁者の転落死亡事故が多発するなどの問題も発生している[1]。
===
 私もこの「あまりの安さ」は覚えています。冬は毎日ハタハタが食卓に上がっていました。地域が多彩に輝き、地域産業が活性化するように、私達は地域密着産業である住宅リフォーム企業をサポートしていきます。

2012 01 01 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック