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2011.05.31

逆風だから 風を読んで進む 31 May 2011

 月末はPDCAの「C」と「A」の日。今期のハードルを上げた事業計画に対し、定性項目をじっくりとチェックしていきます。継続的な取り組みをリードしていくのが私の仕事です。今回はHaLAフォーラムの講演を全員で見ての気づきのシェアを行いました。いまさらですが、「チームで個人個人の長所の組み合わせを行って、成果を達成していく」ということが良い会社になっていくための方策だということがあらためてわかりました。

 大きな流れでは政治・経済は逆風が吹いてきています。国債の格下げ懸念と有効求人倍率が17ヶ月ぶりの悪化というニュースが今日報道されています。政治は「総理やめろ」はわからないではないですが代わろうとする人が何をするかが表明されないまま不信任案が提出されています。外部視線というか、外国から見たら「???」の連続ですかから、日本ブランドは間接的に毀損し、その影響は国内経済に大きなマイナスとして作用します。

 会議の最後は、被災地で撮った映像をみてもらいました。東京にいる私たちに本当に求められるのは、国内経済をブンブン回すことに貢献することです。住宅リフォームは今年も成長しています。一生に一度、家を建てる文化から、既存住宅をライフサイクルに合わせて10年に一回はリフォームする時代になることを進めるのが当面の私たちの仕事です。

 来月は電力会社主催セミナーを含めると6箇所でセミナーを開催させていただきますが、逆風だから風を読んで進めるよう、住宅会社さんに勇気をもってリフォーム業に取り組める情報を提供していきます。

http://www.shipinc.co.jp/srs

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日本国債、格下げ方向で見直し ムーディーズ
財政健全化への対応疑問視
2011/5/31 12:06
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E1E3E2E3E58DE1E3E2E7E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは31日、日本国債の格付けを現行の「Aa2」(ダブルAに相当)から引き下げ方向で見直すと発表した。東日本大震災で経済見通しが悪化したうえ、財政健全化に向けた政府の対応を疑問視している。政府が提案する税制改革案などを見極め、今後3カ月程度で格下げの是非を検討する。

 ムーディーズは今年2月に格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更していた。発表文では「現在の政策の枠組みでは財政赤字削減を達成できない」と指摘した。

 日本国債の格付け見通しを巡っては、4月にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、27日にフィッチ・レーティングスが「ネガティブ」に変更している。
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有効求人倍率:17カ月ぶり悪化、0.61倍に
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110531k0000e020003000c.html?toptopic=tab3_text
 厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント低下して0.61倍となった。悪化はリーマン・ショックの影響が残る09年11月以来、17カ月ぶり。有効求人数(同)が160万人で前月比1.7%減少する一方、有効求職者数(同)は1.8%増の262万人。厚労省は「東日本大震災の影響で部品調達難が強まり、被災地以外の雇用情勢も悪化した」と分析している。

 有効求人倍率はハローワークの求職者1人当たりの求人件数。4月に新規で受け付けた求人分を示す新規求人倍率(同)は0.95倍と、前月より0.03ポイント低下した。岩手、宮城、福島の被災3県でみると、新規求人数(同)は、岩手7987人(前月比39.9%増)▽宮城1万5223人(同72.2%増)▽福島1万1633人(同65.5%増)--と大幅に増加した。

 しかし、3県の新規求職者数(同)は岩手1万4532人(前月比86.7%増)▽宮城2万3755人(同143.1%増)▽福島1万5636人(同75.7%増)--と求人を大きく上回った。被災直後の3月に比べ雇用の場は増えているものの、被災地で職を求める人の急増に追いついていない状況だ。

 一方、総務省が31日発表した労働力調査によると、東日本大震災の影響で調査できなかった岩手、宮城、福島3県を除いた4月の完全失業率(季節調整値)は前月より0.1ポイント増の4.7%と6カ月ぶりに悪化した。男の完全失業率(同)は前月と横ばいの5.0%、女は前月比0.1ポイント増の4.2%だった。

 厚労省は併せて、5月27日現在の被災3県の雇用状況も発表。震災翌日の12日以降に失業手当の受給手続きを始めた人は前年同期比2.3倍の11万4608人に上った。被災者を対象とした有効求人数は4万1731人分で、このうち3県以外からの求人が3万7628人を占めている。【鈴木直】

毎日新聞 2011年5月31日 9時42分(最終更新 5月31日 13時36分)
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2011 05 31 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.30

消費税増税を既存住宅活用市場への切り替えのきっかけに 30 May 2011

 自分たちが外からどのように見られているかを想像する外部視点というのが企業の場合でも大事なのですが、国という単位で考えると「日本国民は何をやっているんだろう???」ということにしかならないんだろうと思います。

 先週コンサルタントの方がご来社されて、顧問先の製造業の役員が「これで(震災)海外移転する大義名分ができた」と言っていたということが話題になりましたが、製造業の経営者の立場では、高コストの雇用、物流の問題、国内市場の縮小傾向に加えて、電力の不安定性まで懸念される状況では、論理的に考えればとるべき手段は限られます。

 消費税10%案、6月に決定…首相方針
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110529-OYT1T00820.htm

 いつも一定のホット見込客がいる住宅業の場合は、消費税増税はかけこみ需要を呼びこみ、一瞬景気を後押しすることになると思いますが、その後は大きな停滞がこれまでよりも長く続くと思われます。すでに850万戸も空き家がある状況で新築分譲がそのときは更に売り出され、そして売れてしまって、その後は空き家が続々と増えていく様子が、誰にでも想像できますが、それを避けるためには新築ではなく、リフォームに優遇税制を敷いて、もともと国土交通相が2020年には20兆円市場にすると明言していた既存住宅の流通とリフォームが進むように仕掛けをしておく必要があると思います。

 電気料金値上げ、消費税10%、さらに進む国内市場縮小に対して、住宅を負のストックにしないためにも、既存住宅活用市場を本気で立ち上げるタイミングだと思います。 

2011 05 30 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.29

菅谷松本市長の体験を生かそう 29 May 2011

 菅谷松本市長はチェルノブイリ原発事故で放射能汚染に見舞われたベラルーシに、甲状腺癌の医師として5年間ボランティアで赴任して、現地の状況を体験してきました。

 Youtubeにアップされている3月22日の会見では、何が起こったのかを「事実」として述べられています。
 http://www.youtube.com/watch?v=GDorB4NBnNg&feature=player_embedded
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 「チェルノブイリで子供たちの甲状腺癌が増加したのは、事故から5年後。事故前の発症率はチェルノブイリでも100万人に一人か二人。それが100倍になったり、130倍になったり。だから将来のことを考えれば、パニックではなく風評でもなく事実として抑えておくべき。そのためにも早くに放射線報道をすべき。
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 こうした「事実」が対策すべき層の人に伝わっていないことが別のサイトでの記載からもわかります。
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/87adf82c8e8e79c78d307293e4538587/page/2/
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110529a  私は放射線の専門家ではないが、ベラルーシでの経験から今回の暫定基準値をどう思うか聞きたいと言われ、出席した。机の上で考える研究者というのは、どうしても現実味がないから甘い。農業生産者の立場を考えて、基準を「緩やかに」という人も委員にいて、彼らの考えもわかる。だが、私は「子どもや妊産婦の命を守るためにも、基準は厳しいほうに置いたほうがいい」と言った。チェルノブイリでは、小児の甲状腺がん患者が急増したのは事故から5年後だ(下グラフ)。

 委員の中には「甲状腺がんはたちがいいがんだから、大したことはない」と言う人もいたので、思わず「ちょっと待ってください」と。5歳、10歳で手術を受けた子どもたちを考えてみてほしい。家族も「なぜ汚染された野菜を食べさせてしまったのか」と後悔が付きまとう。そんな現実を委員たちは知らない。

 私がいなかったら、「甲状腺がんは大したことはない」で通ってしまったのではないか。放射線の専門家は個々の被害者のケースを考えない。みんな統計で集団として扱ってしまう。国民一人ひとりのレベルで考えてもらわないと困る。
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 人類が未体験の経験が進んでいますが、15歳以下の子供に関するケアが必要なことは体験済です。身体に放射性物質を取り込まないための手段を、移住からマスク徹底着用・室外活動の制限、それに伴う学校への空調設備の設置・危険なおそれのある食物の制限など何段階か設定して、このような目的に特化した義捐金や受け入れ先表明などが必要なのかもしれません。

2011 05 29 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.28

田中優さんの「原発に頼らない社会へ」 28 May 2011

 田中優さんの6月の講演スケジュールがアップされています。
 http://tanakayu.blogspot.com/2011/05/20116.html

 3月11日以降、毎日のようにどこかで講演にひっぱりだこです。HaLA会員さんからも「友達を誘って行ってきました」という連絡もよくあります。 
 
110528a  新著「原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる」を読みました。私が田中さんに共感するのは、問題解決において、おカネを直視していることです。もう少し正確にいえば、おカネの回転を様々に絡まった問題の解決策として機能させようとしている姿勢です。
 有効なアイデアも揚げ足を取られそうなものものもあると思いますが、それらを決め付けないで同じ方向であれば組み合わせでどんどん実行していくことで活路が拓けていくとイメージしているところが私は好きです。いつも「決定打的方法探し」をしている人とは対極の柔軟さです。

 さて、「原発に頼らない社会」も様々な面がありますが、最もストレートな電気の問題について、本書では下記のように述べられています。

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 電気の供給は、3つの仕事に分けて考えることができる。「発電」「送電」「配電」だ。「発電」事業は誰がやってもいい。(中略)「配電」もまた、有資格者であれば誰がやってもいい。しかし「送電」だけは話が別だ。
 (中略)実際には地域内で発電した電気を地域内で供給した方が、温暖化防止になるばかりでなく、地域経済の活性化にもつながっていくのだ。(142P~143P)
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 送電線を公共にして、発電事業を開放し、スマートグリッドでコントロールし、電気を自由に選択するようにして地域の人は地域の電力会社を選ぶような企業努力を促す。3月11日以来、エネルギーに関しては様々な議論がありますが、私は順番としてはこの仕組の選択か否かが第一番の議論だろうと思います。これが先に決まれば、発電手段がメガソーラーであろうと火力であろうと原子力であろうと、それはコストも含めたマーケティングの問題になると思います。

2011 05 28 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.27

物資送付で支援するのに理想的なサイト 27 May 2011 

 以前被災地に物資を送ったときに、この送料がもったいないし、本当に欲しいものなのかなと感じたことがありましたが、「復興市場」というサイトは、被災者が必要なものを被災地のお店から送るという仕組みになっていて、素敵です。

被災地への支援物資を被災地の商店から購入できます。

「復興市場」は、支援物資を被災地のお店から購入して被災者へ届ける通販サイト、支援物資のオンラインショップです。
皆さまのご支援が「人々の暮らしの再建」と「町の復興」その両方へ同時に活かされます。
詳しくは「支援のしくみ」をご覧ください。

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2011.05.26

HaLAフォーラムの義捐金を日本赤十字社に寄付完了しました 26 May 2011

110526a  23日開催のHaLAフォーラムでご協力いただきました義捐金を本日全額を日本赤十字社に寄付させていただきました。ありがとうございました。 

 被災地支援は今後も会社としても個人としても継続して様々な形で行って参ります。日本赤十字社員登録したり、ふるさと納税を行ったする公的なもの、ボランティア企画に直接間接的に参加する私的なもの、やれることはたくさんあると思います。

 HaLAフォーラムでご講演いただいた水俣浮浪雲工房の金刺さんが福島県いわき市に行ってきたそうです。いろんな問題が顕在化しているようです。弊社が非営利事業として進めている「安全水計画」についても現場で感じられたことを送っていただきました。

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 今後、気温が上がるにつれて水分補給の問題も大きな問題になりそうです。特に高齢者の脱水症は、大きな問題になりそうです。小松さんのやろうとしている逆浸透膜浄水器が、公共施設やその他あちらこちらに設置されていて、いつでも、安心できる水が簡単に手に入る状況があればなと思いました。

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2011.05.25

OECD幸福度指標 日本は生活満足度40%どまり 25 May 2011

 今朝の日経記事ですが、OECD幸福度調査が載っていました。豊かさの指数で加盟各国に比較して上位であるにも関わらず、生活満足度は低いという調査結果でした。

日本人、豊かでも生活に不満 OECD幸福度指標
満足40%どまり、加盟国平均は59%
2011/5/24 17:21 http://tinyurl.com/3c8z6kj

 【パリ=古谷茂久】経済協力開発機構(OECD)は24日、加盟各国の国民の暮らしの「幸福度」を新指標を使って評価した結果を公表した。日本は家計や雇用、高等教育、健康など多くの指標で平均を上回る位置につけたものの生活への満足度は低く、豊かな暮らしのなかにも不満を抱えながら生活する日本人の姿が浮き彫りとなった。

 同日、パリで開いたOECD設立50周年記念行事にあわせて発表された。経済面でみると日本人の家計可処分所得はOECD平均を上回り、さらに家計資産は同平均の約2倍と恵まれていた。

 15~64歳までの労働年齢人口で有給の仕事に就いている日本人は約70%。OECD平均の65%を超えた。失業率も同平均より低かった。また日本人の年間労働時間は1714時間とOECD平均の1739時間より少なく、指標からみると日本人の働く環境は悪くはない。

 教育面では、日本人の学歴や読解力はOECD内の上位に入った。平均寿命は82.7歳と加盟国中最も長かった。OECDは日本について「多くの幸福指標で平均以上」と高く評価している。

 一方、生活に満足している日本人は40%にとどまり、平均の59%を大きく下回った。満足度はデンマーク(90%)やフィンランド(86%)、ノルウェー(84%)など北欧で高い。日本より低いのは韓国(36%)や旧東欧諸国だった。

 OECDは国内総生産(GDP)に代わり国民の幸福の尺度となる新指標づくりを進めており、今回の公表結果もその一環。
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110525b_2  HaLAフォーラムなどでも、いくつかの幸福度調査の結果を資料として提示しますが、概ね毎回このような感じです。幸福の政治経済学という本の中では、日本人の一人当たりGDPと生活満足度が乖離していく様子が紹介されています。

 大人はひとりひとりそれぞれの立場で、この課題を自分のこととして考えるところから始まると思います。HaLA(ハッピーライフアライアンス)はそんな意識から始まりました。私はこの場を通して、しつこくこの課題解決を追求していこうと思っています。

2011 05 25 [ハッピーライフアライアンス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.24

働く幸せを感じる職場を創る 24 May 2011

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 第11回HaLAフォーラム、お二人目の講演者は、船井総研の石田和之さん。社員満足度向上をテーマにしているHaLAフォーラムで、雇用とか職場というテーマで企画を組立てようと考えたときに、働くしあわせプロジェクトの石田さんのことを思い浮かびました。

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 石田さんは障碍者雇用を、船井幸雄さんの「人間性と自然の摂理にのっとった経営」という考え方をベースに「一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にすることである」とのネットトヨタの横田英毅氏の言葉を引用して表現されていました。

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 「この世に生を受けた生命を輝かせること」、これが障碍がある人もない人も働く幸せを感じられる職場を創るということなのだと理解しました。

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 社内でも再度、この学びを振り返ってどのように職場に取り入れていくか、ディスカッションをしていこうと思います。

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 続いて会員発表「語り継ぐ経営」です。群馬県の四季の住まい様ですが、所用で来られなかった小井土社長の代理で悴田常務から、価値観の共有のために作ったムービーでこれから社員研修などにも活用していく旨をお話いただき上映させていただきました。

 今回のお土産は東北の杉からできた はがき でした。1枚につき、100円を被災地支援を行っているmoretreesと東海大大学に寄付されます。

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 ここで弊社側の「慣れ」が出て、イベントの流れを止めてしまったところは責任者として大いに反省です。

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 第二部は交流会。被災地の青森・岩手から、それぞれササキハウジングカンパニー佐々木社長・小笠原さん、リフォームの鬼石川社長に震災当日の話、現地の現状と声、これから何をしてほしいのかのリクエストをいただきました。

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 「東京の人たちがこれを機会に東北にきて、楽しんでお金を落としていってくれるのがまずは被災地支援になると思う」というお言葉には同感です。ボランティアを兼ねた社員旅行なども企画される会社もでてくると思います。

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 また5月23日は石川社長の50歳の誕生日でした。震災以来、夜は地元・東北の日本酒に切り替えたという石川社長に、メッセージ入り南部美人を贈らせていただき、ポーズは「50歳!」です。

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 講演内容と関連して、実際に障碍者雇用に取り組んでいるビーテックの樋口社長と木之本さんにご登壇いただき、ご経験を話していただきました。まずは木之本さんの挨拶からでしたが、多少聞き取りにくい挨拶でした。樋口社長が障碍者雇用に取り組もうと社会福祉施設の窓口に行ったときには、詐欺師と疑われたそうです。そういう人も少なくないのでしょうが、樋口社長のお話を聞いていると、本当に普通に木之本さんに接していることがわかります。もちろん仕事もやってもらうし、一緒に飲みに行くし、チラシなどに「利用する」とも言います。木之本さんにとってもその方が仕事で頼りにされているし、役に立っている実感があることがわかります。

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 石田さんからも質問いただき、講演の補足のような展開になりました。

 さて第11回の締めは、三条の山松木材松永社長。

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 3ヶ月に一度の再会は、いつものように二次会・三次会と進むのですが、松永社長がFaceBookにアップしていた二次会締め写真を掲載してこの報告は終りにします。

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 第11回HaLAフォーラムにご参加いただきありがとうございました。今日のイベントを通じて、多くの皆さんが「働く幸せを感じる職場を創ろう」と思われたことでしょう。私はそんな一人ひとりの気持ちが最高の復興支援だと確信しました。 

 講演録は後日、Www.halajp.org にアップされます。振り返りや社内研修にお使いください。

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2011.05.23

第11回HaLAフォーラム開催しました 23 May 2011

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 第11回HaLAフォーラム開催しました。

 第1回はリーマンショックの毒が顕著に回り始めた2008年11月の開催でした。企画そのものは6月くらいだったでしょうか、アクティブ感動引越センターの猪股さんや角田先生といろんな議論をしているうちに、人口減少の中で中小企業、、特に地方の中小企業は市場縮小で危機を迎える。しかし拡大する市場もある。それは「絆・感動」といった幸福感を求める欲求だ。一社単独では難しくても、幸福感を創造する企業連合を作っていくことで強みを強く弱みを補うことで、ゆりかごから墓場まで感動にあふれた地域社会を作っていく方向にシフトしていこう。これがHaLA(ハッピーライフアライアンス)のスタートでした。

 あれから11回を重ねることになったのですが、今回は10回と11回の間に東日本大震災がありました。
 東京でも揺れは激しく、停電になり、電車は止まり、もしかしたら阪神大震災のようなことが起こったのではないかと思ったのですが、テレビからはその想像をはるかに上回る、津波により街ごとが飲み込まれ、なぎ倒される映像を言葉にならないまま見ることになりました。私も被災地を訪れましたが、被災された方はまさしくこの世の終わりを感じられたことと思います

 被災していない私ですが、震災後1週間、全国で停電が続き、ガソリンがなくなり、物流が止まり、電気は暗くなり、福島の原発事故の深刻さが予想される中、「これからどうなるんだろう」という不安と「子供たちにはこの社会を残していかないといけない」という想いが頭をぐるぐるとめぐったことを忘れられません。また、これから助けあって、シェアしあって、支えあって、みんなの幸福を実現していく世の中、つまりハッピーライフアライアンスでイメージした世界になっていくしかないのではないか、との確信も持ちました。

 お客様のハッピーライフ実現に みんなでそれぞれ一役買おう
 未来のこどもたちに美しい社会と環境を引き継ぐ為に みんなでそれぞれ一役買おう
 そして、働く仲間のハッピーライフの実現に みんなでそれぞれ一役買おう

 この理念をかみしめました。

 それにしても今回10回目の次に11回目が開催できる、この当たり前なことに本当に感謝です

 さて、今日の講演ですが、震災前に企画した内容ですが、このタイミングで最適なものになりました。震災復興のエネルギーの源は、ひとつひとつの「幸せを感じる職場」からだと思うからです。

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 水俣浮浪雲工房の金刺潤平さんは、1983年にボランティアスタッフとして水俣入りして、置き去りにされた胎児性水俣病患者から聞いた言葉から自分の使命を感じたと言います。

 「いろんな人がやってきて、いろいろ聞かれて、一生懸命答えた。でも、皆、聞いたら帰ってしまった。あなたはどうするの?」

 「自分たちで自分たちの居場所を作る」という考えのもと、紙漉きを行い、それを作家に書を描いてもらって販売することで自立支援の道を探りました。そんな活動で出会った水上勉氏との出会いから金刺さんの創作基本理念が生まれました。

 「いい材料からいい紙ができるのは当たり前、世の中に必要とか必要じゃないとかは、勝手に人間が決めているだけ。要らないものとして道端にほったらかしに去れて捨てられているものに魂を吹き込め。」 

 そんな活動から生まれてきたのが、いぐさの壁紙アイビーウォールでした。この壁紙が普及することで、いぐさ農家や水俣のハンディキャップのある人たりの職が支えられます。

 これからの東北および日本の復興も、こんな視点から始まるのではないでしょうか。大量生産によるモノづくりは新興国に勝てないと思います。生産地の想いと利用者・消費者の応援する気持ちを付加価値にした顔の見えるモノ作りです。

 SHIPでは、まずはアイビーウォールをリフォーム会社・工務店さんに紹介していくことで、応援していこうと思います。

2011 05 23 [ハッピーライフアライアンス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.22

遮熱塗料ガイナでの塗装事業立ち上げ 22 May 2011

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 今週のユーザー事例は、山口のスタジオセンスさん が、遮熱塗料ガイナで塗装事業を立ち上げたということを紹介しています。機能性能でお薦めし、施工後は温度を計測し続け、その証明をして、お客様にも喜んでいただき、次のお客様への説明資料にもなるということを繰り返しての事業立ち上げは、ご参考になると思います。昨年7月の実測データです。

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 ガイナを塗布したお客様からは次のような感想をいただいております。

「年間を通しての室内の温度変化が緩やかになりました。 おかげさまで冷暖房費の削減につながっていますし、 雨の日の雨音も静かになり年間を通してとても快適に過ごせる事が出来ています。」

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 ガイナですが、3月30日発行のペイント&コーティングジャーナルに、平成22年度遮熱塗料メーカーシェア(雑誌推計)の掲載がありましたが、昨年の遮熱塗料でのシェアは同率でトップだったようです。時流にあった商材だと思いますし、弊社ではこのガイナをどこよりも安い仕入れができるようお客様をサポートしてまいります。

2011 05 22 [地球とつながる住まいの会] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.21

WEHABなむくむくはうすデビュー 21 May 2011

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 東京ビッグサイトで開催さてた朝日住まいづくりフェアで、むくむくはうすがデビューしました。

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 むくむくはうすは、WEHABは,Water(水),Energy(エネルギー),Health(健康),Agricultural productivity(農業生産性),Biodiversity and ecosystem management(生物多様性と生態系管理)の頭文字を取ったものであり、具体的には 水を50%節約、グリーンネルギーを100%増やし、ゴミを50%削減、菜園を17%増やし、二酸化炭素を50%削減できる住まいづくりを目指し、スェーデンの環境コンサルタント、ペオ・エクベリ氏とのコラボレーションしたプロジェクトです。

 環境循環型の家づくりとは?
 ・ 地下の資源より地上の資源を使用すること
 ・ 自然に還すことができる以上に取らないこと
 ・ 建材は必ず産地のわかるものを使用すること 
   (FSC他環境ラベル認定建材を使用)

 主体は川崎市のリフォームプロ社と大阪のゆいまーるクラブです。企業姿勢を明らかにして、賛同者の応援のもとで発展成長していくビジネスモデルだと思います。まずはスタートおめでとうございます。

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2011.05.20

顧客理解力 20 May 2011

 大学では就職課で企業に合わせた面接の練習を行っているそうですが、今日のグループ面接に来られた学生さんは就職課から弊社のような業態はわからないと言われたそうです。顧客の業種を絞って、ソリューションサービスはITからマーケティング支援、材料供給まで広がっていくというモデルですので、確かに学生さんは何を準備したらいいのかわからないのかもしれません。

 最も大事な能力は「顧客理解力」です。

 「もしドラ」ではないですが、学生さんにとっての顧客とは?を考えると弊社に限らず面接対策になるのではないかと思います。

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2011.05.19

会計は保守的に 19 May 2011

 今月のSHIPリフォームセミナーは「これから景気の底が来る、そこで起こるリスクを回避する」というメッセージを強くしていますが、今日、1~3月のGDPが発表されましたが、「物価変動の影響を除いた実質成長率が前期比0.9%減、年率換算で3.7%減だった。マイナス成長は2四半期連続。東日本大震災によるサプライチェーン(供給網)の寸断の影響で設備投資が6四半期ぶりに減少した。個人消費は震災後の自粛ムードが広がり減少した。」(日経新聞)ということですが、時期としては90日間ある四半期期間の中の、3月11日以降の20日間の落ち込みがここまで影響したわけですから怖いことです。

 リスクに臆病になることと、リスクに果敢に挑むことは矛盾していません。リスクに鈍感であることがまずいわけですが、そういえば日経ビジネスに放射線の危険な場所の調査をするロボットの話が載っていました。

 福島原発施設の屋内調査には、アメリカ製のロボットが使われました。「日本はロボット先進国ではなかったのか」と多くの人は思ったのですが、日本製ロボットが使えなかったのは、技術力のせいではありません。当初は先行していた技術でしたが「原子力発電所は安全だ」という「空気」のために、ロボットを開発・進化させる予算がとれなくなったということがこのタイミングで日本製ロボットが出動できない理由だそうです。

 会社としてはまずは会計を徹底的に保守的にすることだと思います。早期回収が見込めないあやしげな債権はないものと思った方がいいです。税務的には難しいですが会計的には取り消して、「ないものをあると思うことをやめること」をおすすめします。

 「最悪の場合どうなるか?」、まずはその事態のイメージから逃げないこと、その上でその対策も打っておくこと。当たり前のことですが、こういうコストを出すために、本業でのお役立ちを頑張らないといけませんね。

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2011.05.18

安全な水を届けたいという想い 18 May 2011

 神奈川県のお茶や東京多摩地区の野菜からから放射線が検出されています。空には境がないですから、県境、国境を超えて影響は広がっていきます。

 3月23日に東京の金町浄水場から放射性ヨウ素が1kgあたり乳児の暫定基準値である100ベクレルを超える210ベクレル検出されたという発表は大騒ぎになりました。今日ネットで騒がしいのは、検出されても不検出とみなされることです。記事は下記になります。雨の影響が大きいのは、空中や地表に放射性物質が多いからなのでしょうね。

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東京都の水道水中の放射能調査結果→測定値が概ね0.2Bq/kg未満の場合は「ND(不検出)」と表示
http://infosecurity.jp/archives/10337
Posted 5月 17th 2011

東京都健康安全研究センターが測定している蛇口からの水道水、降下物に関する「ND(不検出)」の考え方を公表している。
健康安全研究センターによると、現在の測定状況においては、水道水は測定値が概ね0.2Bq/kg未満の場合は「ND(不検出)」と表示するという。
降水の有無等によって影響を受け、水道水に比べて測定値や測定誤差の変動が大きくなる降下物は、現在の測定状況においては、測定値が雨の影響が無い場合で概ね3Bq/M2未満、雨の影響がある場合で概ね50Bq/M2未満の場合は「ND(不検出)」と表示するという。
測定には測定誤差があり、測定値がその測定誤差の3倍より小さい値の場合には、結果を数値として示すと正確さを欠く可能性があるため、「ND(不検出)」と表示することになっているということです。
浄水場の水質検査
一方、東京都立産業技術研究センターが都内3ヵ所の浄水場の水質検査を依頼し、調査結果を発表しているが、都民に動揺を与えないため、1kgあたり20ベクレル以下の場合には放射性物質が検出されても不検出として報告するよう指示が出されていたと週刊現代が伝えている。
===

 水が心配な人は、口に入る可能性のある水を由来の安全な水にするか、逆浸透膜浄水器を購入してそれを通した水にするかです。前者はペットボトル入の水を西日本や海外から送ってもらう手段になりますが、飲み水だけだったらコストとしても大丈夫と思いますが、野菜を洗ったり、煮炊きの水まですべて考えると後者になると思います。

110518a  私は会社にも自宅にも逆浸透膜浄水器を設置しています。逆浸透膜浄水器は設置費も入れると30万円くらいしますので、動機として自分のためだけで入れる人は少ないと思います。守りたい誰かのために安全な水を届けたいという人が集まれば、そんなに心配せずに今やるべきことに打ち込める人を増やしていくことができます。

 「人々が幸せになる住まいと暮らしの文化の創造」のための、ひとつのアクションをとっていこうと思っています。

 

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2011.05.15

陸前高田の希望の松と大船渡 15 May 2011

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 陸前高田は海に面して平地が広がってそこに街を形作っていたので、防砂・防風のため海岸には2キロに渡って松が植えられていたそうです。道路標識にも「高田松原」との記載がありました。その松林が津波によって根こそぎ持っていかれたのですが、1本(写真右奥)(だけ残りました。「希望の松」という名前がつけられ復興のシンボルになっています。
 近くの建物ですが、4階まで津波が襲ったのがわかります。階高2.5mとしても10mの津波が来たのです。

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 大船渡に移動して近藤さんを訪問しました。建築・リフォームと不動産を手がける堅実な会社ですが、地震当日はご夫婦でショッピングセンターの5階の店舗にいたので、お客様を避難させてから津波を屋上からずっと見ていたそうです。ショッピングセンター内で50人ほどの人がレスキュー隊に助けられるまで、そこで協力しあって待機していたそうです。

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 近藤さんのご自宅は無事でした。気仙大工の伝統的な和風建築は震度6の地震にも強かったのですが、問題は津波です。何と線路が防潮堤の役割をして、線路をはさんで海側と山側の明暗を分けたのです。近藤さんが指を指しているのは、昭和8年の津波がここまで来たという石碑です。先人はそれより海側には家を建てるな、という警告をしていただんだと言います。今回はそれをはるかに超えてきました。

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 大船渡市は企業の6割が被災して、ひとまず従業員を解雇して失業保険を受け取るようにしているそうです。これからどのように復興ビジョンが描かれるのか、事業者にとってはやはりそこが気になるところです。足りないものは「職人」ということでした。工事はあって、材料は届くようになっても職人がいない。仮設住宅の建築現場にも人がたくさん必要です。

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 ここでも昨日同様、餃子、支援物資お届け、ミニコンサート手伝いをする中で、全国から様々なボランティアの方々がいらっしゃっていることや、昨日同様、被災者の方々の暖かさを感じて、本来逆でしょうが、元気をもらって帰途につきました。

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2011.05.14

釜石と陸前高田 14 May 2011

 岩手北上のリフォームの鬼の石川社長の案内で、大槌町(町長が亡くなった被害の大きいところ)から釜石に避難している弊社ユーザー様宅を訪問。地震・津波当時の話、流されてしまったショールーム、避難所の暮らし、仕事のこと、地元の土木・建築業界のこと、借金の返済は少しは待ってもらえるけど減るわけではない現実、今の想いなどを聞かせてもらいました。職人は道具さえあれば、今は仕事があるので何とかなるけど、その道具や車がない人がたくさんいるそうです。私たちのサポートはそういうところに向けていくのも一案ですので、早速提案をさせていただきました。

 釜石は新日鉄があり比較的豊かな町だと聞いていましたが、津波の跡からはその姿がすっかり想像できなくなったところと、元のままのところと不思議なほど混在しています。

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 午後からは Pray For Japan の会場でもある陸前高田に向かいましたが、市街地だったところに入ると言葉を失いました。すっかり街が流されてしまっているのです。

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 会場である避難所で他のスタッフの方々と合流。会場は中学校ですが、グランドは仮設住宅、体育館は避難所、家庭科室のようなところが物資置き場と避難所本部です。そこで海外和僑会からの支援物資提供、大事マン立川さんの避難所でのミニコンサート。

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  負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
  駄目になりそうな時 それが一番大事
  負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
  涙見せてもいいよ それを忘れなければ

 立川さんが「何を言おうかいろいろ考えてたけど、街を見て全部すっとんでしまいました。皆さんと一緒にゼロからやり直します」とおっしゃったのが印象的でした。

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  最後は掛け声も上がって拍手が響き、会場が暖かくなりました。スタッフのミーティングでも「俺達の方が元気もらっちゃって申し訳ないね」と言う人がいましたが私も同じ感想を持ちました。そんなエネルギーを感じて「すごいな、復興できる!」、そう確信しました。

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2011.05.13

負けないものが勝つ 13 May 2011

110513a  「負けないものが勝つんだなぁ」とあらためて思いました。一度も負けたことのない雀鬼桜井章一氏のことを思い出しました。

 それは、東京和僑会フォーラムで聞いた伊藤忠商事中国総合研究所の古谷代表の講演でした。タイトルは「対中ビジネス戦略の基本視点」、つまり中国ビジネスで最も成功している日本企業のひとつである伊藤忠商事のビジネススタンスの中心に「リスク・リテラシー」を高めるということがあるという話でした。

 今回の震災では「想定外」という言葉でリスクが想定されていなかったことが報道されています。

 「起きて欲しくないものは考えようとしない、日本人は「最悪のシナリオ」を想定するのが苦手」

 とおっしゃっていました。井沢元彦氏の「言霊」にこのあたりの歴史が詳しく書かれていますので、興味ある方はご一読ください。
 1時間半ほどずっとリスクを聞いていると、なんだか気持ちが沈んできましたが、それはリスクリテラシーが低いことの表れなのだと思います。

 質疑応答で「伊藤忠商事は大企業なので、取引相手の情報などを得ることは容易だと思うが、中小企業は興信所さえどこが信用できるかわからない。どうしたらいいのか?」という質問がありました。答えは、

 「中国では伊藤忠なんて誰も知らなかった。零細企業と同じ。30年やっているから今は少しは知っている人もいるが。とにく調べること、知ってそうな人に聞くこと、それをあらゆる手段使ってやる。そうやって調べまくっても、ひっかかることもある。調べもしないで取引したら、失敗するのは当たり前。そんな社員には厳重にペナルティが与えられる」

 ということでした。

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2011.05.11

宇宙を感じて仕事をしよう 11 May 2011

110511a  より美しいもの、よりすばらしいもの、より調和したものを生み出そうという、きわめて創造的な愛のエネルギーが、この宇宙を形作っているのではないか、という想いを抱かざるをえません。
 そしてそのような愛のエネルギーが、私たち自身でもあるといえます。
 (中略)
 つまり私たちの本質は愛そのものであり、光そのものであるという考え方を選択することもできるのです。

 「宇宙を感じて仕事をしよう」(天野 敦之 著)の一節です。

 天野さんがHaLAフォーラムでご講演(講演録はこちらです:http://www.halajp.org/forum/8/amano.pdf)いただいたときもこのようなことを話されたことが印象的でした。
 
 今日は天野さんがこの著作を持ってご来社されました。パートナーとご一緒に税理士事務所を始めたそうです。

 「人を幸せにする会社」を創る税理士法人です。
 http://takagi-amano.jp/
 
 今の税理士事務所さんに満足されていない方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか? 全国区で対応可能だそうです。

 いろいろと相談させていただきましたが、本当に自然体でこだわりの無さに、教えられることが多かったです。

 天野さん、ありがとうございました。

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2011.05.10

建築家・隈研吾さんの「復興に向けて」 10 May 2011

 建築家・隈研吾さんの「復興に向けて」の聞き書きが毎日新聞サイトにアップされています。たいへん共感しましたので、その中心部分を引用させていただきます。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110510ddm008020088000c.html
===
20世紀は住宅を私有するという人々の欲望を、経済の成長エンジンとしてきた時代でもあります。アメリカを手本とし、日本は戦災復興と高度成長を成し遂げました。世紀後半にはヨーロッパでさえも政府が民間のデベロッパーに率先して土地を卸し、開発が進んでいます。21世紀に入ってからは、中国で不動産バブルが沸騰しています。

 しかし、私有を前提にしたアメリカ型の住宅は、自然に対抗し、他者との違いを競い合うための「砦(とりで)」にほかなりません。個々の住宅が「砦」と化すことで、日本の地域コミュニティーは崩壊していきました。家族が部屋を個別に私有することで、家庭内のコミュニティーも危機にさらされています。

 今回の震災による住宅復興で、こうした過ちを繰り返してはいけません。住民同士の絆を第一に考え、住民の間に垣根を築かない方策を探さなければなりません。
===

 「人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造する」が弊社が掲げているミッションです。その前提として、人々を幸せにしていない住まいのことをよく話題にするのですが、隈さんのように「私有」にまで踏み込んだ発想をしたことはありませんでした。最後は下記のように結ばれます。

===
戦後の日本人は自然の厳しさを忘れていた。だからこそ、災害にもろい住宅を私有することに価値を見いだしていたのではないでしょうか。建築はつくる人、住む人自身を映す鏡でもあります。関東大震災後に建てられた東京の同潤会アパートは住民のための仕事場も設けられ、コミュニティーが維持されました。どのような住宅を再建するか。日本人が試されています。
===

 財産権の問題もあるので、現存の住宅地を変えていくことは膨大な時間を要すると思いますが、復興の議論の中で報道されて、この機会に人口に膾炙していって欲しい考え方だと思います。

2011 05 10 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.09

行う必要のない仕事をやめることである 9 May 2011

 営業をしていると様々なトラブルも起こるのですが、起こったことは変えられないので、起こったことへの「対処」と「再発防止」と類似プロセスを持った事業の調査と未然対処が必要になります。再発防止策を起こした本人に起案させるとほとんどが「次から気をつけます」レベルになるので、誰かが根本的な再発防止を考えないと、同じことが何度も起こる「疲れる組織」になる可能性が高くなります。

 ピーター・ドラッカー氏の著作にしばしば登場する「行う必要のない仕事をやめることである」が再発防止策の答えの第一候補なのだと思います。その「プロセス」をやめられる方法を実行レベルで考える事がノウハウ向上の道です。。

 「手っ取り早く、効果的に生産性を向上させる方法は、何を行うべきかを明らかにすることである。そして、行う必要のない仕事をやめることである。」

 失敗しやすいプロセスを「行う必要のない仕事」に追い込む思考が頭の汗のかきどころです。

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2011.05.08

3.11 Pray for Japan に参加 8 May 2011

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 今日はSHIPメンバーの有志で代々木公園で、チャリティイベントのボランティアでした。サンプラザ中野くんはじめ有名アーティスト達が手弁当で参加して歌を歌って募金を呼びかけ、集まった募金は大阪王将さんが「愛の餃子カー」を岩手・宮城・福島に走らせ、被災地で暖かい餃子をふるまうという趣旨です。

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 趣旨に賛同いただき募金いただいた方にはシリコンバンドを贈らせていただきました。下記のような募金(支援金)隊。私も夕方から募金隊でしたが、普通の人たちが「少しでも、、、」というようなそぶりで、財布をあけて募金してくださる姿には感動していました。

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 出演者と記念写真も。

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 コンサートのクライマックスは、サンプラザ中野くんの「地震が来たら」。

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  募金総額約75万円と発表があり、コンサートが終わり、愛の餃子カーは被災地に向けて走りだすのを見送ってイベントは終了でした。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。支援活動は「この程度ではなぁ」という躊躇しない方がいいと思います。そのときできることの積み重ねが大きな力になるのではないでしょうか。

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2011.05.07

住宅:買い手の常識が変わった 7 May 2011

 また日経ビジネスですが、今週の特集は「不動産ショック」というタイトルで住宅市場が大震災を境にいかに変わりつつあるかをまとめています。例えば「買い手の常識が変わった」として以下をあげています。

1) 何よりも耐震力を重視
2) マンションは高層よりも低層
3) 湾岸の埋立地より台地
4) 「オール電化」は様子見
5) 職場から歩いて帰れる場所に

 これは一過性のことなのでしょうか?

 また不動産情報サービスを提供するアトラクターズ・ラボによると「さらに、持ち家、貸家、マンションなどを含めた住宅着工戸数全体は、震災の影響によって15万戸も減ると予測している。これは昨年度の新設住宅着工戸数81万9020戸の実に2割弱に上る」とあります。2011年の予想については下記のような記載があります。

===

2011年度の新築住宅着工戸数は東日本大震災の影響で11万5280戸減るという予測を、不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が2011年4月13日に明らかにした。同社シニアコンサルタントの松沢博さんによると、11年度の新築住宅着工戸数の予測は震災前には89万9200戸、現時点では12.8%少ない78万3920戸だ。

===

 このブログに何度も書いていることと重複しますが、「2008年には全国の空き家が700万戸を超え、東京都内の世帯数を上回った。活用されていない住宅ストックの比率を示す空き家率は13%に達する」とあります。新築に依存するビジネスモデルはとても難しくなってきたのです。

 住まいに対する価値観は所得の低減なども背景に変わりつつありましたが、この震災の影響による不況でさらに一気に意識転換が進みます。住まいへの出費額も含めたライフスタイルの多様化のニーズを満たすのには、既存住宅の活用が最も近道です。ここから先は、リフォームを安定的な事業基盤にして、新築も手がけるという、これまでとは反対のビジネスモデルに転換していく必要があります。

 国土交通省でも、現在10兆円(中古住宅4兆円+リフォーム6兆円)の中古住宅+リフォーム市場が、2020年までには20兆円市場に成長すると期待されています。成長市場にシフトしないと、どんな経営資源も宝の持ち腐れになってしまいます。

 リフォーム事業の課題解決を提案するSHIPリフォームセミナーは5月は16日から始まります。今月は名古屋・大阪・東京の3箇所開催です。

 お申し込みは こちらから 

 http://www.shipinc.co.jp/post_49.html

2011 05 07 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.06

逆浸透膜濾過による放射物質除去が日経ビジネスの記事で出ている 6 May 2011

 東日本大震災の被災地のお客様(リフォーム会社さん)は、どちらも引合いは溢れかえっています。資材の調達ができるところから次から次へと仕事をこなされているという印象です。現在の調達力は日頃の流通業者さんとの付き合い方で如実に差が出ているようです。また倒壊のおそれのある物件は、リフォームではなく解体の要請もあり、資材がなくても解体はできるので、解体をどんどん受注されている方もいらっしゃいます。

 瓦屋根の修理の需要が多いのですが、瓦職人が払底していて、いつ直せるか目処がつかないことが多いようです。これを機に瓦屋根は大幅に減少してしまうかもしれません。

 さて、今週の日経ビジネスに逆浸透膜浄水器(RO浄水器)が放射性物質を排除できた事例が掲載されています。

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 RO(逆浸透)膜濾過システムによる純粋供給機を手がける寺岡精工(東京都大田区)にあ、顧客のスーパーから問い合わせが殺到した。
 理論的に放射性物質を排除できることを確信していた同社は、当時最も高い数値が検出された福島県飯舘村の役場にかけあい、現地の水道水で濾過効果を検証。検査会社に測定してもらった結果、濾過されたRO水からは放射性物質が検出されなかった。(2011.5.9号7Pより引用)
 ===

 リフォーム会社さんは逆浸透膜浄水器を、自社で設置し、非常時の飲み水供給に備えたり、小さなお子様のいるお客様には「生活防衛の手段」として提案するときだと思います。

2011 05 06 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.05

岡本太郎展と東北 5 May 2011

110505b  ゴールデンウィークは東北に被災地支援のボランティアに出かけている人も多いと聞きます。子供の日の今日は、就職や進学で上京している甥や姪も一緒に岡本太郎展を見に行きました。

110505a  岡本太郎といえば、縄文の美の発見者であり、東北のなまはげ(秋田男鹿)や鹿踊り(岩手花巻)に縄文のエネルギーを発見した人でもあります。

 「縄文土器論を私は美学的な問題やただの文化論として書いたのではない。
 つまりこれから日本人がどういう人間像をとりもどすべきなのかということのポジティブな提言であり、またあまりにも形式的で惰性的な日本観に、激しく「ノー」を発言したのだ。いわゆる日本的と考えられている弥生式以来の農耕文化の伝統、近世からのワビ・サビ・シブミの平板で陰湿なパターンに対して、太々と明朗で強烈な、根源的感動をぶつける。」
 (1971年1月20日朝日新聞夕刊5面)

 岡本太郎氏が縄文のエネルギーにインスパイアされた絵を発表していたのは1960年代ですが、確かにそのころの高度成長期に乗り遅れた東北には、古代的エネルギーが脈々とわかりやすく残っていたのかもしれません。このブログでも何度か書きましたが、私も1970年の大阪万博をはさんで、農村の風景が変わったことを覚えています。

 今、東北に関してはある宿題をいただいていますが、現役世代や子供が減って、老人ばかりが目立つ東北の田舎は、近い将来の日本の姿そのものです。岡本太郎氏の展覧会を見て、この流れをもし打破できるとすれば、時を超えて残ってきた習俗や地域の根源的な文化に根ざしたものなのかもしれないと思いました。

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2011.05.04

震災後、はじめて「リフォーム」検索が前年比を上回った 4 May 2011

110504a  SHIPリフォームセミナーでは、「リフォーム需要の復活は震災後49日後から」と言いましたが、「リフォーム」の検索数で前年と比較したGoogleのデータによると、4月末で前年比とクロスし、5月からは前年比を超え始めました。資材不足は解消されていないようですが、何はともあれ生活者の需要が復興する気配がでてきてホッとしています。

 製造業の3月の数字が出てきましたが、この先半年ほど下り坂でしょうか。

 自動車大手8社の3月の自動車生産台数 前年比57.5%減の38万7567台で大幅減
 http://mrb.ne.jp/newscolumn/5196-2.html
 自動車主要8社が25日発表した3月の国内生産台数は、前年同月比57・5%減の計38万7567台と大幅に減少した。東日本大震災で操業が大きく縮小。トヨタ自動車は62・7%減の12万9491台、ホンダは62・9%減の3万4754台で、ともにすべての月を通して過去最低の台数となった。
===

 生活は電気の明るさを別とすれば、震災前のようになったのかなと思います。それを感じたのは、スーパーマーケットのレジ横に乾電池がたくさん置いてのを見たときでした。

 一方で、SHIPでも取り扱っているさいかい産業さんのペレットストーブですが、日経朝刊にも出ていました。以下は電子版より。

 さいかい産業、ペレットストーブ生産倍増 原油高にらむ
 2011/5/4 0:11日本経済新聞 電子版

 暖房機器を製造するさいかい産業(新潟市、山後春信社長)は今冬向けの木質ペレットを燃料に使う家庭用ストーブの生産量を、前のシーズンから倍増する。原油価格が高騰しており、木質ペレットの経済性が高まっているため、需要増に備えて生産を増やす。東日本大震災で電力供給への不安も高まっており、大量の電気を使うエアコンなどから転換する動きも出るとみている。

 これらの動きをどう読むか?

 連休明けからダッシュです。

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2011.05.03

僕が生まれた時のこと 3 May 2011

110503a  雨の祝日。一日中、自宅で作業中です。

 HaLAのテーマソングを作ってもらったソングレターアーティストの安達充さんから本を贈ってもらいました。「僕が生まれた時のこと」。何歳であっても、それぞれの立場で心に染み入る絵本(歌)だと思います。プレゼントに最適ですね。

 「あとがき」から引用します。
 
 『僕が生まれた時のこと』は、14曲目のソングレターです。
 2005年に福岡県飯塚市立大分小学校5年生の性教育の授業のためにつくりました。授業のテーマは「生命の大切さ~あなたがこの世に生まれてきてくれてありがとう」。歌の力を借りて、大切な「生命のメッセージ」を伝えたい、という想いからのリクエストでした。

 下記のYoutubeのアクセスがもうすぐ50万アクセスになろうとしています。

 安達さんにつくってもらった歌が流れる第11回HaLAフォーラムは23日(月)開催です。今回のテーマは「雇用」、障がい者も健常者も働く喜びを感じる職場つくりが出来れば良いなと思って企画しました。

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2011 05 03 [ハッピーライフアライアンス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2011.05.02

乗り越えた人の強さ 2 May 2011

 女子フィギュアスケート世界選手権で安藤美姫さんが優勝しました。十代の頃から注目を集め続け、オリンピックでも期待を一身に浴びてプレッシャーに苦しんだことは多くの日本人が知っていることです。常人には想像もつかないほどの重圧と二度のオリンピックを経て、今シーズンの彼女は「乗り越えた人の強さ」があったように感じます。普段はトップクラスの選手の演技はみていて「すごい!」とか「よく出来るなぁ!」と思うのですが、今回は見ていて「尊敬の念」が湧いてきました。

 インタビューで「スケートを通じて笑顔が戻ってくれればいい」というのもそうですが、ずっと東日本大震災の被災者への心遣いを口にしていた彼女が、表彰式で君が代をくちずさむ姿は美しかったですし、エグジビションで舞うレクイエムも今回はひときわ想いがこもっていたことでしょう。(Youtubeでは個人が撮影した動画がアップされていますのでリンクしておきます。)まさにそれぞれの立場でやれることを最高の状態で行うということですね。

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2011.05.01

すでに私たちにボールは投げられている 1 May 2011

110501a  小室直樹氏の「日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー」に、1840年代の英国におけるサー・ロバート・ピール首相と同じ保守党のディスレーリの論争が紹介されています。ディズレーリは穀物法を守ると言って選挙に勝ち政権に就いたのが保守党なのだから、情勢が変わって穀物法を廃止するのであれば、もともろ穀物法を廃止すると公約していた自由党に政権を譲り同法の廃止をさせるべきだと主張しました。ピール首相は「選挙の公約には反するかもしれないけれど、私は君主の信任を得ている。だから国家のために必要な政策は行う」と主張しましたが、ディズレーリはそもそも穀物法を維持すると言って農村紳士の支持を得たから選挙に勝ち、選挙に勝ったから君主は信任を授けたと言って論争になり、結局、内閣が総辞職せざるをえなくなりました。この事に関し、小室氏は下記のようにまとめています。

 まず第一に、選挙公約は飽くまでも守らなくてはならない。守れないなら下野すべし。このことに関しては、日本は、まだまだいい加減である。
 第二番目に、対立政党の政策を勝手に盗んではいけない。
 第三番目に、君主の信任があるという理由だけでは、政治権力を持ってはいけない、ということである。
 そして一番大事なことは、議会における論争によって国策や政権党が決まること。
 こうした立憲政治の前例は、ディズレーリの大演説によって確立された。(103Pより引用)

 マニフェストを次々と覆す現政権への違和感はここにあるんだなと読んでいて思いました。

 震災復興に莫大な予算が必要ですが、積み上がった国債発行残高、資材高騰、食糧危機、そして根本的な病のような少子高齢化にどのように立ち向かうか、結局は一人ひとりの国民にボールは投げられているのだと思います。

2011 05 01 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック