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2008.05.09
建築パニック 3度目が火を吹く日 9 May 2008
今週の日経ビジネスに「建築パニック 3度目が火を吹く日」というタイトルの記事がありました。
一度目は2005年11月に発覚した姉歯事件、建築確認申請を通過した既に居住者のいるマンションが耐震性能を偽装していることがわかったが修繕すべき販売主のヒューザーが破綻して購入者が大きな被害をこうむりました。
二度目はこれを契機にした改正建築基準法では、確認申請手続きが厳格化されすぎて、GDPを2008年10月から12月だけで0.3%押し下げ、周辺業界にもマイナスの影響を与えました。
三度目が2009年秋から始まる履行法/特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(平成19年法律第66号)(住宅瑕疵担保履行法)の施行に伴う保険・供託金の義務化による混乱を予想したものです。義務化されるのに、保険加入手続きに必要な検査員が足りないという問題が噴出するということです。
現在は年間20万棟が保険に入っているそうですが、この検査員が3200人、これが義務化に伴い保険の対象になる住宅は年間80万戸から90万戸と4倍になる見込みですが、検査員の数は5000人と1.5倍で行うということです。
(引用します) 保険検査が滞ると何が起こるのか。検査が通常、建物の基礎が出来上がった段階と、躯体が完成した時に実施する。そして、検査が終わらないと次の工程には進められない。つまり検査員の予定がつくまで工事は止めるしかないのだ。(日経ビジネス2008.5.12 P29)
こういう事態を避けるために、保険加入の代わりに瑕疵担保保証金の供託をするという方法があります。しかし、供託金はどれくらいの額になるかというと、(あくまでも政令で定めるということですが)
1戸 2,000万円(@2,000万円)
10戸 3,800万円(@380万円)
100戸 1億円(@100万円)
1000戸 1.8億円(@14万円)
10,000戸 4.4億円(@4万円)
基準日(3月31日、9月30日)ごとに過去10年間の供給戸数に応じて算定するそうですが、大手には有利、中小には不利に働くのではないかと思います。
2008 05 09 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク
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コメント
小浪さん
ご無沙汰です
そうですね
私もノスタルジーではなく
日本の住文化の継承が難しくなるような
危機感を持っています
お互い頑張りましょう
投稿者: こまつ (May 10, 2008 12:45:51 AM)
小松さん、ご無沙汰しています。昨日も200年住宅政策に関する勉強会を日創研で開催し100社近い工務店さんに学んでいただきましたが、調べれば調べる程、大手有利で中小零細工務店潰しの感が強い政策ですよね。姉歯問題に端を発し、国は本気で自社で補償ができない中小工務店を抹消しようと考えているのではないかと勘ぐりしてしまいます。超長期住宅先導的モデル事業が創設され、認定を受ければ1戸あたり200万の助成金を受けられる制度が先月11日からスタートしていてもほとんどの中小工務店は知りません。その間、大手は着実に認定申請をしています。ここは本気になって中小工務店に警笛を鳴らす必要があると考えています。詳しくは、またどこかで・・。
投稿者: 小浪です (May 9, 2008 11:54:15 PM)









