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2005.09.30
「信念を編集して、見せるってわけだな」 30 Sep 2005
9月最終日、上半期最終日でした。朝、久しぶりに水口健次先生にお会いし、来週の合同研修会のお打ち合わせと近況報告を行いました。その中でこの前船井総研の五十棲さんから聞いたオクタさんのことを話しました。リフォームで4000万円以上の契約をされたこと、お客様が決めた理由はオクタさんの信念「地球環境のために廃材をできるだけ出さない」考えに共感されて、新築ではなくリフォームに決めたらしい。
小 松「この方向だと思うんですよ」
水口先生「信念を編集して、見せるってわけだな」
さすが!
私は「編集」という言葉が好きです。新しい発想なんてそうあるもんじゃない。我々はそこらにあるものをお客様に合わせて編集する役割を担っています。
今日は午後から8時間30分にわたる全社会議。10テーマ以上のディスカッション・発表を通じて、私が伝えたかったのは、「お客様が変化していること」。変化しているお客様にはこれまでうまくいった方法は通じなくなるということ。
私たちのやるべきことはもっともっと信念(理念)を深化させること、お客様に伝わるのは、私たちの信念(理念)だけだということ。単品の提案から複合的なソリューションの提案、そしてそこに「編集した信念(理念)」を基礎として提示すること。そして随時現場から学ぶこと。
マーケティングの神様・水口健次先生によるSHIPリフォーム業合同研修会は10月10日(月)、キャンセルが出たため、月曜日午前中までに連絡の取れる人であれば、お申し込み可能です。場所は御殿場、後泊つきで参加費3万円(消費税込み)です。お申し込みはこちら。
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2005.09.29
秋の大勉強会 29 Sep 2005
セミナーとかイベントを主催したことのある人であれば、終了後のアンケートを読むのは、怖くもあり楽しみでもあり、という気持ちはおわかりいただけると思います。
「次回は社員にも出席させたい!」「おかげで先が見えた!」「時間が短かかった!」
こんな感じのものが多かったです。
私のとっては嬉しいアンケートでした。
さっき間違えて写真を消去してしまったので、とりあえず文字だけのアップになります(汗)。
10月25日10月度はいからモダン物語研修会の翌日26日も「大勉強会」を行います。
今回リクエストが多かった笹沢竜市ダーウィンシステム社長の「来店型セールスの極意」は再演決定! 今回ご出席の方、店長さんとか社員さんをご出席させてみてください。
技術コース「フォトシネマ講座」、「ライブ@インテリア特別講座(奥様をライブ@インテリアに登場」
デザインファクトリー視察会も再度行う予定です。
今回偶然かもしれないですが、複数の人からエクステリア・ガーデンの提案について聞かれました。興味ありますかね? やってみようかな。部屋の内側が自然素材になったら、庭もきれいにしたくなりますよね。
話が前後しますが、研修会で紹介したお話。マンションリフォームにおいては、フローリングのL値の問題をクリアしようとすると床が高くなりすぎて自然素材を避けざるをえないことが多いそうですが、はいからモダン物語では、L40、L45対応の薄いクッション材を今月お見せしましたが、来月には正式リリースできるよう準備しております。鉄筋コンクリートの密閉度の高いマンションこそが「ゼロホルム・はいからモダン物語リフォーム」を待っているような気が個人的にはしています。
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2005.09.28
ホスピタリティ研修 in Casita 28 Sep 2005
今月から定番化するホスピタリティ研修、講師がいるわけではなく、レストラン・カシータでまずは自分自身が「サービス」に感動する体験をすることによって、ご自身の会社にこられるお客様に『同じ気持ちを味わって欲しい、そしたら当社ではこんなサービスにして提供したい』と思うきっかけにしていただくことが目的です。目的は充分達した満足度の高い研修会でした。
着席のときから仕掛け満載で楽しいスタートになりました。何度も「え~っ」「ホンマかい!」という声が聞こえてきます。「わがままなオーダーしてみてくださいよ」と声をかけておいたのですが、コメット星さんが、メニューにはない「いか刺し」を頼んででてきたのが「いかソーメン」、「僕頼んだのと違うよ」と何気なく言ったら料理の責任者が「申し訳ございません」と出てこられました。「あれでもよかったんだけど、、」といいながら「いか刺し」を食べられた星さんが次に頼んだのが「たこ焼き」、30分くらいしたら立派な「たこ焼き」が目の前に並んでいました。
19時から始まった会も気がついたら23時、誰かが「あっと言う間だな、ひとつの店にこんなに長いこといて楽しいっていうのは初めてだな」とおっしゃっていたら、じゃ~んとエネジン中村さんの誕生日のキャンドルとフルーツ。感激のスピーチ。
『SHIPさんと出会って、お客様のしたい生活をプレゼンすることを教えてもらって、自分なりに一生懸命取り組んできてお客様に喜んでもらえるようになりました。それでわかったことは、これこそ自分の自分の「したい生活」「おくりたい人生」だったんだなということです、、』
私も感激でした。
ご出席者ブログ) 片山さん ・ 星さん ・ 中村さん ・ 前田さん
はいからモダン物語ホスピタリティ研修、次回は10月25日(火)19時から。お申し込みはこちら。
2005 09 28 [はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~, チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック
2005.09.27
9月度はいからモダン研修会 27 Sep 2005
参加者の方から 「何故はいからモダン物語システムと呼ぶのか、またフランチャイズとの違いがわかりました」と言っていただきました。中小リフォーム企業のブランド化は、伝説化であり、物語化です。何故なら、リフォーム業はサービス業だからです。サービスは一瞬一瞬が勝負です。
だから大事なのは「エピソード」です。小さな建材サンプルを手にとっても、そこにどれだけ経営理念を盛り込んだ「逸話」をお客様にお伝えできるか、どれだけお客様の興味を自社のフィールド内で共有できるか、その量と質のレベルアップが伝説を作って、クチからクチへ伝わっていくのだと思っています。
まだまだ課題は多いですが、住宅ストックに命を吹き込む重要な産業であるリフォーム業を、憧れの職業にするために、はいからモダン物語を日々バージョンアップしていきます。
10月度のはいからモダン物語システム研修会は、10月25日(火)です。
またはいからモダン物語システムにご興味ある方は、まずはセミナーにご来場ください。10月のご案内はこちらです。
【関連ブログ紹介】
2005 09 27 [はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.09.26
おすすめブック 26 Sep 2005
9月に読んだ本で人に勧めたくなったものを三冊紹介します。
「プロ経営者の条件」 グッドウィル・グループ会長 折口雅博氏著(徳間書店)
折口会長が防衛大学卒というのは何となく知っていましたが、父親の事業の失敗とそれを起因とする経済的な事情だったとは知りませんでした。
経営学というのは、売上最大・経費最小の目的に向かっての様々なオペレーションを教えてくれますが、経営学者が企業家にはなれません。企業家とは「事業の本質」を見抜いて、そこからお客様を創るシステムを構築する人です。「事業の本質」のことを折口会長は、ボーリングで例えると「センターピンを取る」と言っています。センターピンをはずしてストライクを取ることはできませんので、それがわからない人はプロ経営者ではないということでしょう。
【センターピン】
ジュリアナを成功させたのは、ディスコにとってのセンターピンが、他のディスコがやっきになって宣伝していた有名デザイナーが手がけたとか有名シェフの料理があるとか音楽のセンスがいいとかではなく、
”いつも大勢の人がいて、毎日盛り上がっていること”、すなわち「常に満員であること」
であることを見抜いていたからだといいます。だから無料招待券を配りまくって、メディアに露出を増やして、平日も満員にしたことが勝った理由でした。
では今もっとも目立っている介護事業のセンターピンは何か? 他の会社では「技術力」だといいます。しかし、介護を受ける人の立場に立てば「居心地の良さ」、思い入れ、ホスピタリティです。「技術」はひとりよがりになる傾向があります。あくまでもサービス業なのです。
【理念経営】
グッドウィルとコムスンには経営理念があり、様々なオペレーションはこの経営理念に従っています。前述のセンターピンのことも「物事の本質を見抜け、雑音に動じるな」と律しています。
グッドウィルグループ十訓
一、お客様の立場にたて、究極の満足を与えよ
一、夢と志を持ち、常にチャレンジせよ
一、困難の先に栄光がある、逆境を乗り越えよ
一、物事の本質を見抜け、雑音に動じるな
一、原因があるから結果がある、公正に判断せよ
一、積極果敢に攻めよ、守りは負けの始まりなり
一、スピードは力なり、変化をチャンスと思え
一、自身を持て、謙虚さと思いやりを持て
一、笑顔と共に明るくあれ
一、正しくないことをするな、常に正しいほうを選べ
介護事業のセンターピンは「尊厳と自立を守る」、これも「コムスンの誓い」に表現されています
コムスンの誓い
●私たちは、一人でも多くの高齢者の尊厳と自立を守り、お客様第一主義に徹します
●私たちは、明るい笑顔、愛する心、感謝の気持ちを大切にします
●私たちは、常にサービスマインドを心がけ、真心をこめて介護を行います
●私たちは、責任を持ってお客様のプライバシーを守ります
読後感は元気になる本だと思います。「可能性」に対して、自分も普段からポジティブな方ですが、次元のとても高いポジティブさに感銘を受けました。
「好き嫌いで人事」松井証券 代表取締役 松井 道夫著、日本実業出版社
松井証券の一人当たり経常利益額は1億5千万円なんだそうです。一昔前までは証券業界のブービーポジションだったそうですが「顧客から認められないコストを徹底的に省いた真の意味でのリストラクチャリング」を断行した結果、外交セールスを廃止し、株式委託手数料を大幅に引き下げ、インターネットに特化して今に至っているといいます。
この本は東証一部上場した松井証券をさらに成長軌道にのせる決意で書かれたものだと思いますが、私たち社外の人間が読んでも、バッサバッサと自分のぬるさや甘さを伐られるような感じがします。
【C to B to C、顧客中心主義】
いまビジネスの世界はIT革命により、集団から個へのパラダイム転換期にある。よく「BtoB」「BtoC」と言う。私に言わせれば、これは企業側の論理でしかない。正しくは「CtoBtoC」であり。起点も終点も、企業ではなく顧客の側にある。顧客が中心に存在する。本来は「CtoC」であればよく、企業はその間の存在するだけ。すなわち顧客同士の橋渡しをするところに企業の存在意義が生まれる。(前書きより)
この宇宙観がこれからどんなビジネスをしていくにしても共通して大事だと思います。この本は顧客中心主義経営のケーススタディですね。
【商人】
新時代のキーワードのひとつは「商人(アキンド)」だと思う。会社を構成する社員一人ひとりが、「商人」という意識をもたなければならないと思う。(83P)
別のページで「給料をもらって働く」ではなく「働いて給料をもらう」とあります。「プロ」しか必要でない時代になっていくのです。
これからの経営環境をすべての知りたい人にお勧めです。
人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか? 神田 昌典 (著)
前2冊で長くなりすぎたこともありますが(笑)、感想だけ書きます。「感動した!」コイズミ流。
葬式を盛大にやってくれという人、あるいは故人を偲んで盛大な葬式になる人もいます。この小説の実在の主人公は死の直前、友人たちに集まってもらって「フェアウェル アンド サンキューパーティ」を開催します。最後のスピーチは、、、。
生きる勇気が湧く本です。
これを含めて、ドイツ往復時、チキンシートの狭さを忘れるために面白そうな本を10冊持っていきました。苦痛を忘れるには快楽に没頭するしかありませんがそのことには成功しました(汗)。
2005 09 26 [小松おすすめの一冊] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.09.25
エコバウ・ツァーの私的まとめ「寄り添って生きる」25 Sep 2005
9月6日から断続的に書いてきたエコバウ・ツァーのまとめです。
耐久消費財のように購入直後から資産価値が下がるのが当たり前の日本の住宅は、資産価値があがっている欧米の住宅の実例とどのように違っていて、もし「住宅を資産」と捉えるのであればこれからどんなビジョンを持たなければならないかを論理的にしかも激しく訴えているのがNPO住宅生産性研究会の戸谷英世さん。戸谷さんは「持続可能な住宅(サスティナブルハウス)」という言葉であるべき姿を提唱されています。私はこのことに以前からとても共感しています。その構成要素は下記の4点です。
1 アフォーダブル (家計支出負担に納まること)
2 バリュアブル (デザイン・機能・性能に価値があること)
3 フレキシブル (ライフスタイル対応可能であること)
4 セイフティ・ヘルシー(健康・安全に配慮されていること)
また住宅は別の視点から見ると、3つの要素から成り立ちます。ひとつは外と内を隔てるシェルター部分、100年住宅とか言うときの耐久性を求められているのがここであり、サポートと呼びます。一方間仕切りや家具や設備など、変化・劣化もあり、住む人によってフレキシブルであるものをインフィルと呼びます。みっつめはもう少し大きな視点で、道路・公園・緑地・エネルギー供給・上下水道など、街のインフラ、これをアーバンティッシュと呼びます。下記の3層構造で住宅を捉えなおしてみましょう。
a)インフィル
b)サポート
c)アーバンティッシュ
20世紀の大量生産・大量廃棄の典型的なもののひとつが日本の住宅です。25年しか持たせずに、重さ約70~80トン(3~40トンが基礎や土間のコンクリート)の木造住宅を破壊廃棄してきました。さて、これが今後も続いていくでしょうか。言い方を変えると、続くことを許す社会であり続けるでしょうか。
小学生の頃読んだ星新一の「おーいでてこい」 はこんな話でした。
ある日街のはずれに穴が見つかりました。みつけた男が穴の底に向かって最初に「おーいでてこーい」と呼びかけますがこだまさえ聞こえません。そんな深い穴に次第に人々はゴミを捨て始めます。捨てても捨てても底は見えてきませんのでそこは一大廃棄場となって何でもかんでも捨て始めます。そしたらある日、空から声が聞こえて気ました。
「おーいでてこーい」。
時代の空気がLOHASの方に動いています。
これからの新築住宅における機能・性能的耐久性はかつての3倍にはなっているそうです。3倍持つということは、産業としては3分の1になるということでしょうか。それはたぶん違います。お金の使い方がもっと有効なものになるということです。
ではどこにビジネスチャンスがあるのか?
仮説ですが、人間の意識は下記のようになっていくのではないでしょうか。
・25年程度で廃棄してきた住宅のサポートはメンテナンスを望まれるようになる
・インフィルの交換で住む人のライフスタイルを楽しむようになる
・バリュアルブルの要素に、パッシブなエネルギー利用のための機能・性能が必須になる
・石化製品などの化学物質から健康を守るため自然素材利用によるセイフティ・ヘルシー傾向が高まる
リフォーム業にとっては、まさしくチャンスだと思います。しかし、こうした傾向はまだまだ潜在的です。顕在化してチャンスを掴むためには、経営者が意識を広げて、会社全体で勉強すること、そして顧客にプレゼンすることが必要です。SHIPはすべての点でサポートしていきます。
「もしも石油がなくなったら、、電気がこなくなったら、、、」
こうした悲観や不安は「石油をじゃんじゃん使えばいい」という楽観よりも良いことのように思います。
ほんの少し前までの社会では、人は大自然に大して「畏怖」の念を持っていました。「死」が隣り合わせだったからです。それが宗教観を育て、コミュニティを育て、モラルを維持する根源となっていました。
今回、ドイツで視察させていただいたエコ住宅の完成度の高いものは地域一帯で、エコ技術に投資をして、エコのコミュニティを運営していました。あの人たちは平均的な私達の意識よりも少しだけ「不安」に敏感で、現状に悲観的だったのかもしれません。
このままだと失われかねない「健康と環境」は、人々が寄り添って勝ち取っていくものになろうとしています。
21世紀、人々は再び、「寄り添って生きる」コミュニティを作っていくのだと思います。
向こう10年間のSHIPのサービスの展開が見えてきたように思います。
根幹は下記【SHIPのサービス】 。
生活者それぞれの住まいのライフスタイルをビジュアルな絵にするためのサービスです
絵にすることで、住まい手と作り手の間のギャップ (イメージ・コスト・工期など)が埋まって、良い住まいが生まれます
良い住まいは私たちみんなを幸せにします
みんなを幸せが私たちのサービスの目的です
参考書籍: 住宅は骨と皮とマシンからできている(野沢正光著 OM出版)
2005 09 25 [チームSHIPイズム~理念、教育、採用など~, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.09.24
クールビズ&ウォームビズ 24 Sep 2005
クールビズの次はウォームビズだそうです。クールビズのエネルギー貢献効果なども新聞に出ていましたが、経済効果として約1千億円、ウォームビズはその2倍以上、検証する気はないですが、興味ある方はこちらをどうぞ。いずれにせよ原油高とあわせてこれからは「エネルギー」に深く関心を持つ時代です。
【9月7日訪問】いかにも公共的発想だとは思いますがミュンスターの再生可能素材建築のためのハイテクセンター(KNR)は、自然素材で作る建築の構造・断熱、その素材をすべて網羅してみることができます。太陽熱・地熱の集熱装置などもおいてあります。
昨年オランダでも経験しましたが、壁が分厚い。住宅でも分厚いわけです。これをみて建築業の人だったら「とにかく前提が違う、、」という印象になるのかな。
住まいは『夏をもって旨とすべし』と書いたのは徒然草の吉田兼好ですが、成り立ちが違うのでしょう。ちょっと話はずれますが、今回のツアーでガイドさんの話を聞いてみんな一様にびっくりしたのが、ドイツでは気温が28度cを超えると学校は即休校になるのだそうです。労働基準法では28度c以上の日には年間10日以上働かせていけないのだそうです。社会全体が『冬をもって旨とすべし』なのかもしれないです。
同日訪問したDBUコミュニケーションセンターは、ドイツ鉄道が経営する環境センター。「環境」というキィワードに様々な助成の対象が集まるのだなと納得しました。技術と情報の普及の役割を担います。
新装なったすばらしい建物の設計は、ツアーのガイドブックによるとヘルツォークとありました。ヘルツォーク&ド・ムーロン? ではなく、エコバウの建築家トマス・ヘルツォーク。
建築において私はもっぱら意匠しか興味がなかったのですが、エネルギーや水処理のことをとワンセットで意識するのがこのあたりで普通になってきました。余談ですが、ガイドしていただいた人が「日本は割り箸をやめましょうね」と呼びかけていました。誰かが「いやあれは間伐材の有効利用なんだ」と説明していました。世界中にたくさんあるコミュニケーションギャップのひとつです。
東京は今日は雨、明日も雨だそうです。お彼岸をすぎてどんどん寒くなっていきますが、秋から冬に向かって、暖かく着込んで、少ない暖房で済むように、意識と建物の断熱性能を変えていかないといけません。
2005 09 24 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.09.23
建築を楽しむ 23 Sep 2005
昨日は大阪で「はいからモダンセミナー」を行いましたが、何故だか最後はフォトシネマで盛り上がりました。システム・ユニオンのTOPセールスマン坂本さんが来られていましたが、すぐに使う場面を想像されていましたね。「感動の引渡し」で劇的ビフォーアフターのような気分を味わってもらうのがいいですよね。お客様にリフォームを楽しんでいただくこと、それに尽きます。さて、エコバウ報告の続きです。
食事の帰りに「あれっイケてるな」と思って通ったのが、ビストロ・アールト。
フィンランドの大御所建築家アルヴァー・アールト(Alvar Aalto 1898~1976)の設計によるヴォルフスブルグの文化センターの一角にあります。私はこういうノリが好きです。CasaBrutas的なノリとでもいえばいいのでしょうか。建築は今よりももっと身近に会話にでてきて、楽しんだ方がいいですよね。
フィンランドも北ドイツも緯度が高いのでスカイライトがとても機能的で美しいです。「機能的で美しい」と何となく書きましたが、図書館の構造にせよ閲覧室に段差をつけて、利用者と管理者の両者にメリットのある空間設計もまさしくそうです。
屋上の数奇屋風の建物の中には囲炉裏が置いてあります。実際に火を焚くのだそうです。
近くにアールト設計の教会があります。アールトの設計として代表作の部類ではないそうですが、私は礼拝堂の垂直線の美しさにしびれました。こんな贅沢な空間でこの前ヒライの平井専務さんからいただいた福井の大吟醸酒でも飲んでゆっくりと晩飯でも食べたいと、マジで思いました。
今日もエコと全然関係のないエコバウ・ツアー報告でした。
そういえば、マエダハウジングさんはフォトシネマをもう実践で使われていますね。やったろ会の舘本さんもセミナーやって、どんどん広げていく勢いです。SHIPでも来週28日にフォトシネマ講習会やりますよ。10時から3時間、5000円/人です。
2005 09 23 [SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, 小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.09.22
「エコ」ブランドは LOHAS 22 Sep 2005
はいからモダン物語でも使わせていただいている「リボス自然塗料」のリボス社を訪問しました。リボス社そのもののことについては イケダコーポレーション様 のWebサイトに詳しいのでここでは触れませんが、リボス社の所在地は、かつての西ドイツと東ドイツの国境付近で紛争を恐れてあまり人が住んでいなかった場所です。もともと通常の意味での発展から乗り遅れたこの一帯は、LOHAS時代の今、エコ地域として地域活性をしようとしています。エコによるブランド化をしているわけです。実際、エコ・ライフスタイルの人たちをすでに惹き付けていてここにあるホテルはちょっと余裕のあるタイプの女性客で連日にぎわっているそうです。
社屋は「すばらしい!」の一言です。宇宙と調和するシュタイナー思想なのでしょうか、空間も装飾も神秘的で荘厳な銅鑼の音にも、どの企業のオフィスでも経験したことのない、あえていうなら「リボス教会」とでもいうかのような雰囲気がみなぎっていました。「エコ」地域の聖地と語られるような空間ですね。エコの巡礼者が訪れる、というイメージさえわくような場所です。
フィルブリッヒ博士と記念写真。
ドイツでは「エコ」ですが日本ではエコ、スローライフ、オーガニックなどいろいろな記号で「ある嗜好性」が表現されてきましたが、ここにきて LOHAS(Lifestyle of Health and Sustainability) に決まったきたようです。今後、LOHASのもとに、様々な領域のブランド化が進んでいくと思います。
市町村合併で LOHAS市 なんてものも案としては出てきかねない時代も趨勢ですね(笑)。
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2005.09.21
時間の価値はPriceless 21 Sep 2005
ハンブルグのHafenCity は、港町ハンブルグ全盛期の元倉庫街ですが、戦火にまみれ壊滅したであろうこの街を、19世紀の景観を復元した今では、ハンブルグの観光スポットにもなっているし、世界遺産に登録申請するまでになりました。時の価値というのは尊いですね。右側のミニチュアが展示されている横がカフェになっていて、そこで昼食。
港からエルベ川を渡る手段として造られたのがエルベトンネル、今は新しいエルベトンネルがありますから、その意味では旧エルベトンネル。1911年完成ですから、大正時代、はいからモダン物語の時代に活躍していたわけです。ここは今でも利用されていますしメンテもされています。補修用に当時のレンガが用意されているので、つぎはぎ感のないきれいなトンネルの景観が保たれています。エレベータコンテナは2トン車くらいだったらそのまま乗る大きさでした。いずれにせよ船から積み降ろされた車両がそのまま載ったのでしょう。
この景観だけでは観光に行ったみたいなので(笑)、リノベーション事例をもうひとつ。Phoenixhofショッピングセンター、ここは古い魚市場跡地をリノベーションして、家具やキッチン、インテリア、建築材料、Cafeなどのショップに造り替えています。レンガの外観だけそのままで、中身は見事に替わっています。
「壊して作った方が効率的だよ」という価値観と「古いものを残して使った方が美しいよ」という価値観が拮抗すると思うのですが、「時間はPriceless」何事にも換え難い価値という意識が勝っているのだと思います。
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2005.09.20
理解ある良きオーナーあっての建築家そして世界遺産候補 20 Sep 2005
今日もバウハウス。エコバウ視察じゃなかったの? と突っ込まれそうですが(笑)。
バウハウスの初代学長ヴァルター・グロピウス氏の無名時代、師匠(?)ピーター・ベーレンス事務所から独立して最初の設計がファグス靴工場でした。ところでピーター・ベーレンス氏といえばウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動を精神的に引き継いだ人で、建築・空間・日用品にいたるものすべてに芸術性をもたらそうとの思想の持っていて、1907年のAEGタービン工場は、工場に芸術性をもたらした作品といわれています。ミーハー的にすごいと思うのは、この事務所にはグロピウスだけでなく、ミース・ファン・デル・ロイエ、ル・コルビュジェが同時期在籍していたということです。松下村塾みたいなところですね(関係ないか)。
グロピウス氏の話に戻りますが、ファグス靴工場のガイドをしていただいた人から聞いた話でもっとも印象的なのは、施主カール・ペンシャイトと建築家の関係がとても良好だったということです。ベンシャイト氏は当初すでにファグス靴工場の建築設計を別の人に頼んで工事費用概算もでていたそうです。途中の詳細はよくわからなかったのですが、ベンシャイト氏はグロピウス氏に「工事費用の枠内に収められるのであれば、任せる」というような注文の仕方をしたそうです。その中でコーナーにガラスを使った工場なのに美的画期的なデザインになりました。実質的にも労働者にとって大事な手元の明かりをふんだんに取り入れられるようになっています。
バウスハウス自体が、社会主義的なというか左派的な存在と世間からは捉えられていて、設立当初から順風満帆とはいかなかったのですが、1933年にナチスにより閉校に追い込まれ、グロピウス氏はアメリカに逃亡しますが、手紙などを通じてずっとベンシャイト氏との関係は続いていたそうです。
理解ある良きオーナーあっての建築家ですよね。
さて、このファグス靴工場は、ユネスコ世界遺産に申請しているのだそうです。何よりもすごいのは歴史的な建築物というだけではなく、れっきとした工場として稼動しているということだと思います。
また併設されている博物館は内部デザインもイケてます。
みんなで記念写真。北海道の赤坂建設赤坂社長より送っていただきました。
【ドイツお土産】世界遺産になったらうれしいかも、ということで、ファグス靴工場の模型(紙製)を差し上げます。先着1名様。左みたいな感じ(もっと小さいです)
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2005.09.19
経営者の念いをつきつめると、、 19 Sep 2005
(ドイツ研修レポート再開、あと5~6回あると思います)今では珍しくもないけど、出現当時は事件だったというものは少なくありません。私が大学時代師事した河村錠一郎先生が研究されていたオーブリー・ビアズリーのイラストレーションはアールヌーボーを代表する猥雑性故に批判を多数蒙ったものですが、日本では早くから少女漫画にその意匠性が取り入れらて、今ではすっかり日本文化になじんでいます。ゼミの同期生は確か「ビアズリーと少女漫画研究」のようなタイトルで卒論を書いていました。
2本足のパイプ椅子はどうでしょうか?
これは20世紀の建築のモダンデザインの発祥となったバウハウス運動の成果のひとつです。発案者は建築家マルト・スタム氏、1923年にバウハウスの展示会に参加した建築家です。1927年シュトゥットガルトのヴァイセンホフ・ジードルングの住宅展に参加した際に、三層3戸のバウハウスデザインの住宅を出展し、その中に2本脚のスチール・パイプの椅子の試作品を展示したといいます。
これが展示されているのが、TECTA社の家具博物館。私も思わず記念写真を撮りました。
TECTAという家具ブランドはまったく知りませんでしたが、ここに来てびっくりしたのが有名人がたくさんでてくることです。まずはこの奇妙な博物館を設計したのは、大御所アリソン・ピーター・スミッソン氏。画家ワシリー・カンデンスキーのためにデザインされたワシリーチェアのマルセル・ブロイヤー氏(建築家)、彼はスタム氏と同時期2本足のチェアをより洗練されたデザインと加工技術で量産したことで、スタム氏よりも注目を集めましたが、スタム氏から著作権侵害の訴えを起こされ敗訴します。何かの本に20世紀の三大建築家として取り上げられていたミース・ファン・デル・ローエ
氏。彼の前部分が曲線の2本足の椅子(1927年)らしきものもありました。
そしてジャン・プルーベ氏(写真)。
TECTA社のオーナー、アクセル・ブロホイザー氏が若き日にバウハウスに触発され、1970年その思いをかなえるようにバウハウス時代の著作権を買い取り製品化をしていったそうです。その中で建築家ジャン・プルーベがデザインをしたものの、当時の技術では技術的に製作できなかったリクライニング機能がついた椅子を、彼がそのラフ画をもとに製品化し、それをプルーべ氏に直接会って見せたところから交際が始まっているそうです。
ここまで家具の話なのに建築家の名前がたくさんでてきました。建築家が家具をデザインすることに関して、アリソン・ピーター・シミッソン氏は下記のように言っています。
Then we design a chair , we design a city in the small.
椅子をデザインすることは、街をその小さなスペースにデザインすることと一緒だ。
経営者が念いをつきつめていった結果、たまたまバウハウスのスターたちに囲まれてしまった、という感じでしょうか。あるいは「好きが昂じて、、、」。こんなビジネスっていいなと少しうらやましかったTECTA社訪問でした。
2005 09 19 [小松の足跡~未来を見据えて~] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.09.18
大阪リフォームフェア 18 Sep 2005
16日、17日と大阪リフォームフェアが開催されました。テレビの取材もあったようです。放映された中にはいっていたかどうかは定かではありませんが、インタビュアーの方はリアルタイムにリフォームイメージがでてくることにびっくりされて盛り上がっていたそうです。これを機会に、WBSの「トレンド卵」に出たいものだと思いますね(笑)。今ならテレビに紹介されても相当面白くなりそうです。
いつものようにSHIPのブースはお客様にお集まりいただいています。ありがたいことです。準備の日の15日に応援に来ていただいたアンビアンス堂脇さん、プラスリフォーム側田さん、激励ありがとうございます。
オレンジハウス中戸川さん、志賀塗装志賀さん、システムユニオン舘本さん、やったろ会舘本さん、桃栗柿屋野々村さん、昭和建設氏間さん、オールウィンサポート小浪さん、ナサホーム江川さん、スペースアップ小西さん、マエダハウジング前田さん、写真掲載させていただきました。ありがとうございました。
岩崎建材店岩崎さん、ダイショウ安井さん、ケイハンサービス田中さん、堀装堀内さん、JJドリーム藤井さん、びわこホーム中尾さん、ベストワン田中さん、スペースアップ赤石さん、ココロフォーム中村さんさん、アドバンス山内さん、加藤さん、キャプテン渡邊さん、ウェーブ佐伯さん、その他にもたくさんの方にブースにお立ち寄りいただきました。何か新しい発見をしていただくことはできましたでしょうか? 本当にありがとうございました。
2005 09 18 [フェア参加レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.09.17
はいからモダンな物語 17 Sep 2005
はいからモダンスタジオに可愛いゲストがみえました。京都のやんちゃ姫さん。3歳の誕生日の前日、ディズニーランドの帰りでした。くつろぎ我が家製作所の藤田さん(観る児の日記)のお嬢様です。床は無垢だし、畳も天然泥染めですからお子様でも安心です。また来てくださいね。
「はいからモダン物語」は各地で良い感じでスタートしています。ブログで紹介いただいたページをピックアップさせていただきました。44歳(私のことですが)というのは微妙な年齢で、席順など順番を無意識に考えてしまう世代です。ちょっと考えましたが年齢順でいきます(笑)。
【ジンちゃん日記】
8月22日
「はいからモダン物語のシステムは、リフォーム業界の産業革命の一つの強力なツールである!」
8月30日
来月からは、この「はいからモダン物語」リフォームを積極的にやって行きます
9月10日
この「はいからモダン物語」、ここ浜田でも大爆発しそうな予感あり。
9月12日
初出動の「はいからさん」の評判は、上々といったところでしょうか?
【たかちゃんのつぶやき】
9月5日
「はいからモダン物語」をもっともっと学び、そして応援し続けていきます。
【鬼の日記】
8月28日
生まれつき3次元の映像しか見ていない人間に、2次元の図面で理解させることが土台無理
9月17日
赤ちゃんを連れた若い奥様はアトピッコハウスさんのゼロホルム建材について熱心に聞いてます
【リフォームメジャーの道】
【コメット星のモヒカン成長記】
9月3日
はいからさん体験会。盛況!
9月4日
前代未聞の記念の足型
9月9日
はいからさん 自分でやる人第一号
2005 09 17 [はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005.09.16
「はいからモダン物語」チャンス増大システム 16 Sep 2005
2週間ほど前、広島のファミエルの可愛い丸山店長さん がはいからモダンスタジオにお見えになった際に、ライフスタイルCADにたまたま入っていた椅子とテーブルを使ってプレゼンしたら、お客様に「こんな椅子が欲しい」といわれたので探して納入されたという話を聞きました。そんな話は1年ほど前からちょくちょく耳に入るようになっていました。某大手家電メーカーが「家電を売るのに空間提案で行うことを企画している」とSHIPに来られたのも一年ほど前のことでした。こういう現象を前向きに捉えると、住空間を提案するチャンスが当然のようにあるリフォーム会社さんにとって、床・壁・天井・設備・照明などはもちろんのことですが、家具や家電品や装飾品までを「したい生活」の部品として取り扱いできるようにすれば、生活者もリフォーム会社さんも喜ぶだろうなと感じていました。
五十棲さんに背中をおされるように企画を現実化した第一弾が「はいからモダン物語」。2ヶ月間で21社様のご加盟をいただきました。
「はいからモダン物語」というブランドに込められたエピソードがクチからクチに伝わることでの集客効果、プランを選んで「そうそう、こんな感じ、それっていくらくらい? あぁそうですか、それならいいわね」と進む打ち合わせ、受注後の商材の発注も一本化できる利便性、そんな風に今まで手がかかってしょうがなかったところをスムーズに進めて結果として営業の生産性を飛躍的に上げて、お客様に喜んでもらって、なおかつ収入の高い人たちを増やして、リフォーム業界をもっともっと盛り上げていこうというコンセプトです。
9月のはいからモダン物語セミナーはこの日程です。 お早めにお申し込みください。
本日の五十棲さんのISOZUMI Noteでも下記のように取り上げてもらっています。
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No.1976 (2005/09/16 06:36)
title:客思考で考えれば、ビジネスチャンスは無限大
最近リフォーム会社では、来店型の店が増えた。ショールームにしろ、リフォームスタジオにしろ、そのお店の中には必ずといって良いほど、プラズマTVなどの大型モニターがある。
そのモニターを活用しながら、リアルタイムにプレゼンする姿が、すでに標準になりつつある。2~3年前までは、そうした光景は見られなかったから、時代の変化の早さに気がつく。
お客さまは自分の家の未来の姿を、画面上で見られる。それを見たお客さまから「わぁー」と歓声があがることも多い。
歓声があがるのは、そこに感動があるからだ。
感動は、予想以上、期待を超えたときに起きる。
ひとつは、自分の家の未来の姿が、相談中その場で瞬間的に見られること、もうひとつは、その描かれた絵のイメージのセンスにある。
自分の家が「こんなおしゃれになるんだ」と見せられると、「ほしくなる」のが人の心である。
シップは、こうしたプレゼンソフトの販売からスタートして約2年。
お客さまの中には、プレゼンで見せられたイメージをそのまま自分の家で作って欲しいと思う人も少なくはない。
ところがお客さまが欲しがるものに限って、大手の建材メーカー品の商材ではなく、小さな建材メーカーのものや輸入建材を活用しないとそのイメージに近づかないケースが多々ある。
リフォーム会社からすると、そのお客さまの目の前に描かれた「したい生活」を実現するために建材を探さねばならない。これは実際は大変な膨大な作業である。
僕は、ここにビジネスチャンスがあると思って、シップの小松社長に提案した。「プレゼンソフトだけではなく、その後にある建材、特にどこから仕入れたらいいのかわからない建材の提供もしましょう。」と。
その第一弾で始まったのが、「はいからモダン物語」。大正浪漫をテーマとした「したい生活」を売るというしくみだ。
リフォーム会社としては、自分のお客さまから、「そうそうこんな感じ」といわれたものに関して、建材の仕入れなども簡単にでき、これで手間が相当省けるようになる。
そのあたりを共感していただいたリフォーム会社から、今「はいからモダン物語」を導入する会社が増えている。小松社長によれば、今月中には30社を超えるとのこと。
客思考で考えれば、ビジネスチャンスが無限にあるという実例だと思う。
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2005 09 16 [LifeStyleCAD~スケッチで膨らむ住まいの夢~, SHIPオリジナルセミナーのご案内・ご報告, はいからモダン物語~安心建材で家族を守る~] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2005.09.15
21世紀型の町おこし 15 Sep 2005
私が部屋で旅支度をしていると「パパどこ行くの?」と中3の娘が聞いてきました。「ドイツだよ」というと「ドイツは、、ルール工業地帯ね!」と最近覚えたらしいことを言ってました。中学で最初に習うドイツはまさしく産業革命と工業の中心として、隣国フランスからも狙われたルール工業地帯なのですね。
ヘルネはその中心都市ですが、炭鉱は1978年で採掘稼動が終わり、1987年に完全に閉山したそうです。中心を失ったこの一帯では失業や公害と格闘する中で、かつての重工業地帯の自然を復元する「エムシャーパークプロジェクト」、さらにそれに続いて「未来の環境都市プロジェクト」が行われ、かつての隆盛の跡を文化財にして、今後は積極的に環境都市になっていこうという方針のようです。
こうした広大なルール地帯で行われているプロジェクトの一環として建設されたのが、モンセニ・アカデミー。研修施設です。奥行166m×幅72m×高さ16mの巨大なガラスの箱の中に、56本のドイツとうひ〔糖檜〕の柱が立っていて自然との共生を表しているそうです。内部にはホールやセミナールームそれに宿泊所が完備されています。コーディネーターのホルガーケーニッヒ氏のガイドによると「大きいものはフランス人だ」ということで設計を依頼した相手は Jourda et Perraudin氏、先に紹介したコメルツ銀行ビルの設計者であるノーマンフォスター氏やパリのポンピドーセンターの構造設計でも知られるピーターライス氏とのジョイントも行っている建築家です。
印象は巨大な温室。基本的に寒冷地ですから、暖房を主として考えられていると思いますが、私たちが訪問したような暑い日でも、外気を取り入れるなどして温度が上がらない工夫がされているそうです。雲のイメージで配置されている屋根の太陽電池パネル、地下の石炭から発生するメタンガスのコジェネレーションによるエネルギーとアクティブなエネルギー利用を組み合わせ、一年中快適な温度調整がされているとのことです。私たちが訪問した日は快適でした。
「往時をしのぶ」という言葉があります。モンセニアカデミーの窓の外に炭鉱跡が見えます。衰退したルール工業地帯は隆盛していた時代のルール工業地帯のテーマパークとして再度復活しようと試みています。そこが環境優先というのが興味深いですね。21世紀型の町おこしなのかもしれません。
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2005.09.14
外装リモデルのヒント(笑) 14 Sep 2005
ウェーブの戸田さん に撮ってもらった記念写真、場所はウェルツェン駅の前です。奇妙な駅舎だと思いませんか? アーティスト、フンデルト・バッサー氏が旅の途中に立ち寄った駅で、駅関係者と意気投合してリモデルデザインしてしまった建物です。
ダルムシュタットでもこのアーティストがデザインしたマンションを見学しました。 「現代建築の弊害は神を冒涜する不敬な直線を引くT定規です。」とおっしゃるように直線を嫌った画家は直線を排した建築を作りました。関西に住んでいらっしゃる方は、大阪-神戸間の湾岸で突然現れるアラビアン・ナイトのような建物にびっくりされたこともあると思いますが、あれもバッサー氏のデザインによるごみ焼却場です。 ご参考リンク。
躯体を作り上げるときから曲面をつくるのは大変なことです。駅舎はもともとは普通の直方体の建物があったわけですから、そのうえに発泡スチロール材を断熱効果をかねて貼りこみ、その上に上塗りをしています。微妙な色合いもバッサー氏の指示書があるそうですし、しょっちゅうメンテナンスされているそうです。
日本では昭和30年代に建築された一戸45平米平均のの公団住宅が問題になっています。住人は高齢化して、新しく入居する人でも若い人が来ない。このまま推移するとスラム化する恐れがあるという問題ですが、フンデルト・バッサー風の外装リモデルを行って、地域の名所にすることで人気スポットとして入居者を募ると問題が解決する場合もあるのではないかと思いました。
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2005.09.13
消費するエコ・生産するエコ 13 Sep 2005
両手に持った水は、ひとつは生活廃水、通常は下水に流すものです。もうひとつは自分達で作った浄水システムで浄化した水、ここまできれいにすると再利用も可能です。ドイツは下水道料金が上水道料金の二倍するそうですが、その観点では下水を出さない仕組みは、エコロジーとエコノミーを両立させています。「これって価値を生産しているよな」とふと思いました。
自然素材の肌合いを楽しむ、住空間に自然を取り入れて心身の快適さを楽しむというあたりが消費するエコだとすると積極的に価値を作り出すエコがあるんだなと感じました。
日本でもみかける風力発電ですが、農家の売電サイドビジネスとしてやっているケースも多いそうです。これも一種の価値生産型エコですね。
アラーメーエのエコロジー住宅では、巨大なエネルギータンクが地中に埋蔵されていて、各住戸の屋根の集熱装置からそこに熱エネルギーが備蓄されます。看板のエネルギー消費グラフは実測値なのですが、夏季においては太陽熱で充分に温水がいきわたりますが、日照量が少ない冬から春にかけてはガスなどの外部エネルギーで従来型のエネルギー消費になります。夏季は生産するエコなわけです。
お宅を拝見させていただきましたが、高断熱で空気の循環がいいのはすぐにわかりますが、キッチンのファンが小さく(別の家ではフードそのものがありませんでした)空気の陰圧が小さいのが印象的でした。トイレは水洗ではなくコンポストトイレなので排泄物のにおいが部屋に 戻らないようにファンが強く回っていました。掃除の問題、最終処理の問題など、当然のことながらいろんなことがあるようでしたが、「何かを創りだしている楽しさ・誇らしさ」のようなものを私個人としては感じました。
「快適に住まいたい」とは誰もが思う共通概念です。しかし「快適」のレンジは多様です。『消費』なのか『生産』までなのか。これらをライフスタイル別に編集してビジュアル化する役割が日本の供給者側にはあると思います。
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2005.09.12
地球と生きる家 12 Sep 2005
機上ブログ第2弾
初日フランクフルトに着いてホテルに行くバスでキタセツ北川社長と一緒に一番前の席に座りました。旅中、ずっとその席だったのですが、通路を挟んで隣だったのがOMソーラー研究所所長の野沢正光先生。この席のお陰でホントに得しました(笑)。
エコ建築第一人者というと何となく教条的なイメージを勝手にしてしまいますが(私だけかもしれませんが)、たいへん見識の高い魅力的な方でした。こんな方に歴史と社会の中で位置づけれれる「エコ建築」を語ってもらえれば共感者が増えるんだろうなと思いました。
エコと住宅に関しては、最新の著書「地球と生きる家」で絵本仕立てでわかりやすく書かれています。また、エコの前に住宅を学ぶ本として「住宅は骨と皮とマシンからできている」がありますが、こちらは大学のゼミなどでよく取り上げられているそうです。
フランクフルトから成田への帰途、隣の席はキタセツ北川社長と今回のエコバウ(バウはドイツ語で建築)ツアー主催者のイケダコーポレーション加藤専務、加藤専務も機上でブログアップの最中。エコバウリフォーム・ブログ。 ご覧ください。
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2005.09.11
エンジョイ・ローハス 11 Sep 2005
初めての飛行機からのブログアップです。機上からフライト中約30ドルでインターネットにつなぎ放題です。ですが、バッテリーがね、、、。
さて本題
ドイツのエコ建築の視察ということで一週間ドイツ国内のエコ建築の見所を訪ねまわったわけですが、気になっていることがあればこのようにおなか一杯になるまで一回は視界に入れてみるということはいいことだなとつくづく思います。少なくても思い込みによる誤解は減りますし、だんだんと身体が情報を処理してくれるような気がします。
旅程を終えたところの感想は、様々なタイプのエコ志向の人に、「エコを楽しむ」提案のバリエーションを提供することが必要な時期なのかな思ったことです。「作り手と住まい手の間のギャップを埋める使命」を持ったSHIPの仕事のひとつだと思います。
バリエーションとは例えば下記のようなことでしょう。
1)内装・外装の自然素材を楽しむ
2)断熱性と蓄熱・蓄冷性を高めてランニングコストの節約を楽しむ
2)冷暖房に自然エネルギーを利用しランニングコストの節約を楽しむ
3)雨水を生活用水に再利用を楽しむ
4)生活汚水を下水に流さないような工夫を楽しむ
5)屋根緑化をして屋内のエネルギー節約を楽しむ
6)ガーデンを豊かにして自然と緑を楽しむ
7)コンポストトイレで汚物を下水に流さずに再利用を楽しむ
8)エコ志向のある人同士のコミュニティを楽しむ
9)衣食住に手作りを取り入れ、そんな生活を楽しむ
思えば、リフォームのプレゼンテーションを開始した当初は「スタイルプレゼン」ではなく「エンジョイリフォーム」と呼んでいました。言うならば『リフォームを楽しもうよ』というメッセージを発信していました。
そんな感じでいえば『エコを楽しもうよ』というメッセージをこめて『エンジョイ・エコ・ライフ』とでもいえばいいのでしょうか。『エンジョイ・ローハス(LOHAS)』かもしれません。
旅中アップしたブログでは間違ったことも書いています。ペットボトルも使っていました(ただしボトル代金がかかります、回収時返金)。
社会問題は他の先進国とまったく同様に抱えて、なんとか活路を見出そうと奮闘しています。エコはドイツなどの国での先進的取り組みを学ぶことで、エコロジー運動ではなく、まさしくエコノミー(経済)活動として成立させてこそ、未来の問題解決に向けて大きく推進されるのだと思います。
だから『エンジョイ・ローハス』。
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2005.09.10
建築 10 Sep 2005
エコバウ(エコ建築)視察会といってもエコばかりではありませんが、コーディネーター自身がびっくりして視察したのを後悔していたのが、建築中のウォルフスブルグ(Wolfsburg)の科学センター(ScienceCenter)、デザインはかの有名な ザハ・ハディット(Zaha Hadid) 。こういう人は建築業界の人からは好かれないと思いますが、周辺からはファナティックな支持を受けたりします。私は発想力やプレゼン力において「すごいな」と純朴に思うだけですが、昨日今日と本題ではなかったにせよバウハウス、モダニズムと見てきた流れの中で、2005年のこの建築物は私には面白かったです。
さっきGoogleで検索したら日本語では誰もまだ紹介していないようだった(いい加減な検索ですが)ので、それだけの理由で画像をアップします。建築物の中は撮影禁止でした。
右の4本の煙突の建物は線路をはさんで向かい側にあるフォルスクワーフゲンの本社ビル(だと思います 汗;)。
さてこれから25年ぶりにハンブルグの街中をぶらついてきます。
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2005.09.09
何故かオニヒトデを思い出す 9 Sep 2005
1980年代初め、当然学生時代ですが沖縄に長いこと逗留していました。荷物はグラスとシュノーケルと本くらいでした。最も自然が豊かなはずの西表島でさえもその頃すでにサンゴ礁の天敵オニヒトデが大発生していました。生命力の強いオニヒトデはバラバラに叩き潰してもパーツ、パーツが生き返るので、捕まえて殺傷するのも大変なのだそうです。これも古い話なので今はどうなのかわかりません。ボランティアでアナログなオニヒトデ退治をしていた人の言葉が印象的でした。
「これが食べれたり、売れたりしたら一発で問題解消なんだけど」
前置きが長かったですが、原油価格が更に高騰し続けるようなことがあれば、省エネルギー住宅は一気に進むのでしょう。
環境先進国ドイツにおける住宅建築棟数は25万戸/年、そのうちパッシブハウス(年間エネルギー消費120Kwg/㎡以内、それ以上は再生可能なエネルギーで補う)は1,000棟だそうです。0.4%ですね。ドイツでもパッシブハウス的ライフスタイルを求める人が、「30年も住めば、エネルギーコストで元が取れるかもしれない」くらいの意識で割高な建築コストを受容しているということなのでしょう。
ところが原油価格が1バレル80ドルくらいになれば話は別で、経済的な選択肢でパッシブハウスの需要が拡大するんだろうなと思います。
屋上緑化もされたこれらの住宅は、環境共生という意味ではサスティナブルだと思いますが、住宅資産保全も含めたサスティナブルという意味では少々疑問でした。これも様々な試みのひとつの過程なのでしょう。
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2005.09.08
省エネ&リフレッシュ 8 Sep 2005
ノーマン・フォスター氏といえば建築デザイン界のスターです。そのスターが設計した53階建の欧州一の高層ビル、三角錐のコメルツ銀行ビルに着いたとき、私が勤め人時代を最も長く過ごした新宿住友三角ビルを思い出してしまいました。
今は違うと思いますが、私の高層ビル時代の思い出のひとつは、夏はPCの放出熱でオフィスがとても暑かったということがありました。「いっそ窓が開かないものか」と思ったものでしたがコメルツ銀行ビルは窓が開くのですね。人が通れる隙間ではないですからストレスで飛び降りることもありません(笑)。
ご案内いただいた方はセキュリティ担当でした。9.11以来高層ビルのセキュリティの考えが変ったということでしたが、エネルギー節約のこともきわめて大きなテーマで、窓の開閉はほんの一例で随所に仕掛けが見られます。従来比較で40%ダウンとか、エネルギーおよびコストの削減が数字でいくつも示されます。省エネルギーコンサルタントのような役割の企業もあるんでしょうね。(もちろんすでに日本でも)
新宿住友ビルでも吹き抜けは見られますが、ここでしか見られないのは、三角形の一辺を四層分吹き抜けに使った空中ガーデンが上階にはいくつかあることです。誰かが銀行の人に反対されたのではないかと質問されていましたが、設計側が「こうした空間と緑によって、リフレッシュされて、結果として仕事の能率が上がる」と主張して組み込まれたそうです。
欧州で最も高い屋上でキタセツ北川社長と記念撮影です。ちょっと迷いましたが、「フォスター氏のボーナス」みたいな言い方で見せてくれたのがVIP用の49階の展望トイレ。コネタとして小さく載せておきます。
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